2012年02月08日

「相棒season10(ten)」第15話「アンテナ」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season10(ten)」第15話「アンテナ」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season10(ten)」第15話「アンテナ」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

相棒1


<ネタバレあらすじ>

暗闇の中を1人の女性が歩いている。
その背後に迫る不審な人影。
人影は目の前の女性に向かい凶器を振り上げ、振り下ろした……。

千束署の刑事・相原(萩原聖人)が突然米沢(六角精児)を訪ねてきた。
相原は、かつて米沢と組んで、警察の天下り先でもある青少年防犯協会の横領事件を解決した熱血刑事。(映画「鑑識・米沢守の事件簿」2009年公開 より)

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」ネタバレ批評(レビュー)

相原は米沢を頼って来たのだ。
千束署管内で起こった連続通り魔事件。
これまでに3件の被害が出ており、中の1人は意識不明の重体である。
その事件で採取された繊維片を警視庁本部で詳しく分析してほしいというのだ。
だが、所轄の鑑識で調べたのなら結果は同じだと断る米沢。

懇願する相原から米沢が逃げようとしていたところ、そこへ右京(水谷豊)が現れる。
右京は米沢に頼まれ、英文の捜査資料の翻訳をしていたらしい。
「正楽師匠の火事息子は如何でしたか?」と相原そっちのけで盛り上がる右京たち。
以前に米沢が話していた尊敬する人が右京であると気付いた相原は「頼まれたらなんでもやってくれるんですよね?」と右京に詰め寄る。
こうして、右京が捜査に携わることに。

同じ頃、連続通り魔事件が解決しないことに焦りを覚えた上層部は捜査一課を動かすことを決定していた。

特命係では、右京と神戸(及川光博)が相原の扱いに困っていた。

サイバー犯罪対策課が収集したネットログを見せるよう相原に依頼した右京。
ところが、相原は黙ったまま動かない。
その様子に何かを察した右京。

捜査会議は9時に開始の筈、にも関わらずその時間に此処に居られること。
そして、捜査本部の人間ならば2人1組で行動する筈。
それにログを持ち出し出来ないということは……。

実は、相原は3件目の向島署管内の事件に管轄を超えて乗り込んだ為に、捜査本部を外された上に謹慎中だったのだ。
それでも、「大丈夫」と笑う相原。
青少年防犯協会の暗部を知る相原は上層部も易々と排除できるものではないらしい。
「大丈夫ではないでしょ……」思わず洩らす神戸。

しかも、分析を頼んだ繊維片も相原が勝手に持ち出したものだった。
神戸は相原の行動に辟易するが……。

右京は、米沢を通じて、ハイテク犯罪センターが集めた通り魔に関する書き込みを入手。
中でも「通り魔を見たかも。街灯の下からあいつはこちらを見詰めていた」との書き込みに注目する。
アクセスログを調べた結果、3件目の起きた近くから書き込まれたことが判明。
そちらへ向かう右京たち。

その頃、捜査一課は被害者や犯行現場近くの聞き込みに従事していた。
伊丹も聞き込みの結果から同じ家に辿り着く。

両者が突き止めたのは、佐々木家。
9年前から引き籠っている真人(松尾英太郎)の家である。
右京は書き込み主は真人であると確信。

真人は、区役所に勤める父親を持っていた。
母親によればPCは真人以外に一家の主人である佐々木の部屋にもあるらしいが……。

何故、書き込みが気になったのか問う神戸。
右京が真人に注目したのは「街灯の下からこちらを見詰めていた」との記述が真に迫っていた為らしい。
具体的に「街灯」などといったキーワードが出ていたことが注目を惹いたのだ。
相原はそれを聞き暴走。
無理矢理、真人から話を聞き出そうとした為に、真人とその母を敵に回してしまう。

神戸は相原のやり方を非難。
2人は激しく対立する。

一方、捜査一課は真人が深夜に通うコンビニで聞き込みをしていた。
伊丹たちは、真人が通り魔の犯人ではないかと考えたのだ。

そこへやって来た右京たち。
相原は伊丹たちの疑いを否定するが、根拠がないとやり込められる。

右京たちも聞き込みを開始。
毎夜、深夜に帰るという夫を持つ主婦・沙織によれば、怪しい人影を見たことはないと言う。
「家から通りは何も見えない」と語る沙織。
さらに「主人の帰宅が遅く、帰ってからでないと子供の面倒をみない」と繰り返す。
妻に赤ん坊を預けて深夜に帰宅する夫に対し不満を抱えている様子だが……。

