ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
正義とは何か。
犯罪被害者の叫びを聞け。
遺族による復讐を描いた社会派サスペンス。
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。重く哀しいテーマに挑んだ、心揺さぶる傑作長編。
(光文社公式HPより)
<感想>
重く、苦しく、悲しい―――本作を読んでの感情です。
長峰の復讐とはなんだったのか?
長峰の一生とはなんだったのか?
考えれば考えるほど、読後に強い虚無感に襲われる作品。
それだけ、破壊力があります。
作中で語られているのは、愛情を上回る無力感。
正義の在り方と意義、個人の正義と社会正義などといった位置づけ。
多くのテーマが盛り込まれ、群像劇風に展開し、さながら一大叙事詩のよう。
果たして、密告電話の主が行ったことは正しかったのか。
ただ、長峰を苦しめただけなのか?
それとも、長峰を救ったのか?
和佳子の行動は正しかったのか?
そもそも正しいとは何か?
本作1つに様々な問いかけが含まれており、読む者の立場の数だけ回答があるような気がします。
読むべし!!
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
長峰重樹:復讐者。娘の絵摩を殺した犯人を追う。
織部孝史:警察官。自身の正義に疑念を抱く。
真野信一:ベテラン警察官。ただ仕事をこなすよう織部にアドバイスする。
菅野カイジ:アツヤの仲間。絵摩を襲った2人組の1人。
伴崎アツヤ:カイジの仲間。絵摩を襲った2人組の1人。
中井誠:アツヤとカイジを恐れ従っている。
木島隆明:ペンションオーナー。和佳子の父。
木島和佳子:隆明の娘。ペンションで働く。
久塚:真野と織部の上司。
鮎部:タクシー運転手。
夏祭りの夜、長峰重樹の娘・絵摩は友達と出かけたきり帰らなかった。
不安に駆られた重樹は、あちこちを捜し回るが見つけられない。
一方、菅野カイジ、伴崎アツヤ、中井誠の3人。
誠はカイジとアツヤがこれからしようとしていることに反発を憶えつつ、反抗出来なかった。
何事もなく終わりますように……誠の願いも虚しく、カイジとアツヤは1人の少女に目を着ける。
この後に何が行われるか察した誠は、怖くなってその場を逃げ出す。
翌朝、荒川の下流で絵摩の死体が発見された。
妻を亡くし、父子2人で生きて来た長峰は大きな衝撃を受ける。
担当刑事である、ベテランの真野と部下の織部は久塚の指揮のもと捜査を開始。
絵摩は何者かに殺害されたのだ。
しかも、性的な暴行を受けた末の殺害であった。
この事実を長峰は知らない……。
久塚は過去に似たような事件を経験しており、痛恨の念を抱えていた。
真野と織部はなんとしても犯人を逮捕しようと奮闘するが……。
一方、誠はテレビを視て驚いた。
被害者とされる絵摩が、あの夜、カイジとアツヤが標的とした少女だったからだ。
犯人が誰であるか分かった誠だが、密告すれば復讐が恐ろしい。
誠は考えた末に、ある番号に電話をかけることに。
長峰に匿名の密告電話がかかって来た。
密告電話の主は、絵摩を殺害した犯人がカイジとアツヤの2人であると告げると、アツヤ宅の扉の鍵の在処や証拠品となるであろうビデオテープの存在を示唆する。
藁にも縋る思いの長峰は密告電話に従うことに。
そこで、忌むべき物を目にしてしまう。
アツヤ宅で発見したビデオテープには絵摩が貪られる姿が撮影されていたのだ。
吐き気を催した長峰は、犯人への怒りを爆発させる。
そこへ当のアツヤが帰宅してしまう。
長峰は怒りに身を任せ、アツヤを殺害するのだった。
こうして、アツヤ殺害事件が発生した。
警察はアツヤ宅から数十本に及ぶビデオテープを押収。
その全てが絵摩と同様の物であった。
しかも、絵摩の物のみオリジナルがあるがダビングテープが見当たらなかったことから、犯人を長峰と断定する。
