ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。
(光文社公式HPより)
<感想>
時代が反映された作品群が収録された短編集です。
だからこそ、あの頃の誰でもない『あの頃の誰か』になるのでしょうね。
作品はどれも良く悪くも時代の影響を受けていると思われるものばかり。
そして、全編で女性の恐ろしさが描かれているような気がします。
バブル期特有の熱みたいなものも感じますね。
各作品の感想はこちら(ネタバレあらすじは感想の後)。
◆『シャレードがいっぱい』
時代が色濃く反映された作品。
オードリー・ヘプバーンの名作映画「シャレード」をモチーフにしているのかな。
主人公・弥生のキャラが凄い。
シャレードについてはいっぱいと言うほどでもないか。
ちなみに「シャレード」の意味は「ある1つの事柄が別の事柄を指し示すこと」だそうです。
◆『玲子とレイコ』
サスペンスですね。
当時ならば珍しかったラストも、特には……。
◆『再生魔術の女』
こちらはラストは衝撃的ではあるが、それ以上のモノは無いかも。
◆『さよなら『お父さん』』
後の『秘密』に繋がる作品ですね。
確かに短編より長編向きの作品と言えそうです。
・『秘密』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
◆『名探偵退場』
こちらは後の『名探偵の掟』、『名探偵の呪縛』に繋がる作品と言えるでしょう。
如何にお約束を排除するか……なかなかの作品です。
ちなみに、主人公・ワイクの名前は「スルース(探偵)」からの引用らしい。
・劇団四季さんによる「スルース(探偵)」が11月9日より再演!!
◆『虎も女も』
フランク・R・ストックトンによるリドルストーリー『女か虎か』のパスティーシュですね。
とはいえ、こちらはオチがついていますが。
お猟は真之介にもっとも残酷な仕打ちをしましたね。
ちなみに「虎」ですが、酒乱気味の呑んべぇのことを……。
◆『眠りたい死にたくない』
究極の二者択一、そして逃げ道はない。
◆『二十年目の約束』
秘められた過去について明かされたとき、どんな結末が待つのか。
<ネタバレあらすじ>
◆『シャレードがいっぱい』
通訳を生業とする津田弥生の交際相手・北沢孝典が殺害された。
弥生が北沢に別れを切り出そうとする直前の出来事であった。
北沢はアルファベットの「A」のようなダイイング・メッセージを遺していたが……。
北沢の友人を名乗る尾藤茂久と共にその死について調べ始める弥生。
中瀬興産社長で現在は死の床にある中瀬公次郎の遺書を北沢が盗み出していたことが判明。
どうやら、それを巡って殺害されたらしい。
弥生は、生前の北沢が掌について述べていたことを思い出す。
「A」に「掌」、これらのシャレードが事件解決のキーになるのか。
そんな中、「掌」が「仙人掌(サボテン)」を指し示すと気付いた弥生は仙人掌の中から遺書を発見する。
途端、襲撃を受ける弥生。
襲撃して来たのは中瀬公次郎の長男・中瀬雅之だった。
彼は遺書を欲していたのである。
危機一髪駆け付けた尾藤の協力で雅之を捕まえた弥生だったが、雅之は北沢殺害犯では無かった。
実は尾藤は中瀬家の顧問弁護士だったことも判明。
発見した遺書の中身を確認して驚く弥生たち。
そこには「中瀬公次郎の隠し子・畠山清美に全財産を与える」と記されていた。
これを目にした弥生はある事に気付く。
数日後、遺書が公開された。
落胆する中瀬家の面々。
そんな中、清美は意外な謙虚さを見せる。
と、尾藤は清美に中瀬公次郎の手帳を取って来て欲しいと依頼。
暫くして、清美は手帳を手に戻って来る。
中を改めるや「北沢を殺害した真犯人が分かった」と主張する尾藤。
彼の指摘した真犯人は清美だった。
手帳は尾藤と弥生が仕掛けた罠だった。
中には「中瀬公次郎の隠し子・畠山清美に全財産を与える」と書かれていた。
だが、もともとは「中瀬公次郎の隠し子・畠山清美に仝財産を与える」と書かれていたのだ。
清美が勝手に書き換えたのだ。
「全」と「仝(同じ)」、一見似ているが全く違う字である。
「全財産」ならば「清美にすべてを相続させる」意味になるが、「仝財産」ならば「他の後継者と清美が同額を相続する」との意味になる。
これを本物の遺書にも適用したのである。
明らかに故人の遺志に反した改竄であった。
手帳を取って来るよう依頼された清美は中身が気になり確認し、遺書の下書きらしきものを見つけ、そこからからくりが露見することを恐れ書き換えてしまったのである。
もちろん、手帳の一文は弥生の手によるものである。
本来、「全」と「仝」の書き換えを発案したのは北沢だった。
北沢は清美に報酬を要求。
びた一文払いたくなかった清美が北沢を殺害したのだった。
こうして事件は解決。
弥生は尾藤とイイムードになるのだった―――エンド。
・木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」第6話「シャレードがいっぱい〜謎(ナゾ) 謎の血文字Aの秘密!殺された元カレと消えた遺言状の謎」(8月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
◆『玲子とレイコ』
ある晩、携帯電話をかけようとした男性がいきなり刺殺された。
同じ夜、弁護士の葉子は倒れていた少女を保護する。
少女は記憶を失っていた。
所持品から「レイコ」と名前が判明した彼女だったが、葉子は彼女こそが男性の殺害犯だと気付く。
葉子の恋人・真一も巻き込んだ事件の真相とは!?
