2012年03月18日

「ラスト・ブラッド」(2008年、香港)

「ラスト・ブラッド」(2008年、香港)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

戦乱に明け暮れた16世紀。大量に流された人の血によって力を得た種族がいた。その名はオニ。それから400年後の現代、彼らは人類絶滅を狙って、最後の戦いを挑もうとしていた。米空軍関東基地では、オニによって一週間に3人が殺害される事件が発生。オニ殲滅のために創られた秘密組織カウンシルは、16歳の少女を基地内のハイスクールへ潜入させる。彼女の名はサヤ(チョン・ジヒョン)。全てのオニの頂点に立つオニゲン(小雪)の強大な力に圧倒されつつあるカウンシルにとって、彼女だけがオニに対抗しうる唯一の存在だった。そしてサヤは、父を殺したオニゲンへの復讐のため、カウンシルに協力していた。サヤは学校内でオニに襲われた同級生のアリス(アリソン・ミラー)を救うが、2人はオニの群れに取り囲まれてしまう。背負った大振りの日本刀と常人離れした怪力を駆使して何百ものオニを切り捨てていくサヤ。何とか包囲を脱出し、アリスの家へ向かう2人。だが、カウンシルの秘密を追求したアリスの父は、2人の目の前でカウンシルのメンバーに殺されてしまう。父を殺された者同士、アリスにシンパシーを感じたサヤは、カウンシルとの関係を絶つことを決意。2人は山奥へと脱出するが、サヤは戦いで負った傷がもとで意識を失ってしまう。実は、サヤはオニと人間のハーフ。それに気付きながらも、アリスは彼女を救うために自分の血を与える。アリスに自分の過去を語るサヤ。父と、サヤを指導してくれた父の家臣カトウ(倉田保昭)がオニに殺されたときから、サヤはオニゲンへの復讐を誓ったのだ。その反面、体内に流れる汚れた血が、いつその力を解き放つのかと自分自身を恐れてもいた。友人として励ましてくれるアリスの優しさに再び立ち上がるサヤ。オニゲンとの戦いはすぐそこまで迫っていた。しかし、サヤはまだ知らなかった。その先に待ち受ける過酷な宿命を……
(goo映画公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

カウンシルと協力体制を結び、父の仇・オニゲンを追うサヤ。
今回のミッションは関東基地内のハイスクールに潜むオニを斬ること。
こうして、サヤは転校生としてハイスクールに潜り込む。

一方、関東基地司令官の娘であるアリスはハイスクールでイジメに遭っていた。
その日も、教師の命令で居残りさせられたアリスに級友2人が迫る。
だが、この日に限っては少し様子が違っていた。
2人が真剣で襲い掛かって来たのだ。
しかも、その形相は普通ではない。

必死に逃げ惑うアリスだったが、その甲斐もなく追い詰められてしまう。
もはや、これまでかと思われたその時。

セーラー服の少女が飛び込んで来る、サヤである。
サヤはこちらも抜刀すると2人と刃を交える。
2人は異形の姿に変じつつあった。
しかし、力量差は歴然としていた。
サヤの前に2人はあっさりと斬り捨てられてしまう。

その光景を目にしたアリスは司令官である父を呼び出すが……。
カウンシルの政治力は強固だった。
アリスの父は上層部の圧力の前に、カウンシルのマイケルとルークに手を出すことも出来ず引き下がることに。
だが、プライドが許さなかったアリスの父は部下を使い秘密裏に調査を続行させる。
これが命取りとなるとも知らずに。

その頃、居残りを命じた教師を疑ったアリスは、彼を問い詰める。
だが、教師は変貌する。
彼もまたオニだったのだ。
しかも、教師は仲間を大量に呼び出す。その数100以上。

またも絶体絶命の危機に陥ったアリス。
そこへ再度、サヤが駆け付ける。

100対2の戦い―――とはいえ、実質アリスは戦力とならない。
孤軍奮闘するサヤは、抜刀すると当たるを幸いに斬って斬って斬りまくる。

100体いたオニはみるみる内にその数を減らして行く。
遂には教師のみに。

教師はさらに異形のモノに変貌すると、空を飛び襲い掛かる。
これに対抗するサヤもまた人とは思えぬ運動量で互角の戦いを繰り広げる。
やがて、手傷を負った教師は逃亡。

それを追撃するサヤと、サポートすべく車を運転するアリス。
教師に追い付いたサヤは背中から切り裂き止めを刺す。

そのまま姿を消すサヤ。
アリスにとっての非日常は此処で終わりを告げる筈だったが……。

アリスが帰宅すると父が殺害されていた。
アリスの父はカウンシルの正体に近付いたためにルークの手で口封じされてしまったのだ。
それはアリス自身の身にも迫っていた。
アリスは残されていたサヤの居場所のメモを手にその場を逃げ出す。

