2012年07月16日

「限界研」さんより4冊目となる『21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊』が2012年7月31日発売!!

「限界研(旧:限界小説研究会)」さんと言えば、笠井潔先生、小森健太朗先生を中心に若手と呼ばれる1980年前後生まれの文芸評論家を中心とした現代社会及び文化をめぐる定期的な研究会のこと。
研究会では主に、「現代思想や文芸批評、社会学などを中心とした読書会を月に一回開き、かつオタク系文化評論(サブカルチャー評論)や情報社会論などに関した批評活動を行っている」そうです。

その「限界研」さんより4冊目の著書となる『21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊』が2012年7月31日発売予定とのこと。
タイトルから察するに新本格以降のミステリ(とその限界?)について語られるようです。
メタミステリなどが取り上げられるのかな?
これは確実に2013年度の「日本推理作家協会賞 評論その他部門」および「本格ミステリ大賞 評論・研究部門候補作」にノミネートされるでしょうね。

これは批評好き、特にレビュワーを目指している人、或いは論者を自負している方などにとっては必読の書ですよ。
というわけで、興味のある方はチェキ!!

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