「AKB48殺人事件」第3話（小学館「少年サンデー」連載、青山剛昌原作、秋元康原案、梧桐柾木作画）ネタバレ批評（レビュー）: ミステリ通信　創刊号

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2012年07月19日

「AKB48殺人事件」第3話（小学館「少年サンデー」連載、青山剛昌原作、秋元康原案、梧桐柾木作画）ネタバレ批評（レビュー）

「AKB48殺人事件」第3話（小学館「少年サンデー」連載、青山剛昌原作、秋元康原案、梧桐柾木作画）ネタバレ批評（レビュー）です。

＜3話ネタバレあらすじ＞

加藤玲奈さんの死に動揺するメンバーたち。
メンバー中に犯人が居ると指摘されたのだから当然の反応である。

中でも板野友美さんと篠田麻里子さんが激しく対立してしまう。
疑心暗鬼に囚われるメンバーの中で、1人マイペースな前田敦子さんはメンバー内での握手会を実施する。

迫力に押されて行われた握手会。
意味も分からず次々と前田さんと握手していくメンバー。

と、握手を終えた前田さんは「87人のメンバーから7人容疑が晴れた」と宣言する。
実は死体の傷口から犯人の利き手を右利きと見抜いた前田さん。
左利きのメンバー7人を容疑者から除外したのだ。

だが、未だ80人も残っている。
不安、苛立ちがメンバーを支配するが……。

前田さんは握手会で、もう1つ容疑者を除外する要素を見出していた。
それによれば、板野友美さんは犯人ではないらしい―――4話に続く。

＜感想＆推理＞

以上が漫画版の3話あらすじです。
とはいえ、あらすじについては「グリコ」さん「アイスの実」公式HPにも掲載されていますね。

というワケで、前回同様に此処ではあくまで現状での推理に終始したいと思います。

ダイイング・メッセージについては考察されなかったので次回に持ち越し。
管理人はメッセージ自体を犯人の偽装工作と見ていますが、果たして。

一方、今回の推理ポイントは「前田さんが狙ったもう1つの握手会の意味」でしょう。
つまり、「利き手以外に何を確かめていたのか」。

たぶん、これについては「身長ではないか」と思います。
犯人は向かい合った加藤玲奈さんを右側上方より打ち据えているので加藤玲奈さんより身長が高い人物。
手の長さを考慮に入れても、届かない人物を除外するのでは。

そこで、握手会で身長を確認したのかな……と。
もっとも、握手会でなくとも身長は分かりそうなものなので「握力」の可能性もありますが。
でも、凶器も判明していないのにコレは難しいと思う。

それと、割とじっくり犯人を絞り込む様子なので残り6話では第2の被害者は出無さそうかな。

そういえば、さりげなく前田さんが「アイスの実」を食べていましたね～～～。
ああいうさりげないところがイイですね。

コミック版は全9回とのことで残りは6回。
次回、第4話に要注目！！

◆関連過去記事
・アイスの実「AKB48殺人事件」発生！！コミックでの短期集中連載も！！一体、犯人は誰だ！？

・「AKB48殺人事件」第1、2話（小学館「少年サンデー」連載、青山剛昌原作、秋元康原案、梧桐柾木作画）ネタバレ批評（レビュー）