2012年07月25日

【容疑者はあの人!?】「香港九龍財宝殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

新シリーズ第3回!!容疑者が絞られています!!

【「香港九龍財宝殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

佐木(弟):2代目記録係。流石に犯人はないだろうが被害者になる恐れはある。
瀧川龍太:ファッションショー「ガーリーモード」の責任者。
佐久間猛:「ガーリーモード」の関係者。
楊蘭(ヤン・ラン):美雪のソックリさん、腹部に「龍の瞳」に関する刺青を入れている。
新力(シン・リー):金田一たちが香港で出会った人物。被害者候補。
陳永福(チャン・ヨングー):香港のプロモーター。第一の被害者。蝶が苦手。
柳愛碧(リュウ・アイビー):香港のデザイナー。被害者候補。
李白龍(リー・パイロン):台湾の刑事、毒龍を知っている。
金龍東(キム・ロンドン):ガーリーモード関係者が宿泊するホテルの従業員。

王皇帝:謎の3人に殺害された人物。
謎の3人:王皇帝殺害に関与した3人組。シン、チャン、リュウと思われる。

<3話あらすじ>

チャンが何者かに毒殺された。
刑事であるリーは「毒龍の仕業だ」と呟く。
給仕を行ったボーイの金龍東(キム・ロンドン)を疑うリー。
だが、直前にチャンとシンが席を交代していたことから、容疑はシンへと移る。
シンはチャンと席を代わった後に、メールを受け取り何処かへ消えたらしい。

同時に金田一へもメールが届いていた。
差出人は美雪である。
其処には「ドラゴン・アイを狙った人物がヤンと間違えて美雪を誘拐したらしい」ことが書かれていた。

さらにもう一通メールが!!やはり、美雪である。
今度は、主題に「あたしは大丈夫」と記載されており、写真が添付されていた。
写真には後ろ手に手錠を嵌められた手のアップが……金田一は美雪の安否を気遣う。

ガーリーモード関係者がホテルの部屋に戻る中、部屋の無い金田一は途方に暮れてしまう。
そんな金田一にキムが声をかける。
自宅で良ければ宿を提供すると言うのだ。
地獄に仏とはこのこと、金田一は一も二も無く応じることに。
これに、何故か宿泊先がある筈の佐木も同行することに。

ヤンがホテルに残り、金田一たちはキムの案内で香港の街を散策。
屋台で小龍包を食べた金田一は、その熱さに驚く。
暫く後、ヤンも加えて、夜の名物レーザーショーを楽しむことに。

……と、上の部屋が騒がしい。
確認してみれば、リー刑事が其処に居た。
なんと、上階でシンが死体で発見されたのだ。

リーによれば、シンは柱に叩きつけられて殺害されていたらしい。
しかも、シンの絶命後も執拗に叩きつけられていた。

瀧川やリュウなど、集められた関係者たち。
だが、関係者には全員にアリバイがあった。
では、誰も犯人ではないのではないか?

ところが、そこで遺体の傍にあった中国語のメッセージが明かされる!!
ヤンによれば「毒龍からは逃げられない」と書かれているらしい。
これを聞いたリュウが僅かに反応するが……。

一方、リー刑事は瀧川やリュウを牽制。
「ドラゴン・アイを手に入れようとするな!!」と釘を刺す。
リーによれば「ドラゴン・アイ」とは「宝石」らしいが……。
さらに、リュウがチャンやシンと同じく九龍出身であることまで明かす。

ところがリュウは何処吹く風。
ヤンに「香港を案内したい」と申し出る。
対外的に美雪を演じるヤンは喜ぶ素振りを見せる。

金田一はドラゴン・アイや毒龍について詳しいリーを厳しい眼で見詰めるが―――4話に続く。

<感想&推理>

新シリーズ「香港九龍財宝殺人事件」第3話です。
早くも第2の殺人(王皇帝を含めれば3件目)が発生!!
シンが殺害されました。
この急展開ぶりを見るに、メインに大がかりなトリックが控えており、それに話数が割かれると見るべきでしょう。
つまり、第3の殺人……リュウ殺害にこそ本作最大のトリックが仕掛けられているものと思われます。
これにはおそらく、ヤンと美雪も関わって来るか。

