2012年03月06日

月曜ゴールデン「伝説の監察医 オニグマの事件簿 新ヒーロー誕生!破天荒な医者が連続殺人の謎を名推理焼死体と水死体を結ぶ驚きのトリックを暴く社長夫人の禁断の関係に隠された哀しき愛」(3月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「伝説の監察医 オニグマの事件簿 新ヒーロー誕生!破天荒な医者が連続殺人の謎を名推理焼死体と水死体を結ぶ驚きのトリックを暴く社長夫人の禁断の関係に隠された哀しき愛」(3月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

城北警察署管内で起こった火災現場から遺体が発見された。死んでいたのは、競売物件である空き家に居座っていた占有屋・疋田篤志(遠藤要)。過去に二人の人間を殺害し服役したことのある男だった。
城北警察署刑事課の刑事・春日正輝(田中圭)は、課長の寺原三郎(渡辺いっけい)に連れられ、熊井診療所の熊井吾郎(市村正親)のもとを訪れる。今ではヨレヨレでだらしなくおよそ医師らしくない熊井だが、昔は「伝説の監察医・オニグマ」と呼ばれ活躍していたという。寺原は熊井に監察医として復帰するよう要請する。渋る熊井に対し、寺原は火事で死んだ疋田を解剖する義務があるはずだと食い下がる。何があるのかといぶかる春日をよそに、熊井は疋田の解剖を引き受ける。 
熊井の解剖により疋田は頭を殴られた後、火事によって死亡したことが判明。春日と熊井は、死亡する直前に疋田が仲間である軽部(山崎裕太)と訪れたという小料理屋で聞き込みをする。そこで、小料理屋のママ・瑤子(床嶋佳子)と板前の水川(おかやまはじめ)から、疋田が軽部と喧嘩をしていたという話を聞く。更に、疋田が借りていたトランクルームから、200万円以上の現金と財閥の片野坂グループの後継者・片野坂直樹(内浦純一)に関する資料や隠し撮り写真が発見される。
そんな折、川で軽部の遺体が発見された。熊井は春日と現場に駆けつけ、あることを指示する。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……。

疋田が殺害された。
疋田は10年前に会社員と、自身の仲間だった黒田という2人の男性を殺害した罪で服役していた。
そんな疋田が、片野坂家を脅迫していたことが明らかになる。

疋田の脅迫のネタは何なのだろうか?

矢先、疋田の仲間である軽部が水死体で発見される。
春日に指示し、周辺の川の水を集めさせた熊井。
そこから、軽部が自殺ではなく他殺であると判明する。

疋田が脅迫していた相手が片野坂直樹ではなく、その妻・片野坂あゆみだと明らかに。

脅迫のネタは疋田が起こした10年前の会社員殺人事件だった。
実は、その殺害現場にあゆみも居たのだ。
あゆみは疋田の仲間だったのである。

当時、美人局をやっていたあゆみ。
その被害に遭った会社員が逆上しあゆみに絡んだことで、疋田に殺害されたのだ。

この事実を疋田はずっと隠していた。
10年後の今、疋田はそれをネタに脅迫してきたらしい。
「黒田君のようになりたくなかった」と訴えるあゆみ。
黒田は疋田のグループから抜けようとした為に殺害されたのだ。

春日からこの情報を伝え聞いた熊井の脳裏に10年前の解剖が甦る。
10年前、会社員の解剖を行った熊井は会社員の死因を事故死と判断してしまった。
これにより、疋田は逮捕されず、黒田が死亡することになってしまった……。

疋田と軽部が訪ねていた小料理屋のママ・瑤子と板前の水川を再度訪ねた熊井。
水川は13年前、自殺しようとしたところを瑤子に救われた過去を明かす。
それ以来、瑤子を支えて来たと語る水川の腕には瑤子に貰った御守りの数珠が着けられていた。

軽部の殺害現場が廃工場と判明。
周辺を聞き込んだところ、目撃情報から瑤子が容疑者として浮上する。

瑤子には動機があった。
疋田に借金があったのだ。
犯行を否定する瑤子だが……。

熊井は瑤子の無実を信じ、春日に再捜査するように詰め寄る。
そんな熊井に「この事件はもう終わった」と反発する春日。
「自分たちが見逃したことで次の事件が起こったらどうするのか」激怒する熊井。
だが、「あなたはもう辞めた人だ」と春日に指摘され言葉を失う。

その夜、寺原は春日に熊井の過去について教える。
熊井の妻は病死した。
妻の病気に気付いてやれなかった熊井はショックを受け、そのショックを引きずったことで誤診してしまった。
それが10年前の会社員殺害事件である。
それを事故死であると誤って判断したことで、黒田の死を招いてしまったのだ。

さらに、春日は熊井の娘・真美から礼を述べられる。
「春日のおかげで父が過去の失敗を取り戻せる」と告げられた春日は再捜査を決意する。

瑤子の過去を調べた春日は、瑤子があゆみの生みの母であることに気付く。
一方、熊井は軽部の首筋に遺された痣に注目していた。

春日は熊井に謝罪し、再度コンビが復活する。
熊井は軽部殺害の実験を行うことで真犯人に気付く。

楢崎修が黒田の中学時代の同級生だった判明。
会社員殺害の真相を黒田が楢崎に教えていたとしたら。
それをもとに楢崎があゆみを脅迫し片野坂の会社に入ったとしたら。

この情報を耳にした熊井は瑤子の取り調べを行う。

瑤子は疋田と軽部を殺害したのは自分であると主張し始める。
それを受けた熊井は、瑤子が真犯人を庇っていると看破。
真犯人がもう1人殺害し自殺するつもりだと告げる熊井の言葉に瑤子は真相を打ち明ける。

あゆみを捨てた瑤子は、影ながらずっとあゆみを見守っていた。
10年前も止められなかった……と後悔する瑤子。
黒田の事件で、あゆみは疋田から解放されたと思われた。
ところが10年後、疋田たちはあゆみを脅迫し始めた。
あゆみを守るべく、その殺害を決意した瑤子だったのだが……。

そこまで語った瑤子の前に、楢崎が消えたとの連絡を捜査員が持って来る。
急がなければ……熊井はある場所へと駆け付ける。

熊井が向かったのは、13年前に水川が自殺未遂を行ったビルの屋上だった。
其処には楢崎にナイフを突きつける水川の姿があった。
疋田と軽部を殺害した真犯人は水川だったのだ。

水川は恩義ある瑤子を助けるべく、あゆみに害を為す者たちを殺害していたのだ。
軽部の首筋にあった痣は、水川の数珠によるものだった。

そして、楢崎。
楢崎は今もあゆみを脅迫していた。
子供の命をネタに脅されたあゆみは苦境に陥った。
それを知った水川は楢崎殺害に思い至ったのだ。

隙を突いて水川に飛び掛かった春日により、水川は逮捕された。
瑤子は水川の存在が自分を救っていたと涙ながらに訴えるのだった……。

春日は、片野坂家が安泰であることを願う。
それに応じるかのように、あゆみたち一家は瑤子を母親と認め受け入れるのだった。

翌日、春日は真美にデートの約束をしようとしていた。
だが、その前には熊井という大きな壁が立ち塞がっていたのである―――エンド。

<感想>

原作はなし、オリジナル作品です。

では、ドラマの感想から。

批判的な感想です。
注意してください。


……ごめん、無いわ。
心情面で具体性のない台詞が連発。

ノリやストーリー、テンポ、音楽も含めて、その全てが浅薄過ぎて耐えられなかった、構成も変だ。
かといってギャグにもならないし、困った。
何処かが滑っているのだが、何処かが分からない。
正直、怖い。それほどのものだった。
視聴するの辛いし、視てるこちらが恥ずかしくなる作品。
あまり語りたくありません、視なかったことにしようと思います。
なので、今回は批判も短めに。

これシリーズ化されるのかなぁ……困るなぁ。

<キャスト>

熊井吾郎(くまいごろう):市村正親

春日正輝(かすがまさてる):田中圭
熊井真美(くまいまみ):石橋杏奈

水川武雄(みずかわたけお):おかやまはじめ
片野坂あゆみ(かたのさかあゆみ):吉井怜
桜井稔(さくらいみのる):矢柴俊博
片野坂直樹(かたのさかなおき):内浦純一
疋田篤志(ひきたあつし):遠藤要
軽部明(かるべあきら):山崎裕太
楢崎修(ならさきおさむ):八戸亮
下山行彦(しもやまゆきひこ):杉山文雄
黒田勝則(くろだかつのり):橘篤

熊井美代子(くまいみよこ):岡まゆみ
村上瑤子(むらかみようこ):床嶋佳子

寺原三郎(てらはらさぶろう):渡辺いっけい ほか
(公式HPより、敬称略)


「監察医の涙」です!!
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「死体に聴け−監察医という驚くべき仕事」です!!
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