2012年01月02日

「相棒season10(ten)」第10話「ピエロ(新春特別拡大版元日スペシャル「ピエロ〜オペラ公演中にバスジャック誘拐道化師が微笑む夜に、最悪の事件が始まる」)」(1月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season10(ten)」第10話「ピエロ(新春特別拡大版元日スペシャル「ピエロ〜オペラ公演中にバスジャック誘拐道化師が微笑む夜に、最悪の事件が始まる」)」(1月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season10(ten)」第10話「ピエロ」(1月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

相棒1


<ネタバレあらすじ>

クリスマス当日―――大都会東京とはいっても、深夜となれば人通りの少ない場所もある。
此処はその1つ。
巡回中の巡査の耳にクリスマスソングが聞こえて来る。
音の発生源はとある歩道橋に置いてあったCDコンポ、訝しく思いながらも近付く巡査だったが……。
巡査は気付いていなかった自分の背後に1人の男が迫っていたことに。
コンポに気を取られ屈みこんだ巡査の後頭部に向けて男の銃が火を噴いた……。

2011年年末。
刑事部長に命じられ、警視庁中の正月飾りを命令された特命係。
クリスマスの警官射殺事件の捜査から外された神戸(及川光博)は右京(水谷豊)に愚痴をこぼしていた。
やっと飾り終えたかと思いきや、次なる仕事が待っていた。
オペラハウスへの防犯相談と証拠品の返却である。

一方、オペラハウスでは武装したピエロ(斎藤工)の姿。
ピエロには仲間が居るらしく連絡を取り合うが……。

オペラハウスのロビー。
オペラ鑑賞する両親たちは子供をキッズクラブに預けていた。
キッズクラブとは、集中してオペラ鑑賞するために子供たちを預けられるサービス。
オペラハス側の配慮である。
キッズクラブの所長・高野は、預かった子供たちをアイスショーに連れて行くべくバスを待っていた。

その少し前、キッズクラブのバス運転手・山辺はピエロの仲間に襲われ捕まってしまっていた。

山辺が捕まった数分後、道路脇には出産間近な妻を持つ男・亮太の姿が。
入院中の妻の容体を気にかけつつ、夜間清掃の仕事に向かうべく迎えの青いバスに乗り込む。
このバスこそが誘拐犯のバスだとも知らずに。

そして神戸。
右京に先んじてやって来たオペラハウスで子供たちを引き連れたピエロにぶつかる。
例のピエロである。
不審に思った神戸、子供たちが乗り込んだ送迎バスへと向かう。
と、車内にいた男が少女(大橋のぞみ)に拳銃を突きつける現場に遭遇。
神戸は犯人グループから「あなたも一緒にきてもらいましょう」と強引にバスに引き込まれ、子供たちと共に誘拐されてしまう!!

神戸は警察官であることを伏せ、犯人グループに人質として連行されることに。
神戸は状況を外部へ知らせようとペンを走らせる。
それをシートに残すが……。

そこへチャンス到来。
運転手が機転を利かせ、ハザードを点灯したまま走行したのだ。
ところが、交通課の警官に車を止められたものの、犯人の1人により上手くあしらわれてしまう。

バスは蒲田の車庫へ。
そこで車を乗り換えるつもりなのだ。
ドライバーの山辺の処遇は犯人グループの1人である山田の手に委ねられた。

一方、神戸と連絡がつかないことを不審に思った右京は独自に捜査を開始。
オペラハウスに残されたわずかな証拠や防犯カメラの映像から神戸と子供たちが何かしらの事件に巻き込まれたと推理。
本部に連絡し、警視庁のみならず警察庁をも巻き込む一大事件捜査へと発展。

捜査一課の芹沢は彼女と会えないと愚痴り、伊丹に怒られる。

一方、犯人がピエロとしてオペラハウスに潜入したことに気付いた右京は、その潜入経路を推測。
そこから、犯人が客として入ってきたと推理し、チケットに指紋を残しているに違いないと考える。
さらに、「犯人は入場したものの、オペラ自体は見ていない」と判断した右京は空席となっていた14席の1つが犯人のものであると突き止める。

神戸たちは蒲田から移動し、とある廃屋へと連れて行かれていた。
人質は全部で10人。
キッズクラブの高野、子供が7人、亮太に神戸である。
乗り換えたガレージで広告を見ていた神戸は蒲田から乗り換えたことを周囲に教える。