そして、ボーイの名前も判明。
金龍東(キム・ロンドン)とのこと。
一躍、容疑者リストに名を連ねました。

では、これらを踏まえた上で推理していきましょう。

【3話の推理ポイント】

シン殺害について推理していきましょう。
容疑者候補全員にアリバイがあるとのことで、考えられるトリックは3つ。

1.時刻誤認(アリバイ時刻を誤認させた)
2.場所誤認(殺害現場が違う)
3.遠隔殺人(自動殺人)

ただ、各人の具体的なアリバイに触れられなかったところを見ると、「時刻誤認」は無さそう。
あるとすれば、「場所誤認」か「遠隔殺人」の可能性が高い。
それぞれこうなる。

場所誤認:「シンの殺害現場は別の場所(ホテル内)で、殺害後、隙を見て現場に運び込まれた」
場所誤認ならば、ホテル内に居たとのアリバイは無効になる。
だが、柱に叩きつけられたということが分かっているので現場以外では苦しいか。

遠隔殺人:「部屋に何らかの罠が仕掛けられており、シンがそれにかかって死亡した」
こちらが有力と思われる。
シンの殺害前に「小龍包」と「レーザーショー」に触れられているので、トリックに関係しそう。
ポイントは柱が凶器とされていることか。
あの部屋自体が大幅に揺れてシンが柱に叩きつけられるとか……無いか。

ちなみに、シンの殺害方法を見る限りでは、女性には難しそうな犯行ですが……逆に怪しい。
トリックを用いた女性の犯行の可能性が高いか。

【やっぱり怪しい楊蘭】

で、女性の犯行となると怪しいのはヤン。
今回もシンの殺害前後に金田一と別行動を取っているのも不審。

美雪から再三、メールが届いているのも確実に伏線の筈。
あのメールは美雪ではなく、犯人からだろうし。
特にメールでの美雪が一人称として「あたし」を用いているのも気にかかる。

そして、リュウがヤンに接近中。
おそらく、中国語を読んだことでヤンの正体がバレたのでしょう。
しかし、それすらもヤンの計算と見ています。

リュウ、ヤン、美雪、メールなどを組み合わせると次のストーリーが予測されます。

「この直後、ヤンも誘拐される。
金田一の携帯にヤンからメールが届く、其処には拘束された写真も。
矢先、リュウが殺害され、ヤンと美雪が解放される。
誘拐犯はリュウだったのか……。
そして、リュウ殺害時刻にヤンには誘拐されていたとの鉄壁のアリバイが!?

もちろん、ヤンの誘拐は自作自演で、ヤンとされる写真も美雪を利用したもの。
誘拐されていたとしてアリバイを作りリュウを殺害!!」

みたいな展開……あるかも。
まぁ、どこかで見たことがありますね……。
流石にないか?

でも、次回以降にヤンが美雪同様誘拐されたりしたら要注意でしょう。
というか、ヤンと美雪がソックリの設定を活かすにはこんな感じのアリバイトリックぐらいしか考えつかない。
あの設定はその為の設定としか思えない。
逆説的に犯人はヤンとなる。
やけにメールも出てくるし、その利用法はコレぐらいだろう。

それと、1回の匂いか、今回の手錠の痕跡でヤンと美雪を見分けるとかもありそうだ。

ちなみに、ドラゴン・アイはヤンの身体の刺青の下に埋められているとかどうだろう。

【3話まとめ】

ということで、現状での最有力容疑者は“ヤン”。
ただし、金田一を誘うなど、キムの動きも意図的な物を感じます。
ヤンとキムのコンビプレイの可能性もまだ残る。
4話以降でまた進展がある筈で、この2人は特に注目したいキャラではないでしょうか。

ちなみに「香港九龍財宝殺人事件」ドラマ化が明らかにされました。
詳しくはこちらをどうぞ!!

【速報】現在連載中!!「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」がドラマ化決定!!

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

◆「香港九龍財宝殺人事件」関連過去記事

2012年7月スタート「金田一少年の事件簿」新シリーズタイトルは「香港九龍財宝殺人事件」!!

「香港九龍財宝殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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