2012年01月12日

水曜ミステリー9「街占師〜北白川晶子の事件占い 夫が殺人!?女心を裏切る悪徳美容詐欺の罠!!開運夫婦が暴く人気女優の秘密(死を招く手相!?美容悪徳商法に人気女優が!?和ちゃん逮捕で晶子が奮闘!!)」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「街占師〜北白川晶子の事件占い 夫が殺人!?女心を裏切る悪徳美容詐欺の罠!!開運夫婦が暴く人気女優の秘密(死を招く手相!?美容悪徳商法に人気女優が!?和ちゃん逮捕で晶子が奮闘!!)」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

銀座の裏通りで客の手相を見る街占師・北白川晶子(高畑淳子)は、屋台のラーメン店を営む夫の和樹(村田雄浩)とともに幸せに暮らしていた。
そんなある日、晶子がとあるビルの前を通りかかると、和樹の店の常連・西山善門(石倉三郎)がビルから無理やり引きずり出されているところに遭遇する。善門はボランティアで詐欺被害者の相談に乗っており、被害の相談を受けて美容ドリンクの販売会社ビューティー・レイを調べに来たのだという。ビューティー・レイはキャッチセールスの手法で女性をつかまえ、不安をあおっては高額な美容ドリンクを売りつけていた。善門から話を聞いた晶子は、自分が客のふりをして様子をうかがってみると請け合う。
しかし、ビューティー・レイの社長室に乗り込んだ昌子は、社長室にいた社長の浜本光(葉山レイコ)、高原鶴男(IZAM)と話をすることができたが、正体を怪しまれ、結局何もつかめないまま帰ってくる。
その後、和樹の店に来ていた銀座のホステス・岸本マユミ(大塚千弘)が、晶子が持ち帰ったビューティー・レイのパンフレットに興味を持ち、高額のドリンクを大量に購入。さらに、友人にも紹介していき、ついにはホステスを辞めてビューティー・レイで働くと言い出す。ホステス仲間から、マユミに無理やり売りつけられたドリンクを返品し、マユミを説得して連れ戻すよう頼まれた和樹は、しかたなくビューティー・レイへと向かう。
和樹は、ビューティー・レイの社長室のドアを開けた瞬間、何者かに後頭部を殴られ気を失ってしまう。和樹が目を開けた時、そこには頭から血を流した高原の遺体があった。駆けつけた警備員にその場を見つかった和樹は、高原殺害の容疑で逮捕されてしまう。
なんとしても夫・和樹の容疑を晴らしたい晶子は、兄の刑事・野崎峰男(火野正平)から、「高原鶴男」というのは偽名で、本名は「小野沢正」であること、これまでも違法スレスレの悪徳商法に手を染めており、警察から常にマークされていたことなどを聞き出す。しかも、社長の浜本光は高原の「お飾り」のような存在だったことも判明する。
その矢先、モデル出身の人気女優・神倉明日香(逢沢りな)が出演していたビューティー・レイの広報ビデオが、突然インターネットに流出する。晶子は、高原殺害も映像流出も、全ては経営の主導権を握りたかった浜本の犯行ではないかと疑い、浜本に直接真相を問いただそうとする。ところがその矢先、その浜本も何者かに殺害されてしまい…。
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

マユミも浜本が死亡したことで目を覚ます。

夫・和樹の無実を証明するために事件を調べ始めた晶子。
高原こと小野沢を調べて行くうちに、西山善門に突き当たる。

実は、西山善門は過去に「住之江商事」を立ち上げ詐欺を行っていた。
そのときの片腕が小野沢だったのだ。
結局、被害者が自殺したことで罪の意識を抱いた善門は詐欺師を廃業。
贖罪の念から、NPO組織を立ち上げ被害者を助けていた。

