「シーラ号の謎」は「豪華ヨット・シーラ号の中で次々と起こる連続殺人を描いた」作品。
1973年に公開され、ジェームズ・コバーン、リチャード・ベンジャミン、ダイアン・キャノン、ジェームズ・メイソン、ラクエル・ウェルチらが出演していました。
リメイクされるとのこと以外は詳細は明らかにされていませんが、名作と呼ばれる作品の1本だけに今後の動向に注目です。
「シーラ号の謎」は、次のようなストーリーの作品です(下記引用にて結末に触れています、注意!!)。
<「シーラ号の謎」あらすじ>
ある晩、ひとりの女がひき逃げ事故のために死亡した。女の名はシーラ(イヴォンヌ・ロメイン)、ハリウッドの映画製作者クリント・グリーン(ジェームズ・コバーン)の妻だった。グリーンはカンヌにある彼の、妻の名を取った豪華ヨット“シーラ号”に生前妻と親しかった6人の映画関係者を集めた。この中に必ず妻を殺した犯人がいると思った彼は、ひき逃げ犯を自ら捕らえようと決意したのだ。新進気鋭のシナリオ作家トム(リチャード・ベンジャミン)とその妻で金持ちのリー(ジョーン・ハケット)。有力な芸能マネージャーのクリスチーヌ(ダイアン・キャノン)。くたびれた老監督フィリップ(ジェームズ・メイスン)、大女優アリス(ラクウェル・ウエルチ)とその夫アンソニー(イアン・マクシェーン)。全員が容疑者である。クリントは6人を船上に集めると、各自に謎めいた言葉を書いたカードを渡し、「ラスト・オブ・シーラ」という映画を作ろうと話す。これからその映画のために、あるゲームを始めると、全員に鍵を手渡した。第1のゲームは、今晩、町に上陸してその鍵に合う部屋を捜し出す、というものである。もちろんそれは、彼らの仮面を剥ぎ、シーラを殺した犯人を暴くために工夫された心理ゲームなのだ。翌日もゲームは続けられた。崩れかけた教会の中、全員が黒のローブを身にまとい、ローソクの灯を頼りに迷路をさまよっていた時、不気味に渦巻く黒雲をはらみ、闇を切りさく稲妻とともに雷鳴となった。その懺悔室では、クリントを殺したトムがその声色を使って、入ってきた妻リーを脅迫していた。リーは恐怖のあまり、あやまってシーラをひき殺したことを告白した。さらに狂乱したリーは既にトムに殺されていたクリントを棒で殴りつけた。こうして事件は解決かと思われたが監督のフィリップが、浴槽で両手首を切り血まみれになって死んでいるリーの死体を発見した事によって事態は一変し、7人で始めた殺人ゲームの疑惑はさらに深まっていく。恐怖と疑惑に満ちたまま、いよいよゲームは佳境に入り、真犯人のベールが剥がされようとしていた。老監督フィリップスはトムに迫った。大金持ちの妻リーを罠に陥れ、その財産を横取りしようとたくらんだことを俺は知っている、と。さらに映画を作りたくて仕方のないフィリップは、遺産を映画製作費を出資するように、と。その時、そこに飛び込んできたクリスチーヌに向かってフィリップはつぶやいた。“今度、新しい映画を監督することに決まった。製作費はトムが出資してくれる”。何も語らぬトムの表情は苦痛に塗りつぶされていた。
(goo公式HPより)
ラベル:シーラ号の謎
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