2012年05月02日

「超再現!ミステリー」第3回「殺人現場に残された10桁の数字…その謎を解くと犯人が分かる」(5月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「超再現!ミステリー」第3回「殺人現場に残された10桁の数字…その謎を解くと犯人が分かる」(5月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

会社社長と作家の二つの肩書を持つ作者が描くミステリーをおくる。横浜・みなとみらいの公衆トイレで著名人が絞殺されているのが発見され、遺体から10桁の数字が書かれたメモが出てきた。さらに1週間後、水死した医師からも10桁の数字が見つかった。数字は何を示しているのか、そして犯人の動機は何なのかを推理する。ゲストは高田延彦、重盛さと美、ココリコ・遠藤章造。
(@nifty tv番組表より)


5月1日放送にて再現されたのは『瘤』でした。
『瘤』には過去にネタバレ書評(レビュー)ありますね。

『瘤』(西川三郎著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

【瘤(西川三郎著)】

◆問題編(前半)スタート

深夜、人気のない公園。
そこで殺人が……。

翌朝、神奈川県警の参事官・立石とその妻が日課のランニング中に他殺死体を発見する。
立石の妻・恵は元鑑識課職員、死体を見ても動じることはない。
被害者はマスコミ業界の重鎮・藤原。
藤原の所持品から謎の10桁の数字が発見される。

警部補・山根も捜査に加わる。
だが、藤原には敵が多く容疑者を絞り込めない。

藤原が死の直前に医者・織田祐一郎と食事を共にしていたことが判明。
織田祐一郎の父親は、医師会の重鎮・織田五郎である。

その頃、祐一郎は部下の医師・早川を施術方法について責め立てていた。
一方で、部下の看護師・皆川結子に結婚を迫っていた。

そこへ山根が祐一郎を訪ねて来る。
祐一郎と結子の関係を気にかけた山根は、結子を尾行する。
そこで、結子が社会保険事務所の課長をしてる水口靖男と交際していることを知るのだった。

藤原と織田が金銭面で関係していることが判明。
どうやら、雄一郎の父・五郎は藤原から資金援助を受けていたらしい。

10桁の数字に拘る立石。
妻・恵は10桁の数字が基礎年金番号ではないかと推理する。

その頃、結子は祐一郎に連れられ五郎と会食していた。
帰り道、祐一郎と別れた結子を尾行する影が……早川だ。

一方、五郎宛に早川を名乗る人物から電話が。
呼び出された五郎は何者かに殺害されてしまう……。

妻・恵の推理を信じた立石は、社会保険庁に10桁の番号を照会していた。
その解答は―――織田五郎の基礎年金番号だというものだった。
驚く立石だったが、其処へ五郎殺害の報告が届く。

しかも、五郎の所持品からも基礎年金番号と思われる10桁の数字が。
この10桁の番号は殺人予告だったのか!?

早川に容疑が向けられるが、彼には死亡推定時刻に当直をしていたとのアリバイが。

五郎の遺体に残された年金番号は、山上代議士の年金番号と判明。
だが、山上と藤原、織田には繋がりは無い。
立石は年金番号との推理が間違いだったのかも……と考え始める。

山根は結子に注目。
水口靖男との関連を問い質していた。

其処で明らかになる事実。
靖男と祐一郎は幼馴染だというのだ。
靖男は織田家の使用人の息子だったのである。

靖男によれば、半年前に祐一郎と再会。
その際に「両親は元気か?」と声をかけられていた―――前半終了。

◆スタジオ

結子説が浮上。
しかし、早川は無いとのこと。

自作自演も疑われ代議士・山上説も浮上。

水口の為に織田一族を粛清している結子説、さらに立石恵説までも浮上。
立石恵が年金番号に気付いたのがおかしいとの主張である。
恵が祐一郎と不倫しているのではないかとの推理も飛び出すが……。

◆問題編(後半)スタート

立石は今も10桁の番号で悩んでいた。
そんな中、恵が逆から読んではどうかと主張する。
早速、調べる立石。

同日、結子は祐一郎が担当するオペの準備をしていた。
オペが終わればプロポーズの結果が欲しいと述べる祐一郎。

靖男の過去について調べる山根。
織田家の運転手をしていた靖男の父・正男。
だが、正男はやってもいない横領の疑いをかけられ自殺していた。

正男の死により、困った靖男の母・美砂子は五郎を頼る。
五郎に靖男の面倒をみてくれないかと懇願。
ところが、靖男が祐一郎を殴りつける事件が発生。
激怒した五郎は靖男親子を追い出した。

もともと美砂子は五郎の愛人。
しかし、世間体を気にした五郎は運転手の正男に美砂子を押し付けたのだ。

織田家を追い出された美砂子と靖男。
自分を瘤だと主張する美砂子、靖男はそんな母を気遣う。
これが20年前のことである。

10桁の番号を逆に並べた年金番号が水口靖男のものだと判明。

その頃、犯人は最後のターゲットを狙っていた。

靖男と藤原の関係を調べた山根、意外な事実が浮上する。
美砂子と藤原に接点があったのだ。
過去、美砂子は藤原に性的暴行を受けていたのだ。

どうも、すべての人間関係が美砂子を中心にしているようだが―――後半終了。

◆スタジオ(2回目)

動機から靖男犯人説が浮上。
ところが、靖男の為の結子犯行説も浮上。
結子犯人説を支持しながらも動機が祐一郎と結婚する為の邪魔者の排除説も浮上。
さらに、靖男と結子姉弟説も浮上。
祐一郎犯行説も浮上する。

一方で、立石恵犯行説は否定される。

結果として、大多数が提唱した結子犯行説でファイナルアンサー!!

