<あらすじ>
十津川警部(渡瀬恒彦)のもとに六本木のホステス、井岡さつき(大平奈津美)から奇妙な手紙が届いた。手紙には、さつきが暴漢に襲われたところを十津川が救い、その後、十津川と二人で草津で楽しい休日を過したと綴られていた。ところが十津川には全く身に覚えのないことだった…。
だが、手紙が届いた一週間後、さつきが自宅マンションで毒殺されて発見された。捜査を開始した十津川は、さつきの部屋に残っていた一枚の写真に注目する。そこには北軽井沢の山中でサバイバルゲームに興じる男5人と女5人が写っていた。写真の男は国会議員の若杉健三郎(清水紘治)病院理事、裁判官、ロック歌手、女は六本木のクラブのママ北川悦子(根本りつ子)とさつき、そして同僚のホステス3人である。
十津川と西本刑事(堤大二郎)が悦子に事情を聞くと、写真に写っていたホステスは皆すでに店を辞め、行方が分からないと素っ気無く答え、クラブのマネージャー杉浦トオル(國本鍾建)も威圧的な態度で十津川たちを睨みつける。結局、クラブでは何も手がかりがつかめなかった。それでも小西刑事(中西良太)の懸命な捜査で、ホステスの一人、三島夏樹(上田眞央)を発見する。夏樹はゲームに参加した男女10人はいかがわしい関係だったと十津川に打ち明け、行方不明のホステスは殺されたのではないかと、怯えた表情で語る。
一方、十津川と亀井刑事(伊東四朗)は殺されたさつきからの手紙で発覚した“ニセ十津川”が再び草津に現われたという情報を受けて現地に向かう。十津川たちは、“ニセ十津川”は、フリージャーナリストの市原敬一郎(※市原敬一郎は偽名、本名は岩間勝彦)(渡辺いっけい)であることを突き止めた。市原によると、妹の弥生(斉藤レイ)もゲームに加わったホステスの一人で、行方が分からなくなっている妹とホステスたちの行方を追っているのだという。
やがて弥生と行方不明のホステス、井上美奈(藤本りせ)が無残な死体となって別々の場所で発見された。これでさつきを含め、ゲームに参加した3人の女が殺されたことになる。刑事たちは同じゲームに興じた男たちのアリバイを探り始める。その最中、殺された美奈が持っていたビデオカメラが山中で発見された。カメラにはゲームの様子と共に事件の真相に迫る驚きの事実が記録されていた!
(月曜ゴールデン公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。
井岡さつきが殺害された。
その部屋から見つかったサバイバルゲームの写真を頼りに、さつきが所属していたクラブ「火の鳥」を訪ねた十津川。
クラブのママ・北川悦子によればサバイバルゲームは常連参加の遊びで、参加したホステスたちは皆辞めてしまったと語る。
サバイバルゲームに参加したホステスはさつき、弥生、美奈、夏樹の4人。
その1人、夏樹が発見される。
夏樹によれば、サバイバルゲームは「秘密パーティー」だったらしい。
男性参加者が女性参加者を撃てば、その女性を意のままに玩ぶ趣旨だったそうだ。
その最中、誰かが殺されたのではないかと語る夏樹は、だからこそ、参加したホステスが口封じされたのだと続ける。
さらに夏樹から当日の詳しい参加者が明かされる。
まずは、クラブのママ・悦子。
次にクラブのマネージャー・杉浦。
女性陣はホステス4人。
これに常連客の「先生」「くれちゃん」「判事」「理事」の4人。
計10人が参加者だったらしい。
つまり、弥生と美奈の行方が分からないのだ。
軽井沢での聞き込みの結果、美奈がサバイバルゲームの数日後に誰かから逃げていたことが判明。
目撃者によれば、逃げる美奈を2本線のヨットパーカーを着た人間が追って行ったと言う。
写真の常連4人の本名が判明、それぞれ……。
「先生」と呼ばれていた男が国会議員の若杉健三郎。
「くれちゃん」と呼ばれていた男がロック歌手の小暮雄介。
「判事」と呼ばれていた男が裁判官の東山勲。
「理事」と呼ばれていた男が病院理事の八木沼とのことだった。
調べた結果、弥生が写真の常連4人と男女の関係にあったことが判明。
弥生はサバイバルゲームに参加した男女ともに恨みを買っている可能性が高い。
さらに十津川は夏樹に注目。
問い詰めたところ、サバイバルゲーム当日に美奈が「殺人を見た」と慌てた様子で逃げ出したとの証言を得る。
偽十津川が入院したとの情報を入手。
偽物が右顔面に打撲を負っていたと聞いた亀井刑事は「偽物には敵がおり」、「その敵は左利き」であると考える。