今度は、妊娠8か月の娘を持つ代田家を訪ねた右京たち。
代田の夫によれば、真人の父を犯行時刻に現場近くのコンビニで見たらしい。

佐々木は区役所勤務。
調べたところ毎日17時に退勤している。
その佐々木が何故、深夜にコンビニに居るのか?
疑問は深まるばかりだが……。

捜査一課は佐々木真人を容疑者と絞り込む。
そんな一課に反発した相原は自分も一課と共に監視すると主張。
右京は相原と神戸を残し、単独捜査することに。

深夜のコンビニで立ち読みしていた佐々木(真人の父)に接触する右京。
佐々木は家庭内暴力を奮う真人に失望、帰宅が苦痛となっており、コンビニで時間を潰していたのだ。

真人が外出する。
捜査一課は追いかけるが見失ってしまう。

右京たちは合流し、佐々木家を訪ねることに。
佐々木は真人とどう接してよいか分からないらしく心底疲れ果てていた。
相原は真人の犯行を疑う両親を非難する。

そこへ、真人が帰宅。
取り調べようとする一課だったが、相原は真人を庇い逃がしてしまう。

一方、「やはり、今夜は起こしませんか……」。
予想していたような右京、既に容疑者を絞り込んでいるようだが……。

新生・花の里に米沢が初来訪、女将をしている幸子に驚愕する。
そのカウンター席には相原が酔い潰れていた。
どうやら、佐々木家の内情に感情移入してしまっているようだ。
そんな相原に米沢は右京から入手した「火事息子」を「役に立てば」と貸し与える。

翌朝、捜査一課。
3人目の被害者の意識が回復する。
彼女によれば、倒れる際に咄嗟に服を掴んだと言う。
この証言をもとに伊丹たちは真人を任意の事情聴取する。
真人に服を提出させ、調べるつもりのようだ。

真人の聴取が終了、右京たちは真人に接触する。
相原も合流し、ファミレスで会する一同。

相原は捜査のことよりも、真人の引き籠りを解決しようと必死である。
真人によれば、引き籠ることになった理由は分からないらしい。
神戸は真人を庇おうとするが、相原は「甘えている」と批判。
真人は相原の言葉に憤り、逃げ出してしまう。

真人の後を追う右京たち。

原因は「アンテナの感度」だと断言する右京。
真人は、たとえ自身を想いかけられた言葉だとしても、少しでも主観が入っていれば苛立ち傷付いていたのだ。
「感度が高過ぎたからこそ」と語る右京に「分からない」と逃げる真人。

続けて、右京は相原が真人を信頼していると指摘。
通り魔事件の犯人として疑っていないどころか、むしろ、真人のことを真摯に考えていると主張。

ここで、落語の「火事息子」を持ち出す相原。

大店の息子が火消となった。
当時、火消はならず者の職業とされており、両親はそれを理由に絶縁した。
息子は両親に捨てられていると思っていた。
ところが、ある日、大店から出火してしまう。
駆け付けた息子は驚いた。
この出火は息子と会いたいばかりに両親が仕組んだものだったのだ。
両親も息子を愛していたのだ。

「そして、真人もまた両親に愛されている」

この相原の言葉に、真人は心を開く。
「火事息子」を真人に貸す相原。
そして、真人の目撃証言から犯人の絵が完成。
街灯の明かりの下で立ち尽くす人影の絵である。
だが、肝心の顔は判然としない。

しかし、右京はこの絵を1目見て「やはり、そうでしたか」と呟く。
どうやら、在宅確認すべき人物がいるらしいが……。

在宅確認すべき人物はファミレスに向かったらしい。
同じ頃、真人が襲撃される。
そこへ駆けつけた右京たちは、通り魔を捕まえる。
通り魔は目撃者である真人に証言されることを恐れ襲撃したのだ。

そして、通り魔犯人は右京たちが聞き込んだ相手の1人・沙織だった。
「家から通りは何も見えない」と証言した沙織。
何故、そんな証言が飛び出したか。
真人に目撃されたことを意識した為だった。

