2012年04月24日

「超再現!ミステリー 毒入りケーキの謎…蜜蜂のデザート〜衝撃トリック 川越シェフさえまくるナゾ解き!」第2回(4月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「超再現!ミステリー 毒入りケーキの謎…蜜蜂のデザート〜衝撃トリック 川越シェフさえまくるナゾ解き!」第2回(4月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

元料理人の作家が描くグルメミステリーをおくる。人気店で起きた食中毒事件が、主人公の店をも巻き込む事件へと発展していく。さらに不可解な殺人事件も発生する。このミステリーの結末とは。ゲストは料理人・川越達也さん、YOU、料理研究家・森崎友紀さん。
(@nifty tv番組表より)


4月24日放送にて再現されたのは『蜜蜂のデザート』でした。
『蜜蜂のデザート』には過去にネタバレ書評(レビュー)ありますね。

『蜜蜂のデザート』(拓未司著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【蜜蜂のデザート(拓未司著)】

◆問題編(前半)スタート

とある高級住宅街。
チカが婚約者にお土産としてパリ・ブレストを届けていた。
パリ・ブレストを食べてた婚約者の家族は最初こそ喜んでいたが、じょじょに顔を歪め苦しみ出す。
食中毒になったのだ!!

2年後、ビストロ・コウタ。
柴山幸太がシェフを勤めるこの店。
料理の評判はよいが、デザートが弱かった。
そこへ、出入り業者の高城が「コウベ・ヤマスギ」について情報を持ち込んで来る。
「スイーツグランプリ」の県代表となった「コウベ・ヤマスギ」だったが、生クリームから検出された黄色ブドウ球菌により食中毒を起こしていたのだ。
これにより、県代表は別の店になったそうだ。

そんな折、「コウベ・ヤマスギ」に代わりスイーツグランプリ全国大会に出場することとなった「テル・カキタ」のオーナー・柿田が来店する。
柿田は幸太のスイーツの弱点を指摘して去って行く。

興味を持った幸太は「テル・カキタ」へと足を運ぶ。
「テル・カキタ」のパティシエである坂本の技量に魅せられる幸太。
そこへ凄い剣幕の女性が現れる。
坂本は彼女の名を呟く「チカ」と。
チカは「あんたの所為で酷い目にあった」と叫ぶや坂本に襲い掛かる。
騒動に巻き込まれた幸太は怪我を負ってしまうのだった。

坂本にチカとの事情を尋ねる幸太。
2年前、「ヌーベル」という店に勤務していた坂本。
ある日、元彼女のチカが婚約者への土産用にパリ・ブレストを注文。
ところが、そのパリ・ブレストを食べた婚約者一家が食中毒を起こした為に破談となっていたのだ。
この事件が原因で「ヌーベル」は閉店に追い込まれていた。

翌日、「ビストロ・コウタ」。
昨日の出来事を涼子に話して聞かせる幸太。
それを聞いた涼子は驚く。
涼子の友達が坂本と知り合いらしい。
涼子は「ヌーベル」と「コウベ・ヤマスギ」の食中毒は坂本の陰謀ではないかと疑っていた……。

その夜、チカが坂本を再度襲撃。
坂本は命からがらその場を逃げ出し、事無きを得る。

一方、幸太は柿田に新作スイーツをお披露目する。
幸太が「フュチュール」と名付けたそれに柿田は衝撃を受ける。
レシピを見せて欲しいと希望された幸太はそれを教えてしまう。
幸太は卵アレルギーの息子の為に卵を使わないスイーツを目指していた。

翌朝、幸太のもとに警察が来訪。
幸太はチカが何者かに殺害されたことを知る。
チカのもとに幸太の名刺があったらしい。
幸太は知らないが、坂本が逃げる際に落としたものだ。

一方、「第1回スイーツグランプリ」優勝者が決定される。
それは幸太のスイーツを盗作した柿田だった。
涼子は親友・吉武に柿田が幸太から盗作したと訴えるが……。

◆スタジオ

現実での黄色ブドウ球菌の苦労について語られる。
チカ殺害犯について、柿田、タケちゃん、坂本など様々な容疑者説が……。

◆問題編(後半)スタート

高城がビストロ・コウタにやって来た。
幸太は食事を振る舞うが、その夜に幸太の店から食中毒患者が出たとの事件が起こる。
こうして、幸太は営業自粛を余儀なくされる。

食品全てを調べたが、黄色ブドウ球菌は検出されなかったらしい。
被害者は高城の隣席の女性1人だったらしいが……。

幸太へ柿田の盗作について黙っているよう脅迫状が届く。

これを聞いた坂本はすべては柿田の犯行と主張。
「ヌーベル」は自分を引き抜く為に狙われた。
「コウベ・ヤマスギ」は「スイーツグランプリ」の敵。
そして、「ビストロ・コウタ」は盗作の口封じが目的ではないかと疑ったのだ。

ヌーベルの元オーナー山本を訪ねた幸太は、彼女からある人物の存在を明かされる。
その人物は、食中毒事件当日にも来店していたらしい。
名前を聞いた幸太は驚き、その人物が犯人であると確信し罠にかけることに。

再度、その人物を食事に招いた幸太。
そう、その人物とは高城だった。

坂本と協力した幸太は、高城の隣に坂本を座らせわざと隙を作らせる。
その上で、高城が毒を投入したと思われるスイーツを高城自身に食べさせるのだ。

計画は成功、スイーツを前にした高城は……あっさりと食べた。
高城は犯人ではなかったのである!!

◆スタジオ(2回目)

タケちゃんが坂本に片思いしての犯行。
タケちゃんは坂本が好きだが、坂本は涼子が好きなど諸説出る中。
涼子&タケちゃん共謀説でファイナルアンサー。

◆解答編

2個もスイーツを食べられた高城は上機嫌。
前回の来店時、コウベ・ヤマスギのパティシエが居たと語り出す。
そう、食中毒になった人物こそ、タケちゃんこと吉武だったのだ。
幸太を陥れる為の狂言だったのだ。

そして残る2件の食中毒事件もまた……。
すべては坂本を愛していた為だったらしい。

だが、チカ殺害は否定する。

チカを殺害したのは元婚約者の男だった。
実はチカは婚約破棄してから2年間元婚約者をストーカーしていた。
それに怯えた元婚約者がチカを殺害してしまったのだ―――エンド。

<感想>

う〜〜〜ん、今回はちょっとガッカリ。
原作を骨抜きにしてる感じかなぁ……。
「推理小説(ミステリ)」ではなくて「推理クイズ」を見せられている感じ。
しかも、ロジックなし勘のみの。

もともと題材となった『蜜蜂のデザート』は「犯人当て」作品ではない。

『蜜蜂のデザート』(拓未司著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『蜜蜂のデザート』は「展開を楽しむ作品」の筈。
それを「犯人当て」に仕立てるのはどうかと思う。
これで推理するのは無理でしょ。

それと、ドラマ版最後のチカ殺害犯の断定は駆け足過ぎだと思う。
あれでは、意外性だけで何が何やら分からないのではないだろうか。
ああいう形ならば、チカ殺害はカットして食中毒事件のみに絞れば良かったのではないか。
尺も不足していたようだし。

実際、食中毒事件については相当改変されているし。
原作では4つの事件に対し3人の犯人が存在していた。

1件目食中毒事件:山本
2件目食中毒事件:吉武
3件前食中毒事件:吉武
チカ殺害:元婚約者

このように犯人が複数存在しており、「犯人当て」にはそもそも向いていない作品なんだよなぁ。
これをどうドラマ化するかと期待していたんだけど……。
ドラマを視て、原作『蜜蜂のデザート』は「トリック」ではなく「展開を読ませる作品」だと再確認した次第。

ちなみにドラマ版だとチカ殺害犯がラストに暴かれていますが、原作では中盤で判明しています。
これからも分かるように、本作ではチカ殺害犯はメインじゃないんだよなぁ……。

ちなみにドラマだとカットされている大きな点はこんな感じ。

・山本の犯行が削除。
・柿田のスイーツグランプリ優勝辞退がカット。
・坂本の新規店舗及び第2回スイーツグランプリ優勝がカット。

特に坂本のストーリーをカットしたことで何が何やら。
あれなら、チカ関連をカットした方が良かったと思う。

ドラマだけみてると、何故吉武が坂本の害となっている柿田を排除しないのかが分からない。
さらに、『蜜蜂のデザート』というタイトルの意味も分からない筈。
そこらこそ、きっちり拾って行くべき箇所だと思うのだけど。

そういえば、今回のドラマについて原作者の拓未司先生は「小説とは別モノではありますが、面白いはず」とツイッターで述べられてます。
やっぱり、「別モノ」なんですね……。

どちらかというと、この番組と相性の良い作品はトリック重視のものだと思うのだけど。
なので、トリックメインの作品の超再現だとマッチすると思う。
今後に期待!!

で、次回の超再現なのですが「横浜・みなとみらいの公衆トイレで著名人が絞殺されているのが発見され、遺体から10桁の数字が書かれたメモが出てきた。さらに1週間後、水死した医師からも10桁の数字が見つかった。数字は何を示しているのか、そして犯人の動機は何なのかを推理する。(@nifty TV番組表より)」だそうです。

あらすじを読んだ感じだと、西川三郎先生『瘤』(幻冬舎刊)かなぁ……。
だったら、超再現向きっぽいかも。

『瘤』(西川三郎著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

そういえば、次回の超再現!作品についても予告してくれると助かるんだけどなぁ……。
「超再現!ミステリー」の公式HPもあまり更新していないようだし、ちょっと寂しい。

現在までのところ、「このミス大賞」受賞者である七尾与史先生の作品も登場予定との情報もあります。
来週以降も超期待!!

◆関連過去記事
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『蜜蜂のデザート』(拓未司著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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