さらに神戸は7人の子供の1人・島村香奈(大橋のぞみ)と親しくなる。
香奈は神戸が刑事であると見抜いていた。
神戸は香奈の洞察力に感心。
しっかりものの香奈に神戸は大いに救われるのだった。

その頃、オペラハウスのチケットから2階席4列3番に座っていた人物が犯人であると判明。
指紋から犯人が草壁彰浩であると分かる。

草壁は元自衛官の傭兵。
凄腕のプロだったのだ。
草壁の仲間の正体は依然として不明のままだったが……。

右京は誘拐現場に落ちていたボタンから、草壁の仲間を突き止める。
ボタンの持ち主は速水智也という男性だった。
速水宅を訪ねた右京は、留守を確認すると親戚を名乗り部屋へと乗り込む。

そこにあったのは、「偽物の青空と白い雲」と裏書きされた写真。
そして、「NC」「メガD」「大久保」などと走り書きされたノートだった。

その頃、神戸たちに異変が。
キッズクラブの高野には腎臓に持病があり、体調を崩したのだ。
神戸は「薬のための水」を口実に犯人グループを探るが、逆に素性を疑われてしまう。
何とか切り抜けた神戸に草壁は「この国の未来を守るため」と今回の誘拐を正当化するが……。

人質たちの精神的支柱となった神戸。
監禁部屋の明かりを消そうとするが、香奈に止められる。
香奈は暗闇が怖いらしい。
香奈には、いじめで暗所に閉じ込められた経験があったのだ。
神戸は所持していたチェスのルークの駒のキーホルダーを用い香奈の恐怖心を払拭させる。

一方、右京は速水の経歴を洗っていた。
神戸を心配する大河内と角田もこれに合流し、捜査を続けるが……。

速水は草壁と話し合っていた。
クリスマスの警官殺しを自身の犯行だと認める草壁に、「それがこの国のためならば」と速水は共感する素振りを見せる。
草壁は今回の事件を契機に「今、そこにある危機」を国民に報せたいらしい。

同時刻、部屋の明かりを消した神戸は亮太と共に脱出口を探っていた。
亮太は急な仕事で呼び出され、バスに乗ったところそのまま拘束されてしまったとのことだった。
ちなみに亮太は飛行機事故で両親を早くに失い、祖父に育てられたが不仲らしい。
2人は子供が通れそうな柵を見つける。

翌朝、右京たちは、ついに草壁と速水の接点を発見。
草壁の職場の近くに速水がバイトする屋台があったのだ。
右京は速水のノートにあった「NC」や「メガD」が何者かの行動予定を調べていたのではと推理する。

そこへ、犯人グループからの犯行声明が届く。
犯人は大野、鳥飼など政治犯5名の釈放と20億の要求を行う。

これを知った草壁は驚いた直後に悶え苦しむ―――毒を飲まされたのだ。
犯行声明は速水たちによって歪められてしまっていた。草壁は利用されたのだ。
草壁は「普段の生活に潜む危険」を訴え、これが報道されれば人質を解放するつもりだった。
だが、計画は速水によって乗っ取られていた。
こうして、草壁は毒殺されてしまう。

草壁の死により犯行グループの態度は豹変。
これまでの紳士的な対応から、高圧的な態度へと切り替わる。
亮太は犯人グループにより連れて行かれてしまうが……。

その頃、警備局の水瀬が警備会社の会長・朝比奈に連絡をとっていた。
犯人が身代金の運搬に指定したヘリポートが朝比奈の管理下にあったのだ。
朝比奈は協力を約束する。

速水が人質たちの様子をリアルタイム映像で配信し始める。
話題が集まり、大騒ぎに。
映像には亮太の姿はないが……。

神戸は映像を通じて口パクで「蒲田のガレージで乗り換えた」と右京に情報を伝える。
右京は2時間という限られた時間の中で人手を借り受けると蒲田周辺を捜索する。

ところが、この捜査はすべて速水に筒抜けだった。
蒲田周辺に居住する人々がツイッターで捜査状況を漏らしたのだ。
しかも、そこには神戸が警察関係者であることも記されていた。
これにより、犯人グループは速水を残し蒲田へ急行。
さらに神戸は厳重に拘束されてしまう。

