2012年06月05日

月曜ゴールデン「医師・円城寺修2 恨みの報酬〜人は恨み続けて生きられるか。そしてその代償は?医師苦渋の決断!若きボクサーの脚にメスが」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「医師・円城寺修2 恨みの報酬〜人は恨み続けて生きられるか。そしてその代償は?医師苦渋の決断!若きボクサーの脚にメスが」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

円城寺修(渡瀬恒彦)が勤める仙台第一病院に重体の少女が緊急搬送された。少女の体にあざがある事を発見し、円城寺は少女の母親と同居人の男が虐待している疑いがあると判断して警察に通報する。
ところで、円城寺とその妻、貴子(水野真紀)と娘の美織(相原綺羅)は、散歩の途中、大震災のため飼い主と一緒に暮らせなくなった犬の里親を探すイベントで出会った子犬を飼うことになった。

ある夜、金融会社社長の加賀豊治(成瀬正孝)が新井俊夫(中西良太)に刺されて病院に運ばれた。震災で失った弁当屋を立て直すために、新井の妻が加賀から高利で借りた金を返済できず、妻は自ら命を絶っていた。それを恨んでの犯行だ。加賀が生き延びたことを知り、新井は留置場で自殺した。途方に暮れる新井の娘で看護学生の典子(綾那)を加賀の部下、宮谷夏彦(長谷川純)は借金を返済するよう脅迫する。典子に身を守る知恵を授けて支えるのは、病院の警備員でプロボクサーでもある井原秀介(小林優斗)である。井原は二谷宗男(ガッツ石松)の指導で成長著しいが、二谷のジムも加賀への返済が滞っている。加賀の妻、久恵(東てる美)はジムを手放すよう、二谷に迫る。そんな最中、円城寺家に無言電話が相次ぎ、子犬が連れ去られる事件が起きた。円城寺家に不気味な影が忍び寄る。
一方、加賀が病室で点滴に細工をされて殺された。事件を捜査する二人の刑事、田島(池田努)と上原(誠直也)は医療知識のある典子と事件の夜当直だった井原に疑惑の目を向ける。その井原が自動車にはねられ重傷を負った。事件について口を閉ざす井原は、誰かをかばっているのではないかと円城寺は疑問を抱く…。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

円城寺はある夜、重体の少女を治療する。
傷口を見た円城寺は虐待によるものと看破し、その母親と同居人の男を疑う。
図星を突かれた同居人の男は逆上、円城寺や病院スタッフに暴行を加える。
そんな男に立ち向かう1人の警備員。
警備員は軽やかなフットワークで男の攻撃をいなすと遂に取り押さえる。
彼こそはプロボクサーで警備員のアルバイトをしながらチャンピオンを目指す井原であった。
男は警察に逮捕され、少女は保護されることになったが……。
こうして、円城寺は井原と知り合った。

数日後、犬の里親探しで貴子と美織が一頭の犬を引き取って来る。
新しい家族となる犬に名前をつけることになったが、貴子は“オスカル”、美織は“太郎”と互いに譲らない。
結局、円城寺家の新たな家族は“太郎・オスカル”と名付けられる。

金融会社社長の加賀が新井に刺された。
加賀は円城寺の治療で命を取り留め、新井は逮捕されることに。
どうやら、新井の借金が原因のトラブルらしい。
加賀が助かったことを伝え聞いた新井は、留置所で自殺してしまう。

新井の娘・典子は看護学校を辞め、父の代わりに返済に追われることに。
その交渉には加賀の部下・宮谷が当たる。
宮谷は新井の生命保険金で返済するよう迫るが……。

一方、円城寺家では謎の脅迫電話が続いていた。

円城寺は井原と親しくなる。
井原には中学時代にイジメに遭い、転校生に救って貰ったとの想い出があった。
しかし、今度はその転校生がイジメにあってしまい助けることが出来なかったらしい。
そこで強くなろうとボクサーを目指したのだった。

