2011年12月24日

「シャーロッキアン!」第24話「アイリーン・アドラーの光と影(後編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「シャーロッキアン!」第24話「アイリーン・アドラーの光と影(後編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

シャーロッキアン!1


<24話あらすじ>

・前編はこちら。
「シャーロッキアン!」第22話「アイリーン・アドラーの光と影」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

・中編はこちら。
「シャーロッキアン!」第23話「アイリーン・アドラーの光と影(中編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

アイリーン・アドラーは恐喝する為に写真を欲したとする是方。
アイリーン・アドラーは子供に父親の顔を見せる為に写真を欲したとする車教授。

2人の主張は奇しくも互いの立場を示していた。

愛理は車教授の説を支持し、今回のサキもまた同じ理由で写真を欲していると考える。
確かめるべくサキのもとへ向かう愛理。

そんな愛理を見送る車に「残酷な人だ」と告げる是方。
生粋のリアリストである是方はサキに裏切られた愛理が傷つくことを恐れたのだ。
ところが車教授は、たとえ自分の説が間違っていたとしても愛理は必ず立ち直る筈だと言ってのける。
車の愛理への信頼に2人の絆の強さを見た是方は、気持ちが揺らぐのだった。

一方、サキと合流した愛理。
「可愛い服を買っちゃった!!」
はしゃぐサキに、愛理は黙って2万円を渡す。
ところが、サキはお金は必要なくなったと愛理に伝える。
「服って赤ちゃんのでしょ」
サキの態度に戸惑う愛理だが、思い切って尋ねることに。
愛理の言葉を聞いた途端、強がっていたサキは堰を切ったように泣き出すのだった。
やはり、車の推理が正しかったのだ……。

愛理とサキのもとへ、車と是方、それに探偵の渡辺がやって来る。
渡辺はサキの妊娠を知り、態度を軟化。
状況が状況だけに相手に報せれば、サキの力になれると主張する。

そんな渡辺の提案だが、サキにとっては意味が無かったらしい。
あっさりと拒否したサキは、1人で子供を育てると宣言。
さらに、写真は子供に父親の顔を教える為にのみ使うと断言する。

サキの真実を知り、車への敗北を確信する是方。
その背後では、車が愛理に謝罪。
愛理と車が互いを理解し和解していた……。

翌晩、車への愛情を再確認した愛理は是方に別れを告げる。

是方は「ファンダメンタリスト同士お似合いだ」と涙ながらに揶揄する。
そして「シャーロッキアンとして車教授に劣っていた為に振られたことにして欲しい」と頼む。

まだ若い是方にとって、愛する愛理に人格の面で振られたことを認めることは身を切るより辛いことだった。
苦しむ是方は1人去り行く―――。

分かっていたことではあるが、自分に嘘は吐けない。
選択せざるを得なかった愛理もまた苦しい。
是方の背中に愛理は声をかけることも出来ないのだった―――25話に続く。

<感想>

激動の第3シーズン6話目です。
今回は「シャーロッキアン!」中、屈指の良シナリオでしたね。

サキの写真は、やはり子供の顔を見せる為でした。
ただ、前編での伏線(タバコやめた、仕事してない)などの回収がちょっと大まかだったかも。
とはいえ、探偵・渡辺も再登場。
これは渡辺は今後も出て来そうか?

そして、車VS是方に早くも決着が!!

一騎討ちは大方の予測通り“車の勝利”に終わりました。
同時に、愛理の恋の相手も車へと……。
皮肉にも、リアリストである是方にとって辛い現実となりました。

そして、是方を振らざるを得なかった愛理にとっても辛い結果に。

切ないなぁ……。

とはいえ、是方は好青年なので次回以降には立ち直っている筈。
あるいは、傷心の是方を励ますエピソードが来るか?
愛理の親友も是方に好意を抱いていた様子なので、そこが物語の着地点となりそう?

管理人的には是方のエピソードをもっと膨らませて欲しい!!

それにしても、「美味しんぼ」の「究極」VS「至高」のように、「車教授VS是方」もラウンドを重ねて鎬を削って欲しかったところですが、むしろ潔いと言ってもよいほどの展開ですね。
最終回が近いのか?それとも、他の意外な展開が!?

気になる次回のエピソードとは……25話に注目です!!

ちなみにアイリーン・アドラーが活躍する小説が2011年11月25日に発売されています。
それが『おやすみなさい、ホームズさん(アイリーン・アドラーの冒険)』。
そうです、アイリーン・アドラーが主人公です!!

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◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・WEB漫画アクション
http://webaction.jp/

◆関連過去記事
・各話(1話から18話)批評(レビュー)に繋がる過去記事リンクはこちらから。
「シャーロッキアン!」(池田邦彦著、漫画アクション連載)1から18話までまとめ

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第19話「ベイカー街の子犬」ネタバレ批評(レビュー)

「シャーロッキアン!」第20話「悲しい符合(前編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「シャーロッキアン!」第21話「悲しい符合(後編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「シャーロッキアン!」第22話「アイリーン・アドラーの光と影」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「シャーロッキアン!」第23話「アイリーン・アドラーの光と影(中編)」(双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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「シャーロッキアン!(1) (アクションコミックス)」です!!
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アイリーン・アドラーが主人公!?
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同じく「おやすみなさい、ホームズさん 下 (アイリーン・アドラーの冒険) (創元推理文庫)」です!!
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「シャーロック・ホームズ―ガス燈に浮かぶその生涯 (河出文庫)」です!!
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posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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