群馬県警の安住の協力を得て、偽物を追うことに。
安住によれば「堂々としており、まったく疑わなかった」らしい。
どうやら、偽物はなかなかの男のようだ。
そこで宿泊先に網を張った十津川たち。
遂にそこで偽物を捕えるのだった。
偽物は市原敬一郎と名乗る。
市原弥生の兄らしいが……。
市原は弥生が既に殺害されているに違いないと述べる。
そこで、妹の死の手掛かりを掴むべく美奈を捜しているらしい。
市原は美奈を乗せたタクシー運転手を見つけ出し、美奈が草津に居ることまで突き止めたとのことだが……。
井岡さつきにも、その過程で近付いたとのことだった。
市原は自身の襲撃者についても言及。
左手に指輪をしていたと語ると、さらに軽井沢で身元不明の死体が出たらそれは弥生だと断言する。
弥生のものとする所持品を提供する市原、これでDNA鑑定を行って欲しいと依頼するが……。
この市原の証言を受け、捜査が動く。
大々的な動員がかけられた結果、どうも何者かの圧力がかかっていると判明。
軽井沢は若杉の選挙区、若杉の関与が疑われるが……。
十津川はサバイバルゲームの最中に弥生が殺害されたとするならば、遺体は何処かに処分されたに違いないと考える。
その推理に従い捜索した結果、弥生のものと思われる遺体が見つかる。
死因は刺殺、背後からナイフで刺されたらしい。
しかも、弥生は妊娠4ヶ月だった。
子供の血液型はA型。
弥生はO型、父親はAかAB型となるが……
弥生の死を確認した市原は泣き崩れる。
十津川は若杉に聴取を開始。
ところが、若杉にのらりくらりとかわされてしまう。
一方、市原もまた若杉に接触していた。
常連4人の血液型が判明。
若杉がA型
小暮がAB型。
東山がO型。
八木沼がA型。
子供の父親の可能性があるのは、若杉か小暮、八木沼だが……。
市原が不審な人間を見たとの目撃者を連れて来る。
目撃者の証言に従ったところ、美奈のものと思われる死体が発見される。
傍には美奈、さつき、弥生の運転免許証とナイフ、黒のヨットパーカーが埋まっていた。
しかも、ナイフから美奈と弥生のDNAが検出され、凶器と断定される。
急に、市原が「さつきが気になることを言っていた」と持ち出す。
サバイバルゲーム当日、美奈がビデオカメラを持っていたと言うのだ。
夏樹に確認したところ、夏樹もこの証言を認める。
亀井は、美奈が弥生殺害の現場を撮影した為に殺されたと推理する。
十津川はさつきが殺された理由がある筈と考え、ビデオカメラがまだ見つかっていない可能性に思い至る。
夏樹の記憶をもとに山狩りが開始、目的は美奈のビデオカメラである。
夏樹にも同行を依頼し捜したところ、夏樹によりあっさりとカメラが発見される。
カメラには弥生が殺害される光景が録画されていた。
若杉と弥生が別れ、1人になった弥生を後方から黒のヨットパーカーの人物が刺殺したのだ。
捜査が進み、東山、八木沼、杉浦に美奈の死体遺棄が出来ないことが判明。
黒のヨットパーカーを愛用していた小暮に容疑がかかる。
ところが、小暮はパーカーを所持していた。
十津川は捜査を振り出しに戻す。
厳しい取り調べが杉浦に行われる。
杉浦は左利き、しかも指輪を嵌めていた。
さつきと市原を襲撃したのは杉浦だったのだ。
だが、杉浦は殺人については否定する。
北川悦子も杉浦の証言を認める。
悦子によれば、弥生の死体を発見したのは若杉。
若杉から連絡を受けた悦子はホステスを帰らせると、死体の処理を杉浦に命じたらしい。
こちらもやはり殺人は否定する。
ナイフの解析に成功。
ナイフの持ち主が若杉だと判明する。
俄然、若杉に疑惑が向くことに。
十津川は若杉が美奈に撮影されていることを知りつつ、別人のふりをしてパーカーを着込んで殺害したと考える。
だが、若杉はそれを否定。
ナイフは車上荒らしに盗まれたと明かす。
ここで、弥生には本命の彼氏が居たとの証言まで飛び出す。
さらに、悦子にも犯行は可能であると判明。
亀井は3人の免許証が埋められていたことに注目し、何か意味がある筈と頭を悩ます。
これを聞いた十津川は何かに気付く。
過去5年間に退職した警察官のリストを作るよう指示する十津川、果たして何に気付いたのか。
市原が十津川の前に姿を現す。
事件の結果を知りたいと繰り返す市原。
若杉と小暮のどちらかが犯人だと主張するが、十津川は情報は漏らせないと拒否する。
憤りを露わにし市原はその場を去る。
翌日、十津川のもとに市原が若杉を追跡しているとの情報が入る。
