<あらすじ>
市議会議員であり、市長の甥でもある笠木(反町隆史)のもとには母親から伯父が死んだとの連絡が入った。まじめ一辺倒の市長(イッセー尾形)が公務中に突然姿を消し、数日後にある温泉で遺体となって発見されたのだった。市長はすでに無断で6日も議会を欠席しており、横川市庁舎にて行われていた定例市議会では市長に対する野次が飛び交い、場内は騒然となり、市長の秘書・矢崎が責め立てられていた。矢崎は市長が視察をかねたクラシックコンサートの途中で突然「急に用事を思い出したから、明日の議会は欠席にしてほしい」と言って姿を消したことをずっと不思議に思っており、さらには、向かった先の志摩川温泉のことを“シマガワ”温泉と言ったことで、初めて行く町だったのではないかと不信感を募らせていた。また、堅物で通っていた伯父が私用で仕事を抜け出したことを不審に思った笠木は、市長のところに通っていた家政婦のスミ子(倍賞美津子)の協力のもと、市長の部屋で遺品整理をする。そこで発見した伯父の日記によって、芳子(木村多江)という女にほれ込んでいたという伯父の意外な一面を知る…!
この日記の内容は、伯父の失踪と関係があるのだろうか…? 笠木はスミ子と共に市長が遺体で発見された志摩川温泉に笠木は再び足を運ぶが…。笠木は市長の死の裏にある衝撃的な真実にたどり着く!!
(公式HPより)
では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……
市議会議員になったばかりの笠木は早くに父を亡くし、叔父を父親代わりに成長した。
そんな笠木にとって、叔父は大切な人であった。
そんな叔父が市長の仕事を放り出して数日後、志摩川温泉にて転落死体で発見された。
その死に顔は苦悶と失意に彩られていた凄惨なモノだった。
笠木は悲しみに耐えながらも、叔父の葬儀に出席する。
さらに数日後、遺品整理を行った笠木はそこに叔父の日記を見つける。
叔父が市長となる前、総合商社・藤関商事に入社した頃から始まるその日記。
何気ない事柄が続く中に、「店員の芳子は勝気な女に見える」との1文を見つける。
それは12年前に記されたものだった……。
真面目な叔父の日記に叔母以外の女性の名前が出たことに驚く笠木。
読み進めると、「極秘任務」「石油プラント受注」との単語が……。
石油プラントを受注する為に、コルキスタンに赴任した叔父。
現地の経理社員・山下の紹介で日本料理屋「桜良」を訪ね、運命の出会いを果たす。
その相手が芳子だった。
芳子はなにくれとなく叔父の世話をしたらしい。
叔父は芳子に急速に惹かれて行った―――。
ところが、コルキスタン国内でクーデターが勃発。
手が離せなかった叔父は、山下に未使用の機密費(リベート)5億円と芳子を託し日本へ逃がした。
叔父も後を追い日本へ帰国するが、驚くべき事実が待ち構えていた。
5億円と芳子を連れ山下が消えたのだ。
この責任を取る形で叔父は退職。
その後、叔父は芳子の実家を訪ね、さらに衝撃を受ける。
芳子と山下が駆け落ちしたことを知らされたのだ。
すべてを無くした叔父は「世界中探しても山下へ復讐の鉄槌を下す」と記していた。
これを目にした笠木は芳子が叔父の愛人だったと考える。
だが、スミ子は芳子は山下の恋人だったのではないかと主張する。
果たして、事実はどちらなのだろうか?
その夜、笠木はネット上で「創作和食・桜良」という店名を見つける。
早速、訪ねたところ、そこは叔父が通い芳子が勤務していた店の本店だった。
店主から芳子についての逸話を聞かされる笠木。
本店時代、芳子は同僚に妬まれ足を刺された。
以来、足を引き摺るようになったらしい。
可哀想な女性だったと何度も述べる店主。
その後、店主はコルキスタンに出店。
そこには芳子も居た。
叔父は芳子に惹かれるように常連となった。
苦手な切り干し大根でさえ芳子に勧められるままに食べたと言う。
しかも、叔父は閉店時間まで芳子を待っていたこともあったらしい。
人生最後の恋、老いらくの恋―――そんな言葉が笠木の脳裏に浮かぶ。
店主によれば、当時の芳子は25歳だった……。
笠木は、叔父がクラシックホールで山下(芳子)と志摩川に関する何かの情報を得たと考える。
調べたところ、館長室に挨拶に行った後から様子がおかしくなったらしい。
鬼頭館長によれば、叔父は館長室のテレビを見ていたとのこと。
そのテレビに何かが映ったのではないか―――そう考えた笠木は当日のテレビ番組を調べる。
そこに「15時30分 湯ったり、漫遊記」の文字を見出す笠木。
確認したところ、放送されたのは志摩川温泉であることが分かる。
これを見て叔父は志摩川温泉に向かったに違いない。
遂に繋がったのだ!!
