2012年06月26日

月曜ゴールデン「美食カメラマン 星井裕の事件簿3 京都嵐山桜紋様の殺人〜切り裂かれた桜絵と日本画家の首吊り死体…犯行の動機は愛憎か禁欲か?事件の謎は玉子焼きの味に隠されていた!?」(6月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「美食カメラマン 星井裕の事件簿3 京都嵐山桜紋様の殺人〜切り裂かれた桜絵と日本画家の首吊り死体…犯行の動機は愛憎か禁欲か?事件の謎は玉子焼きの味に隠されていた!?」(6月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

フリーカメラマンの星井裕(高嶋政伸)は雑誌社の取材で、京都を拠点に活動している人気着物デザイナー・辻川ミゲル(池内万作)を取材することになる。ところが、京都を訪れた矢先に星井は通りがかった庭先で男の首吊り死体と遭遇。またしても死体の第一発見者となってしまう。
遺体の身元は、高名な日本画家・植山小堂(本田博太郎)で、星井もよく知る人物だった。植山の死は、発見当初「自殺」と思われたが、京都府警は検視で遺体から睡眠薬を検出。事件を担当する京都府警の安西美雪(水野真紀)や岩本(北見敏之)は殺人事件として捜査を進める。
星井は2年前に植山の取材をしており、植山の温厚な人柄を想い悲しむ。しかし美術商の不動(徳井優)に話を聞くと、植山はひどく神経質な男だったと言う。辻川も実は植山の弟子だったが反りが合わず、植山に破門されたのだと星井に明かし、星井はそのイメージの違いに戸惑う。星井は植山の助手である喜多川綾子(遠野なぎこ)を訪ね、植山のアトリエを見せてもらうのだが、そこには、植山が描いた美しい桜紋様の絵画が、無残に切り裂かれた姿で残され、星井は周囲が語るように植山がスランプで苦しんでいたことを知る…。
一方、京都府警では、現場に落ちていたライターが不動の持ち物だと判明する。美雪は不動を取り調べるが、不動は殺害時刻に美術商仲間の糸山(東てる美)と会っていた。容疑者全員にアリバイがあり、捜査は行き詰まる。
そんな中、星井による辻川の着物の撮影が始まる。安西警部はそこで、辻川と綾子の間に流れる親密な空気に気付く。一方星井は、辻川の着物の柄の一部が、植山のアトリエで見たあの桜紋様と瓜二つであることに気付く。一つの仮説に至った星井は、ある懐石割烹の「卵焼きの味」を頼りに、事件の真相に近づいていく…。
(公式HPより)


では、続きから……。

三代目・植山小堂が殺害された。
期せずして死体の第一発見者となった星井は、自身の取材対象である辻川ミゲルが植山の弟子だと知る。
辻川ミゲル、その本名は向井幹夫というらしい。
ミゲルは、植山殺害時に日本料理「清本」で食事していたとアリバイを主張。
ミゲルによれば「卵料理がとても美味しかった」らしいが……。

同じく、植山の弟子であった綾子も「料亭・宮前」で友人と食事をしていたとのアリバイがあった。
そして、植山と取引していた不動もまた、美術商の糸山と共に居たとアリバイを述べる。

一方、星井はミゲルから「蕎麦アレルギーである」と聞かされるのであった。

安西の捜査により、不動と糸山が植山の作品を大量に売り捌いていたことが判明。
矢先、糸山まで殺害されてしまう。
現場には不動が立ち尽くしており、そのまま逃亡してしまう。
不動の犯行なのか?

料亭「宮前」は2ヶ月前からの予約が必須である。
だが、綾子の祖父は著名な料理評論家。
その孫である綾子ならば、特に予約が必要ではなかったことが分かる。

辻川の蕎麦アレルギーが嘘だったことも判明。
それどころか、綾子と頻繁に蕎麦屋に出向いていたことが分かる。

その頃、当の綾子は謎の男性に金銭を要求されていた。

翌朝、星井が撮影し好評だった「親子丼」の写真が他社に構図そのままに「牛丼」で盗用される事件が発生。
これをきっかけに「植山がミゲルの作品を盗作したのでは」と気付く星井。

ミゲルに詰め寄る星井。
ミゲルはすべてを打ち明ける。

破門されたミゲルだったが、3年前に植山から声をかけられた。
訪ねてみると「1枚でいいから、絵を譲ってくれ」と泣きつかれる。
尊敬していた師匠の懇願を無碍にもできず引き受けた辻川だったが、1回では終わらなかった。
遂には断りも無くスケッチを持ち去るようになったと言う。
このすべての黒幕が糸山だったそうだが……。

一方、安西の調べにより辻川ミゲルに兄がいることが判明。
兄の名は向井幸雄、傷害致死の前科があった。
この男こそ、綾子に金銭を要求していた男であった。

綾子とミゲルは互いに愛し合っていたが、植山がミゲルの兄をネタにミゲルを脅迫。
結果、綾子がミゲルの為に身代わりになっていたらしい。
ミゲルはつい最近までこの事実を知らなかった。

「清本」と「宮前」について調べた星井は、遂に犯人を突き止める。

植山殺害は辻川の犯行であった。
辻川は「清本」で卵料理を食べたと主張していた。
だが、その日の「清本」では流通トラブルにより卵が届かず、卵料理は提供されなかったのだ。
明らかな辻川の嘘であった。