玲子には「レイコ」と言う名の凶暴な人格が潜んでいた。
玲子には慕っている女性がおり、彼女は近く婚約者と結婚する予定であった。
玲子は姉とも慕う彼女を奪われることに危機感を抱いていた。
玲子は「レイコ」として、敵を排除しようとしていた……。
そんな玲子を利用しようと企んだ人物が居た。
実は被害者の妻である。
彼女は夫を殺害する為に、レイコの凶暴性に注目。
関わりの無い夫をまるで婚約者のように仕立て、レイコに殺害させたのだ。
真相が明らかになったことで凶暴なレイコは消え、玲子は大人しくなった。
こうして事件は解決した。
レイコに責任能力がないことは明らかで、葉子は弁護に立つことを決める。
そんな葉子に真一はある疑念を呈する。
もしかして、レイコが消えたのではなく、凶暴な性格のレイコが大人しい玲子の性格を演じているとしたら―――エンド。
・木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」第4話「レイコと玲子〜心(ココロ) 容疑者は多重人格少女!一体どちらが本物か」(7月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)
◆『再生魔術の女』
子供の居ない根岸は、中尾章代から子供を世話して貰うことになった。
だが、中尾にはある目的があった。
中尾は過去に妹が交際相手と思われる男性に殺された事件について語り始める。
だが、誰が妹の交際相手であるか特定出来ていなかった。
その犯人を見つける為に中尾が選んだ方法……これが尋常ではなかった。
彼女は妹から交際相手と思われる男性の遺伝子を入手し、自身の卵子と受精させ妊娠した。
その子供を生み育てることで、成長した子供に似ている男が犯人の筈だと言う。
そして、根岸に託した子供こそ、その子供であると。
中尾の妹を殺害したのは根岸だった。
根岸はショックから自殺してしまう。
根岸の自殺を知った中尾は妹の復讐を果たしたことに満足する。
実は、根岸に託した子供は中尾と根岸の子供ではなかった。
女子高生が行きずりの男との間に産んだ子供を中尾が利用しただけだったのだ―――エンド。
・木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」第11話(最終話、最終回)「再生魔術の女〜罰(バツ) 言葉が凶器?謎めいた女医が仕組む戦慄の罠」(9月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)
◆『さよなら『お父さん』』
後に長編『秘密』となった雛型です。
バス事故が飛行機事故になったりしてますね。
・『秘密』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
◆『名探偵退場』
名探偵・ワイクにとって勲章となる1つの事件があった。
「魔王館殺人事件」である。
彼は「魔王館殺人事件」における自身の推理に絶対の自信を置いていた。
そんな彼も既に引退し、今は悠々自適の生活を送る毎日。
だが、あの頃のような活気が無い。退屈でしかないのだ。
彼は毎日、口にする。「退屈だ」と。
そこで、自身の手柄を手記として発表することを決める。
執事はそんなワイクに静かに付き従うのだった。
そんなある日、「魔王館殺人事件」と全く同じ状況の依頼が持ち込まれた。
同じ状況である以上、同じロジックにて解決可能な筈である。
ワイクは勇躍、館に乗り込んで行くが……。
さて……と、ワイクが名推理を開陳しようとした瞬間、強烈な眩暈が彼を襲う。
耐えられず、倒れ込む彼。
そんな周囲で容疑者たちがそれぞれ推理を戦わせ始める。
AはBを。
Bはcを。
cはDを。
DはEを。
EはAを。
それぞれが説得力のある推理で追い詰めて行く。
ある者は勘違いを理由に、ある者は秘密の抜け穴を理由に。
そのどれもが「魔王館殺人事件」当時のワイクが思いも寄らなかったことばかり。
次第にワイクは自身のロジックが本当に正しかったのだろうか……と思い悩み始める。
そして、ワイクは意識を失った。
それから数年、自身の推理に自信を失ったワイクは手記の発表を取り止め、悩み続けることとなった。
そして、そのまま死亡した。
その死後、ワイクに仕えた執事のもとを「魔王館殺人事件」の犯人とされた人物の親族が訪ねて来る。
彼女は執事に礼を述べる。
ワイクの手記が発表されることで今を生きる犯人の親族が被る被害は大きい。
あのワイク最後の事件は、それを避ける為の大がかりな芝居だったのだ。