志摩川温泉に足を運んだ笠木。
叔父は5日間、同じ旅館「臨碧楼」に逗留していた。
臨碧楼の主人によれば、叔父はずっと川を眺めていたらしい。
どうやって、叔父は旅館を決めたのか―――?
新たな謎が浮かぶ中、主人に「湯ったり、漫遊記」に映った人物に覚えがないか尋ねる笠木。
だが、主人から芳しい答えは得られない。
臨碧楼を決めた理由も、主人によれば駅前の案内人から勧められてのことらしい。
押しかけでスミ子も合流し、同室で一夜を明かす2人。
その夜、笠木は叔父の秘書から新たな情報を得る。
叔父は22時ごろに既に浴衣を着ていたらしい。
22時ごろ、浴衣を着ていた叔父。
つまり、その時点では寝るつもりだったのだ。
だが、外出し死亡した。
急な外出の理由は、川に何かを見つけた為ではないか?
そんな疑問を抱いた笠木に、臨碧楼の主人は叔父がある釣り人に興味を持っていたと教える。
その釣り人の名は黒崎。
昼も夜も釣りをしていると説明する主人。
なんでも叔父は黒崎の素性を執拗に尋ねたと言う。
まさか、黒崎こそ山下なのか?
叔父が「湯ったり、漫遊記」で目撃したのは、観光客ではなく釣り人だったのではないか。
だから叔父は、5日間も川を見張っていたに違いない。
確かに「湯ったり、漫遊記」には黒崎の姿が映っていた!!
黒崎を追う笠木。
その目に臨碧楼のマイクロバスが映る。
バスに乗り込む臨碧楼の従業員の後ろ姿……それは特徴的な歩き方だった。
だが、今は黒崎の方が大事である。
黒崎を追い、川へとやって来た笠木。
地元の他の釣り師によれば、黒崎は鳥目の為に夜釣りはしないらしい。
さらに、急に金回りが良くなった黒崎が町から出たことを知らされる。
黒崎に逃げられた笠木は途方に暮れる。
その目の前を、臨碧楼の法被を着た女性が歩いて行く……足を引き摺り歩く女性。
まさか……。
「湯ったり、漫遊記」の映像を確認する笠木。
そこには、今と同じく足を引き摺り歩く臨碧楼の法被を着た女性が映っていた。
叔父はこれを見て志摩川温泉にやって来たのだ―――確信する笠木。
黒崎は真犯人による囮だった。
真犯人は「湯ったり、漫遊記」に映っていた黒崎を利用したのだ。
黒崎は真犯人から金を貰い町を出たに過ぎない。
駅なら駅員、バスならバス運転手といった具合に、制服を着た人間の言葉は正しいと思い込んでしまう。
そして、志摩川温泉に来て以来の叔父の情報はすべて誰からもたらされたか?
そう、臨碧楼の主人である。
臨碧楼の主人こそ、山下だったのだ。
だが、山下は1つだけミスをした。
黒崎は鳥目の為に夜釣りをしなかったのだ。
それを知らなかった山下は、黒崎を囮に使ってしまったのである。
そして臨碧楼主人である山下、その妻は芳子である。
臨碧楼女将こそ、芳子だったのだ。
山下と芳子は逮捕された。
芳子は叔父を愛していたことなど無いと断言。
生活費を援助して貰ったことがあるが、それだけだと主張。
山下の横領も知らないと語る。
叔父の死についても、山下に口止めされたと繰り返す。
一方、山下は叔父を殺害したことを認める。
山下によれば、叔父は毎晩毎晩返せ返せと迫ったと言う。
横領した金はいいから、芳子を返せと詰め寄ったのだ。
それだけ、叔父は芳子を愛していたのだ。
精神的に追い詰められた山下は、叔父を殺害してしまう。
山下はあくまで単独犯であることを主張し、芳子は関係ないと訴える。
こうして、芳子は釈放された。
「叔父さん、なんで見つけてしまったんですか……」
帰路の車窓にて、笠木は叔父への想いを呟く。
その手には幼き日に叔父と撮影した写真が握られていた。
叔父の死は事故から一転、殺人として報じられ話題となった。
だが、それも一時のことで、世間からも忘れ去られた頃……笠木にスミ子から電話が入る。
叔父の遺品はすべて整理された。
久しぶりにスミ子と出会った笠木。
スミ子は志摩川温泉の一夜を取り上げ、トキメキが必要と述べ、可哀想と思わせた方が勝ちなんですよと笑う。
可哀想と思わせた方が勝ち―――スミ子の言葉に何かを感じた笠木。
山下が逮捕され売却された臨碧楼へと再び足を運ぶ。
そこには資財を運び出す芳子の姿があった。
芳子は山下の罪を謝罪するが、それについては触れず笠木は叔父について語り出す。
そして、笠木は「叔父の死の原因はあなただ」と痛烈に批判する。
笠木は芳子に「何故、叔父を殺したのか」と問う。
山下は単独犯行だと主張している、確かに実行犯はそうだ。
だが、芳子は追い詰められた山下が叔父を殺すであろうことを見越していながら黙認したのだ。
山下は罪を償うことになった。
芳子は山下の軛から逃れ、金と自由を手に入れた―――しかし、これを証明する証拠はない。
すべては笠木の想像に過ぎないのだ……。
「芳子は勝気な女に見える」叔父の日記の1文を読み上げる笠木。
一瞬、虚を突かれた表情を見せる芳子だが、すぐに元の柔和な表情に戻る。
「叔父を愛していたのですか?」笠木からの最後の質問。
「気持ち悪い……」吐き捨てると立ち去る芳子。
叔父が山下に殺害された当日、仰向けに転落し死に行く叔父の目には彼を見下ろす芳子の姿が映っていた。
その顔には薄笑いが浮かべられていた。