その日、綾子は植山に睡眠薬を服用させた。
ミゲルの為に殺害するつもりだったのである。
だが、其処へ辻川が現れた。

辻川は綾子の意図を察し、彼女を逃がした。
そして、代わりに自分が手を下したのである。

翌朝、植山の死を知らされた綾子は辻川の行動に気付き愕然とした。
まさか、彼が直接手を下すとは思わなかったのだ。
彼に罪を犯させたことに後悔した綾子は、今度は自身が手を下そうと決意する。
そこで、未だ辻川を利用しようとしている糸山を殺害したのだ。

辻川と綾子、互いに互いを愛するがゆえの犯行であった。

星井は語る、2人は互いを求め合っていたと。
「清本」の料理人は「宮前」で修行していた人物であった。
辻川が愛好していた「清本」の卵料理は「宮前」で調理法を教わった綾子が作ったそれと同じだったのである―――エンド。

<感想>

「美食カメラマン 星井裕の事件簿」シリーズ第3弾。
前作は2011年4月25日に放送されているので、1年2ヶ月を数えて放送となりました。
実はこの1年2ヶ月というスパンに面白い発見があるのですがご存知でしょうか。
なんと、前々回と前回の放送スパンもほぼ1年2ヶ月だったのです(前々回は2010年3月01日放送)。
偶然とはいえ、面白いものですね。
第4弾の放送時期にも注目でしょう。

ちなみにドラマ版のシリーズ前作はこちら。

月曜ゴールデン「美食カメラマン星井裕の事件簿『京都大文字送り火・恩讐の殺意〜料亭オーナー刺殺に隠された幻の食材と醤油の秘密!?究極の師弟愛が新たな死を招く!!』」(3月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「美食カメラマン星井裕の事件簿2 京都源氏物語・華の道の殺人〜華道界のプリンスに封印された出生の秘密!?30年の愛憎劇の結末を知る涙の塩むすび!」(4月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さて、原作は柏木圭一郎先生「京都嵐山 桜紋様の殺人」(光文社刊)。
あらすじはこちら。

<あらすじ>

満開の桜を水面に映す広沢池の畔で老夫婦が山桜の枝に吊り下がる死体を発見。著名な画家である植山小堂が何者かによって殺された。そして、警察の監視をくぐり抜け第二の殺人が――。「芸術」と「ビジネス」、「伝統」と「革新」、相反する思惑が、さらなる凶行を呼び寄せる。混迷を極める事件に名探偵・星井裕が立ち向かう! 京都の魅力を満載した〈新・旅情ミステリー〉。
(公式HPより)


柏木圭一郎先生の著作は複数の出版社からシリーズ化されているので、興味のある方は捜してみてはいかがでしょうか?

では早速、感想を!!

え〜〜〜と、今回は22時以降から出先での視聴になったのでかなりあやふやです。
一応、あやふやながらもラスト直前まで視聴したのでコレで合っていると思う。
こんなとき、録画機器が欲しいと強く思ったり。

結局、卵がメインだったということで、無意味な伏線も多かったけど、なかなか良かったような気もします。
それにしても、安西の存在意義があまり発揮されていなかった気はするなぁ……。

たぶん、原作のストックから考えて次もあると思うので、次に期待!!

<キャスト>

星井裕(ほしいゆう)[46歳・プロカメラマン]:高嶋政伸
安西美雪(あんざいみゆき)[46歳・京都府警洛東署警部]:水野真紀

小林奈津美(こばやしなつみ)[23歳・星井のアシスタント:さくら
岩本太(いわもとふとし)[50歳・京都府警洛東署巡査部長]:北見敏之
金井美智子(かないみちこ)[40歳・雑誌編集長]:芳本美代子
辰巳建夫(たつみたてお)[45歳・料亭「八咫」店主]:中本賢

喜多川綾子(きたがわあやこ)[30歳・植山小堂の弟子]:遠野なぎこ
辻川ミゲル(つじかわみげる)[32歳・着物デザイナー]:池内万作
糸山景子(いとやまけいこ)[55歳・画廊店主]:東てる美
不動明夫(ふどうあきお)[50歳・「香雲堂」店主]:徳井優

植山小堂(うえやましょうどう)[62歳・日本画家]:本田博太郎 ほか
(公式HPより、敬称略)


「京都嵐山 桜紋様の殺人―名探偵・星井裕の事件簿 (光文社文庫)」です!!
京都嵐山 桜紋様の殺人―名探偵・星井裕の事件簿 (光文社文庫)





シリーズの1冊「京都『源氏物語』華の道の殺人 (講談社文庫)」です!!
京都『源氏物語』華の道の殺人 (講談社文庫)





シリーズの1冊「名探偵・星井裕の事件簿 京都東山京焼の殺人挽歌 (双葉文庫)」です!!
名探偵・星井裕の事件簿 京都東山京焼の殺人挽歌 (双葉文庫)





同じく「京都紫野 菓匠の殺人 (小学館文庫)」です!!
京都紫野 菓匠の殺人 (小学館文庫)





同じく「京都『龍馬逍遥』憂愁の殺人―名探偵・星井裕の事件簿 (光文社文庫)」です!!
京都「龍馬逍遥」憂愁の殺人―名探偵・星井裕の事件簿 (光文社文庫)





同じく「京都嵯峨野 京料理の殺意 (講談社文庫)」です!!
京都嵯峨野 京料理の殺意 (講談社文庫)



【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック