2012年07月28日

金曜プレステージ「所轄刑事7〜能登・金沢 ストーカー連続殺人事件の闇〜哀愁の能登で白骨遺体発見!狙われた美人保母。貧困ビジネスをはらむ凶悪事件に所轄デカが挑む!(悪しき貧困ビジネス)」(7月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「所轄刑事7〜能登・金沢 ストーカー連続殺人事件の闇〜哀愁の能登で白骨遺体発見!狙われた美人保母。貧困ビジネスをはらむ凶悪事件に所轄デカが挑む!(悪しき貧困ビジネス)」(7月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

豪雨による地滑りで白骨死体が奥能登の山間部で見つかったころ、東京・御茶ノ水辺りでは御茶ノ水署生活安全課の斉木斉(船越英一郎)と梢田威(的場浩司)の二人はアパートの一室の窓をこじ開けようとしている河合駿平(成松慶彦)に出くわす。不審者として梢田に取り押さえられる河合だったが、自分の部屋に入ろうとしていただけと主張する。家賃を一日滞納しただけで部屋の鍵を付け替えられたという河合の話を聞き、斉木は「ゼロゼロ物件」を疑うもその真偽を確かめるために梢田、河合とともに不動産屋に確認に向かう。向かったオオトモ不動産では弁護士の榊原(山田純大)がホームレスの代理人として大友(木下ほうか)から生活保護費の返還を求めているところだった。斉木、梢田の口添えのかいあって、違約金を払うことなく済んだ河合だったが、滞納金を支払う余裕はなかった。乗りかかった船とばかりに斉木は河合を質屋に連れてゆき、唯一所有していたメモリーオーディオと梢田の腕時計を質草に金を借りる手はずを整えてやるのだった。

翌日、梢田は近所の保育園で働く和泉薫(安達祐実)とお見合いをする。間を取り持った保育園園長の照代(茅島成美)の話では薫は両親を幼いころに亡くし、さらに親代わりだった姉も高校3年生のころに事故で亡くしたとのことだった。照代が立ち去るとぎこちないながらに会話を交わし、お互いの距離を近づける。

一週間後、オオトモ不動産で社長の大友の撲殺遺体が発見される。凶器はステンレス製の花瓶と思われ、床に花と水が飛び散っていた。大友の財布、携帯電話、カバンが見当たらないほか、デスクやキャビネットの一部が荒らされていたため、強盗殺人のセンも考えられた。オオトモ不動産に向かった斉木と梢田は刑事課の辻村(赤坂泰彦)と川崎(大沢樹生)に大友が「ゼロゼロ物件」などのいわゆる「貧困ビジネス」に手を染めていたとことから怨恨のセンもあるのではと助言するが二人は全く取り合わず…。
(金曜プレステージ公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)。

白骨死体の身許は岩田和志という男性。
12年前に行方不明になっていた。

梢田が見合いを行う。
相手は保育士の薫である。
梢田は浮かれるが、薫にはある悩みがあった。
ストーカーに脅かされていたのである。

数日後、大友が殺害される。
大友殺害容疑が河合駿平にかかる中、斉木はそれを疑う。

その頃、石川県警の越村刑事は服部甚三郎を訪ねていた。
甚三郎は過去に白骨死体で発見された岩田を事情聴取していたのだ。
しかし、甚三郎は何も知らないと語る。

薫に付きまとっていたストーカーの正体が、薫の高校の同級生・服部加寿子と判明。
最近まで石川県に住んでいたが、白骨死体の身元判明と機を同じくして上京して来たらしい。
加寿子は薫に執拗に付きまとう。
しかし、その現場を斉木に目撃され諭されることに。

ストーカー事件も解決し、梢田の恋愛に障害が無くなったかに思われた。
ところが、直後に梢田は薫に交際を断られてしまう。

その翌日、斉木から娘・加寿子がストーカーをしていたと知らされた甚三郎が急いで上京して来る。
ところが、服部加寿子が死体で発見される。
死因は服毒死。
しかも、加寿子の部屋から大友の所持品が発見される。
大友の殺害当夜、加寿子の車が付近に停車していたことも分かる。
辻村たちは、加寿子が強盗の末に大友を殺害、罪を悔いて自殺したと結論付けてしまう。

