2012年02月16日

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道11 越中富山こきりこ哀歌 殺人事件の謎は秘湯の宿の密会に!愛したから殺した!?子守唄が暴く母娘の哀しい絆(雪降る村で凶悪逃亡犯を匿った女〜秘湯の女将涙の目撃証言)」(2月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道11 越中富山こきりこ哀歌 殺人事件の謎は秘湯の宿の密会に!愛したから殺した!?子守唄が暴く母娘の哀しい絆(雪降る村で凶悪逃亡犯を匿った女〜秘湯の女将涙の目撃証言)」(2月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

富山に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官の小宮山早苗(前田亜季)の案内で大牧温泉のとある温泉旅館を訪れた際、東京から来たという警視庁捜査一課の佐竹(川野太郎)や畠中(市瀬秀和)と出会う。5日前に東京で広田玲二(斉藤陽一郎)がカメラマンの山下彰を殺害して逃走するという事件が発生していたが、その広田が宿泊していたとの通報があったために、東京からやって来ていた。通報した仲居の寺山和代(室井滋)と番頭の出川行雄(なべおさみ)は、4日前に広田らしき男が宿泊し、その際女性も一緒だったと証言をする。その話を聞いた佐竹らは、その女性が以前広田と2年ほど同棲していた女性・関根由美子(北川弘美)ではないかと推測し、それが本当に由美子だったのかを確かめるため、部屋係を務めた和代に首実検を頼むことにする。
現在由美子は、がんで入院中の父・惣一(米倉斉加年)の面倒を見ながら、富山市内の美容室で働いていた。佐竹らに伴われ和代が由美子の美容室へやって来たところ、由美子のもとへとやって来た広田と鉢合わせになってしまう。佐竹らの存在に気付いた広田はそのまま逃走。和代の証言によって広田と一緒に旅館にいたことが明らかとなった由美子は、取り調べを受けることになる。ところが、由美子は旅館で別れて以来広田とは連絡をとっていないと言い、証拠として携帯を見せるよう言われると失くしたと主張する。結局、それ以上の厳しい追及は出来ず、仕方なく佐竹たちは交代で一晩中由美子を見張ることになった。
ところが、翌朝。雨晴海岸で広田の刺殺体が発見された。広田の携帯からは、由美子に宛てたメールが多数発見され、殺害された夜も広田が由美子を雨晴海岸まで呼び出していたことが判明する。しかし、その夜由美子は佐竹たちに見張られ、家から一歩も外を出ていないはずだった…。果たして、誰が広田を殺害したのか!?
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

広田が殺害された。
容疑は関根由美子に向かうが、由美子にはアリバイがあった。

近松は調べていくうちに、寺山和代と由美子が親娘であると気付く。
和代は過去に由美子を惣一に預けていたのだ。

そこから広田殺害の真犯人に辿り着いた近松。
果たして真犯人とは?

真犯人は和代だった。
和代は由美子が追い詰められた広田と心中することを危惧し、阻止に動いた。
由美子が隠していた携帯電話を盗み出した和代は、そこから広田と由美子の待ち合わせ場所を知った。
待ち合わせ場所に向かった和代は広田を殺害したのだった。

こうして、和代は広田殺害の真犯人として逮捕された。
由美子は無罪放免に。

だが、近松の計らいにより、和代と由美子は最後の別れの挨拶を交わす機会を得るのだった―――エンド。

<感想>

捜査検事・近松茂道シリーズ11作目。
シリーズ原作は高木彬光先生「近松検事」シリーズ。
興味のある方は本記事下部にあるアマゾンさんのリンクよりどうぞ!!

ちなみに、シリーズ前作である第10弾は2011年10月27日に放送されており、およそ4ヶ月ぶりの最新作となりました。
シリーズ前作については過去記事ありますね。
興味のある方はこちらをどうぞ!!

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水曜シアター9 旅情ミステリーSP 捜査検事・近松茂道(9)「みちのく安寿と厨子王伝説殺人事件〜赤い傘が隠した姉弟の別れ獄中死の父が堕ちた罠偽りの12年を暴く!(捜査検事 近松茂道9−安寿と厨子王伝説殺人事件−)」(3月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ感想を。

動機が特徴的で面白かったかな。
あと、人情派の近松らしい物語だったと思います。

これはこれでアリかな。
次回にも期待!!

<キャスト>

近松茂道(捜査検事):高橋英樹
小宮山早苗(事務官):前田亜季
佐竹刑事(警視庁):川野太郎
加藤刑事(富山県警):日野陽仁
出川行雄(番頭):なべおさみ
広田玲二:斉藤陽一郎
杉本伸生:二反田雅澄
畠中耕一:市瀬秀和
吉崎徹:古山憲太郎
関根惣一:米倉斉加年
関根由美子:北川弘美
寺山和代(部屋係):室井滋 ほか
(公式HPより転載、順不同、敬称略)


近松検事シリーズの1作、「霧の罠―近松検事シリーズ (光文社文庫)」です!!
霧の罠―近松検事シリーズ (光文社文庫)





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