若杉は悦子と一緒らしい。
「いかん!!」叫ぶや否や市原たちを追う十津川。
若杉と悦子をナイフを手にした市原が襲撃。
逃げる若杉たち、追う市原。
悦子を見捨て1人で逃げる若杉だったが、その前にはいつの間にか市原が。
市原は若杉を殺害しようとするが……危機一髪、駆けつけた十津川によって取り押さえられる。
市原は若杉への殺意を否定するが、亀井は相手にしない。
「本当の名前はなんですか?」市原に尋ねる十津川。
そう、本物の市原敬一郎は既に死亡していたのだ。
偽十津川であり偽市原の正体、それは岩間勝彦だった。
岩間は元刑事。
偽十津川として堂々とした風格が出せたのも同業者だったからだった。
そして、十津川がリストを作らせた理由はコレだった。
岩間は過去に十津川が逮捕した犯人の兄で、責任を取り辞職していたのである。
「すいません、嘘を吐きました」とあっさり認める岩間。
しかし、犯行は否定しその場から逃げようとする岩間だが……。
「岩間に引き合わせたい人が居る」亀井により連れ出された岩間の前に1人の女性。
「誰か分かりますか?」との亀井の問いにも首を振る岩間。
女性は美奈を乗せたタクシー運転手だった。
しかし、岩間は運転手が分からなかった。
運転手も岩間に覚えがない。
つまり、「タクシー運転手経由で美奈を見つけた」との岩間の証言は嘘なのだ。
では、岩間が美奈がタクシーに乗ったことを知っていたのは何故か。
それは、岩間が直接美奈を尾行していたからに他ならない。
何故、尾行したのか?
岩間が美奈に弥生の殺害現場を撮影されたからだ。
一連の犯行は岩間によるものだったのである。
「証拠がない」と主張する岩間だが、十津川は証拠はあると断言する。
サバイバルゲームの写真を持ち出す十津川。
写真の弥生の首にはネックレスが下がっている。
だが、死体からはそれが消えていた。
では、ネックレスは今どこにあるのか?
ネックレスは―――岩間の首にかかっていた。
岩間は観念し、罪を認める。
過去、岩間は十津川に憧れ、十津川のようになりたいと思っていた。
その矢先、岩間の弟が居酒屋で喧嘩の末に隣客を殺害してしまい退職を余儀なくされる。
そして、弥生のヒモとなった。
だが、弥生が他人の子供を妊娠したと思い逆上。
殺害計画を練り、若杉のナイフを盗み出すと弥生を殺害したのだ。
完全犯罪にはほど遠かったと自らを嘲笑う岩間。
そんな岩間に止めを刺す十津川。
「弥生さんのお腹の子供の父親は君だよ!!」
愕然とする岩間はそのまま連行されて行く。
岩間が去り、残された十津川と亀井。
亀井は「あのネックレス、彼にとって大切な物だったんですね」と感想を口にする。
頷く十津川―――エンド。
<感想>
西村京太郎先生原作の月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ」第46弾です。
原作は『草津逃避行』(徳間書店刊)。
そのあらすじは次のとおり。
<あらすじ>
十津川あてに、井岡さつきと名乗る女から手紙が届いた。二人で過ごした草津温泉の思い出が綴られていたのだが、十津川には身に覚えがない。さらに二通目の手紙には、さつきが勤めているクラブのママの軽井沢の別荘で開かれた秘密パーティでホステスが失踪した事件が書かれ、彼女自身も身の危険を感じて助けを求めてきたのだ……!? 長篇推理
(徳間書店公式HPより)
このシリーズの前作は2011年10月10日に放送されており、実に約3カ月ぶりと短いスパンでの新作となっています。
前作については過去記事がありますね。
【月曜ゴールデン版の十津川シリーズはこちら】
・月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ44 特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜・DVDは殺人指令か?北九州の連続殺人に隠された驚愕の事実は」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45 志賀高原殺人事件〜黒姫伝説の謎〜雪の大沼池で亀井が殺人を目撃!!過去の誤射事件に驚愕の事実が!?」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
では、ドラマの感想をば。
ここから批判が始まります。
いつもの管理人の発作的なやつです。
読むと不快になる可能性があります、注意!!
