日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season10(ten)」最終回(最終話、第19話)「罪と罰」(3月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)。
<ネタバレあらすじ>
とある産婦人科、其処に1人の妊婦が居た。
担当医師によれば、母子ともに順調らしい。
そんな彼女の姿を何者かが隠し撮りしていた。
数日後、文部科学省。
そこに1組の男女の姿があった。
とはいっても、睦ましいなどといった雰囲気ではない。
其処には冷たい空気が淀んでいた。
やがて、女性は男性の質問を認める。
驚き、表情を失う男性。
文部科学省所轄「バイオテクノロジー研究所」の生命科学部門主席研究員・嘉神郁子(真野響子)が、娘の茜(浅見れいな)を使いクローン人間を作っていることを認めた。
何者かが郁子の行為について告発文を文科省に送り付けたらしい。
娘の茜は、半年前に夫と5歳の息子を事故で亡くし、自殺未遂を起こすほどのショックを受けていた。
そんな失意のどん底にある茜に頼まれ、郁子はクローン人間の制作に着手したのだ。
実は告発文を送ったのは、郁子の息子で茜の兄でもある隼斗(窪塚俊介)だった。
茜が身ごもっているのがクローン人間だと知った隼斗。
神への信仰心が強く、聖職者の道を選んだ彼にとって、たとえ母親や妹であろうとも、クローン人間をつくることは神への冒涜としか思えなかったのだ。
しかし、そんな隼斗に対して郁子は勝ち誇ったように言い放つ。
「ママは捕まらないと思う」と。
事実が公になれば、国際的な問題となってしまう。
そんなことになるぐらいなら、事実を隠ぺいするだろうとの推測である。
どのみち、あと4ヶ月で茜は母親になる、既に終わったことなのだ……。
強気な母に驚きを隠せない隼斗だったが、事実、隼斗は片山雛子(木村佳乃)とあの長谷川宗男(國村隼)に首相官邸に呼び出されてしまう。
代議士の雛子は現在は総理補佐官を務めており、元警視庁副総監の長谷川は、警視庁人質籠城事件(「相棒−劇場版U−」より)を受けて警察庁長官官房付きという閑職の身分にいた。
「君は今後一切このことを口外しないこと」と言われクローン人間のことを口止めされてしまう。
隼斗は「初めから何も無かった以上、罰もない」と知り、ショックを受ける。
やり切れない隼斗は公園にやってくると、突然大声で演説を始めてしまう。
「クローン羊のドリーを知っていますか?あの体細胞核移植技術があれば人間のクローンも出来るんです。現にあと数カ月でこの日本に、クローン人間が誕生するんです!!」
そんな奇行に誰もが耳を貸そうとしない中、偶然通りかかった右京(水谷豊)と神戸(及川光博)は顔を見合わる。
特命係にて、早くも隼斗の演説はネット上にアップされていた。
角田は「クローンは神の領域である」と隼斗の主張を支持。
一方、神戸は「クローン技術があれば死人も再生し救われる人も多い」とその導入に賛意を示す。
やがて、隼斗の他殺体が発見された。
第一発見者は隼斗のボランティア仲間の女性である。
そこへ、郁子が隼斗殺害で自首して来る。
その前夜、郁子は茜からある告白を受けた。
「お兄ちゃん、殺しちゃった……」
茜は隼斗を殺したと言うのだ。
例の演説動画を視聴した茜が妨害を恐れ隼斗を殺害したらしい。
茜の告白を受けた郁子は、身代わりに自首することを決意する。
何事か計画を教える郁子、茜は素直に頷く。
そして現在、郁子は連行されていた。
雛子と長谷川は郁子が自首したと知り、善後策を練る。
角田は郁子の犯行を疑問視し、謀殺説を唱える。