円城寺家から太郎・オスカルが連れ去られる。
直後にまたも脅迫電話が。
円城寺は太郎・オスカルを取り戻す為に警察に捜査を依頼する。

加賀が点滴に注入された毒物により殺害された。
逃げ去る黒い影……それに気付いた井原は後を追うが何故か見逃してしまう。

翌日、事件の担当刑事である田島たちに不審者を見なかったか問われる井原だが「誰も見ていない」と返答する。

円城寺家に脅迫電話をかけ続けていた人物が逮捕された。
なんと、冒頭の虐待男の交際相手であった。
男が逮捕されたことを恨んでの犯行だったらしい。
だが、太郎・オスカル誘拐については否定する。
太郎・オスカルを誘拐したのは誰だ……?

翌日、病院の敷地内を歩いていた田島たちは少年と犬を発見する。
犬は太郎・オスカルであった。
共に居た少年の名は直哉、太郎・オスカルの前の飼い主であった。
太郎・オスカルの名はアオバと言うらしい。
直哉は3・11により両親を失い、東京の叔父のもとで暮らしていた。
叔父たちは直哉を可愛がっていたが、直哉はどうしてもアオバに会いたかったと語る。
そこで、貴子は夏休みに叔父の許可を得た上でアオバに会いに来なさいと直哉を諭す。
当初、不安がっていた直哉だが、貴子のこの言葉に幾分安心したのか笑顔で東京へ戻った。

一方、宮谷に返済を迫られていた典子だが相続放棄を選択。
これにより返済義務から解放された。
借金は放棄しても、生命保険については受け取ることが出来るのだ。

典子にそんな知識があるとは思えない。
宮谷は誰か典子に入れ知恵した人間が居ると睨む。

加賀殺害に「臭化パンクロニウム」が使用されたことが判明。
これにより専門知識を持つ人間の犯行と思われたが……。

田島たちは、入院患者の1人からある証言を得る。
なんでも、逃げ去る人影とそれを追う井原の姿を目撃したらしい。

井原を問い詰める田島たちだが、井原はここでも「何も知らない」と黙秘を貫く。
田島と別れると井原は何者かに連絡を取るが……。

その夜、井原は謎の車に轢き逃げされてしまう。

円城寺のもとに救急搬送された井原、こうして緊急オペが始まった。
手術の甲斐あって、井原は一命を取り留めたものの、右膝を粉砕骨折しておりボクサーの命である足を失ってしまった。

円城寺は苦しみながらも井原に足を切断したことを告げる。
これを聞いた井原はショックの余り言葉を失う。

病室を背にした円城寺、その耳に井原の叫びが―――。

加賀殺害に用いられた薬物の出所が違法サイトからであると判明。

井原は円城寺に加賀殺害犯について打ち明ける。
なんでも、井原は犯人に自首して貰おうとして轢き逃げに遭ったらしい。
つまり、犯人は井原の知り合いだったのだ。
円城寺は井原から犯人の名を教えられる。

そんな円城寺の前に田島と上原が現れる。
井原から事情聴取したいらしい。
悩む円城寺だが、井原が足を失ったことを告げると、田島は井原の心情を慮りその場を去る。

犯人と接触を図る円城寺、現れたのは宮谷だった。

井原が前に語ったイジメから救ってくれた中学時代の転校生こそが宮谷だったのだ。
しかも、加賀の殺害犯も彼だった。
もちろん、井原を車で轢き逃げしたのも彼だ。

井原がボクサー生命を失ったことを伝える円城寺。
井原はそれでも自首してくれるよう望んだと言う。
これを聞いた宮谷はすべてを語り出す。

「人の命を金に換えろ」そう加賀に教わったと口にする宮谷。
宮谷の父も借金がもとで自殺していた。
其処で宮谷は喰われる側から喰う側に回ろうと決めたのだそうだ。
だから、加賀を喰ったのだ。

しかし、犯行後の姿を井原に目撃されてしまった。
宮谷は井原を口封じすべく轢き逃げしたのだった。

「俺を信じているあいつを、俺は……」宮谷は自身の行いを後悔する。
そんな宮谷に「井原君は今も君を信じているんだ」と伝える円城寺。
宮谷は田島たちに犯行を打ち明け、連行されて行く。