斉木は「岩田和志の身元判明について」の新聞記事が加寿子の部屋にあったことに注目。
この事件が加寿子を上京させたと考える。

一方、甚三郎は薫が加寿子を殺したと主張。
独自に調査を始める。

河合駿平が大友のパソコンを盗み出していたことが判明。
質屋に持ち込んだところで、斉木に捕まる。
大友のパソコンからは都議会議員の佐藤修一の名前が出て来る。
どうやら、大友の黒幕だったようである。
こうして、佐藤が逮捕されることに。

しかし、斉木は大友殺害犯は佐藤ではないと考え、真相を探る。
一方で、斉木は河合駿平の弁護を榊原に依頼。
大友の悪事を裁判を通じて明らかにしたいとの意向らしい。

そこへ甚三郎がやって来る。
どうやら、金沢の東出弁護士の紹介で榊原の助力を仰ぎたいようだ。
甚三郎は加寿子殺害が薫の犯行であるとまたも主張。
しかも、薫が12年前にも男を殺し埋めたとまで述べる。
その男とは岩田であった。
斉木は甚三郎が何かを掴んでいると考えるが……。

薫が保育園を辞め、部屋を引き払うと姿を消してしまう。

タクシー運転手の富井が薫と加寿子が抱き合っている姿を目撃していた。
加寿子が殺害された前日のことである。
どうやら、薫は加寿子に脅迫されていたようだが……。

薫が能登に向かったことが判明。
こうして、斉木たちも石川県に。
地元の越村刑事に協力を要請した2人は、甚三郎が岩田に職務質問をしていたことを突き止める。
当の甚三郎は薫こそが岩田の殺害犯だと主張していた。
甚三郎が薫が犯人だと主張するからには、彼らしか知らない何か理由があるに違いない。

12年前、岩田は製氷会社に勤務し、暗い性格だったそうだ。
しかも、薫と岩田が同じ市場で働いていたことが判明。
さらに、薫が岩田にストーカーされていたことも分かる。
薫の姉・早苗は気を揉んでいたそうだ。
当の早苗は自殺していた。
岩田が行方不明になった時期とほぼ同じだったらしい。

斉木は早苗が岩田を殺害し、罪を悔いて自殺したと予想。
加寿子が岩田の死を知り、それをネタに自分のものになるよう薫に近付いたと考える。

今度は、甚三郎が行方をくらました。
連絡を取るべく甚三郎宅に赴いたところ、空き巣事件が発生していた。
甚三郎の刑事時代の手帳が盗み出されたらしい。
つまり、岩田についての資料が狙いだったようだが……。
こうして、斉木は甚三郎を捜し、彼の言っていた東出弁護士を訪ねることに。

一方、梢田は薫を発見。
ところが、目の前で何者かの運転する車で逃げ去ってしまう。

東出と榊原が師弟関係にあることが判明。
榊原も石川県出身だったのだ。
しかも、榊原と早苗が恋人だったことも明らかに。

梢田から薫に逃げられたことを伝え聞いた斉木は、榊原と薫が同行していると判断する。
斉木は榊原と薫が共犯関係にあったと推理。
榊原が加寿子を、薫が大友を殺したと断定する。
大友殺害の現場で加寿子の車が目撃されたのは、加寿子が薫をストーカーしていたからなのだ。

12年前に、早苗が甚三郎と揉めていたことが分かる。
薫の保護を訴えた早苗に、甚三郎は「男が欲情するのは当たり前」と言い放ったらしい。
こうして、助力を得られないと分かった早苗は薫を守る為に無理をした結果、岩田を殺してしまったのであろう。

甚三郎が榊原弁護士の事務所に監禁されていたことが分かる。
「どうやら、更なる殺害までは踏み止まった」と考えた斉木は、榊原と薫が自殺しようとしていると判断し、彼らを捜す。

自殺しようとしている2人を発見する斉木たち。
薫によれば、岩田の白骨死体が明らかになった際に、薫が榊原に相談に赴いた。
そこで、大友が岩田に関する事実を知ってしまった為に、榊原が脅迫されたのだ。

薫は12年前の事実について語り始める。
最初は挨拶を交わすだけだったと言う。
ところが、岩田は執拗に薫を追い回すように。
遂には、自宅前で待ち伏せするようにまでなった。

ある晩、自宅前で待ち受けた岩田に迫られた薫はそのまま逃げ去った。
其処へ早苗が帰宅し、岩田と鉢合わせしてしまう。
薫を守るべく岩田を問い詰めた早苗は、揉み合いの末に彼を殺してしまう。
この事実を薫に報せたくない早苗は、榊原の協力を得て岩田の死体を埋めた。
だが、早苗は罪の意識に耐え兼ね自殺してしまう。

12年後、薫は岩田の死体が発見されたことを知り、榊原に事実確認に赴く。
しかし、この会話を大友に聞かれてしまう。
大友は岩田の死体遺棄で榊原を脅迫。

榊原は脅迫を撥ね退け自首するつもりだったが、それを知らない薫は大友に脅迫を止めるよう頼み込む。
大友は取引として薫に肉体関係を強要、拒否した薫は揉み合う内に大友を殺してしまう。
しかし、今度はこの現場をストーカーしていた加寿子に目撃され、薫が脅迫されることに。
これを知った榊原は薫を守るべく加寿子殺害を決意し、実行に移す。

ところが、甚三郎は加寿子殺害に疑問を抱き、よりにもよって榊原のもとへやって来た。
殺そうか悩んだが、ギリギリのところで踏み止まったのだ。
空き巣も榊原の犯行であった。

「俺はお前たちが許せない!!
大切な人たちを守る為に罪を犯したお前らを俺に捕まえさせるなんて酷過ぎる。
だから、だから……弱い者の守られない世の中はおかしいと裁判で思う存分に主張して来い!!」

斉木は榊原と薫を逮捕し、そう告げるのだった。

そして、薫は榊原を愛していた。
振られた梢田は海に向かって叫ぶ!!―――エンド。

<感想>

「所轄刑事」シリーズ7作目です。
前作(6作目)は2011年10月21日に放送されているので、実に10ヶ月ぶりの新作となります。
シリーズについてはネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方はこちら。

金曜プレステージ「所轄刑事6〜欺かれた生活安全課〜シリーズ史上最も凶悪な連続殺人発生!犯罪組織に立ち向かう下町人事の所轄刑事。事件に潜む悲しい真実にまさかの結末が!」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「所轄刑事5 走れ!生活安全課〜振込め詐欺の出し子を探せ〜」(1月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

原作は「百舌シリーズ」などで知られる逢坂剛先生でした。

では、ドラマ感想を。

梢田がどんどん要らない子に……。
ストーリー上、殆ど活躍しないとは……前回よりも活躍していない。

薫は岩田、大友、早苗に好かれるなど、エゴイスティックで変わった人に好かれるようです。
でも、肝心のまともな人である榊原には妹としか見られない悲劇。
ちなみにこの基準で見ると、どうやら梢田も変わった人の範疇に入るようです。

そして、何故か法廷で犯行についてではなく、社会問題について語れと強要する斉木。
たぶん、それを語ろうとすると「論点のすり替え」を指摘されるだけだろうなぁ……。
無茶苦茶言うなぁ……。

こんなところか。

登場人物が多い上に、東京と石川にまたがったドラマの割には大して必要があったと思えない。
特に、せっかく石川県を舞台にしながら、その意味があまり見出せなかったかな。
他府県でも問題なかっただろう。
石川を舞台にするからには、らしいところをストーリーに絡むところで見せて欲しかった。
大友の犯した犯罪についても特に問題提起出来ていたとは言い難いし。
何故か本作を視聴中、常に「エネルギーの無駄遣い」という言葉が脳裏を過ったのはどうしてだろうか。

そんな中、相変わらず斉木の携帯の着信音が「踊る大捜査線」でしたね。
なんだかほっとしました。

「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」(2010年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

このシリーズはこんな感じかなぁ……。

<キャスト>

斉木斉:船越英一郎
梢田威:的場浩司
辻村隆三:赤坂泰彦
暮林ヒトミ:上原さくら
川崎刑事:大沢樹生
富井一郎:徳井優
本田マリコ:内田もも香
一色署長:六平直政
服部甚三郎:上田耕一
野々村照代:茅島成美
佐藤修一:中田博久
大友政行:木下ほうか
河合駿平:成松慶彦
服部加寿子:長澤奈央
越村刑事:五代高之
東出壮介:堀内正美
和泉早苗:小野真弓
岩田和志:ひわだこういち
榊原哲郎:山田純大
和泉薫:安達祐実 ほか
(金曜プレステージ公式HPより)


逢坂剛先生「暗殺者の森 (100周年書き下ろし)」です!!
暗殺者の森 (100周年書き下ろし)





同じく「兇弾」です!!
兇弾





同じく「おれたちの街 (集英社文庫)」です!!
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