そんな善門に美咲という名の娘がいたことが判明。
ところが、美咲は既に死亡していた。

美咲に関連して善門が小野沢を殺害したのではと考えた晶子は善門と対峙する。
和樹を助けたい一心の晶子の訴えに心を動かされた善門は罪を認め、すべてを明かす。

過去、小野沢と美咲は交際。
小野沢の正体を知る善門は反対したが、美咲は駆け落ちしてしまう。
駆け落ち先で小野沢は美咲に詐欺の片棒を担ぐよう強制、断ると暴力をふるった。
結果、美咲は小野沢と善門の正体を知ってしまう。
小野沢のもとを逃げ出した美咲だが、善門の過去を知り悩み苦しむ。
そして……美咲は死んでしまった。

善門はこれまで美咲の死は自殺だと思っていたが……。

明日香と親しくしていた善門。
明日香に美咲の影を見ていたのだ。
そんな明日香が小野沢に利用されていることに怒りを抱いた善門は小野沢を問い詰め、美咲の死の真相を知ってしまう。

美咲は自殺ではなく小野沢に殺されていた。

怒りに目の前が見えなくなった善門はその場で小野沢を殺害してしまう。
事後、自分のしでかしたことに気付き慌てて逃げ出すことに。

そんな逃げる善門を浜本が見ていた……。

浜本は小野沢が殺害されていることに気付き、善門の犯行と知った。
もともと、浜本は小野沢の排除を画策しておりこれは渡りに船だった。
そこへ、和樹が現れたので罪を着せたのだ。

だが、浜本は小野沢抜きでは会社が立ち行かないことも気付いていた。
そこで、小野沢の代わりを求めた。
白羽の矢がたったのが―――小野沢の師である善門だ。

こうして、浜本は小野沢殺害について脅迫したのだが……。
結果、善門に殺害されてしまったのだった。

善門は出頭するがもう一日待ってくれと晶子に頼む。
明日香の手術が明日へと迫っていたのだ。

晶子は和樹に詫びると、善門の願いを聞き入れるのだった―――エンド。

<感想>

先週の「刑事の証明」に続き、こちらもシリーズ第2弾となった「街占師」。
前作は2008年9月放送なので、ほぼ3年4ヶ月ぶり、満を持しての新作となりました。

今回の原作は姉小路祐先生『死を招く手相』(双葉社刊)。

<あらすじ>

変装はできても、手相はごまかせないわ。若き女性占い師・北白川晶子が難解トリック犯罪に挑む。芸能界に娘をデビューさせた元タレントの母親の秘められた過去とは…。書き下ろし長編ミステリー。
(アマゾンドットコムさんより)


あらすじを見る限り、ドラマ版のシナリオ展開は原作に忠実な様子。
さて、そんなドラマ版の感想を!!

「相棒」視てたので、前半は視てません。
なので、ちょっと不安なネタバレ批評(レビュー)となりました。
たぶん、合っていると思うけど。

ちなみに自信がなかったので記載しなかったんだけど、明日香の父親は小野沢だったのかな。
そんな感じの話だったような……。
それ抜きでも行けたので確証のある範囲でまとめちゃいましたが、どうだったんだろう。

で、視た範囲での感想。
本当に可もなく不可もなくかなぁ……。
石倉三郎さんの演技が渋くて良かったことぐらいしか印象にない。
特に手相が活きた物語とも思わなかったし。

うむむ……それくらいかな。

<キャスト>

北白川晶子(街占師):高畑淳子
北白川和樹(晶子の夫):村田雄浩
飛騨紫絵(晶子の師匠):吉行和子
野崎峰男(晶子の兄):火野正平
西山善門(詐欺被害者相談団体代表):石倉三郎
神倉チエ子(明日香の母):藤吉久美子
高原鶴男(ビューティー・レイ専務):IZAM
春永恵美子(晶子の店の常連客):伊藤かずえ
神倉明日香(アイドル女優):逢沢りな
浜本光(ビューティー・レイ社長):葉山レイコ
財原寛司(制作プロダクション社長):中丸新将
岸本マユミ(銀座のホステス):大塚千弘
安田正道(ビル管理人):穂積隆信 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)


「死をまねく手相」です!!
死をまねく手相



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