2012年02月27日

「BLOODY MONDAY ラストシーズン」2012年2月22日までを振り返る。

シリーズ最終章として連載中の「BLOODY MONDAY ラストシーズン」。
いよいよ、物語は佳境へ。
とりあえず、これまでのあらすじを急ぎまとめると共に今後の展開を予測しようとの企画です。

ちなみに27話「母なる証明」のあらすじについては、かなり詳細なものとなっています。
これは27話時点で一度、ネタバレ批評(レビュー)しようとしていた名残なので、それを理解されるとより面白いかも。

では、1話から2012年2月22日現在までのストーリーを。

<あらすじ>

九条と世界の要人が集まる会場が何者かに襲撃された。
「サード・アイ」は、九条子飼いの組織「クラウンズ」と共に事態の収拾にあたるが失敗し、会場を占拠されてしまう。

その頃、藤丸は以前の仇敵・Jと目的を1つにし全ての黒幕“物語綴(ストーリーテラー)”打倒の為に動いていた。
実は、九条こそが“物語綴”だったのだ。
シーズン2で拘束されていた響も、Jにより助け出されておりこの作戦に加わっていた。
しかし、「サード・アイ」は九条が敵であるとの事実を未だ知らない……。

一方、占拠に成功した“物語綴”こと九条は世界の金融システムを覆すことで覇権を握ろうと画策していた。
しかし、藤丸の活躍により金融機関のコンピュータが一斉に停止、計画に遅延を余儀なくされる。
何者かの関与を疑う九条。

その頃、「サード・アイ」は「クラウンズ」の生存者と共に一大反攻計画を立てる。
しかし、この計画はスパイにより筒抜けだった。
クラウンズこそは九条の私兵、その人員がそのまま敵に回っていたのだ。
多くの犠牲者を出したと思われていたクラウンズ側には1人の犠牲者も出ていなかった。
加納も南海もこの事実を知らない……。

その頃、藤丸の手引きで事前に会場を脱出していた音弥と遥。
一度は追手を撃退したものの、藤丸の関与を隠蔽する為に遥が捕まることに。

しかし、計画遂行に必要な下準備の為に遥を危険に曝す他なくなってしまう。
大人しくしていれば命までは取られないと冷静なJだったが、藤丸は妹を助ける為に奔走。
響と音弥をフォローに回し遥を助けたことで計画自体に齟齬をきたしてしまう。

この穴は大きい。
自身のミスは自身で補うしかない。
藤丸は舞台となるタワーに乗り込むことに。

だが、これが更なるミスを招いてしまう。
いつまでも遥が帰って来ないことに不審を抱いた九条は警戒を強化。
結果、侵入経路にエレベーターを選択した藤丸に死の危険が迫る。
エレベーターの管理システムのハッキングによりこれを回避することには成功したが、目立ち過ぎた為に潜入が露見。
さらに、九条に藤丸が敵に居ると報せてしまう。
同時に、Jの存在も気取られることとなった。

九条は傘下のクラウンズに檄を飛ばすと、計画を予定よりも繰り上げることに決める。
一方、この苦境にJもまた非情な作戦を実行に移すことを決意する。
Jの非情な作戦とは藤丸の理想を実現するために物理的なフォローを行うものだった。

その頃、九条は人質の公開処刑を行うことで見せしめにするべく動く。
人質たちはクラウンズにより世界へと中継されたカメラの前で処刑されてしまう。

……が、これは藤丸の策だった。
公開処刑されたように見えた人質たちだが、実は処刑人に化けていた響により全員無事。
気絶しただけだったのだ。

そうとも知らぬ九条はクラウンズのリーダー“コンドル”と連絡を取り合い、加納と南海の抹殺を命じる。
“コンドル”は無線により部下から「排除成功」の報を受け取るが……。

藤丸の実力を知る九条は油断を見せない、早くも次の策を打つことに。

事あるを予測し用意していた“対藤丸の切り札”を切ったのだ。
人質の中に紛れ込んでいた切り札は、監視カメラから眺めているであろう藤丸に宣戦布告する。

その切り札とは―――因縁の相手・折原マヤ。
そして、マヤの周囲には響のクローンが3人もつき従うのだった。

マヤは藤丸が無線を傍受していることを看破。
“コンドル”に警戒を促すと、早くも藤丸の妨害を始める。
クラウンズを閉鎖空間に隔離しようとした藤丸の狙いを見抜き、未然に防がれてしまったのだ。

マヤは藤丸に容易くしてやられる“コンドル”の実力を疑問視するが、九条には余裕があった。
何故ならば、九条には別の懐刀が存在したのだ。
“物語綴り”九条の懐刀、それは九条の娘であり、音弥とJの母・奏音だった。

マヤの前に現れた奏音は、両手の銃で室内に備え付けられていたカメラとマイクを破壊する。
藤丸の盗聴に気付いていたのである。
これにより、藤丸はもちろん、Jも未だ奏音が敵に回っていることに気付けない。

自身の正体暴露の危険が去ったと判断した奏音は、マヤにコードネーム・トキと名乗る。
奏音の存在は、九条によれば、思考方法その他すべてを九条と同レベルで兼ね備えたもう1人の九条―――つまり、九条のバックアップとなっているらしい。

