2012年08月06日

『リカーシブル』(米澤穂信著、新潮社刊『小説新潮』連載)まとめ

『リカーシブル』(米澤穂信著、新潮社刊『小説新潮』連載)ネタバレ書評(レビュー)まとめです。

ネタバレあります、注意!!

DATA:『小説新潮』にて、2011年11月号から2012年8月号まで連載。全8回。

登場人物&重要語句一覧:

ハルカ:主人公。
サトル:ハルカの義理の弟。
サトルの母:ハルカの父の事件に関連し、子供2人を連れ故郷に帰って来た。何かあるようだが……。

リンカ(リブートではリンコ):転校先で出来たハルカの友人。
ユウコ:リンカ曰く「当代タマナヒメ」。
三浦:ハルカが通う学校の教師。郷土史に興味を持っている。
謎の男:サトルに興味を持っている謎の男。

常盤咲良:先代の「タマナヒメ」。謎の焼死を遂げる。
水野博士:「水野報告」の著者。謎の転落死を遂げる。
花木:水野の助手。

タマナヒメ:街を救うと死ぬ運命を持つ。記憶が代々受け継がれるらしい。
水野報告:水野が遺した報告書。これがあれば街に幹線道路が出来るとのウワサ。

<あらすじ>

父の事件により、それまでの生活が壊されたハルカ。
継母に連れられ、連れ子の弟・サトルと共に継母の故郷へと移り住むことに。

新生活に期待と緊張を抱くハルカだが、新しい友人・リンカを得てなかなか順調なスタートを迎える。
だが、そこでサトルの身に不思議なことが起こる。

サトルは街での出来事に見覚えがあると言うのだ。
例えば、商店街で強盗が起こればその隠れ場所を口にする。
他にも、行った筈のない場所をまるで見て来たかのように語るのである。
この不思議な現象が何を意味するのか……気に掛けるハルカ。

そんなハルカは「タマナヒメ」の伝説を耳にして―――。

<各話リンク>

・もう1つの『リカーシブル』。
『リカーシブル リブート』(『Story Seller 2』収録、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・「水野報告」そして「タマナヒメ」の謎。
『リカーシブル 5章(連載第3回)』(『小説新潮 2012年02月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・三浦が事故に!!
『リカーシブル 6章(連載第4回)』(『小説新潮 2012年03月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・謎の男が登場。
『リカーシブル 7章(連載第5回)』(『小説新潮 2012年04月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・三浦が語る「タマナヒメ伝説」とは?
『リカーシブル 8章(連載第6回)』(『小説新潮 2012年06月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・ハルカの環境が激変して行く。
『リカーシブル 9章(連載第7回)』(『小説新潮 2012年07月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・いよいよ最終回、消えたサトルの運命は!?
『リカーシブル 最終章(連載第8回、最終回、最終話)』(『小説新潮 2012年08月号』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

◆「米澤穂信先生」関連過去記事
「インシテミル」(文藝春秋社)ネタバレ書評(レビュー)

「儚い羊たちの祝宴」(新潮社)ネタバレ書評(レビュー)

「追想五断章」(集英社)ネタバレ書評(レビュー)

「折れた竜骨」(東京創元社)ネタバレ書評(レビュー)

オール讀物増刊「オールスイリ」(文藝春秋社刊)を読んで(米澤穂信「軽い雨」&麻耶雄嵩「少年探偵団と神様」ネタバレ書評)

「満願(Story Seller 3収録)」(米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「万灯(小説新潮5月号 Story Seller 2011収録)」(米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『913』(『小説すばる 2012年01月号』掲載、米澤穂信著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『Do you love me ?』(『不思議の足跡』収録、米澤穂信著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『一続きの音』(『小説新潮 2012年05月号 Story Seller 2012』掲載、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『下津山縁起』(米澤穂信著、文藝春秋社刊『別冊 文芸春秋 2012年7月号』)ネタバレ書評(レビュー)

『死人宿(ザ・ベストミステリーズ2012収録)』(米澤穂信著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『リカーシブル リブート』(『Story Seller 2』収録、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【古典部シリーズ】
「氷菓」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)

「愚者のエンドロール」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)

「クドリャフカの順番」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)

「遠まわりする雛」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)

「ふたりの距離の概算」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)

『鏡には映らない』(米澤穂信著、角川書店刊『野性時代』2012年8月号 vol.105掲載)ネタバレ書評(レビュー)

【小市民シリーズ】
「夏期限定トロピカルパフェ事件」(東京創元社)ネタバレ書評(レビュー)

【S&Rシリーズ】
『犬はどこだ』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【太刀洗シリーズ】
『さよなら妖精』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「名を刻む死(ミステリーズ!vol.47掲載)」(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「蝦蟇倉市事件2」(東京創元社)ネタバレ書評(レビュー)
(ナイフを失われた思い出の中に)

【その他】
探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)本放送(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

『リカーシブル』最終話が掲載された「小説新潮 2012年 08月号 [雑誌]」です!!
小説新潮 2012年 08月号 [雑誌]



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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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