2011年12月11日

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 東京タワーは見ていた!消えた少女の秘密・血痕が描く謎のルート」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「おかしな刑事 居眠り刑事とエリート女警視の父娘捜査 東京タワーは見ていた!消えた少女の秘密・血痕が描く謎のルート」(12月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

鴨志田新一(伊東四朗)は、警視庁東王子署の警部補。別れた妻との間にもうけた娘・岡崎真実(羽田美智子)は警察庁刑事局のエリート警視だが、鴨志田と真実が実の親子だということは、2人の職場の人間は誰も知らない。
目下独り身の鴨志田は、海外赴任中の友人宅に住まわせてもらっており、真実も居候中。友人の息子で司法浪人生の姉小路行人(石井正則)も同居しているが、この行人は事件が起きると何かと首を突っ込んでくるため、鴨志田も真実ももてあまし気味だった…。

ある日、鴨志田はひとり、東京タワー近くの公園を訪れる。忘れられない事件が、胸をよぎったからだ。実は30年前のこの日、タワー近くの公園で当時1歳の女の子が誘拐される事件が発生。遺体は発見されなかったが、翌日、川下から女の子の衣服が見つかったのだ…。主犯の赤西(堀井茶渡)は身代金5000万円を受け取った後に、交通事故死してしまい、捜査本部は必死に共犯者の行方を捜したが、見つけることができなかったのだった。
痛恨の思いで東京タワーを見つめていた鴨志田は、誘拐された女の子の父親・大下栄蔵(木場勝己)と再会する。大下は、毎年この日にこの公園に足を運んでいると語り、今は妻と息子に先立たれた上、経営していたカメラメーカーも手放し、ひとり寂しく暮らしているという。
そんな2人は、ひとりの女性カメラマン・三橋早苗(辺見えみり)に声をかけられる。早苗は“昭和の風景”という特集を組んでおり、まさに“昭和の男”という雰囲気だとおだてられた2人は並んで彼女の被写体になった。

その夜、“太陽リサイクル”の社長・冬木秀雄(小澤象)が社長室で何者かに刺され、重態となる事件が起きた。秀雄は、真実の大学時代の後輩・冬木秀俊(丸山厚人)の父であり、その日の午後、地元・北区の子ども館の完成記念イベントで同席したばかりの真実は驚く。
金品が一切盗まれていないことから、怨恨による殺人未遂事件と思われたが、秀雄は子ども館事業をはじめ、多くの慈善活動に取り組む篤志家で、恨みを買うような人物ではなかった。 
まもなく、秀雄は子ども館のイベントに出席した際、届いた祝電を読んで激しく動揺していたことが発覚。その電報には「偽善者、逃げられると思うな、東京タワーは知っている」と記されていた。
秀俊や秘書の景山幹久(菅原大吉)によると、芝浦地区に倉庫を建てた際、勤務態度の悪い派遣労働者を解雇したため逆恨みされ、最近、何通も脅迫状が届いていたという。

そんな中、ホームレスの男・駒田(新納敏正)が、荒川大橋の下で刺殺されているのが発見された。所持していたサイフの中には、ピン札で10万円が入っていた。“駒田”という名字を聞いた鴨志田は、どこかで聞いたことのある気がして仕方がない。鴨志田と真実は、駒田のホームレス仲間への聞き込みを開始。すると“炊き出し”のボランティアの中に、早苗の姿を見かける。
早苗は母の加代子(山口美也子)と共に、ときどきボランティアに加わっているという。ホームレス仲間によると、駒田には“金づる”がいたらしく、また加代子に気があったようだという。

そんなとき、鴨志田はついに思い出す。30年前の誘拐事件の主犯・赤西を交通事故で死なせた男が、駒田正一という名前だったのだ…! 秀雄のもとに届いた脅迫状の中には、駒田が居ついていた界隈のコンビニエンスストアからファックスしたものが多数あった。駒田は、秀雄を脅していたのか…!? もしかしたら、秀雄も30年前の誘拐事件の共犯だったのではないか…!?
意識が戻った秀雄に、鴨志田は率直に自分の推理をぶつけるのだが…!? 
(あらすじ・写真共に公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

鴨志田は30年前の誘拐事件に冬木秀雄が関わっていると推理。

さらに、冬木の刺し傷が一箇所だけにも関わらず、刺された後に冬木が室内を動き回った形跡があったことから冬木は犯人の痕跡を隠したと考える。
そして、冬木を刺したのが駒田だとすれば―――。

冬木が駒田を庇ったことになる。
庇う理由は30年前の誘拐事件に関連しているからしかありえない。
もし、冬木を刺した罪で秘密を知る駒田が捕まればそこから秘密がバレる恐れがあるからだ。