人質のふりを続ける九条に代わり、すべての指揮を奏音がとることに。

奏音の実力を疑問視するマヤだったが、奏音はその実力を早くも見せつける。
藤丸の動きから金融システムのダウン以外にも妨害工作が別にあると看破。
それに遥が関わっていることまで見抜き、部下全員に遥のこれまでの移動経路上にある不審物すべての捜索を命じたのだ。

これにより、本来の目的達成が困難になると判断したJは効果が半減することを承知で作戦実行を決める。
だが、これに藤丸が反対。
現状に対応した上で、新たに最適と思われるプランを構築し誤差を修正するよう提案。
こうして、ギリギリまで粘ることとなった。

一方、奏音は音弥を溺愛し、その音弥の為にならないと藤丸を敵視。
これの抹殺を指示する。
ここに、マヤたちも行動開始。
マヤと響クローン2体が制御室に居ると思われる藤丸を、残った響クローンが響本人を狙う。
奏音の参入により、事態は藤丸にとって不利に動いていく。

異変に気付いた響は、藤丸に伝えることなく1人死地に赴く。

奏音の部下が遂に遥の動かした鉢植えに気付く。
鉢植えを確認しようとする部下。

同じ頃、制御室へと乗り込むマヤたち。
だが、そこはもぬけの空だった。
藤丸は何処へ!?

そして、藤丸による修正は完了。
Jが計画を実行する。

直後、タワー外周部に閃光が広がって―――。

閃光の正体は爆弾だった。
この爆発により、九条の部下は分断されてしまう。
同時に藤丸とJによる人質脱出作戦が実行に移される。

虚を突かれた形になった九条の部下は総崩れに。
途中、ヤコブが人質を庇い撃たれてしまったものの、人質は藤丸の誘導で脱出を果たす。

だが、この混乱に紛れ抑える筈だった九条の身柄は、九条自身が姿を消してしまった為に逃げられてしまう。

九条たちは今回の作戦失敗を悟り、屋上からヘリで脱出するプランに変更する。
脱出後、被害者として表舞台に留まり、次の機会を狙うとのものだ。
九条の意図を察した藤丸たちは、脱出前に捕えるべく後を追う。

逃げる九条に、追う藤丸。
これに呼応し、各ポイントで攻防が繰り広げられることに。

まずは、クラウンズを統率するコンドルと加納の対決である。
実は予め藤丸から連絡を受けていた加納は刺客を返り討ちに遭わせていた。
その上で、コンドルに自身が死亡したとの偽情報を与え、機会を窺っていたのだ。
死んだと思い込んでいた加納の奇襲により、クラウンズは大被害を受け壊滅。
コンドル自身も加納と一騎討ちの末に敗死する。

そして、響と響クローン2人の対決。
戦力比は1対2である。
劣勢に追い込まれた響は藤丸と結婚の約束をした教会を決戦場に選ぶ。
果たして、響は勝てるのか?

一方、九条と合流した奏音、マヤ、響クローン。
マヤは自身の過去を語ると共に、追跡して来る藤丸を今度こそ葬るべく迎え撃つ―――続く。

<感想>

いよいよ、物語も佳境へと突入したラストシーズン。
各所で決戦が行われ、盛り上がっております。

では、気になるところをつらつらと。

まず、九条がラスボスにはどう見ても思えないこと。
奏音が九条のバックアップであることを何度となく強調している点から、九条=奏音との図式が生まれ、ボスの座を奏音に奪われそうでなりません。
最終的には、どちらがボスでも同じだから1人でも十分とかの理屈で九条が排除されそうな予感。
ここらで、藤丸と音弥のバックアップ関係と比較しそう。

そして、何気にマヤが九条に何かしそうな気配も漂っております。
マヤの親の仇が九条である可能性もあるかもしれない。

だとすると、マヤが九条に復讐。
それを傍観していた奏音。
事後に奏音が豹変、マヤを処刑後、ラスボスに―――のような展開もありうる……いや、流石にこれは無いか。

そして、予想通り、加納たちは生存。
結果、加納とコンドルが一騎討ちの末にコンドルが敗死。

その内容は「コンドルが隠し持っていたパームピストルを使うも、予期されており返り討ち」とのものでした。
加納によれば、「その手は、お前じゃなく俺のやり方だろうが」とのこと。
さらに「どうして(こんな卑怯な手を使うほど)、曲がってしまったのか」とコンドルの変節を嘆いていましたが、過去回想を見た限りでは、卑怯技を用いる加納に対抗するために卑怯技を用いたとしか思えません。
ある意味、加納の薫陶を受けたものと言ってよいでしょう。

しかし、このままだとJ活躍の機会が無いなぁ……。
活躍するには、Jもタワーに登場するしかない。
となると、九条が用意している筈の迎えのヘリあたりが怪しいか。

一方、響方面については予測できない。
響が勝つか、悪くとも相討ちだろうとは思われますが、果たして。

今回はこんなところか。

ラストシーズンは如何なるラストを迎えるのか、シリーズ締め括りとされているだけに目が離せません。
今後に注目です。

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