右京は郁子の専門が「分子生物学」、「細胞生物学」であると知り、深い動機があると推理する。
伊丹たちによる郁子の聴取に参加する右京たち。
郁子は隼斗を「生きている資格のない子」と呼び、「だから殺害した」と主張する。
隼斗は生活を郁子に頼っており、茜の夫と子供が事故死した件についても、茜の素行が駄目だったからだなどと批判し続けていたらしい。
だから、母親として責任をとったと締め括る。
クローンについては一切、触れない郁子。
右京はそれとなくクローンの話題を振るが、郁子は動じない。
そのまま聴取は続く。
隼斗の殺害当日、隼斗が茜が不義の子供を妊娠したと口汚く罵った。
だから、その足で隼斗宅に乗り込み殺害した―――これが郁子の供述のすべてである。
すべてを打ち明けた筈の郁子だが、やはり微動だにしない。
子供をその手で殺した動揺は一切、見られなかったのである。
これを見た右京は本格的に捜査を開始、米沢に今後の情報提供を依頼する。
殺害現場へと赴いた右京たち。
右京は隼斗の刺殺部位に疑問を呈する。
隼斗は背中から左脇腹を刺されていたのだ。
何故、前ではなく後ろからなのか……。
傍らの神戸はといえば、隼斗の語るクローンベイビーが茜のお腹の子供のことではないかと推測するが……。
そんな神戸の推理を気に留めず、演説時に隼斗が着ていた黒いダウンのコートを捜す右京。
ところが、そこにコートは無かった。
本当に黒いダウンコートだったのか?
動画サイトに確認したところ、当の動画も削除されていた。
神戸は「自身の端末に動画を保存しているので後で確認しましょう」と提案する。
その頃、雛子と長谷川が密会していた。
動画の削除は長谷川の手によるものらしい。
「(郁子の)供述からクローンとは関係ないようです」と報告する長谷川。
「だと、いいんですけどね」と雛子。
どうやら、雛子と長谷川は何が何でも隠蔽する気のようである……。
監獄の郁子は茜との打ち合わせ状況を思い起こしていた。
郁子は自身の供述内容を茜に教え込んだ。
茜の供述と自身の供述に齟齬は無い筈だ……。
無表情に思考を続ける郁子。
当の茜のもとへ、神戸が現れた。
もちろん、右京も一緒である。
家宅捜索でちらかされた物を片付けたいのですが……と茜を刺激せずに屋内へと入るや聴取を開始する。
郁子に教え込まれた通りに供述する茜。
「洗面所をお借りしたい、それとお茶なども一杯頂ければ」と茜の目を逸らす右京。
その隙に茜の部屋へと侵入した右京たちは、そこで茜が隼斗の動画がアップされたサイトを閲覧していたことに気付く。
しかも、其処には隼斗の物と思われる黒いダウンコートがあった。
これは隼斗の物ではないか?
そう考えた右京は確証を得るべく行動に。
黒のダウンコートが重要な証拠品となりうると茜に告げ、「見つかったらご一報を」と罠にかけたのだ。
その夜、茜は右京の読み通りに動いた。
身重の身体を抱えた茜は、真夜中に家を抜け出すと黒いダウンコートを遺棄したのだ。
こうして、黒のダウンコートは右京たちの手に落ちた。
そのまま呼び出された米沢の手により、黒のダウンコートは鑑定されることに。
右京はコートの動きを重視。
コートが茜の手元にあったことに何らかの意味がある筈と考える。
さらに、茜と動画について考察を続ける。
茜は、何故動画について右京たちに語らなかったか?
可能性は次の3つ。
1.動画の存在を知らない。
2.動画を視たが、重要だと思わなかった。
3.動画を視たが、故意に黙っている。
まず、1。
サイトを視ていた以上、動画を知らない可能性は低い。
次に、2。
動画を視た上で、気付かないことは可能性として低いだろう。
では、3の場合。
都合が悪いから伝えなかった。
では何故、都合が悪いのか?