病室にて。
井原は「選手として恩返しできなかったこと」を二谷に詫びる。
「なぁに、コーチでもセコンドでもリングには戻って来れる」励ます二谷。

「行きたいところがある」と語る井原の希望を叶えるべく外出する円城寺。
傍らには典子の姿もある。

辿り着いた先は駅前。
「みんな同じ夜を過ごした戦友なんです」
井原は3月11日の夜を乗り越えたのだから、今度も乗り越えて見せると熱く口にするのだった。

太郎・オスカルは今も円城寺家に居る―――エンド。

<感想>

渡瀬恒彦さん主演「医師・円城寺修シリーズ」2作目。
原作はなし、オリジナルドラマです。

前作は2011年12月5日に放送されており、実に半年ぶりの新作となりました。
過去記事ありますね。興味のある方はどうぞ!!

月曜ゴールデン「医師・円城寺修 杜の都の死刑囚 ジャーナリスト殺害事件と23年前の殺人事件を繋ぐ驚愕の真実…末期ガンに侵された死刑囚が隠し通した哀しい過去」(12月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さて、ドラマの感想。

前回の特徴を上手く活かせたとは言い難いですが、今回はまた別の味があって良かった。
前回が構成に工夫を凝らした作品とするなら、今回はテーマを強化した作品でした。
完全に“情”を中心にまとめていましたね。
そして、皆、力強く生きていました。
テーマが「3・11」であったことも影響しているのでしょう。

あの若さで警部ということでキャリアながら、ドラマでよくあるエリートのイメージと異なり情に厚い田島。
そんな田島になんやかんや言いながらも従う上原。
あの若さで其処まで強く居られるなんて……と感嘆せざるを得ない井原。
新井が死亡した際には絶望しかなかった筈なのに、それでも力強く生きる典子。
環境が変わっても頑張り続ける直哉。
犯人である宮谷も、一度は悪に走りつつも井原の信頼に応えました。

反面、虐待男とその交際相手なども居ましたが、彼らは上記の人の力強さをより際立たせる為に存在しているかのようでしたね。
その意味で、登場人物が皆、強い意志力を持っていました。

そして、円城寺は主人公と言うよりは傍観者のような立場でしたが、それがまた人間ドラマを上手く魅せていました。
アリです。

まさに応援歌のような作品でした。
前作とはまた違いましたが、十分に良しです!!
次回作にも期待!!

<キャスト>

円城寺修(えんじょうじしゅう):渡瀬恒彦

円城寺貴子(えんじょうじたかこ):水野真紀

円城寺美織(えんじょうじみおり):相原綺羅

田島敦彦(たじまあつひこ):池田努
上原元(うえはらげん):誠直也
中原孝介(なかはらこうすけ):伊藤悌智
井原秀介(いはらしゅうすけ):小林優斗
新井典子(あらいのりこ):綾那
宮谷夏彦(みやたになつひこ):長谷川純

新井俊夫(あらいとしお):中西良太
加賀豊治(かがとよはる):成瀬正孝
加賀久恵(かがひさえ):東てる美

二谷宗男(にたにむねお):ガッツ石松 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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この記事へのコメント
田島警部役の池田さんは、渡瀬さんのお兄さん、渡哲也さんの後輩です。(石原プロ所属の俳優です)

月曜ゴールデンでは、同じく先輩の舘ひろしさん主演の2作品に出演されています。(警部・柘植京介と警視・深町征爾)

上原刑事役の誠直也さんも同じく2作品の出演者でした。

妙な偶然を感じました。
Posted by Me at 2012年06月05日 17:26
Re:Meさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

田島いいキャラしてましたね。
上原も田島のキャラを強調するいいキャラでした。
両者を演じた池田さん、誠さんも良かった。

それにしても、お2人とも共演される機会が多いんですね。
気付きませんでした。
注目しながらドラマをみるのも面白そうです。
Posted by 俺 at 2012年06月05日 23:39
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