2012年02月05日

高村薫先生『レディ・ジョーカー』(新潮社刊)がドラマ化か!!

『黄金を抱いて翔べ』の映画公開が2012年11月と発表された高村薫先生。
そんな高村先生の代表作の1つ『レディ・ジョーカー』がWOWOWにてドラマ化されるようです。

ドラマ化が予定される『レディ・ジョーカー』とは―――

<あらすじ>

・上巻
誘拐。巨大ビール会社社長が連れ去られた。合田警部補の眼前に広がる冥き迷宮。伝説の長篇、ついに改稿文庫化! 全3巻。

空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響く――。その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されているのだ。ジャンルを超え屹立する、唯一無二の長篇小説。毎日出版文化賞受賞作。

・中巻
捜査。企業とレディ・ジョーカーの奇怪な共生。刑事たちは惑う。戦慄の第二部。

城山は、五十六時間ぶりに解放された。だが、その眼は鉛色に沈んだままだ。レディ・ジョーカーを名乗る犯行グループが三百五十万キロリットルのビールを“人質”に取っているのだ。裏取引を懸念する捜査一課長に送り込まれた合田は、城山社長に影のごとく付き従う。事件が加速してゆく中、ふたりの新聞記者は二匹の猟犬と化して苦い臭跡を追う。――カオスに渦巻く男たちの思念。

・下巻
荒野。レディ・ジョーカー事件――。男たちは何を得、何を喪ったのか。魂を揺さぶる、完結篇。

消エルコトニシタ……。レディ・ジョーカーからの手紙が新聞社に届く。しかし、平穏は訪れなかった。新たなターゲットへの攻撃が始まり、血色に染められた麦酒が再び出現する。苦悩に耐えかねた日之出ビール取締役、禁忌に触れた記者らが、我々の世界から姿を消してゆく。事件は、人びとの運命を様々な色彩に塗り替えた。激浪の果て、刑事・合田雄一郎と男たちが流れ着いた、最終地点。
(新潮社公式HPより)


現在のところ情報は一切不明ですが、これが実現すれば『レディ・ジョーカー』は映画に続くドラマ化となります。
WOWOWでは、同じく高村先生の『マークスの山』が既にドラマ化されており、合田が続投となるのかにも注目が集まっています。

続報に要注目です!!

◆高村薫先生関連過去記事

『黄金を抱いて翔べ』(高村薫著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

高村薫先生のデビュー作『黄金を抱いて翔べ』が2013年に映画化か!?

高村薫先生、2011年12月17日に関西大学にて講演会開催!!

高村薫先生が東日本大震災についての想いを「asahi.com」さんに寄稿されました。

WOWOWドラマ「マークスの山」DVDが2011年6月22日発売決定!!

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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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