2012年06月18日

「パラダイス・キス」(2011年、日本)

「パラダイス・キス」(2011年、日本)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

有名進学校に通う早坂紫(北川景子)は、夢も刺激もない高校生活を送っていた。受験を控えて成績は伸び悩み、同級生の徳森浩行(山本裕典)への片思いも何の進展もないまま3年目を迎えた。そんなある日、紫は矢澤芸術学院、通称“ヤザガク”の生徒・永瀬嵐(賀来賢人)から学園祭のファッションショーのモデルにスカウトされる。アトリエに連れて行かれ、嵐のカノジョの櫻田実和子(大政絢)と女装したイザベラ(五十嵐隼士)に会うが、受験のことしか頭にない紫は「あんたの遊びに付き合っているヒマはない」と言い放つ。翌朝、紫の教室に嵐たちのリーダー格・小泉譲二、通称ジョージ(向井理)が現れ、紫の手を取ると強引に外へ連れ出す。ヤザガクの教師でありトップヘアメイクアーティストの如月星次(平山浩行)に紫の髪を切るよう頼むジョージ。コンテスト形式のショーでは、ジョージと麻生香(加藤夏希)が優勝を狙っていた。既に“Paradise Kiss”というブランドで様々な服を創っていたジョージは、仲間たちと共に手分けしてドレスを創る。そんな彼らの情熱に紫は少しずつ心を動かされていく。上手くいかない毎日を厳しすぎる母親(羽田美智子)のせいにしていた紫だったが「お前の意思はどこにある?」とジョージに言われ、彼を見返そうとモデルを引き受ける。そんな中、紫は母親とケンカして家出、ジョージのマンションに間借りすることになる。学校を休学、自立を目指しジョージが紹介してくれた雑誌のモデルの仕事は一流のプロたちの現場だった。紫は遂に夢と出逢えたことに気付き、さりげなくサポートしてくれるジョージに惹かれていく。だがジョージは卒業後にパラキスを解散、パリへ修行に行くと宣言する。ショーの当日。紫はリハーサルでランウェイがまともに歩けない。本番が始まり、ステージに向かう紫の背中で「自分の足で歩いて来い」とジョージが叫ぶ。ショーが終われば別れが待っていることを胸に秘めて、紫は歩き出した……。
(goo映画公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

紫の中で何かが大きく変わっていた。
ステージを歩く紫は既に本物のモデルであった。
紫は観客から拍手喝采を受け、大好評のうちにステージを終える。

だが、現実は非情であった。
モデルの紫は評価されたものの、肝心のジョージの服が評価されず、麻生香の2番手に甘んじてしまう。
こうして、ジョージの日本最後の仕事が終わった……。

ショーに足を運んでいた紫の母は、紫が自分から巣立ったことを認め、紫の夢を応援することに。

一方、紫の心は複雑に揺れていた。
同級生・徳森浩行への憧れはあるものの、ジョージにも強く惹かれていたのだ。

徳森は嵐と美和子の幼馴染。
美和子に恋心を抱いていたが、引っ越しとそれに伴い進学先が分かれたことで美和子を諦めていた。
だからこそ、今度は諦めないと主張する徳森。
実は徳森も紫に恋心を抱いていたのだ。

両想いである……過去の紫だったならば。
だが、今の紫には気になる存在が居た。

そして、ジョージはパリへと旅立った……紫は見送らなかった。

3年後、紫は日本を代表するトップモデルに成長していた。
もはや押しも押されもせぬ第1人者である。

そんな紫に海外ロケの仕事が入る。
行く先はニューヨーク。

休憩時間を利用し街を散策する紫。
そこで紫はジョージの名前を見つける。
ジョージはニューヨークに移っていたのだ。
出会ったイザベラからジョージの居場所を聞いた紫は工房へ駆け付ける。

工房には紫の掲載された雑誌が山のように積まれていた。
ジョージもまた紫を気にかけていたのである。
遂に再会した2人は抱擁し、キスを交わすのであった―――エンド。

<感想>

原作は矢沢あい先生のコミック「Paradise Kiss」。
2005年にはノイタミナ枠でアニメ化も達成されている本作が実写映画化とのことで話題となった。

青春期の夢と恋を描いた作品ですね。
2時間という限られた時間の中で、紫が精神的に大きく成長していく様を表現しきったのは良かった。
視聴し終わった後に、爽快感が残るのも高評価。

ちなみに原作とラストが違うようです。
原作では紫が結ばれる相手は徳森だとか。
原作に比較すると、映画版の方がより幻想的な仕上がりになっているのかな。

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