一方、坂下ら捜査本部は、冬木の秘書・景山の犯行を疑い取り調べを進める。
鴨志田はあくまで冬木の秘密に注目、景山は犯人ではないと主張するが受け入れられない。

それでもめげない鴨志田は、課長のお土産を食べる坂下の姿にヒントを得て鑑識課に急ぐ―――。

翌日、冬木を訪ねる鴨志田。
駒田が冬木を刺した際に浴びた冬木の血液が駒田の衣服から検出されたと言う。
鴨志田は坂下がくちゃくちゃと食べ散らかす姿にコレを思いついたのだ。

逃げ切れないと悟った冬木は鴨志田の推理を認める。
冬木は30年前の誘拐グループの1人で、駒田に刺されたのだ。
誘拐事件後、冬木と駒田は赤西に人質を返すよう詰め寄った。
だが、赤西は拒否。
思い余った冬木と駒田は赤西を殺害してしまう。
結局、人質となった赤ん坊は赤西の愛人が預かっていたようで行方は杳として知れなかった……。

罪の意識を抱いていた冬木は自殺を考えていた。
そこで駒田を道連れにするつもりで襲いかかった。
だが、駒田に反撃され刺されてしまったと言う。
駒田は「待て、話を聞け!!あの赤ん坊は……」と口にしていたが。

冬木が最近になって駒田殺害を実行に移そうとした理由は、余命幾許もなかった為らしい。

この冬木の証言は景山の頑なな心を溶かした。
景山も駒田殺害について否定する。

鴨志田は駒田の金づるが複数いたのではないかと考えていた。
もしも、30年前に誘拐された赤ん坊を預かっていたのが加代子だとしたら……。

鴨志田と真実は加代子を追う。
加代子は妹とその子供が死亡していたことを利用し、預かっていた早苗を自身の子供にしたのだ。
駒田殺害は加代子の犯行だった。

駒田は早苗のことで加代子を脅迫。
早苗にまで欲望の目を向けたことで加代子の怒りが爆発。
駒田を殺害したのだ。

加代子は真相を打ち明けると自殺しようとするが、鴨志田に止められる。

こうして加代子は逮捕された―――。

早苗は加代子こそが自分の母であると告げ、罪を償うのを待つことに。

大下は早苗と親娘の対面を果たす。

冬木は人質となった赤ん坊が生存していることを知り、安心して逝った……。

真実は東京タワーの想い出から鴨志田と親娘の絆を再確認することに―――エンド。

<感想>

「おかしな刑事」シリーズ8作目。
前作が2011年6月5日放送なのでほぼ半年ぶりの新作となります。
前回よりは短めのスパンですね。

ちなみに前作のネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方はこちらをどうぞ!!

土曜ワイド劇場「おかしな刑事〜居眠り刑事とエリート警視の父娘捜査 サクラソウは見ていた!死体に付いた花弁と、女流画家の美しい罠」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマの感想を。

雰囲気はいつもの「おかしな刑事」だった気がします。
坂下の食べ方で返り血に思い至るシーンには笑いました。

ただ、かなりモヤモヤが多い。

冬木関係が変でしたね。
罪の意識を感じ道連れ目的で駒田殺害を狙った割に失敗したら、駒田の痕跡を消すと言うのは納得がいかない。
会社と息子を守る為だとしても、冬木が当初の目的を達成した時点でそれは不可能なワケで。
モヤモヤが残る。

それと、人質の赤ん坊を返さなかったから赤西を殺害と言うのも変。
殺害しても人質は帰って来ません。
むしろ、罪から逃げる為に口封じしたとしか……。

どうにも、冬木は怪しい人物にしか見えません。
そんな冬木を罪を悔いて善人になった人物のように描くのはどうも……。

他にも実質の内容自体は少なく、キャラクターと名物&観光名所で無理に持たせていた気がします。
息抜きがてらにはいいけど、真剣に見る類の作品では無いなぁ……。

そう言えば、姉小路一族が誇る4姉妹最後の1人は出て来ませんでしたね。
気になるなぁ……。
やっぱり、石井さんはイイ味出してました。
これだけが収穫です。

なお、2011年の土曜ワイド劇場はこの「おかしな刑事」で終わりになります(あとはスペシャル番組)。
今年は「牛尾刑事VS事件記者・冴子」ありませんでしたね。
「おかしな刑事」は締めに持って来る作品では無いんだけどなぁ……。
なんだか「土ワイ」は締まらない終わりになった気がする。

<キャスト>

鴨志田新一:伊東四朗
岡崎真実:羽田美智子
姉小路行人:石井正則
三橋早苗:辺見えみり
三橋加代子:山口美也子
大下栄蔵:木場勝己
冬木秀雄:小澤  象
冬木秀俊:丸山厚人
景山幹久:菅原大吉
坂下純次:小倉久寛 ほか
(公式HPより、敬称略)


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