隼斗の演説が事実だからに違いない。
つまり、茜のお腹にはクローンが息づいている可能性が高い。
何故か、勢い込む神戸。
そんな神戸が人間の再生を許容したことに警戒を示す右京。
神戸が誰を生き返らせたいのか……右京の問いを神戸は笑って誤魔化す。
米沢の鑑定結果が出た。
コートから検出された指紋は4つ。
1人目は右京。
2人目は隼斗。
3人目は茜。
そして、4人目は―――郁子だった。
新生・花の里。
幸子はコートの謎が解けたと大はしゃぎ。
殺された隼斗のコートが、何故、実家にあったのか?
幸子は犯行現場が実家だったのでは……と推理したのだ。
しかし、米沢はそれを否定する。
このやり取りを聞いていた右京は「いや、移動したんですよ」と口にする。
そう、遺体ではないが、犯人が隼斗宅からコートを着て移動したに違いない。
翌朝、特命係。
珍しく居眠りする右京に角田が声をかける。
角田にある依頼を行う右京。
同時刻、神戸が雛子と長谷川に呼び出されていた。
郁子の事件について打ち明けられる神戸。
死んだ人間からもクローンは作ることが出来ると聞かされた神戸は動揺する。
この事件に右京がどの程度、関心を持っているのか尋ねる長谷川。
雛子たちの狙いは、神戸を以て右京を止めることだった……。
神戸はこの依頼を受けるべきかどうか悩み苦しむ。
暫し後、決断した神戸は電話口のある人物に頼みごとを。
右京が角田に頼んだのは通話記録だった。
さらに郁子を連れ出す右京。
郁子は自身の計画がガラガラと崩れ去る音を聞いていた……。
右京は犯人が隼斗の背中を刺したことに違和感を抱いていた。
さらに、コート、動画と続き、右京は郁子ではなく茜が犯人であると結論付けた。
茜がどうやって隼斗を刺せたのか?
茜はお腹の子供の音を聞かせるとして、隼斗を跪かせると上から背中を刺したのだ。
黒いコートは妊婦の特徴であるお腹を隠す為だった。
郁子が茜に着せたのだ。
つまり、茜が隼斗を殺害した後、郁子に助けを求めたのだ。
郁子と茜が携帯電話で通話していたこともこれを示していた。
追い詰められた茜は自身の犯行を認める。
事此処に至り、郁子も茜を庇っていたことを認めるのだった。
郁子は妊婦である茜を助けて欲しいと右京に訴える。
だが、当然のことであるが右京は応じない。
当然、郁子の罪も問うつもりである。
茜は郁子にクローン作製を強要したと庇う。
自殺未遂した茜は夫と息子を甦らせるよう郁子に強要した。
それを断られると、まず夫。
それでも無理と分かると、息子の再生を依頼したのだ。
もしも、叶わなければ自殺するとちらつかせて。
郁子はこれに屈した。
こうして、茜は息子のクローンを妊娠したのだ。
何故、郁子が隼斗の告発文を認めたのか?
右京はそこに、郁子が母性だけではなく、科学者として奇跡的な成功を誇りにしていたとの心理を視る。
ここで神戸は郁子の検挙を思い留まるよう右京の説得を開始する。
郁子を逮捕することは、その罪状から茜のお腹の子供がクローンであると知らしめることに他ならない。
では、クローンは生まれたは良いが何処で生きて行くのか?
法は人しかフォローしない、だがクローンは人と認められるのか?
茜が罪を償うのは当然だ。
だが、郁子の罪は生まれて来る子供の罪となってしまう。
それでも、検挙するんですか?
神戸の必死の説得だったが、右京はそれを黙殺する。
右京たちは、このまま郁子と茜を連行する筈だったが……。
なんと!!
