2011年11月29日

月曜ゴールデン「警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定2〜美しき女性杜氏の秘められた過去と連続殺人!残された米と花粉は父から娘へ悲しみのメッセージ」(11月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定2〜美しき女性杜氏の秘められた過去と連続殺人!残された米と花粉は父から娘へ悲しみのメッセージ」(11月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

河川敷で暮らすホームレスのダンボールハウスで、男の他殺体が発見された。鑑識課の南原(中村雅俊)と春佳(星野真里)は現場に急行。死因は鈍器による後頭部への一撃で、付近には酒ビンの破片が落ちていた。被害者はフリーライターの安川(柳憂怜)。凶器はその酒ビンか。
安川は直前までホームレスの記事を書いていた。取材していたのは、事件が起こった現場に住む通称“ろくさん”(不破万作)。そのろくさんも、今は行方がわからない。
鑑識の調べで、携帯電話の通話記録から、安川が「有田酒造」という造り酒屋と関係があることが判明した。有田酒造の社長で女性杜氏の清美(遊井亮子)は、10年前に父親を亡くしてからは、自ら酒蔵を切り盛りしている。清美は事件の2日前に安川の取材を受けていたことを認めたが、ろくさんという人物のことなど知らないという。しかし、殺人現場に残された車のタイヤ痕が、有田酒造の車のものと一致。それでも清美は「事件には関係ない」と言い張る。
やがて、ろくさんが死体で発見される。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

安川殺害の現場からタイヤ痕が検出。

さらに、安川のSUICAから高尾に移動していたことが判明。
加えて、衣服から高尾つつじの花粉が採取されたことで安川の狙いが高尾にあると知れる。
高尾の何が安川を惹きつけたのか?

携帯電話の履歴から「04269990998」との番号が浮上。
それは有田酒造の電話番号だった。

その頃、有田酒造では社長の清美が醸造した「春菫」の金賞受賞パーティを開いていた。
席中、蔵人頭・小寺と父親代わりの代議士・瀬堀に感謝を述べる清美。
清美は父を亡くして以来、世話になっているらしい。

一方、ろくさんの素性を探る捜査本部。
目が悪い、熱海に住んでいたなど情報が集まり、似顔絵が作成される。

その頃、鑑識では凶器が一升瓶と断定。
さらに、ろくさんの所持していた米は天狗錦、酒造り専用の米だったと判明。
しかし、栽培が難しく今では幻の米と呼ばれていた。

熱海でろくさんを知る人物が発見。
その居酒屋店長によれば、ろくさんは“ゆうさん”と呼ばれていたらしい。
なんでも、ろくさんの名の由来は「どぶろく好き」から来ていたとのこと。
しかし、ろくさんこと“ゆうさん”は店長と知り合った時点で記憶を失っており、自分のことをよく知らない状態だった。
目ぼしい情報は得られなかったが、店長が持っていたゆうさんの所持品を預かることに。
店長は「そういえば……」と「ゆうさんが春菫を奨めた」と証言する。

ゆうさんの所持品の指紋からゆうさんとろくさんが同一人物と判明。
こうして有田酒造とゆうさんに何か関係があるのではと幹司は考えるように。

天狗錦について安川が記事にしていたことが判明。
清美の父・庄吉と天狗錦についての記事である。
清美に事情を訊くことに。

清美によれば、庄吉は自殺してしまったと言う。
庄吉の自殺の原因は温度管理を失敗した為らしい。
醸造した酒が腐ってしまった為に責任をとって自殺したのだ。

ゆうさん、ろくさんの正体を調べるべく有田酒造の社員から指紋を採取する幹司。
同時に、有田酒造の車のタイヤ痕と現場で見つかったタイヤ痕が合致する。
しかし、周辺に高尾つつじは見られない……。

