2012年09月11日

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 67話 ガラスの楽園・前篇(「月刊少年マガジン」2012年10月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録(「月刊少年マガジン」2012年10月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
森羅:主人公。C.M.B.の指輪の主。多大な影響力を持つ。
七瀬:森羅のパートナー。身体を動かすことが得意。

アイリス:生物学者。
サント:地元の漁師。
フェルディナント:地元の牧師。事態解決の為、森羅を呼び寄せた。
ダーウィン:「進化論」の提唱者。
ロビン:ダーウィンの研究に付き従った軍人の1人。


ガラパゴス諸島。
そこで1つの事件が発生していた。

その夜、ダーウィン研究所の所員・アイリスはレンジャーと共に密猟者を摘発すべく監視を続けていた。
と、その視界に不審な漁船が飛び込んで来る。

さては、密猟者か!?
追跡したアイリスたち、追われた漁船が接岸すると中から人影が飛び出す。
こちらも岸に着け、人影を追うアイリスたち。

と、倒れていた地元の漁師・サントを発見する。
密猟者の正体はサントだったのか?

だが、サントはアイリスに突き落とされたと主張。
レンジャーと同行していたアイリスがどうやってサントを突き落とすことが出来たのか?

レンジャーはサントこそが嘘を吐いていると断定。
一方、島民たちはサントを支持し真っ向から対立することに。
この事態を解決すべく島の牧師・フェルディナントは森羅を招集することとなった。

調査を開始した森羅。
アイリスと共に現場を訪れた森羅は其処では密漁できるような魚が生息していないことに気付く。
どうやら、アイリスは何かを隠しているようだ。

さらにサントを訪ねるも、こちらも何かを隠している様子。
アイリスやフェルディナントたちには分かる筈がないと繰り返すばかり。

だが、この反応を見た森羅は「真相が分かった」と口にする。

話は過去に戻る。
後に進化論を著したダーウィンがまだ調査を続けていた時代。
ダーウィンは海軍の協力を得て、ガラパゴス諸島を訪れていた。

軍人の1人・ロビンと懇意にしていたダーウィンに船長が忠告する。
ロビンとこれ以上、親しくしないで欲しいというのだ。
ダーウィンの革新的な考え方に大半の船員が否定的であることを明かす船長。
ダーウィンはともかく、ロビンは軍人であり、仲間に嫌われることは命の危険を意味していたからである。
ロビンの為にならないと察したダーウィンは彼と距離を置くこととした。

それから数日後、調査から船に戻ったダーウィンはロビンが死亡したことを知る。
船員によれば、ガラパゴス諸島に生息する凶暴な動物に襲われたらしい。
慌てて、ロビンの部屋へ確認に向かったダーウィンは其処に十字架を発見する。
ロビンはこれを肌身離さず持っていた。
それがこの部屋に残されているということは、ロビンが外出したとの事実自体が虚偽だったのだ。

ロビンは殺されたに違いない、そう考えるダーウィンだが―――後篇に続く。

・後編はこちら。
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 68話 ガラスの楽園・後編(「月刊少年マガジン」2012年11月号掲載分)」(加藤元浩著、講談社刊「月刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

<感想>

「月刊少年マガジン」2012年9月号掲載分「67話 ガラスの楽園・前篇」です。

前後編ということで、謎が次回に持ち越されました。
そして、森羅とダーウィンの時空を超えた競演です。
わざわざ並行して描いているところをみると、2つの事件は何処かに共通項がある筈。
だとすれば、動機の面に注目すべきかもしれませんね。

とりあえず、サントの件はアイリスのアリバイトリックか。
アイリスがレンジャーと目撃した人影がサントであると明示されていない以上、あの人影はサントでは無かった可能性が高い。
つまり、人影の正体はアイリスの共犯者であり、実際のサント転落事件はそれよりも前にアイリスにより行われていたと考えるべきでしょう。
その後、共犯者の協力を得て、犯行時刻を誤認させアリバイを成立させたものか。
この場合、人影の正体として考えられるのはフェルディナント?

一方、ロビンの事件については、テーマが「進化論」だけに「適者生存の法則」が適用されたとかありそうです。
「船中」という独立した世界で、船員たちにとって異物であるロビンが排除されたものか。
これとサントの事件が結び付くとなると、島を過去編の船と同じく見立て、大多数の中での異物ゆえに排除されるとの展開か?

だが、これだと弱い気もする。
他に何かありそうか。
後篇に注目ですね!!

◆関連過去記事
【「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」シリーズ】
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