神戸は草壁ではなく速水こそが主犯であり、現金20億が目的と見抜く。
ところが、速水には何かまだ大きな目的が秘められているようで……。

右京たちは犯人グループよりも先にバスを乗り換えた廃工場に到着。
そのバスから神戸のメモを発見する。

遅れて来た犯人と鉢合わせした伊丹と芹沢。
発砲してきた犯人により芹沢が負傷する。
幸い命に別状の無かった芹沢は緊急入院することに。
この責任を取らされ捜査を外された伊丹は右京と行動を共にする。

映像を公開した犯行内容から草壁ではなく、愉快犯の匂いを感じ取った右京。
右京は主犯が草壁ではなく速水ではないかと考える。
速水が調べていたのは草壁ではなかったか?
草壁は速水に利用されたに違いない。

こう結論付けた右京は速水の身辺調査を開始。
速水が公園に出ている屋台で7年間、働き続けたことを知る。
だとすれば、速水が調べていたのは草壁ではない!?

芹沢が撃たれた銃とクリスマスの事件を結びつけた右京は米沢に鑑定を依頼。、
一方で速水のノートにあった「メガD」が「メガネディスカウント」というメガネ屋であることを突き止める。

所轄で聞き込みした伊丹が報告を持って来る。
これにより、速水の父が家族を捨てており、最近になって死亡していたことも分かる。
速水の父は家を出た後にホームレスとなっており、速水の働いていた屋台とほど近い公園に生活していたらしい。

さらに、区の市街地再開発でこの公園も取り壊しが決まっているとの情報を入手。
公園の隣には朝比奈警備保障のビルがそびえ建っていた……。

右京の中でピースが形になっていく。
草壁がメガネを必要としていなかったことから、速水の調べる人物が別にいたと断定する。
メガネディスカウントを利用していた人物を調べることに。

その頃、速水は神戸のスマートホンから杉下右京の名を見つける。
「一度、事件に首を突っ込めば、必ず真実を突き止める」との杉下評を聞いた速水は右京に興味を持つ。
いよいよ、身代金の受け渡しに向かう速水たち一行。
速水は置き土産とばかりに草壁が持ち込んだ爆弾を扉に仕掛ける。
開けば人質もろとも爆発する仕組みである。

さらに、亮太を人質にとられた神戸はヘリポートに犯人グループが向かったと連絡させられる。

すべてを終えた速水。
草壁に別れを告げるとその場を去る。

メガネディスカウントから速水を追う右京は、速水のノートの日付にショップを訪れた2人の人物を突き止める。
1人は玉井栄、70代の女性。
もう1人は平野亮太、20歳。
このどちらかが速水が調べていた相手となる。

亮太に注目した右京はその妻から亮太が夜間清掃に行ったまま帰らないことを聞かされる。

そこで、亮太の勤務する清掃会社に足を運んだ右京は昨晩の亮太には仕事がなかったことを聞き込む。
しかも、「NC」が「ナイトクリーニング」の略であることにも気付く。
さらに、亮太の祖父が朝比奈だと判明。
しかも、速水が清掃会社に面接に来ていたことも明らかに。

右京は今回の犯罪のターゲットが別にあるのではないかと気付き始めていた。
人質映像に映っていたのは7人の子供、高野、神戸だけ。
亮太は映っていない。
だが、蒲田の倉庫で入手した神戸のメモにはもう1人の存在が示唆されている。
犯人は意図的に亮太の存在を隠しているのだ。

犯人の狙いが亮太の祖父・朝比奈にあると看破した右京。
20億は囮ではないか。
警備会社ならば売上回収業務に伴う現金が集まっている。
犯人の狙いはそこにあるのでは……犯人が愉快犯的に映像を公開したのも朝比奈への効果的な脅迫が狙いだとしたら。

同時刻、亮太と脱出しようとしていた神戸も亮太から急な呼び出しをかけた人物に心当たりがないことを聞かされ、この事実に気づく。
早く誰かに報せねばならない。
腐食した柵が唯一の脱出路となっているが……。

外は闇の中、幼い子供は動けない。
大人は柵につかえて出られない。
そこで、香奈がその役を買って出る。
香奈は神戸に渡されたチェスを手に、トラウマを乗り越えるべく夜の闇へと駆け出すのだった。