神戸が茜を連れて逃走してしまったのだ。
残された右京と郁子。
郁子は自分が母親としてではなく、科学者として茜に向き合っていたと語る。
最初は母性からだった。
だが、成功した後は、科学者として誇らしく吹聴したくて堪らなかった。
そして、つい認めてしまった。
あれがなければ……と後悔する郁子。
そこへ神戸から電話がかかって来る。
神戸は、右京が郁子を検挙するならば、茜のお腹の子供を始末すると脅迫。
検挙を諦めれば、お腹の子供を助けると一方的に通告する。
これに右京は「(神戸が)そんな際どい脅迫の台詞を口にするからには、茜が傍に居ない」と看破。
神戸を落ち着けようとするが……。
右京の相棒である神戸にその手は通じない。
決断を迫る神戸。
結局、右京は「(神戸に)人を殺させるワケにはいかない」と検挙を諦める。
神戸は「そうなんです、人なんです。クローンは決して怪物じゃないんです」と告げる。
その頃、茜は幸子と共に居た。
神戸に頼まれたのだ。
神戸から居場所を聞き、迎えに訪れる右京と郁子。
同じ頃、神戸は青い空の下、泣きそうな……それでいて何処か晴れ晴れとした表情をしていた。
茜は殺人罪で逮捕。
郁子も犯人隠避で逮捕された。
その夜、神戸は大河内にある依頼を申し出ていた。
「俺にはあそこに居る資格がない」と述べる神戸。
そのまま人事異動を申し出る。
特命係に戻った神戸。
そんな神戸を右京は待っていた。
神戸がクローンとして再生させたい相手、それは城戸(シーズン10「贖罪」)だった。
城戸に対して犯した罪を知りながら、今また罪を犯そうとした。
だが、以前の罪は後悔するものだが、今回は覚悟あってのものだろうと右京は評する。
さらに、そんな神戸の心理を知りながら、止められなかったのは僕の罪ですと語る右京。
忸怩たる想いがあると口にする。
殺された隼斗の名誉を回復できなかったことも悔しいとまで洩らす。
このままでは、郁子たちの証言通りの冷徹なイメージが正しかったことになってしまうのだ。
右京は、隼斗宅の郵便受けからミネソタ州の神学校からの郵便を発見していた。
隼斗は本気で神に仕えるつもりだったのだ。
会わせる顔も無く右京に背を向ける神戸。
その背中に右京は、神戸を追い出すつもりはない、人事にかけあっても無駄だと述べる。
神戸は右京の言葉に救いを見出すが……。
翌朝、急転直下で神戸の異動が認められた。
異動先は警察庁。
これに驚き慌てる神戸。
大河内によれば、自分ではなくもっと上から急に辞令が下りたらしい。
神戸にかかって来る電話、相手は長谷川だ。
そう、手を回したのは長谷川だったのだ。
これを断ることは退職を意味していた。
こうして、神戸は特命係を去らざるを得なくなってしまった―――。
それから数ヶ月後、茜の裁判が開始。
ところが、茜は体調を崩し倒れ込んでしまう。
そのまま、子供は流産してしまうのだった……。
天罰かしらね……呟く郁子。
右京は郁子の検挙はしないようだ。
郁子自身の理性に賭けるのだと言う。
郁子が自首し、隼斗の名誉が回復されることを望んでいるのだろう。
病院からの帰り道、「送りますよ」と神戸。
「やっと、1人が慣れて来たので」そんな神戸の申し出を断る右京。
少し寂しそうな神戸。
「またいつか、何処かで」
「ええ」
相棒2人は別れを交わす。
一度は同じ道を歩んだ2人。
今度はそれぞれがそれぞれの道を行く。
その道は交わるのだろうか、それとも……。
行く末は、まだ誰にも分からないのだった―――シーズン10最終話(19話)了。
<感想>
シーズン10(ten)第19話にして最終話。
脚本は輿水泰弘さん。
さて、今回はというと……。
神戸君、特命係最後の活躍でした。
右京の性格を知っているからこその賭け。
そして、その賭けを行った以上、同じ場所には居られないとの苦悩。
まさに「相棒」だからこその駆け引き。
グッときました。
右京も茜を奪回したら反故にしても良いところを約束は守る。
そんな右京の性格を知るからこそ、茜の居場所を教える神戸。
まさに相棒です。
右京の神戸への信頼もラストシーンで分かりました。
さらに、神戸の罪を追及するかと思いきやそれを許す右京。