長峰が目にし娘の名誉の為に持ち去ったのは、ダビング済みのテープの方だったのである。
真野と織部が長峰宅に駆け付けるが既に其処はもぬけの空であった。
長峰はアツヤが死ぬ寸前に、カイジが長野に逃げたとの情報を得ていた。
復讐を果たすべくライフルを手にカイジを追う長峰。
真野たちはテープに写った人物が2人であることから、復讐対象者が2人であることを導き出し、カイジの保護に動く。
だが、肝心の行先が分からない。
アツヤやカイジの親は無責任極まりなく、子供を放置していた為に「何も知らない、あの子は悪くない」と繰り返すばかり。
同じ頃、メディアは恰好の報道材料とばかりに各社一斉に報道。
好奇心を満たすような記事を乱発する。
復讐の為にカイジを追う長峰は、迷惑をかけることになると、自身の親族や関係者各位にお詫びの手紙を発送。
同時に「復讐を完遂すれば出頭するから見逃して欲しい」と訴えた。
さらに消印にある罠を仕掛ける。
敢えて愛知から投函し、現在位置を誤認させると共にカイジを油断させようとしたのだ。
しかし、この企みは真野に看破され失敗に終わってしまう。
だが、織部は長峰の手紙を読み心を動かされていた。
どう考えても、悪いのはカイジたちである。
日頃の言動や現在の状況を見る限り、逮捕されたとて碌に反省するとは思えない。
にも拘わらず、本当に守るべきなのか……?
報道を目にした鮎部という男性が現れた。
彼の娘・千里はある日、急に自殺してしまったのだ。
娘の死に疑惑を抱いていた彼は、ある可能性を思いついていた。
織部を通じ、アツヤのビデオテープを確認した鮎部はそこに千里の姿を発見し慟哭する。
なおさら、カイジを守る意味を見失う織部。
その頃、長峰は変装し長野のペンションに潜伏していた。
拠点を築き、そこからカイジを捜す為である。
長峰が宿泊するペンションのオーナー・木島隆明の娘・和佳子は息子を事故で失い夫と離婚していた。
そんな彼女は長峰の事件を他人事と捉えつつ、何処か割り切れない思いを抱いていた。
長峰は、和佳子の家族写真を修正したことから彼女と親しくなる。
結果、長峰の正体を知った和佳子は彼に協力することに。
長峰の人柄に触れた和佳子は「長峰が悪人ではなく、むしろ善良な人物である」ことに気付いた。
そこで、長峰の手伝いをしつつ、復讐を思い留まるよう説得しようと考えたのだ。
ペンションから和佳子に用意されたマンションに遷った長峰。
だが、カイジ捜索は砂漠の中で針を捜すのと同じくらい難しいことであった……。
メディアは誠や鮎部をも巻き込み、事件を報道した。
しかし、それらは決して正義感からの物ではなかった……。
情報は洩らさないとの約束はあっさりと破られたのだ。
こうして、鮎部も誠も表舞台に立たされた。
ピエロにされた鮎部は憤り、誠もまた騙されたと怒りを覚える。
誠は織部たちからカイジとの連絡役として協力を要請され、引き受けざるを得なくなる。
鮎部は誠の存在を知り、参加しなかったにしろ、お前も仇の1人だと脅迫し情報を流すように言い含める。
誠の証言と、母親から貰った逃走資金を引き出したことでカイジが長野に居ることが捜査本部にも判明。
誠はまたも、カイジの潜伏先が廃ペンションであることを密告する。
一方、織部もまたビデオの背景から廃ペンションの可能性に気付く。
そんな中、長峰に2度目の密告者からの電話が。
電話の主は「廃ペンション」について長峰に教える。
長峰は和佳子の協力を得て、廃ペンションを捜し回る。
そして……織部たちと長峰はほぼ同時にそれを発見するのだった。
和佳子が長峰に協力していることを知らない隆明は、織部たちに長峰が宿泊していたことを通報。
織部たちは長峰がカイジに迫っていると、カイジの潜伏先に急ぐ。
一方、通報した後の和佳子の態度から、彼女が長峰に協力していると父親の勘で察した隆明は和佳子を止めようと動く。
だが、和佳子はこれを拒否。