さらに「主人の帰宅が遅く、帰ってからでないと面倒をみない」ということは「夫が帰宅さえすれば、子供を預けて外出できる」ということなのだ。
そして、真人が描いた絵には沙織の服が描かれていた。

結局、3番目の被害者の爪から採取された繊維片が決め手となり、沙織は犯行を認める。

ずっと、夫を殺したかった……そう語る沙織。

「子供が生まれたその日、夫は見知らぬ人々を連れてやって来た」と沙織。
「子供が生まれたから友人に見せたんです」と夫。

「出産から帰ったばかりなのに、夫は秋川渓谷へ遊びに行った。私は1人残された」と沙織。
「前々からの約束だったし」と夫。

「その遊びの前日、私は足を骨折した」と沙織。
「それは知らなかったし、知った後は会社を休んで面倒をみた」と夫。

「夜中は子供の面倒をみているのは僕なんです」と夫。
「夜中しか面倒をみない」と沙織。

「妻が息抜き出来るように、夜はファミレスへ行くのも許してます」と夫。
「隣で酒を呑んで寝ているのを見るのもムカつく」と沙織。

「子育てについて、母からも助言を得て頑張った」と夫。
「子育ての大変さを訴えても、母は働きながらやったといつも口にする」と沙織。

夫と沙織の証言はどこまでも平行線だった……。
「子供を産んだばかりで、アンテナの感度が高かったんでしょうかね」と右京は感想を洩らす。

浮気も暴力もなかった。
だから、離婚も出来ない。
夫への不満は日に日に高まって行く。
息抜きの為に、ファミレスへ足を運ぶのも、都合よく利用されているようで嫌だった。

そんな中、ファミレスの帰り道で最初の被害者に出会った。
既婚者であるにも関わらず自由そうな被害者に苛立った沙織は襲撃してしまう。
以降、犯行を繰り返したのだった。

こうして、事件は解決。

翌朝、鑑識課では貸したCDを真人に又貸ししたことで米沢に責められる相原の姿があった。
相原は、そのまま逃げるように特命係へ。

相原からその後の佐々木家について聞く右京たち。
あれから佐々木は家にまっすぐ帰るようになったらしい。
そっと微笑む右京。

そこへ電話が……相手は真人である。
どうやら、真人が床屋に出かけるらしい。
「今すぐ駆けつける」と相原。
仕事そっちのけの相原に呆れる神戸。

一方、右京は去り行く相原の背に「事件もなく謹慎中でもない時にでも、ゆっくり遊びに来てください」と声をかけるのだった。

真人が日中に外出している。
代田家の母娘に挨拶されるが、真人は挨拶を返さない。
しかし、代田家の母は「通り魔を捕まえるのに協力したんですって!?」と追い縋る。
それでも、真人の足は止まらない。
反応のない真人に諦める代田親娘。
そんな2人を背に、声をかけられたからだろうか……真人はどこか誇らしげだった。

「そう遠くない日に、引き籠りを脱することになるでしょう」
そう予言する右京。

「何故ですか?」神戸の問いかけに。
「何故なら、彼は愛されてますから」と返す右京―――15話了。

<感想>

シーズン10(ten)第15話。
脚本は櫻井武晴さん。

さて、今回はというと……。

その前に、まず重大情報が。
神戸役の及川光博さんが今シーズンを以て「相棒」を去られることが判明しました。
やっと「相棒」として定着し、重要なキャラクターとなりつつあったのですが……惜しい。
噂こそ出ていましたが、3シーズンで神戸が去ることになるとは思っても見ませんでした。
残り数話で神戸が見られなくなると思うと寂しいですね……。

さて、今回の感想に戻りましょう。
映画「鑑識・米沢守の事件簿」の相原役が登場しました。

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」ネタバレ批評(レビュー)

今回の相原はどことなく亀山薫の役割を背負わされていたような気がします。
ひょっとして、神戸の次の相棒候補になるのでしょうか。
なんだか、今回の放送からはそんな印象も受けましたが……。

「アンテナ」という単語に代表される「人に悪意を見てしまう」ことについてもなかなか興味深かった。
人は結局、何処までも主観からは逃れられないのでしょう。
もっとも、主観を持たない人間は既に人間では無い気がします。
その上で、如何にノイズを排するか、あるいはノイズと向き合うかが大事なのかも。