市原(岩間)の身元を照会すれば、すぐに終わった事件でしたね。
照会しなくても、岩間は元警官なので指紋が登録されており、市原兄を名乗った時点で関係者として指紋を照合されればすぐに正体が分かっていた筈。
なんとも……モヤモヤな話でした。
岩間がさつきを殺害した理由も不明だし。
岩間はさつきがビデオカメラを持っていると疑って殺害したのかなぁ。
でも、殺害するのならば美奈のときと同様に死体を埋めるべきだろうしなぁ。
実際、放置して捜査が始まっちゃったし、美奈の死体を埋めたメリットもない。
仮に岩間の述べたとおり、十津川への挑戦だとしても中途半端な気が……。
しかも、本当は美奈も殺害する必要ないんだよね。
実際、美奈は岩間を知らないんだし、顔もビデオにも映ってないし。
まぁ、これは岩間が映っていないことを知らなかったからと考えることも出来るが。
あれ、待てよ……じゃぁ、岩間が自分でビデオのことを持ち出したのはおかしくないか?
映っているかもしれないものを捜させたことになるぞ、またもモヤモヤ。
さらに、夏樹は情報を小出しにするし、ビデオカメラのくだりはなんだったのか。
あれは夏樹も共犯でないと説明出来ない気が……こちらもモヤモヤ。
無駄にミスリードが多かったのは岩間が捜査を攪乱するためだったとして。
ただ、あまりに恣意的な情報が多すぎて、視聴中に何度か挫けそうになりました。
新情報として出して来て、2分後に実は違いましたパターンのなんと多いことか。
「だったら、出すなよ!!」と思ってしまいました。
ミスリードにしてももう少し抑え目にして欲しいものです。
しかも、そのミスリードが効果を発揮しているワケでもないのが、泣けてきます。
なにしろ、本記事の公式あらすじをご覧になればお分かりの通り、市原が偽名で岩間が本名であることは明かされています。
これを読んで、前半で正体がバレなかった時点で「あぁ、犯人か」と確信した方は多いでしょう。
伏線も幾つか無視しているような気がします。
まぁ、それすら「どうでもいいか」と思わせたのは、この作品の戦略なのでしょうか。
そういえば、3人分の免許証の意味はなんだったのでしょうか。
弥生の免許の写真にネックレスが写っていたから隠したワケでも無さそうだし……何故、埋める必要があったのか、モヤモヤ。
良かったのは、「ステップファザー・ステップ」に続き、伊東四朗さんと渡辺いっけいさんが出演してたこと。
続けて視聴すると、ギャップが凄くて役者さんのワザを目にすることが出来た。
全体的に今回のストーリーはちょっと(いや、かなり)無理があり、これを成立させるにはもう少し丁寧なフォローが必要だったと思う。
それがあれば傑作足りえたのではと思うと残念でならない。
次回に期待!!
ちなみに西村京太郎先生と言えば「十津川シリーズ」最終作について語られています。
興味のある方はどうぞ!!
・十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!
◆関連過去記事
【土曜ワイド劇場版の十津川シリーズはこちら】
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル(西村京太郎トラベルミステリー) 生死を分ける転車台 駅舎と列車が大炎上!?天竜浜名湖鉄道〜青いコートの女の罠…」(7月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス(西村京太郎トラベルミステリー55) 寝台特急カシオペア殺人事件・函館駅6分停車の罠!走る密室で妻が誘拐され消えた…十津川警部に謎の挑戦状!!」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 伊豆の海に消えた女(西村京太郎スペシャル 伊豆の海に消えた女特急踊り子160分間の殺意!遺書と指紋の罠十津川警部vs謎の5人の美女)」(10月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル 山形新幹線・つばさ111号の殺人!謎の駅に途中下車のトリック十津川警部vs黒い帽子の女…」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【金曜プレステージ版の十津川シリーズはこちら】
・金曜プレステージ「西村京太郎2週連続スペシャル第一弾 十津川刑事の肖像4 第二の標的 最終電車で謎の刺殺、目撃者に迫る疑惑と罠、連続殺人が示す過去の秘密…遺書に隠れた妻への最後の言葉とは」(5月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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【警部補・佐々木丈太郎シリーズ】
・金曜プレステージ 西村京太郎スペシャル警部補・佐々木丈太郎「告白〜狙われた小学校…次々殺される育児放棄の親達!容疑者は女教師、生徒が目撃者崩壊した教室で何が」(8月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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【原作者・西村京太郎先生関連記事】
・関連するドラマはこちら。
土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス鉄道捜査官 伊勢鉄道引き返せない単線列車からの脱出トリック!!2000万円の絵馬が連続殺人の謎を解く」(4月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 探偵・左文字進15 軍艦島に消えた殺意〜長崎で史子の恋人が殺された!左文字がオランダ坂で見た隠し絵に驚愕な謎が炙り出た」(7月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・関連するその他の事柄はこちら。
西村京太郎先生が選ぶ自身のベスト3作品とは?