しかも、長峰自身の真摯な態度と和佳子を巻き込みたくないとの言葉を聞き、織部たちが先行していることを教えるのだった。
潜伏先に到着した織部たちは、そこで1人の少女と出会う。
どうやら、カイジに慰み者にされていたらしい少女に同情する織部だったが、少女はカイジを逃がしてしまう。
少女はビデオテープに映っていた被害者の1人だった。
ビデオを公開すると脅迫され同行したが、割と楽しかったらしい。
しかも、カイジが捕まると自身の素性がバレ、面倒になるから逃がしたなどと供述。
織部は「そんなレベルの話ではない」と頭を抱える。
織部たちが先着し、しかも空振りだったと知った長峰。
もはや、復讐すべき機会を失ったと肩を落とす。
そんな長峰にこれを機に出頭すべきだと勧める和佳子。
その晩、誠にカイジから連絡が入る。
逃走資金を用意しろと言うのだ。
しかも、「自分について捜査状況がどうなっているか」などと問う。
あくまで、反省の色は無く、逃れることに必死な様子である。
織部たちはこれをカイジの身柄を抑える絶好の機会と見て、誠に落ち合う場所を指定させる。
これを聞いた誠の父は「カイジが長峰の手にかかれば困らないのだが……」とぼやく。
その一方で、誠は事前の約束通り鮎部に情報を伝える。
ほぼ同時刻、和佳子の説得に出頭を決意しつつあった長峰。
そこへ3度目の密告者よりの電話が。
内容は「カイジが現れる場所」を示唆していた。
長峰は和佳子を残し、その場へ向かってしまう。
待ち合わせの時刻が近付く。
その場所では久塚の指揮のもと、誠を取り囲むように真野や織部たちが張り込んでいた。
そこへ現れたカイジ。
特に悪びれる様子もなく誠に近付いて行くが……。
と、その後ろから鮎部が現れた。
その手には包丁を持っている。
どうやら、娘の敵討ちらしい。
だが、いち早く気付いたカイジに逃げられ、張り込んでいた捜査員に捕まってしまう。
これを見て、状況を察したカイジは逃走。
しかも、近くに居た少女にナイフを突き付け、自分を逃がすよう要求する。
息を呑む真野、織部。
そこへ、新たな影が接近。
影の手にはライフルが握られていた、長峰である。
長峰のライフルを目にしたカイジは恐れ戦き人質を手放すと脱兎のごとく逃げ出す。
その背中にライフルの照準がつけられる。
必殺の一撃が放たれようとしていた……。
「長峰さん!!」
だが、女性の叫びを聞いた長峰は動きが遅れた。
女性は長峰を追って来た和佳子であった。
その隙を突かれ、長峰は織部に射殺されてしまう。
こうして、復讐事件は終わりを告げた。
長峰に協力していたことが分かった和佳子だが、大した罪には問われないようだ。
悉く長峰に情報が洩れていたことから誠が疑われたが、誠はこれを否定。
調べたところ、事実だと判明する。
誠が密告した先は、初めの1回が警察署、2回目以降が教えられたプリベイト式携帯電話だったのである。
これが意味するところは何か―――。
だが、今の誠にとってはカイジの報復から如何にして逃れるかで精一杯なのだった。
織部は発砲の責任を問われ、異動となった。
真野はお咎めなし。
久塚は織部の発砲の件も含めて、上層部で唯一責任を取り辞職した。
数日後、真野に呼び出された織部。
そこには久塚の姿もあった。
真野は、長峰に情報提供したのが久塚であると指摘する。
久塚こそが、誠の密告電話を受けた当人であった。
そこで知った情報を長峰に伝えていたのだ。
被害者遺族に何か出来ることはないかと模索しており、今回の挙に出たと言う。
「正しいかどうかは分からないが、出来ることをしただけだ」と語る久塚。
結局、3人でこの秘密は葬られることとなった。
久塚は今後も正義を追及すると宣言。
織部は異動先で仕事が待っている。
真野もまたいつも通りの日常が待っているのだった―――エンド。
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