朝比奈のもとに亮太の写真がメールで届く。
そこが話題となっている人質たちの監禁場所と悟った朝比奈は犯人の脅迫に屈し、現金回収車を速水に引き渡す。
この事実を捜査本部はまだ知らない。

香奈の戦いはまだ続いていた。
闇の恐怖に挫けず走り抜ける香奈。

本部に戻った右京は速水の狙いを伝えるが、誰も信じようとしない。
そこへ香奈から電話が。
香奈は公衆電話に辿り着いたのだ。

香奈の電話から右京の推理が裏付けられた。
監禁場所が公衆整理番号から相模原だとも判明。
捜査本部が本格的に動き出す。

山辺が保護される。
囮として現金回収車の運転をさせられていたのだ。
現金は既に奪われた後だった、右京は角田に何か頼み事を……。

米沢からクリスマス事件と芹沢を撃った銃が同一の物との結果が届く。
犯人が警察無線を盗聴している可能性を示唆する右京。
草壁がクリスマスに巡査を殺害したのは無線を奪うためだったのだ。
警察無線の内容は犯人に筒抜けとなっている……。

右京は速水たちが船で脱出すると推理。
川崎へ向かうと予測し、無線の盗聴を利用し誘導すべく罠を張る。

これには速水も逃れようもなかった。
罠に気付いた時には、伊丹たちに囲まれていたのである。
速水を除く2人は仲間割れを始めるが……。

その頃、爆弾の存在を知らない警官2人が監禁場所に辿り着いていた。
開けようとして間一髪、香奈が2人を止め事無きを得る。

速水たちは車内に籠城。
犯人たち2人は、主犯は速水だと責任転嫁を始めると速水を置いて投降してしまう。
残された速水はピエロの仮面を被ると銃を手に……。

監禁場所が明らかになり、神戸たち人質は救出される。
扉に仕掛けられた爆弾は信管が抜かれていたらしい。
さらに神戸から速水の言動を伝えられる。

これを聞いた右京は速水の真の狙いに気付く。
速水の盗聴を承知で警察無線に語りかける右京と神戸。

速水の部屋の写真にあった「偽物の青空と白い雲」の意味は、朝比奈警備保障のビルに映っていた偽物の空のことではないか。
富める者はより豊かに、貧しい者はより貧しく。
弱者を虐げる警備保障のビルは、速水にとって格差の象徴だった。

そんなある日、草壁に出会った。
そして、亮太にも。
ここで、速水はある計画を思いつく。

速水は区画整理される公園を、奪った金で落札しようと考えたのだ。
貧しい者にとって生きていく為の空間ぐらい残してくれても良いではないか?
それこそが速水の計画の目的だった。

車を飛ばし、籠城現場へとやって来た右京。
速水の目的は認めながらも、その手段が決定的に間違っていたと批判する。

「あなたのお父さんはそんなことを望んだでしょうか」

右京の言葉に速水は自殺を思い留まり、刑に服すことを決める。
こうして、速水は投降するのだった……。

右京は角田へと電話すると礼を述べる。
右京が角田に頼んだのは公園の落札価額についてだったのだ。
角田の隣に居た大河内は神戸の無事を確認し、胸を撫で下ろす。

「公園を買うつもりだったのか?」伊丹の問いに。
「それでは、道化でしょう」と答える速水。

妻のもとへ走る亮太。
亮太の妻は無事出産していた。
子供を見て脱力する亮太。

そこへ孫の無事を聞いた朝比奈も駆けつける。
朝比奈と亮太は和解することに。

子供たちは無事、親もとへ帰った。
香奈も両親と再会する。

伊丹のもとへは芹沢からメールが。
芹沢は彼女と仲良くやっているようだ。
「けっ……」毒づく伊丹だが、その背中はどこかほっとしていた。

右京と神戸は帰路につく。
「今年は一体、どんな年になるのやら」運転席の神戸。
「いい年になるといいですねぇ」助手席の右京。
今年もよろしく……互いに挨拶を交わす右京と神戸だった―――10話了。

<感想>

明けましておめでとうございます。
今年(2012年)のドラマは「相棒」からスタートです!!

