2012年03月10日

【第一報】「第65回日本推理作家協会賞 長編および連作短編集部門候補作」判明!!

「第65回日本推理作家協会賞」長編および連作短編部門の候補作が明らかになりました。

候補作は次の通り。

『刑事さん、さようなら』樋口有介(中央公論新社)
『ジェノサイド』高野和明(角川書店)
『地の底のヤマ』西村健(講談社)
『放課後はミステリーとともに』東川篤哉(実業之日本社)
『ユリゴコロ』沼田まほかる(双葉社)
(作品名五十音順、敬称略)


この中では「このミス」、「文春」で1位を取った『ジェノサイド』が強いか。
『ユリゴコロ』も同ランキング内で10位以内に存在しています。
詳しくは下記過去記事をどうぞ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

そういえば、この2作は「2012年本屋大賞」にもノミネートされていますね。
ちなみに『ジェノサイド』は「第2回山田風太郎賞」受賞作。
『ユリゴコロ』は「第14回大藪春彦賞」受賞作。

「本屋大賞2012」ノミネート作品発表される!!

第2回山田風太郎賞受賞作決まる!!高野和明先生『ジェノサイド』に!!

第14回大藪春彦賞受賞作発表、栄冠は沼田まほかる先生『ユリゴコロ』(双葉社刊)に!!

そして、西村健先生『地の底のヤマ』については「読売新聞」さんで2012年3月7日に取り上げられたばかり。
内容は、本作の舞台となった大牟田市にて出版記念会が行われたとのものです。
興味のある方は「読売新聞」HPをどうぞ!!

なかなかの話題作が揃いましたね。
どれが受賞しても不思議ではないか。
候補作の1つ『放課後はミステリーとともに』ついては過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『放課後はミステリーとともに』(東川篤哉著、実業之日本社刊)ネタバレ書評(レビュー)

短編および評論部門については未だ明らかにされていませんね。
気になります……。

【確定報】「第65回日本推理作家協会賞」各部門候補作発表!!
追加しました、リンクよりどうぞ!!

ちなみに杉江松恋さんのツイートによれば、協会賞の予選選考は各出版社さんが1作を選び、推薦を受けたものの中から選ばれるそうです。
これは海外では、エドガー賞などにみられる選考方法とのこと。
それで、今回の候補作は出版社が綺麗に分かれているんですね。
納得です!!

さて、この5作のどの作品に栄冠が輝くのか……要注目!!

◆関連過去記事
【第64回】
第64回日本推理作家協会賞発表!!

第64回日本推理作家協会賞ノミネート発表される!!

【第63回】
第63回日本推理作家協会賞発表!!

「地の底のヤマ」です!!
地の底のヤマ





【関連する記事】
posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック