2012年06月03日

土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(12)医師&検事〜2つの顔を持つ女!白骨の女に4回殺された男!?海と陸の時刻表トリックを紫色の砂浜が暴く!!」(6月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(12)医師&検事〜2つの顔を持つ女!白骨の女に4回殺された男!?海と陸の時刻表トリックを紫色の砂浜が暴く!!」(6月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

東京地検の朝日奈耀子は、医師免許を持つ異色の女検事。所属する刑事部の上司・倉持刑事部長(北村総一朗)や、よき相棒である検察事務官・大山聡(内藤剛志)、後輩検事・立川正人(松田悟志)、北野留美(木下あゆ美)らとともに連日、多くの事件を担当している。

大手ゼネコンの東京支店長・宮田誠司(津田寛治)が、背後から突然、女に火をつけられる事件が発生。幸い宮田は軽いやけどで済んだが、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された被疑者・森野京子(国生さゆり)が、耀子のもとに送致されてきた。宮田は犯人の森野京子と面識はないというが、京子は宮田の家の近くのアパートに住んでおり、宮田が運転する車にひき殺されそうになって以来殺意を抱いていたと供述する。殺意を認め、その上、現行犯逮捕…なのになぜ起訴せずに処分を決めないのかと倉持は疑問に思うが、耀子にはどうしても京子がそんな動機で殺意を抱いたとは思えなかった。
そんな中、宮田がまた何者かに襲われる事件が起きた。車が猛スピードで迫ってきたところ、間一髪で難を逃れたという。京子以外にも宮田の命を狙っている人物がいた…。大山が調べてみると、宮田は3年前まで、京子の故郷である愛知・佐久島に勤務していたとわかる。宮田は蒲郡市出身で、父を早くに亡くし、苦労しながら高校大学を卒業。地元の信用金庫に勤めていたが、大手ゼネコン社長のひとり娘・江美(中原果南)と結婚し、近々社長に就任する予定だという。
さらに、京子の妹の友子(浅川稚広)が、3年前から行方不明になっていることも判明。京子、友子と宮田の間には、何らかの関わりがあったのではないか…。そう感じた耀子は宮田を問いただすが、彼は森野姉妹のことは何も知らないと否定する。
その矢先、蒲郡の西浦温泉の山中から、友子らしき女性の白骨死体が発見された。身元確認のため、京子を連れて現地に向かった耀子は、遺体発見現場で手を合わせる謎の女性(遊井亮子)を見かける。ところがその直後、宮田が商談のために佐久島を訪れ、その夜、西浦温泉で、また新たな殺人事件が起きる!
京子はなぜ宮田を殺そうとしたのか…!? 宮田を襲うもうひとりの女は誰なのか…!? 
友子の死の真相と新たな殺人事件とのつながりは…!? 耀子は医学知識を活かし、衝撃の真実に迫る!
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)

西浦温泉の山中から発見された遺体が京子の妹・津山友子のものと断定。
友子は3年前に殺害され遺棄されていたのだ。
友子の遺体の爪から犯人のものと思しき血液も検出されるが……。
その死体遺棄現場で謎の女性を見かける朝日奈。

直後、西浦温泉で、東京でクリーニング店を経営する根岸裕一が殺害された。

近所の住人によれば、根岸は「また西浦温泉に行く」と語っていたらしい。
根岸は3年前にも西浦温泉に宿泊しており、舟券で2000万円を手に入れたと吹聴していた。
事実、その金で経営難を乗り切っていたが……。
もしや、誰かを脅迫して金を手に入れたのか?

さらに、根岸が電話で新藤という人物と争っていたことが分かる。
3年前の4月5日に、根岸が西浦温泉の「旅館・葵」に宿泊していたことも判明。

争っていた新藤という人物が、新藤健二と判明。
新藤と根岸は3年前の4月5日に共に「旅館・葵」に宿泊していた。

旅館葵の従業員によれば、4月5日の夜、新藤と根岸を送迎したワゴンの運転手が「妙な夜だった」と口にしていたらしい。

今は「ホテルたつき」に従事しているという運転手に事情を訊くと、パンク時に新藤と根岸は山の中へ用を足しに出かけ帰って来ると、行きに比べ雰囲気が違っていたとのこと。
根岸は上機嫌、新藤は何かに悩んでいる様子だったと言う。
津山友子の死に関係があるのではないかと考える朝日奈だが……。

一方、根岸の遺体の傷口から砂を発見した朝日奈は分析を依頼する。

新藤が2週間前の2月24日に東京で殺害されていたことが判明。
新藤の妻・朝子は宮田こそが犯人だと主張していたらしいが、宮田には西浦でのアリバイがあり犯行は不可能とされていた。

だが、大山によれば決して不可能ではないと言う。
乗り継ぎを駆使すれば可能だったのだ。
しかし、具体的な物証に乏しく宮田の犯行を証明する術はない。

新藤朝子の顔写真を入手した朝日奈。
朝日奈には朝子に見覚えがあった。
友子の遺体発見現場で手を合わせていた女性、そして「旅館・葵」の近くでも目撃していた。
その際に「旅館・天の丸へ行く」と語っていたことを思い出した朝日奈は同じく「旅館・天の丸」へ。
だが、朝子は既に出発した後だった。

さらに根岸の殺害現場付近から朝子らしき女性が逃げて行く姿も目撃されていたことから手配がかかる。

その頃、パンク現場を確認した朝日奈と大山。
そこは友子の遺体発見現場とほど近い場所だった。

大山は、3年前に宮田が友子を殺害し、そこを根岸と新藤に脅迫されたのではないかと推理する。
その為に新藤と根岸が殺害されたのでは……。

宮田が事情聴取の為に呼び出される。
宮田は友子殺害も否定、根岸と新藤も知らないし殺してもいないと主張を繰り返す。
その帰り道、宮田が襲われる。

襲撃したのは朝子だった。
朝子はその場で逮捕される。

朝子への聴取を始める朝日奈。

朝子は新藤を殺害したのは宮田に違いないと供述。
3年前に先に山中へ消えた根岸を追った新藤。
彼はそこで宮田と根岸がなにやら密談しているのを発見する。
不思議に感じた新藤だったが、上機嫌の根岸に促されその場を去った。

しかし、急に根岸の金回りが良くなったことに疑問を抱いた新藤。
根岸を問い詰め宮田の犯行を知った。
新藤は宮田と根岸に自首するよう勧めるが、宮田に呼び出され殺害されたらしい。
死ぬ寸前の新藤を発見した朝子は、新藤から「宮田誠司にやられた」との言葉を聞いていた。
ところが、宮田には鉄壁のアリバイがあり手が出ない。

一方、根岸殺害について朝子は犯行を否定する。
と、急に体調を崩す朝子を見た朝日奈は彼女が妊娠していることを見抜く。

京子と朝子は、宮田に関して追う内に互いに知り合いになったそうだ。
互いに妹と夫を失っており、2人は親しくなった。
京子は朝子の妊娠を知り、自身が復讐すると決断、実行に移す。

だが、京子の襲撃は失敗。
そこで朝子が京子の志を引き継ぐことに。
さらに、宮田の家に放火したことまで認める朝子だが、車での襲撃については否定する。

朝子の逮捕を受けた京子も真の動機が友子の敵討ちにあることを認める。
京子によれば、朝子と2人で追及したところ、宮田は犯行を認めるような言葉を口にしたらしい。
だが、証拠がない以上、捕まらないと嘯いたのだそうだ。

朝子の怒りが限界にまで達していた。
このままでは、朝子が殺人者になってしまう。
それだけは阻止しなければ……こうして、京子は宮田を襲撃したのだ。

友子を殺害したのは宮田で間違いないだろう。
だが、新藤と根岸殺害については宮田にはアリバイがある……。

いろいろ調べた結果、朝日奈は宮田の犯行を立証する。

根岸の遺体から佐久島特有の紫の砂が検出。
つまり、殺害現場は佐久島だった。
フェリーに乗っていた宮田だが、フェリーは佐久島に停泊する。
これなら宮田のアリバイも意味がない。

さらに友子の爪から検出された血液からミトコンドリアDNA異常が発見された。
宮田もミトコンドリア異常を患っていた。

残るは新藤殺害だが、犯行可能な別ルートが存在していた。
そちらのルートを調べたところ、防犯カメラに宮田の姿がばっちり残っていた。

殺害は可能でも根岸の遺体を運ぶことは出来ないと主張する宮田だが、共犯者の存在を示唆する朝日奈。

共犯者は宮田の妻・江美だった。
江美は宮田に依頼され運搬したことを認める。

宮田は江美が自供したと聞くや否や、すべての犯行を認める。
江美と結婚する為に、それまで交際していた友子を殺害。
友子の遺体を遺棄しているところを、根岸に目撃された。
その場は根岸に金を渡すことで乗り切った。
だが、3年後に根岸は再度、脅迫してきた。
しかも、新藤からは自首を迫られた。
そこで、新藤を殺害した。
しかし、根岸と朝子が残っている。
そこで、根岸を殺害し朝子に罪を着せる方法を思いついたらしい。

宮田は車で襲撃されたり、放火されたので朝子を排除しなければと思ったと繰り返す。
だが、車の襲撃について朝子は否定している。

朝日奈はもう1人、車の襲撃を行った人物が居ると考え科学捜査を依頼する。
結果、宮田を襲撃した車が判明する。

その運転手は江美だった。

罪を暴かれた江美は豹変する。
馬鹿な夫を始末しなければならないと思ったそうだ。

友子殺害を知った江美は夫を軽蔑していた。
あまりにスマートさに欠けるやり方に嫌気がさしたのだ。
ところが、新藤が出現。
夫は新藤に追い詰められていた。
そこで、アリバイ工作を入れ知恵し新藤を殺害させた。
しかし、京子の襲撃を夫が受けたことで、口を封じるべきだと考えたらしい。
これも失敗すると、夫のフォローに回った方が得策だと考えた。
そこで、根岸殺害に協力したのだった。

「だって、夫が殺人犯だとバレたらカッコ悪いじゃない」
そうすべての動機を語る江美に朝日奈は激怒。
新藤と根岸の殺人の共犯、誠司殺害未遂で立件すると宣告する。

宮田は江美の犯行を聞き、驚愕する。
宮田は宮田なりに江美を愛し、護ろうとしていたらしい。

京子と朝子は事の顛末を聞き、素直に罪に服した。
朝日奈は微笑むのだった―――エンド。

<感想>

「検事・朝日奈耀子シリーズ」第12弾。
前作は2011年11月13日に放送されており、およそ半年ぶりの新作となりました。
シリーズ前作などについては過去記事がありますね、興味のある方はどうぞ!!

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では、ドラマの感想を!!

感想の前半は不満点、後半は良かった点を述べてます。

これ、放送時間を延長する意味があったようには思えないなぁ……。
延長の為に話を引き延ばす必要が生じて、無駄などんでん返しを加えざるを得なくなってるし。

管理人は「宮田に犯行は不可能」とされていたので、全部が江美の犯行かと思ってました。
新藤の台詞も「宮田にやられた……」だけなら夫か妻か分からないとかかな……と。
ところが、新藤は「宮田誠司にやられた」とご丁寧にフルネームで言い残すし。
この時点で、「ああ、宮田誠司と江美の共犯なのか」とガックリ。
「共犯可能ならば、宮田のアリバイは関係ないよなぁ……」と思ってたら、そこは宮田の単独犯だったり。
ところが、死体の運搬は江美も協力したと言う。
だったら「犯行も江美に任せればよかったのでは」と思ったら、宮田は実は江美を愛していたらしい。
だから「殺人まではさせなかったんだね」と思いきや、運搬はやらせているんだよなぁ……。
よく分からない……愛しているなら運搬自体に関わらせないものじゃないかなぁ。
何処となく、キャラの設定がシナリオに合わせたご都合な気がする。
江美の豹変ぶりも、特に衝撃は受けなかったし説得力があまりない感じ。

なんだろうなぁ……なんか、ストーリーは全体的にあんまりという感じでした。

良かった点は大山かな。
このシリーズ、実は大山が主役のような気がする。

グイグイ引っ張っているポイントは大山関係が多い。
ラストを持って行っているのも実は大山だし。
もっと大山をクローズアップすべし!!
事務官が主役のドラマもアリだと思う。

ちなみに今回、宿泊施設が多数登場したのも興味深かった。
ドラマ制作に観光協会さんが協力したのかな。
「葵」、「たつき」、「天の丸」かなりインパクトのある扱いでしたね。
調べてみたら、すべて実在の宿泊施設でした。
こういうのも面白いですね。
2時間全てで、何十軒とある宿泊施設を巡りその特徴を語りつつ、その特徴を活かした事件を解決するドラマも面白いかもしれない。

今回、影の主役が大山であると確信できたことは大きな収穫でした。
次回にも期待!!

<キャスト>

朝日奈耀子:眞野あずさ
大山 聡:内藤剛志
倉持哲也:北村総一朗
宮崎礼子:大島さと子
森野京子:国生さゆり
宮田誠司:津田寛治
新藤朝子:遊井亮子
宮田江美:中原果南
根岸裕一:本宮泰風
北野留美:木下あゆ美 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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