◆解答編

祐一郎のオペが開始された。
そこへ靖男が乱入。

靖男は祐一郎の前で自身を傷付ける。
20年前、靖男に殴られたと主張した祐一郎。
だが、それは靖男を追い出す為の祐一郎の自作自演だった。

靖男は過去の祐一郎の罪を問うが、祐一郎は開き直る。
そんな祐一郎に藤原と五郎を殺害したのは自分だと主張する靖男。
半年前、祐一郎は靖男に「両親は元気か?」と口にした。
そんなことがある筈もないことを知っていたにも関わらず、靖男を傷付けたのだ。

靖男はメスを突き付け、祐一郎に土下座を要求。
だが、結子が祐一郎を庇う。

ショックを受けた靖男は自殺しようとしたところで、駆け付けた山根に取り押さえられるのだった。
こうして、事件は解決した。

順番に並んだ数字が殺人予告ならば、逆に並んだ数字は犯人の自白だったのだろう。
立石の呟きが廊下に響いた―――エンド。

ラスト、スタジオにて、原作には「五郎と靖男の意外な関係が描かれている」との説明。
原作を読むようにとの言葉で締め。

<感想>

再現ドラマ版、かなり良かった。
今回に限っては、再現版の方が原作よりもスマートになっていますね。
再現版は、かなり2時間ドラマテイストな作品となっていましたが、これで正解でしょう。

一応、再現ドラマ版ラストのオペ室のやり取りについて原作を補足すると、原作では「靖男は自殺しようとはせず、祐一郎を殺害しようとして待機していた婦警に逮捕される」となっていました。
その後、靖男が例の動機について取り調べの中で明かすとの作り。

ちなみに、この後も原作は続きます。
それについては完全にネタバレとなるので、本記事の感想末尾に記載しておきます。
興味のある方はどうぞ!!
ちなみに『瘤』のネタバレ書評(レビュー)はこちら。
ただ、ラスト付近はかなり端折っています。

『瘤』(西川三郎著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

で、次回の超再現なのですが「専攻する有機化学の分野で天才的な能力を発揮する東大大学院生は、研究にしか興味がなかった。だが研究室にやって来た新人秘書にひと目ぼれしたことで能力を失ってしまう。そんな彼の前に「死に神」を自称する謎の少女が現れ、秘書に告白するよう迫る(@nifty TV番組表より)」とのあらすじを見る限り『ラブ・ケミストリー』ですね。
『ラブ・ケミストリー』については過去にネタバレ書評(レビュー)しているので、興味のある方はどうぞ!!

『ラブ・ケミストリー』(喜多喜久著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

ちなみに『ケミストリーシリーズ』には第2弾も。
こちらもネタバレ書評(レビュー)してますね。

『猫色ケミストリー』(喜多喜久著、宝島社刊)ネタバレ書評(レビュー)

それにしても、これまた推理しづらい作品を取り上げましたね。
個人的に本作はミステリではなく、ラブコメだと思うのですが……。
その為か「ゲストはその後のストーリー展開を予想する(@nifty TV番組表より)」と、推理ではなくストーリー予測になるようです。
どうやら「超再現!ミステリー」は推理要素よりも、再現することそれ自体を重要視している感じかな。
認識を改める必要がありそうです。

現在までのところ、「このミス大賞」受賞者である七尾与史先生の作品も登場予定との情報もあります。
来週以降も超期待!!

ここから『瘤』原作ラストのネタバレになります、未読の方は注意!!

20年前、自身が瘤であると考えた美砂子は靖男を捨てた。
捨てられた靖男は1人で必死に暮らし、遂に社会保険庁の職員となった。

そして、祐一郎の発言を機に溜りに溜まった怒りが爆発。
2件の殺人を犯してしまった。

息子・靖男の犯行を伝え聞いた美砂子。
美砂子は今も水商売に身を染めていた。
収監された息子に面会するべく、新幹線に乗る美砂子。

車中、美砂子の胸に様々な想いが去来する。
10代前半の折、山中で藤原に暴行されたこと。
以来、男性不信に陥っていたが、織田と出会い関係を持ったこと。
そして、靖男を身籠ったこと。
困った織田は水口と美砂子を添わせたこと。
つまり、靖男は実父を殺害してしまったのだ。

靖男と面会する美砂子。
靖男が実父を殺害したことを告げるが、靖男は何も答えない―――エンド。

◆関連過去記事
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『瘤』(西川三郎著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

超再現された「瘤 (幻冬舎文庫)」です!!
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