同じ頃、サヤはマイケルと事後処理について語り合っていた。
あくまで、ドライな協力関係であると示すサヤに、親愛の情を見せるマイケル。
そこへアリスが飛び込んで来る、同時に狙撃が。
狙いはアリスである。
ルークの部下が狙撃手として潜んでいたのだ。

サヤはアリスを庇う。
そこへ止めを刺すべくルークも登場。
アリスを引き渡すようサヤに強要する。
サヤは拒否し、マイケルもサヤに同意するが……。

ルークはマイケルを日和ったとして射殺してしまう。
マイケルに父を重ねつつあったサヤは激怒。
被弾しながらもルークを斬殺してしまう。
これはサヤにとって初の殺人であった。

こうして、カウンシルと敵対関係となったサヤは行き場のないアリスと共にオニゲンを追って旅立つのだった。

オニゲンの居場所はマイケルから伝え聞いていた。
サヤはひたすら其処を目指す。

途中、父親代わりとして自分を育て、庇ったが為に命を落としたカトウについてアリスに語るサヤ。
実はサヤは人間とオニのハーフだった。
父親はオニの指導者であるオニゲンに殺害され、カトウはサヤを連れ逃げ出した。
いずれ来る対決のときに備え、自身の持つワザのすべてをサヤに教え込むカトウ。
時に厳しく、時に優しくカトウはサヤにとって父のような存在だった。
だが、それも長くは続かなかった。

オニゲンの部下が襲撃して来たのだ。
戦う覚悟の定まらぬサヤを逃がしたカトウは奮戦の末、多くのオニを道連れに死亡してしまう。
これをきっかけにサヤはオニと戦う決意を固めた。
以来、オニを追い、行く先々でオニを斬り続けているのだ。

サヤの生い立ちを聞いたアリスは少しずつサヤとの距離を縮めて行く。

サヤとアリスの行く手にオニゲンの部下たちが迫る。
幾度となく、追っ手を撃退したサヤ。
カトウの仇も討ち、遂にオニゲンと対峙する。

だが、此処でオニゲンが衝撃の告白を。

サヤはオニゲンの娘だったのである。
しかも、これまでサヤを倒すべく送り込まれ、返り討ちに遭ったオニたちは、すべてサヤを強くする為だったことも判明。
オニゲンは自分を斬ることで、自分を超えたオニの指導者となることをサヤに求めていた。

サヤはこれを拒否し、全力でオニゲンに立ち向かう。
だが、オニゲンを否定し倒すことは、サヤがオニゲンを超えるというオニゲンの望みを叶えることでもあった。

それでも、オニゲンの力は強大だった。
サヤは歯が立たない。
燃やされ、吹き飛ばされ、斬りつけられ、サヤは消耗していく。

そんなサヤに苛立ったオニゲンは情がサヤを弱くしていると主張。
アリスを自らが生み出した炎で包み込む。

これを見たサヤは覚醒し、オニゲンを斬り望み通り止めを刺す。

アリスに駆け寄るサヤ。
アリスは瀕死ながらも生きていた。
アリスの生存を確認したサヤはそのまま何処かへと姿を消してしまうのだった。

生き残ったアリスは保護された。
すべてを語るアリスだが、誰もその言葉を信じようとしない。
アリスは思う―――サヤはオニからヒトになる方法を捜しているに違いない。
そして、サヤとの友情は永遠となったのだ―――エンド。

<感想>

日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化したサバイバル・アクションです。

日本からは小雪さんがオニゲン役で出演。
華麗なアクションを魅せました。
小雪さんは、英語も流麗に使われており、かなりの名演です。
ちなみに、オニゲンの意味は「オニの源」だということみたいです。

全体的には、アクションこそアニメもかくやと思うほどド派手ですが、映画としてはそのアクションが目立ち過ぎて他が霞がち。
些か、説明不足の点や、突拍子の無い点も目立った。
とはいえ、アクションとしての完成度は高く、それを目的とすれば楽しめるだろう。

管理人はアニメで「BLOOD+」を視聴していたので、割とこの世界観をすんなり理解できたのですが、それが無ければ厳しいかもしれないことは注意しておきたい。

「BLOOD+」の“翼手”が本作の“オニ”、“赤い盾”が“カウンシル”、サヤに対する“ディーヴァ”の立ち位置が同じく血縁(姉妹と親娘の差はあるが)ということで“オニゲン”か。
「BLOOD+」をご覧の方は、これで世界観がある程度、ご理解して頂けたと思う。

必見ではないが、視聴する機会があれば視聴して欲しい作品だと思います。

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posted by 俺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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