物語的には、沙織が犯人であると断定した根拠が物証に偏った点が些かミステリとしては不満ですが、そこそこ面白かったように思います。
前述しましたが、相原はどこかシーズン6、7頃の亀山を彷彿とさせました。
そこも良かったのかもしれません。

一方で、次回は大河内が登場。
神戸も何事かを決意するようですし、最終回へ向けての布石となっているようです。
必見でしょう。

シーズン10は区切りの良い10シーズン目に相応しくまとめのシーズン……だけでなく、神戸最後のシーズンともなりました。
管理人としてはパーフェクトな右京さんとそれに及ばないまでも知性派の神戸のコンビが好きだっただけに、神戸の活躍には注目したいところです!!

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posted by 俺 at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 相棒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。初めまして。
今回初めて書き込みさせていただきます。
さて、今般の神戸尊の卒業ですが、意外かもしれませんが個人的には薄々予想がついていました。
(見ていて右京警部との相性が良さそうに見えなかった)
寧ろ月本幸子が「花の里」を継いだ方が意外でした。
さて、次の相棒ですが、私的には女性としてしまった方が良さそうですね。
最後に、今回の話。この「相棒」が追ってきたテーマをこの1作品それも「アンテナ」と言う題だけで的確に言い当てているように思えてなりません。何というか、哲学性が見え隠れします。
因みに相棒においての私が忘れられないキャラクターですが、あの殺人鬼「浅倉禄郎」です。
TRICKの矢部刑事と比べてみて「えっ、同じ人が演じているの!?」と驚いてしまいました。
最後になりますが、伊丹刑事を殉職させるなど、新機軸を考えるべきだと個人的に思います。
Posted by 若拓 at 2012年02月08日 23:37
Re:若拓さん

コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!

右京と神戸の緊張感が好きだったので、神戸役の及川さんの降板はショックでした。

確かに幸子が女将になったのには驚きましたね。
たまに登場するからこそ味のあるキャラだと思っていたので。
女将になった現在の様子を見ると、幸子のキャラである必然性は薄れているように思われます。

次の「相棒」が女性というのは確かにインパクトがありそうですね。
ただ、右京さんに負けない女性となると限られるかも。
それと、「相棒」は男性率が高いのでキャストには細心の注意が必要となりそうです。

今回の「アンテナ」の話は人と人との繋がりを言い得た表現でしたね。
コミュニケーションを上手く言い表していたと思います。

浅倉役の生瀬さんは凄いですね。
「サラリーマンneo」でもその実力を発揮されています。

それにしても、神戸が居なくなってしまうのは寂しいです……。
Posted by 俺 at 2012年02月09日 00:21
管理人さん、こんにちは。まずストーリーの感想ですが、相原刑事ってあんなにウザかったっけ?です。

映画版ではもうちょっとまともな人間に思えましたが。右京のフォローがなかったらまったく心に残りませんでしたね。
右京は引きこもりの青年を「愛されてるから必ず立ち直れる」は印象に残りました。

あと神戸くん卒業しますがやはり右京と似たようなタイプ(クール・インテリ・ニヒル)だから卒業が早まったのかなとも思います。
実際見ててマンネリは感じましたし何か大きな事件でもないと
二人の仲はこれ以上深まったりしないのではないか?そうも感じてました。
でも僕は神戸くんは好きでしたよ。
もしかしたら昨日の相原刑事登場で相原が新相棒ではないか、そんな話にもなってたと思います。

来週は元警察官が起こした事件で神戸の決意が固まるみたいですが、やはり第一話での『贖罪』が関係してるんだと思います。

来週まで待ちどおしい。それでは!
Posted by 青山 at 2012年02月09日 09:43
Re:青山さん

こんばんわ(^O^)/。
管理人の“俺”です!!

確かに、相原刑事の熱血漢ぶりが強調されていましたね。
そして、「愛されているから必ず立ち直れる」は名言です!!

神戸役の及川さん降板は寂しいです……。

右京さんと対等な立場(少なくともそれに近い)のキャラが劇中に居なくなってしまうのではないかとの危惧もあります。

神戸については、1話『贖罪』とどう繋げて来るのか気になりますね。
ひょっとして退職もある!?
シーズンラストの活躍にも注目したいです。
Posted by 俺 at 2012年02月10日 23:12
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