2012年最初のシーズン10(ten)となった第10話。
脚本は太田愛さん。

さて、今回はというと……。

お正月スペシャルに相応しい内容でした。
かなり、グッときましたよ!!

タイトル「ピエロ」とは、速水に利用された草壁と、理想と現実の狭間に溺れた速水自身を指すのでしょうか。

今回の犯人たちはこんな印象です。

草壁は(間違っていたものの)理想に生きた男。
速水は理想と現実の両方を知る男。
残りの犯人たちは現実にしか興味を持たない人々。

特に速水が興味深い。

速水には本当の意味で仲間が1人も居なかった。
犯人グループの仲間も速水に責任転嫁し逃げ出すような人々。
唯一、速水に近かったのは草壁。
速水は草壁の信念の在り様(方法を大きく間違ってはいたが……)に敬意を払っていたのかもしれません。
速水は現実を知るがゆえに草壁ほど理想を信じられない男だから。
それがラストの「公園買収を否定し、ピエロだと自嘲したあの一言」に収束しているような気がします。
速水は父の死と草壁と出会ったことで現実と理想の狭間を彷徨ったのかもしれない。

速水にとって草壁は「甘い男」であり「夢を持っている男」だった。
ある種、信念を持つことが出来た草壁への憧れもあったのかもしれませんね。

そんな草壁を目的の為に抹殺せざるを得なかった。
それは、草壁が生きている限り犯行達成は不可能だったから。
ここらが二律背反する速水という人間性らしいのかも。
ひょっとして、草壁の理想が絶対に実現しないことを知った上で、その現実を見せないように抹殺したのかもしれません。

だから、草壁同様に人質は殺さない方法をとった。
だって、朝比奈が身代金の支払いを渋ったところで、あの時点では速水たちは監禁場所に戻って亮太を殺害することも出来ないわけですから。
爆弾を仕掛けてしまった為に出入りできなくなっていますからね。
支払いを拒否されても手出しができない。
まぁ、爆弾を爆発させて人質全員を吹き飛ばすことも出来るのでしょうが、速水はそこまではしないような気がします。
実際、信管は抜かれていましたし。

その意味で今回の主役はタイトル通り「ピエロ」である速水だったのかも。
視聴者としては、いろいろ考えさせられそうです。

他もよかったですね。

大河内はいつの間にか、神戸の保護者ポジションですね。
でも、イイ!!

朝比奈が身代金を支払ったことで孫である亮太を決して嫌っているわけでもないことが分かったのも良かった。

そして、右京と神戸がそれぞれの場所で大活躍。
亮太の境遇から犯人の狙いを察するのは神戸ならではでしょう。
薫では残念ながら出来ないポジションで、神戸らしさが出ていました。
神戸の右京評も面白く、一定の信頼感が見て取れたのも良し。
その信頼に十二分に応える右京も良し。
やっぱり2人は相棒になんだなぁ……。

本当に今回は良かった。
現在のところ、シーズン10中ナンバー1の出来です。

正月1日からいいドラマを視聴させて貰いました。
スタッフの皆さんに感謝です!!

そして、次回は「名探偵、再登場」。
マーロウこと高橋克実さん演じる八木明ですよ。
八木は右京を利用できるくわせものポジションだけに期待。

現在情報として次の方々の出演が決定しているとか。

12話:鈴木杏樹さん
14話:梶芽衣子さん

鈴木杏樹さんで“相棒”といえば、言わずと知れた代書屋の女房・月本幸子。こちらも八木と同じく再登場。
食えない八木と、前向きに生きることにした幸子。
共に神戸とは初顔合わせとなりますが、どうなるのか……気になりますね。
さらに、梶さんと言えば『鬼平犯科帳』の「おまさ」役の名演が記憶に残っています。
こちらも是非期待!!

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posted by 俺 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 相棒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
途中までしか録画ができていなかったので、詳細な内容をいち早くアップしていただけて助かりました。
ありがとうございます。
Posted by ピオ at 2012年01月02日 23:35
Re:ピオさん

コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!

お役に立てたようで良かったです(^O^)/。
今回の「ピエロ」、かなり良かったですね。
次回は「名探偵再登場」ということで矢木の登場。
こちらも楽しみです!!
Posted by 俺 at 2012年01月03日 21:46
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