2012年01月20日

東野圭吾先生『容疑者Xの献身』がエドガー賞候補に!!気になる結果は2012年4月26日!!でも、何故2012年の今なのか、知りたいと思いませんか!?

東野圭吾先生による探偵ガリレオシリーズの傑作『容疑者Xの献身』がエドガー賞候補に選ばれました。

エドガー賞といえば「アメリカ探偵作家クラブ」が誇る同国最高のミステリに贈られる名誉ある賞です。
この記事で取り上げたことがありますね。

あなたは知っていますか?世界に広がる作家協会の輪!!

その賞に選ばれれば“世界の”という枕詞がつくことになります。
で、ここで気になるのは「何故、今」なのか?

『容疑者Xの献身』は2005年8月に発売されており、本来なら7年前のことじゃないの?と思われた方も多いのではないでしょうか。
その疑問にお答えしましょう。

答えは簡単です。評価の対象となる米国版が発売されたのが2011年2月1日だったから。
米国版のタイトルは「The Devotion of Suspect X」でした。
これについても過去記事で取り上げていますね、こちらです。

米国版「容疑者Xの献身」発売される!!タイトルは「The Devotion of Suspect X」!!

今回評価された『容疑者Xの献身』ですが、著者・東野圭吾先生の記念すべき米国進出初作品となります。
(ただし、2004年には「秘密」が「Naoko」として限定英語版にて出版済み)。
米国版の出版元であるセント・マーチンズ・プレスによれば、2月1日当時で米国で7万5000部の販売を目指していましたが、既に達成し増刷したとの情報も入っております。
まさにブームとなっているようです。

ちなみに『容疑者Xの献身』については、既に中国、タイ、フランス、ロシア、スペインなどが版権を購入しており、熱い注目が集められていました。
中国では既に20万部が販売されており、舞台化もされています。

東野圭吾先生が中国でブームに!?

東野圭吾先生「容疑者Xの献身」が上海で舞台化!!

そして、今回のエドガー賞候補もまさにそう。
良いものは洋の東西を問わず、評価されるとの管理人の持論が証明された形になりました。
エッヘン(自分のことでもないのに鼻高々)!!

この持論がさらに実証されるのか?
気になる結果は2012年4月26日です!!

そんな『容疑者Xの献身』については過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。
興味のある方はどうぞ!!

「容疑者Xの献身(文春文庫版)&映画版」ネタバレ批評(レビュー)

東野圭吾先生と言えば、韓国版「白夜行」も現在公開中。
さらに、「人気作品ランキング」も中間結果が発表されています。
こちらも注目!!

韓国版『白夜行』遂に上陸!!2012年1月7日(土)日本公開!!

東野圭吾先生「人気作品ランキング」中間結果発表!!

◆関連過去記事

【東野圭吾先生原作ドラマ関連】
金曜プレステージ「東野圭吾3週連続スペシャル 11文字の殺人 あの日恋人はなぜ殺されたのか?無人島より殺意を込めて…11文字に込められた悲しき殺意!クルーズツアーで何が起きたのか?」(6月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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金曜プレステージ 東野圭吾スペシャル 探偵倶楽部「大ヒット原作ドラマ化!名探偵最強コンビ誕生!大物社長突然の失踪に隠されたセレブ一族の醜い骨肉の争い…消える死体…驚愕密室トリックを暴け!」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「流星の絆」(TBS系、2008年)

土曜ドラマスペシャル「使命と魂のリミット(前編) 病院に届く謎の脅迫状…犯人の狙いは?」(11月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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【東野圭吾先生著作ネタバレ書評(レビュー)】
「探偵倶楽部」(東野圭吾著、角川書店刊)

「白夜行」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「幻夜」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「殺意取扱説明書(毒笑小説より)」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「夜明けの街で」(東野圭吾著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

「11文字の殺人」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「ブルータスの心臓」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「回廊亭殺人事件」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「ゲームの名は誘拐」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「犯人のいない殺人の夜」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『マスカレード・ホテル』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『使命と魂のリミット』(東野圭吾著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『分身』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【探偵ガリレオシリーズ】
容疑者Xの献身(文春文庫版)&映画版

「真夏の方程式」(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

2夜連続ガリレオSP「ドラマレジェンド ガリレオエピソードΦ」(12月28日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

【加賀恭一郎シリーズ】関連過去記事
・シリーズ7作目「赤い指」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「赤い指」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ8作目「新参者」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「新参者」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ9作目「麒麟の翼」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「麒麟の翼」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・ドラマ版「新参者」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「新参者」(TBS、2010年)

・ドラマ版「赤い指」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
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【その他】
米国版「容疑者Xの献身」発売される!!タイトルは「The Devotion of Suspect X」!!

韓国版『白夜行』遂に上陸!!2012年1月7日(土)日本公開!!

東野圭吾先生「人気作品ランキング」中間結果発表!!

「容疑者Xの献身」米国版「The Devotion of Suspect X」です!!
The Devotion of Suspect X





こちらは「秘密」の米国版「Naoko」です!!
Naoko



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posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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