執事もまた満足そうな笑みを浮かべる。
「ご主人様、退屈は晴れましたか」と―――エンド。
◆『虎も女も』
真之介は殿の妾・お猟とそれと知らずに割ない仲になってしまい、それが原因で処刑されることになった。
その処刑方法は「虎か女か?それとも…」。
通常の「虎か女か?」は次のように行われる。
2つの扉の内、どちらか1つを囚人に選ばせ、それが女ならばその女と一生を添い遂げる。
それが虎ならば、喰われてしまうという処刑法だ。
つまり、命が助かるには女を当てるしかない。
ところが、今回の「虎か女か?それとも…」では、第3の扉が存在すると言う。
しかも、その内容は秘密だった。
真之介の居る牢の番人によれば、お猟はこれまでにも多くの男を「虎か女か?」で処刑したらしいが……。
そこへお猟が現れ、真之介に手紙を渡して去る。
そこには「3番目の扉」と書かれていた。
これまた、牢番によれば「いつもどおりの光景」で厄介なことに「その手紙の指示通りに従って助かるかどうかは分からない」らしい。
ある者は女を、またある者は虎を引き当てたそうだ。
刑の執行がやって来た。
追い詰められた真之介はお猟を信じ「3番目の扉」を選ぶ。
そこには1人の女性が立っていた。
女性の容姿こそ好みではないが、命が助かったと真之介は素直に喜ぶが……。
数日後、この認識が誤っていたことを知る。
嫁いで来るなり女は、酒を呑み続けた。
しかも、酒乱の気があるのか、暴れ続けた。
真之介は家に帰っても気の休む暇も無かった。
稼ぎもすべて飲み代に代わり、それでも足りずに借金までする日々。
家事も真之介の分担とされ、息つく暇もなく働き詰めで来る日も来る日も呑み代確保に奔走することに。
「虎か女か?それとも…」第3の扉の答えはその両方だったのである―――エンド。
◆『眠りたい死にたくない』
主人公は憧れの女性と食事をした夜、急な睡魔に襲われ意識を失った。
朦朧としながら目を覚ませば、首には縄がかけられており、このまま寝てしまえば縄により首が絞まり死亡してしまう状態になっていた。
だが、とても眠い。
耐えられないほど眠い。
しかし、寝てしまえば死んでしまう。
そんな中、主人公はどうしてこんな状態に陥ったのか必死に頭を働かせる。
どうやら、憧れの女性に罠に嵌められ、不正経理の責任を押し付けるスケープゴートに選ばれたらしい。
しかし、それが分かったところでどうしようもない。
失意と絶望の中、「眠りたい」でも「死にたくない」と究極の二者択一を迫られ続ける主人公であった―――エンド。
◆『二十年目の約束』
亜沙子は村上輝彦にプロポーズされ結婚した。
だが、照彦は結婚に際し、ある条件を付けた。
子供を作らないと言うのだ。
気が変わることもあるだろうと亜沙子は気に留めなかったのだが……。
海外赴任することになった照彦。
妻として亜沙子も同行するが、異郷の地にて孤独感から自殺未遂を企ててしまう。
亜沙子の孤独感は子供が居ないことにも起因していた。
だが、それでも照彦は子供を作ろうとしない。
とりあえず、一時帰国することとなった亜沙子たち。
照彦は亜沙子に秘密で彼の故郷へ向かう。
これを知った亜沙子も照彦を追うが……。
実は照彦が子供を作らないのには理由があった。
照彦は、子供の頃のある少女の死に責任を感じていた。
少女の名は晴美。
照彦は友人と2人で晴美と遊ぶ約束をしていたが、その当日、すっぽかしていた。
互いにどちらかが晴美にも伝える筈だと考えたのだ。
ところが、どちらも伝えなかった為に、待ちぼうけを喰らった晴美は変質者の手で殺害されてしまう。
晴美の死に責任を感じた照彦たちは子供を作らないと誓い合っていたのだ。
だが、亜沙子が自殺未遂を企てたことに新たな責任を感じた照彦は、独り善がりな贖罪ではなく、すべてを打ち明け許しを請おうと晴美の両親に会うべく故郷へ戻ったのだった。
しかし、晴美の両親は既に娘の待ちぼうけの事実を知っていた。
晴美が日記に残していたのである。
その上で、照彦たちを許していたのだった―――エンド。
・木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」第10話「二十年目の約束〜誓(チカイ) 秘密抱えた男を愛した女…衝撃結末に号泣」(9月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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