これを右京が丸くなったと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、管理人的にはあれが信頼し、よく知っている神戸だったからこそ、とった処置だったのではないかと思います。
クローンというモチーフの派手さに目を奪われがちですが、やっぱり神戸君の為の物語ですね。
最終回、そして、神戸の卒業としてはまさにベストな作品でした。
ミステリ的には倒叙物でした。
ただ、ミステリに傾倒することなく(どちらかといえばそちらは軽めで)、心情に重きを置いていて、この点でも神戸の為のストーリーと言えそうです。
「シーズン10」は「シーズン9」に比べると「おやっ?」と思う話も多かったのですが、その中には物凄く印象に残る話もありました。
いろいろ実験作的な回もあり、より成熟を迎えた中での過渡期的なシーズンだったのかなとも思います。
そんな中、及川さん演じる神戸の卒業は本当に驚きでした。
及川さん、「相棒」に参加し神戸役を演じてくださってありがとうございました。
新しい「相棒像」を展開し、「相棒」の物語の方向性と可能性を広げてくださった功績は非常に大きい。
特に「シーズン9」の傑作は、神戸君の飄々としたキャラクターが無ければ難しかったのではないでしょうか。
そして、水谷さん、及川さん、「相棒」スタッフの皆様、「シーズン10」お疲れ様でした。
視聴者として、「シーズン11」及び「新相棒」にも期待しています!!
もちろん、神戸君の再登場も希望したいところです!!
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終わってしまいましたね、神戸くんがいた「相棒」
亀山くんとはキャラクターと去り方も対比してましたね。
クローン人間がテーマになった理由も分かったし、贖罪に苦しむ神戸の気持ちを思いやる右京さんもよかった・・・
それだけに残念ですね、神戸くんが去ってしまうのは。
神戸くんホントにお疲れさまでした。
相棒新シリーズ、新しい相棒が誰になるのか、楽しみがいっぱいありますね。それでは!
コメントありがとうございます!!
管理人の“俺”です(^O^)/。
お役に立てたようで良かったです!!
管理人も亀山と美和子夫妻は神戸同様に好きなキャラです。
亀山には亀山なりの、神戸には神戸なりの相棒としてのポジションがあって味がありました。
この点は「相棒」は凄いバランス感覚を持っているなぁと感心するほどです。
当然、次の相棒にも期待ですね!!
いつか亀山に神戸に新相棒が一同に会する日は来るのでしょうか。
お久しぶりです!!
管理人の“俺”です(^O^)/。
遂に神戸が特命を去ってしまいましたね。
あれから既に数日経ちましたが、未だ余韻冷めやりません。
本当に神戸の特命係引退を飾るに相応しいエピソードでした。
特に右京さんが神戸に寄せる信頼が見て取れたのも良かったですよね。
次の相棒も十分期待できそうだし、シーズン11が楽しみ!!
m(__)m
あれっ?
神戸の異動先は検察庁じゃなくて警察庁では?
亀山がシーズン7の半ばまでだったので、神戸がこんなに早くいなくなるとは思いませんでした……。
でも、考えてみると亀山の時もシーズン7の初回で亀山個人にとって重い事件があって、それがきっかけでいなくなったのと同じで、今回も初回で神戸にとって重い事件があって、そのために心情的に変化があって最後に去っていくという流れでしたね。
神戸は亀山と違って再登場は十分あり得ますね。
右京さんの敵か味方か、どっちの立場での登場かはわかりませんが……。
長々と失礼致しました。
m(__)m
はじめまして!!
管理人の“俺”です(^O^)/。
あ……間違ってますね。
早速、訂正しなければ。
確かに、神戸君にはもっと活躍して欲しかったですね。
ただ、神戸君が「自らの意志ではなく、状況により仕方なく特命係を去った」という点は良かったと思います。
そして心情的な面ではご指摘の通り「ごくごく自然かつ納得できるもの」だった点も良かった。
それだけに是非再登場して欲しいです。
右京のことを良く知るキャラクターとして活躍してくれればいいなぁ……。
ご指摘ありがとうございました(^O^)/!!