ドラマスペシャル「刑事魂 交渉人が挑むタイムリミット４８時間の誘拐殺人！東京〜京都〜琵琶湖、母娘の命を救う１０００キロの捜査！！天国と地獄…殺人メールの謎！？ベストセラー小説待望の映像化！」（3月31日放送）ネタバレ批評（レビュー）

ドラマスペシャル「刑事魂　交渉人が挑むタイムリミット４８時間の誘拐殺人！東京〜京都〜琵琶湖、母娘の命を救う１０００キロの捜査！！天国と地獄…殺人メールの謎！？ベストセラー小説待望の映像化！」（3月31日放送）ネタバレ批評（レビュー）です！！

＜あらすじ＞

左遷された刑事・三島勇造(高橋克典)が、再び誘拐事件捜査の最前線に呼び戻され、難事件に挑む。自分を左遷した本部長の娘が誘拐され、人質を救うため、三島らが誘拐犯と交渉する。原作・松浪和夫、脚本・西岡琢也、監督・猪崎宣昭。　交渉人・三島(高橋)が勤務する滋賀中央県警に、新しい本部長として村井(小沢征悦)が赴任してくる。出世街道まっしぐらの村井は、あしき慣例の裏金づくりを部下に強要。元警察官の父・昌道(橋爪功)同様、一度も協力したことのない三島はこれを拒否する。村井は、三島が人質事件の交渉を専門にする捜査１課特殊班のエース的存在と知りながら、組織に従わないことへの懲罰として警察学校への異動を命じる。ところが数カ月後、管内で誘拐事件が発生すると、三島に異例ともいえる現場復帰の命が下される。誘拐されたのは村井の娘・遥(荒川ちか)だった。

（@nifty tv番組表より）

では、続きから（一部、あらすじと重複あり）……

遥が誘拐された。
捜査が難航する中、遂に三島は容疑者を突き止める。

元警官である本山とその仲間の犯行だったのだ。
本山には、手柄を焦った村井により潜入捜査中だった自分ごと潜入した組織を潰された恨みがあった。
しかも、その際に恋人を失っていた。

村井は遥を救うべく、組織に逆らい裏金を身代金として持ち出す。
それを知った三島は村井を追うが……。

裏取引を行った村井だが、本山の恨みは深く銃撃されてしまう。
遥を庇い、銃弾をその身に受ける村井。
本山の仲間を射殺したものの、その場に倒れ込んでしまう。

そこへ駆け付けた三島、遥を助けると本山と対決する。
激しい銃撃戦と格闘の末、本山を逮捕するが……。
「お前が羨ましかった……」
村井は三島の前で息を引き取ってしまうのだった。

組織は村井亡き今も不動である。

三島は交渉人の後輩を育てるべく、今日も勤しむのだった―――エンド。

＜感想＞

ドラマ原作は、松浪和夫先生『刑事魂（警官魂　激震編・反撃編）』（講談社刊）。
過去記事にてネタバレ書評（レビュー）してますね。

・『刑事魂（警官魂　激震編・反撃編）』（松浪和夫著、講談社刊）ネタバレ書評（レビュー）

では、ドラマの感想を。

だいぶ、原作からアレンジしてましたね。
ラストのアクションシーンはかなり違ってました。
原作の方がリアル路線ですね。

そして、ドラマ版では村井がもう1人の主人公のような立場になっていたように思います。
本当に意外でした。

これはこれでアリかなと思います。

＜キャスト＞

三島勇造：高橋克典
警察学校教官。元特殊班のエースで敏腕交渉人だったが、
裏金作りに協力しなかったために左遷させられた。

村井信樹：小澤征悦
県警本部長。警視庁で実績を積んだキャリアで若くして県警トップの座につく。
警察組織の威信を守るため、裏金作りに協力しない三島を左遷する。

酒井葉子：菊川 怜
県警捜査一課特一係。巡査部長。特殊班という激務の職場にいながら、
母親の顔も持つ。三島の元部下。

村井景子：奥貫 薫
村井本部長の妻。

村井 遥：荒川ちか
村井本部長の娘。誘拐事件に巻き込まれる。

大滝 健：梅沢富美男
警察オンブズマン代表。元京都府警生活安全部長。

正木克也：波岡一喜
滋賀共同新聞記者。

服部雅道：渡辺 哲
県警捜査一課長。警視。村井本部長の娘が誘拐されたため、
警察学校に左遷されていた三島を特殊班に呼び戻す。

蒲田光輝：今井雅之
県警捜査一課特一係長。警部補。

両角大樹：池内万作
県警捜査一課特一係主任。巡査部長。
前任の交渉人・三島にライバル心を燃やす。

久米政典：片岡信和
県警捜査一課特一係。巡査。

矢野政史：大鶴義丹
県警会計課長。警視

亀山秋二：石橋 凌
警察庁官房長。警視監。

三島昌道：橋爪 功
三島の父。元警察官。裏金作りに協力しなかったため、
生涯、交番勤務だった。　ほか

（敬称略、順不同、公式ＨＰより）

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