それを目にした叔父の無念は如何ばかりか。
だからこそ、叔父の死に顔は凄惨なモノとなったのだ―――。
現在、叔父の死亡現場にて。
在りし日の叔父を思い出す笠木。
彼の脳裏に叔父のさまざまな姿が過ぎ去って行く……。
その頭上、芳子は空を眺めて微笑んでいた。
その足取りは軽く、引き摺るような素振りは欠片も見えなかった。
叔父さん、あなたの愛した芳子は悪い女です―――エンド。
<感想>
原作は松本清張著『青春の彷徨』(光文社刊)に収録されている同名の短編小説です。
過去記事にてネタバレ書評(レビュー)がありますね。
・『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)
原作を見事に現代風にアレンジしていましたね。
笠木が田山の甥になっていたり、スミ子が加えられていたりと、一部の設定変更に不安を覚えていたものの、それは杞憂に過ぎませんでした。
かなり良かった!!
原作に比べると、芳子という人物がよりクローズアップされていました。
そして、その悪女ぶりも。
この点、原作と違い、山下も芳子の被害者となっていましたね。
おそらく、芳子は叔父と男女の仲だったのでしょう。
だが、山下はそれを知らされていなかった。
それどころか、芳子に唆され横領したのだろうと思われます。
芳子は完全なる悪女です。
その中身は虚偽と欺瞞に満ち溢れている。
すべては、ラストの負傷していた筈の芳子の足が健康であったことが示しているでしょう。
キャストも良かった。
芳子を演じた木村多江さん、熱演です。
田山を演じたイッセー尾形さんも、好演技!!
もちろん、笠木役の反町隆史さんもマッチしていました。
そして、電気屋店主の酒井さん、鬼頭館長役のきたろうさんも良し。
良いドラマを視ました!!
松本清張先生といえば『熱い空気』や『寒流』もドラマ化が決定しており、こちらも目が離せません。
今回のような良いアレンジを期待します!!
・『寒流』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・「家政婦は見た!」がドラマ化決定、タイトルは原作通り『熱い空気』に!!
・松本清張先生『寒流』(新潮社刊『黒い画集』収録)がドラマ化されるとのこと!!
<キャスト>
反町隆史
木村多江
石黒 賢
イッセー尾形
倍賞美津子 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)
◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
・「霧の旗」(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「書道教授」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「球形の荒野」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『寒流』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・松本清張先生原作「砂の器」が5回目のテレビドラマ化決定。テレビ朝日制作、主演は玉木宏さん!!&「砂の器」ネタバレあらすじ
【ドラマ】
・月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年スペシャル「中央流沙」(12月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ『火と汐』(12月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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・金曜プレステージ「松本清張ドラマスペシャル 山峡の章」(1月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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私は松本清張氏の作品が好きで、いろいろ読んでいるのですが、映像化されてがっかりすることも少なくはなく…。でも今回のドラマはすごくよかったです!キャストの皆さんもはまっていましたし。このような映像化なら見るのが楽しみだな…と久しぶりに思いました。これからも一ミステリーファンとして、ブログ楽しみにしていますね!
こんばんわ(^O^)/!!
管理人の“俺”です!!
楽しんで頂けているとのこと、ありがとうございます。
嬉しいし、物凄く励みになります(^O^)/!!
ドラマ版『市長死す』、良かったですよね。
原作が短編と言うこともあり、かなりオリジナル色の強い作品となっていましたが、そのオリジナル部分が上手く機能していました。
キャストも良かった!!
こうなると、このスタッフさんで、他の松本清張短編作品のドラマ化も期待しちゃいますね。