清美が任意の事情聴取を受けることに。
清美は何も知らない、分からないと繰り返す。

問題の車から小寺とろくさんの指紋が検出される。
清美はあくまで黙秘を貫く。
小寺はろくさんは庄吉の友人だと主張するが……。

安川の取材対象は“ろくさん”だったのではとの疑惑が強まる。
捜査本部は清美か小寺がホンボシだと睨む。
一方、幹司は高尾つつじを重要視。
有田酒造の近くに高尾つつじが存在しなかったことから、犯人はつつじの近くに住んでいると主張。
意見が分かれるが……。

鑑識は幹司のもと、高尾つつじ捜索に全力を傾けることに。

その頃、捜査本部では意外な事実を掴む。
自殺したとされる庄吉の遺体が確認されていないことが明らかになったのだ。
庄吉はフェリーから入水自殺したと思われており、その保険金で有田酒造は持ち直していた。
認定死亡で保険金がおりていたが、これに瀬堀が力を貸していたらしい。
ひょっとして、庄吉は生きているのではないか?
だからこそ、安川が取材対象として目を着けたのでは?

矢先、とあるアパートから“ろくさん”の死体が発見される。
しかも、そのアパートから高尾つつじの花粉が検出。

幹司は、安川殺害はろくさんでも小寺でも無いと断定。
ますは、ろくさんの正体を探ることに。

安川の記事にあった庄吉の写真の耳とろくさんの耳が一致。
ろくさんは庄吉だったのだ!!

清美はあくまでろくさんを庄吉だとは認めない。
そんな清美に幹司は自分の父について語り出す。
幹司の父は脳卒中により入院中、助かったとしても障害が残るとされていた。
それでも、父には生きていて欲しいと口にする幹司に、ほだされた清美は庄吉を「父だ」と認める。

安川が取材に来たその夜、小寺が清美を呼び出した。
連れられて行った先には、庄吉が居た。
そこで初めて庄吉の生存を知ったと言う。

庄吉は本当に自殺するつもりで入水したが、命を取り留めたらしい。
しかし、その際のショックで記憶を喪失。
回復した時には死ぬ気力が失われていたとのことだった。

庄吉は「春菫」の利き酒をさせて欲しいと清美に懇願。
清美に断られると後難を想い父娘の縁を絶ったのだ。

そんな父の姿にうたれた清美は杜氏の先輩としてならば利き酒して欲しいと依頼。
それが父と娘の今生の別れになったと言う。

アパートを用意したのは小寺。
清美には庄吉殺害時のアリバイはない。

捜査本部は清美を第一容疑者に認定するが、幹司は反発する。

清美が認めたことで、小寺も真相を明かす。
庄吉の保険金が下り、会社が持ち直して暫らく後に第一報があったらしい。
以降、一方的ながら近況のやり取りをしていた。
そんなある日、居酒屋で働く庄吉を安川が目撃した。
この日から安川の脅迫が開始。
しかし、清美は断固として脅迫を拒否。
安川はあてが外れて困惑していたらしい。
そんな庄吉と小寺が安川を殺害する理由は無いと言う。

それを証明するように、安川殺害当日、庄吉と小寺は別の場所のNシステムで撮影されていた。
残った清美への疑惑は深まるばかり。
だが、幹司はあくまで犯人は高尾つつじと関連のある人物とのスタンスを崩さない。

直後、現場付近の河原で庄吉殺害の凶器とみられる包丁が発見。
血液予備検査により庄吉の血液と判明。
さらに安川殺害の凶器とも指紋が一致し、同一犯の犯行と明確になる。
凶器と清美の指紋は不一致。
これにより、清美の容疑は晴れた。

並行して高尾つつじのDNA検査の結果、つつじの生息地が八王子のものと分かる。
八王子近辺の有田酒造関係者を洗い出すことに。

その頃、幹司の父は命を取り留めていた。
ほっと胸を撫で下ろす幹司。

捜査本部では、八王子に住んでいたことで瀬堀が容疑者として急浮上。

瀬堀は庄吉が消えた後、清美の後見人として有田酒造の実質的な経営者となっていた。
しかも、10年前に有田酒造の裏山を買い取っており、そこからは温泉が出ていた。
個人的に大きな利益を得ていたのだ。

瀬堀の指紋が秘密裏に採取され、鑑定にかけられた。
結果は凶器のものと完全に一致。

犯人は瀬堀だったのだ……。

清美が脅迫に屈しなかったことで、安川は標的を瀬堀に切り替えた。
実は瀬堀は庄吉の保険金8000万円のうち、3000万円を横領していた。
しかも、裏山を買い叩いた。

安川は瀬堀に5000万円を要求。
安川の殺害当日、共に庄吉のもとへ向かった瀬堀は其処で安川を殺害。
さらに、清美が庄吉の生存を明かすことで自身の選挙活動の障害になることを恐れた瀬堀は庄吉も殺害したのだ。

こうして、瀬堀は逮捕された。

清美は庄吉の遺骨を引き取り、娘としてその菩提を弔うことに。

幹司はそんな清美に隠された真相を明かす。
庄吉が襲撃された時刻は午前0時、しかし死亡時刻は午前4時。
なんと、4時間ほどかかっていたのだ。
庄吉は助けを呼ぼうと思えば呼べたものの、清美にかける迷惑を考え死を選んだのだった。
父の意志を知り泣き崩れる清美。

後日、幹司は助かった父と向き合うのだった―――エンド。

<感想>

「警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定〜」シリーズ2作目です。
これにより「警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定〜」がシリーズ化されることとなりました。
前作は2011年3月28日に放送されているので、実に8カ月ぶりの新作となりますね。
前作に興味をお持ちの方はこちらの過去記事をどうぞ!!

月曜ゴールデン「警視庁鑑識課〜南原幹司の鑑定〜 美人料理研究家が殺された!遺体の衣服に微量の土砂 科学捜査が暴く愛と憎しみの復讐劇・心に闇を抱え女刑事が挑む」(3月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さて、ドラマの感想。
手堅かったですね。
物証で進めて行きました。
今回は主役も幹司とはっきりしていました。
この点は良し!!

ただし、内容それ自体はよくある2時間ドラマ。
それを鑑識の視点で描いたという点が特徴なのですが、どうも西村和彦さんの「警視庁鑑識班」の焼き直しっぽいんだよなぁ……。
今回、こちらに三浦浩一さんが出ていたこともあり、尚更そう感じた。

う〜〜〜ん、何故かあまり面白くは感じられなかった、特に悪い点は無かったのですが……。
前回よりは良くなっていると思います、シリーズを重ねるごとに味が出るタイプかもしれません。

<キャスト>

南原幹司(なんばらかんじ):中村雅俊

小山内春佳(おさないはるか):星野真里

吉田保(よしだたもつ):モロ師岡

徳山道則(とくやまみちのり):佐々木勝彦
中島虎吉(なかじまとらきち):ダンカン

有田清美(ありたきよみ):遊井亮子
有田庄吉(ありたしょうきち):不破万作
小寺平造(こでらへいぞう):三浦浩一
瀬堀隆利(せぼりたかとし):大林丈史
安川憲(やすかわけん):柳憂怜

貴志川淳平(きしかわじゅんぺい):布川敏和

南原実加(なんばらみか):岡田奈々 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


こちらも警視庁鑑識課の物語。
「警視庁鑑識課 ミッドナイト・ブルー (警視庁鑑識課)」です!!
警視庁鑑識課 ミッドナイト・ブルー (警視庁鑑識課)





同じく「警視庁鑑識課 鎮静剤」です!!
警視庁鑑識課 鎮静剤





同じく「アブラムスの夜―警視庁鑑識課 (徳間文庫)」です!!
アブラムスの夜―警視庁鑑識課 (徳間文庫)





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