「湯河原文学賞」作品募集!!(審査員をされてます)
「第二回麻雀トライアスロン 雀豪決定戦」に綾辻行人先生&西村京太郎先生が参加!!
<キャスト>
十津川省三(とつがわしょうぞう):渡瀬恒彦
○
岩間勝彦(いわまかつひこ):渡辺いっけい
○
北川悦子(きたがわえつこ):根本りつ子
○
西本刑事(にしもとけいじ):堤大二郎
○
本多捜査一課長(ほんだそうさいちかちょう):小野ヤスシ
○
安原刑事(やすはらけいじ):山村紅葉
○
小西刑事(こにしけいじ):中西良太
村川刑事(むらかわけいじ):古川りか
島田刑事(しまだけいじ):清野秀美
小林刑事(こばやしけいじ):内山翔人
山下刑事(やましたけいじ):山田アキラ
○
安住刑事(あずみけいじ):石橋保
友永刑事(ともながけいじ):秋山真太郎
○
杉浦トオル(すぎうらとおる)國本鍾建
三島夏樹(みしまなつき):上田眞央
井岡さつき(いおかさつき):大平奈津美
井上美奈(いのうえみな):藤本りせ
市原弥生(いちはらやよい):斉藤レイ
○
若杉健三郎(わかすぎけんざぶろう):清水紘治
○
亀井定雄(かめいさだお):伊東四朗 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)
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あの人 十津川が「女の子」って言ってたケドアラフォーじゃないのか?
しかもいっけい…
コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!
渡辺いっけいさん、大活躍されていますね。
「ステップファザー・ステップ」、「ストロベリーナイト」に「十津川警部」とさまざまな役を演じられています。
特に本記事中にも記載した通り「ステップファザー・ステップ」と「十津川警部」のギャップが凄い!!
流石は役者さんだなと感嘆しました!!
しかし今回の十津川は話がわかりやすかったな。
まさんのいう美奈役の人って「いくつだ?」って感じだったし、しかも台詞訛ってるし・・・。
弥生さん出番少なすぎだし
夏樹ちゃん棒読みだし。
ちょっと美奈役の人気になって調べたら、昔恋からで契約違反してリストラされた苦労人みたいですね。28才で活動してたら急に25才になったり・・・。
36才説まであるらしいし。
芸能界って色々あるんだ。と実感。
夏樹ちゃんはミスセブンティーンで年齢も誤魔化してないみたいなんで俺的には満足です。
そして渡瀬さんはキャメラっていうんだね。
コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!
渡辺いっけいさん、本当に凄かった。
「流石は役者さん!!」と呻らされました。
それにしてもいろいろあるんですね、知りませんでした。美奈役の人、苦労人だ。
本記事にも書きましたが、今回は盛り沢山だったような気がします。
コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!
今回のドラマは設定自体は魅力的でしたが、展開にかなり無理があったような気がしますね。
さつきと美奈の殺害について、ご指摘の通りです。
映像ではっきりと明示されませんでしたね。
一応、美奈の遺体が発見された際の免許証により、さつきと美奈の殺害犯は弥生殺害犯と同一人物とされていたので岩間の犯行と思われますが、動機も判然としないままです。
それと、カメラの件同意してくださって本当に嬉しいです(^O^)/。
あの流れだと夏樹の関与が無いのが信じられない。
カメラがあっさり見つかったのは夏樹の陰謀だと終盤まで本気で考えてしまいました。
何故か、夏樹だけ狙われなかったこともあって、てっきり岩間と共犯だと思ったんだけどなぁ。
原作はどうなんだろう。