ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
マフィアに汚染されたゴッサム・シティに、さらなる怪人が現れた。その名は、ジョーカー(ヒース・レジャー)。父から虐待を受けた彼は、快楽性犯罪者だった。銀行を襲って大金を奪ったジョーカーに、ゴッサム・シティの巨大企業の社長であり、バットマンでもあるウェイン(クリスチャン・ベール)は、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアによるマネー・ロンダリングを摘発していく。ウェインをサポートするのは、執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)とフォックス(モーガン・フリーマン)だった。そんなゴッサム・シティの新任検事ハービー(アーロン・エッカート)は、犯罪の撲滅と街の浄化を訴えて市民たちの支持を得ていく。ウェインとハービーは、検事補のレイチェル(マギー・ギレンホール)をめぐっての恋のライバルだが、お互いを認めあってもいた。一方、ジョーカーはマフィアのボスたちの会合に現れて、バットマンを倒すと豪語する。そして、マフィアの手先たちは警察当局の中にも紛れ込んでゆくのだった。警視総監を殺害したジョーカーは、バットマンが正体を明かさなければ市民をひとりずつ殺していくと予告する。一度は逮捕されたジョーカーだが、すぐに脱走すると、ハービーとレイチェルを監禁して同時に殺害しようとする。その場に現れたバットマンはハービーを救出するが、代わりにレイチェルが犠牲となった。その火災で顔面の半分が醜く爛れたハービーは、ジョーカーの魔の手にはまってダークサイドへと堕ちてゆく。レイチェルへの報復のため、次々と殺人を繰り返し、ゴードン警部補のファミリーを狙うハービー。ジョーカーを倒したバットマンは、そんなハービーの悲しみを理解しながらも対決する。その勝利のあと、ハービーの栄光を讃えてすべては自分の責任にして欲しいとゴードン警部補に告げて、暗黒の騎士は去っていった。
(goo映画公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……
ゴッサム・シティに最強の敵が現れた。
その名はジョーカー。
大富豪ブルース・ウェインことバットマンは、この強敵に挑むことに。
しかし、今回に限れば孤独な戦いではなかった。
バットマンと志を同じくする地方検事ハービー、ゴードン警部補などの仲間が居たからである。
中でもハービーはバットマンと違い表舞台の先頭に立って悪を攻撃。
バットマンが「闇の騎士」と呼ばれるのと対照的に「光の騎士」と称されるように。
あくまで対照的なバットマンとハービー。
それは私生活でも同じであった。
検事補レイチェルを巡り、ウェインとハービーは恋敵となっていたのである。
バットマンは王道を行くハービーの姿を羨み、彼の正しさを認め引退すら考えるようになる。
矢先、一度は逮捕したジョーカーの反撃が開始。
ハービーとレイチェルが同時に拘束され、同時に殺害が予告されてしまう。
バットマンはハービー救出には成功するが、レイチェルのそれには失敗。
レイチェルを死なせてしまう。
しかも、愛するレイチェルを失ったことと、救出時に負った顔の怪我によりハービーは精神の均衡を失う。
そんなハービーの理性を崩壊させるよう後押しするジョーカー。
これまであまりに純粋に正義を唱え続けていたハービーは悪に耐性が無かった。
ジョーカーの思惑通り、復讐に囚われたハービーはトゥーフェイスを名乗るように。
トゥーフェイスはレイチェルを直接殺害したジョーカーではなく、その死の原因となった汚職警官や守りきれなかった正義自体に矛先を向けて行く……。
次に狙われたのは、ゴードン警部補である。
一方、レイチェル殺害の復讐に燃え、ジョーカーと対決したバットマンは遂にこれを降す。
再度、逮捕されるジョーカー。
だが、既に取り返しのつかない事態に陥っていた。
もちろん、トゥーフェイスの存在である。
ゴードン警部補の家族を人質にとったトゥーフェイス。
彼を止めようとするバットマン。
トゥーフェイスことハービーは転落死してしまう。
「ゴッサム・シティ」の希望であった「光の騎士」の名に傷がつくことを恐れたバットマンは、彼の罪をすべてバットマンが行ったとして背負い込むと孤独な戦いを続けるべく闇の中へと姿を消す。
こうして、「闇の騎士」バットマンは「正義」と「悪」、双方から追われる身となってしまったのだ―――エンド。
<感想>
新「バッドマン」シリーズ三部作の2作目。
三部作は「ビギニング」「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」で構成され、完結となる「ダークナイト ライジング」は2012年7月に現地にて公開予定。
そんな本作。
登場キャラクター3者それぞれの視点からストーリーを描いたものとなっています。
まずは「バットマン」。
ダークヒーローである彼は、悪(正義)でありながら正義を行う。
悪を知る彼は知るがゆえに悪を恐れ、常に正義を追い求める。
次に「ジョーカー」。
最強の敵役である彼は、悪であり悪を行う。
悪と正義の概念すら無意味に感じる彼は、混沌を愛し、追い求めた結果として悪を行い続ける。
最後に「トゥーフェイス」。
バットマンの盟友であり敵となる彼は、正義でありながら悪を行うこととなる。
常に正義の立場にあった彼は、悪の誘惑に抗しきれず悪に染まってしまった。
こんな感じでしょうか。
こうしてみると、正義と悪のカテゴライズは第三者が行うもので当事者にはあまり関係がないのかもしれませんね。
特に「ジョーカー」は自身が悪であるかどうかなど興味が無さそうだし。
欲望を追っていたら、社会常識から逸脱し続け何時の間にか悪とされていたとの感じかな。
本作ラストにて、ゴッサムの希望の光を消さない為にハービーの悪事を背負うバットマン。
これにより、ほぼ孤立無援な立場となった彼。
去り行くその背中が印象的でした。
果たして、この設定を引き継いだ「ダークナイト ライジング」にて如何なる結末を迎えるのでしょうか?
期待です!!
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