2012年08月30日

水曜ミステリー9「山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美12 黒の環状線…女と男嫉妬と金欲の連続殺人京都〜東京密室と錯覚Wトリックを暴け!(黒の環状線〜京都〜東京横浜連続殺人!!由美が容疑者になる)」(8月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美12 黒の環状線…女と男嫉妬と金欲の連続殺人京都〜東京密室と錯覚Wトリックを暴け!(黒の環状線〜京都〜東京横浜連続殺人!!由美が容疑者になる)」(8月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

京南大学病院の主任教授・藤堂宗治(森次晃嗣)が、京都市内のマンションの一室で遺体となって発見された。死因は毒物の入った飲み物を飲んだことによるものだったが、遺体発見当時、部屋は密室だったことから、京都中央警察署の刑事・片山俊介(神田正輝)たちは、自殺と他殺の両面で捜査を開始する。
一方、岡島探偵事務所で調査員として働く俊介の妻・片山由美(池上季実子)のもとには、田中千沙子(菊池麻衣子)が相談に来ていた。3ヵ月後に結婚する予定の婚約者・日野夏彦(金子昇)の素行調査を依頼しに来たのだ。夏彦は北辰製薬の営業マンで、半月前に1年間の横浜への長期出張を終えて京都に帰ってきたものの、最近様子がおかしいのだという。話を聞いた由美は依頼を引き受けたものの、千沙子が他にも何か隠している様子であることが気にかかる…。
その後、夏彦の素行調査を開始した由美と所長の岡島乃梨子(山村紅葉)は、夏彦がホテルのティールームで霧生亜紀(原久美子)と密会しているところを目撃してしまう。2人がホテルから出てきた後、亜紀を追いかけた由美は、新幹線に乗りそのまま東京まで来てしまう。亜紀は銀座のクラブの雇われママだった。亜紀の尾行を続けていた由美だったが、銀座の路上で亜紀が老婦人とぶつかっても謝りもしないところを目撃し、思わず亜紀と大喧嘩をして帰って来てしまう。
その翌日、千沙子が事務所にやって来て、調査を打ち切りたいと言い出したことから、夏彦の調査は打ち切られることとなってしまった。しかし、その数日後に東京で亜紀が何者かによって殺害されてしまう。しかも、警視庁から、3日前に銀座で亜紀と激しく口論していた京都弁の女性として、由美の似顔絵が俊介のいる京都中央警察署に送られてきてしまった。それをきっかけに、俊介が追いかけている藤堂の密室不審死事件と亜紀の殺害事件に意外な繋がりがあることが判明するが…。
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

藤堂教授が死体で発見された。
死因は服毒死。
部屋には内側からボタン式のロックが架かっており、ロックからは藤堂教授以外の指紋が見つからなかった。
つまり、教授が自ら鍵を架けたことになる。
一方で、何故か部屋から扉を固定するストッパーが無くなっていたが……。

数日後、千沙子は様子が不審な婚約者・夏彦を心配していた。
そこで千沙子は由美に調査を依頼。

これを引き受けた由美は夏彦を尾行し彼が若い女性と密会している姿を目撃する。
相手は亜紀という名のクラブのママであった。
由美は行きがかり上、亜紀と喧嘩してしまう。

矢先、亜紀が何者かに殺害される。
亜紀殺害に前後して彼女と親しい林真帆子も襲撃を受けていたことが判明。
喧嘩をしていたことから由美が容疑者となってしまう。

これを知った俊介は絶句。
由美の容疑を晴らす為に奔走することに。

藤堂教授に北辰製薬との癒着の噂があることが判明。
北辰製薬と言えば、夏彦の勤め先である。
こうして、繋がった2つの殺人事件。
だが、夏彦には藤堂教授殺害時に大阪に居たとのアリバイがあった。

由美が藤堂教授の密室トリックに気付く。
殺害当日、藤堂教授は来客があり、内側から自身でボタンを押し扉を閉じロックしようとした。
だが、来客は若い女性だった。
彼女は藤堂教授に扉を開けておいてくれないかと頼んだ。
藤堂教授は相手と親しくなかった為に、その頼みを聞いた。
ストッパーを扉の下に差し込むと、彼女と応対したのだ。
その後、毒物を服用させられた藤堂教授は死亡。
来客はストッパーを引き抜き、ロックを架けると悠々と逃げ出したのだ。
この際に、自身の指紋の付着したストッパーを持ち去ったのである。
つまり、犯人は藤堂教授と親しくない若い女性となる。

矢先、千沙子が狙われた建築デザイナーの黒川正行を庇い大怪我を負ってしまう。
入院することとなった千沙子だが、夏彦は姿をくらましてしまい行方は杳として知れなかった。

襲撃場所が小杉町の廃工場と知った由美は驚く。
由美が夏彦を尾行した際に訪れていた場所だったのだ。
これを聞いた俊介は襲撃が夏彦の犯行であると断定する。
一方で、黒川が居なくなることで利益を得る人間をピックアップ。
京都市民ホールのコンペで黒川と争っていた大門吾郎が浮上する。

さらに、夏彦、大門吾郎、亜紀が過去に資産運用に失敗していたことを突き止める。

黒川襲撃時、大門吾郎には名古屋に居たとのアリバイがあることが判明。
藤堂教授殺害時に夏彦が大阪に居たことを思い出した俊介は、其処に作為を感じ取る。

黒川襲撃現場からキーホルダーを拾った俊介。
由美はそれに見覚えがあった。
亜紀が所持していた物と同じだったのだ。

これを聞いた俊介は、藤堂教授殺害について交換殺人の可能性があることに思い至る。
夏彦、亜紀、大門に何らかの共通点があり、交換殺人を企んだのではないか―――。

横浜近辺で再生エネルギーの画期的開発を謳った男が社債詐欺を行っていたことが判明。
その会社の名はフルカンパニー。
社長である田辺康晴は行方不明にとなっており、捜査は進んでいなかった。
しかも、藤堂教授もこの詐欺に絡んでいたことが分かる。

夏彦、亜紀、大門ともに、この詐欺の被害者だったのだ。

大門を取り調べた俊介は亜紀殺害当日のアリバイについて調べる。
ところが、大門はその日にもアリバイを持っていた。
東京は神楽坂にあるウィークリーマンションに知人と共に居たのだそうだ。
知人は大門のアリバイを認め、シャワーを浴びていた時間くらいしか個人行動はしていないと語る。

神楽坂から亜紀の犯行現場・清洲橋まではどう足掻いても時間が足りない。
悩む俊介は現地へと向かう。
アリバイトリックがある筈だ……これを崩すべく周年を燃やす俊介は遂に手掛かりを掴む。
清洲周辺、其処には大門が借りている神楽坂のマンションと同じ外観のウィークリーマンションがあった……。

千沙子の意識が回復した。
由美は千沙子が黒川を庇ったのは夏彦に手を汚させない為と指摘。
真実を明かすよう迫る。

あの日、千沙子は様子のおかしい夏彦を尾行していた。
すると、夏彦は黒川目がけて襲撃を仕掛けた。
夏彦を殺人犯にしたくない千沙子は黒川を庇ったのだ。

千沙子のもとへ夏彦から手紙が届く。
其処には「自分の罪は自分で償う」と記されていた。

その頃、大門は夏彦と密会していた。
「お前、いい加減に自分の仕事をこなせよ。黒川を殺すんだよ」夏彦を責める大門。
「あんただって、仕事をこなせてはいないだろう」反発する夏彦の言葉。
「確かに真帆子じゃなくて、亜紀を殺したが……」大門は言い淀む。

そこへ俊介たちが駆け付けた。
俊介は「亜紀が藤堂教授、夏彦が黒川、大門が林真帆子殺害を担当していた」と断定。
こうして、夏彦と大門は逮捕された。

夏彦はあっさりと自供する。
藤堂に勧められ社債を購入した結果、詐欺に遭った夏彦。
藤堂に掛け合うも相手にされない。
仕方なく、フルカンパニーを訪れた夏彦は其処で亜紀と大門に出会った。
彼らも社債詐欺の被害者だったのだ。

3人は流れと勢いで、それぞれの恨みをぶちまけた。
亜紀は林真帆子から借金しており、返済を迫られていた。
大門は黒川が居る限り、自分がナンバー1になれないと憤っていた。
そして、夏彦もまた藤堂を憎んでいたのだ。
似た境遇に一体感を得た3人。

追い詰められた3人は必死に田辺を捜し出した。
だが、田辺は開き直った。
逆上した3人と田辺が揉み合う内に田辺は死亡してしまう。
夏彦は自首を訴えたが、亜紀と大門が反発。
押し切られる形で、田辺の死体を遺棄することとなった。
これが半年前のことである。

その後、半年かけて田辺の資産を捜したが目ぼしいモノは見つからなかった。
夏彦は千沙子のおかげで借金から逃れることが出来た。
だが、亜紀と大門は逃れる術はなかった。

そこで、大門と亜紀の提唱で夏彦を巻き込んだ交換殺人計画が持ち上がった。

まず、亜紀が薬品会社の社員を演じ藤堂教授を訪ねサンプルを飲用させ毒殺。
この際に、例の密室トリックが用いられた。

自身の義務を果たした亜紀は夏彦にも義務を果たすよう迫った。
だが、夏彦は千沙子のことを想うと踏み切れなかった。

いつまでたっても林真帆子殺害に動かない夏彦に業を煮やした亜紀は大門に義務遂行を迫った。
こいつを生かしておいては危険だ……そう考えた大門は亜紀を殺害したのだ。

大門のアリバイトリックは簡単な物だった。
犯行現場付近に神楽坂のマンションと外装内装、立地条件ともに同じマンションを借り、土地勘のない知人を神楽坂と偽りアリバイを成立させたのだ。

こうして、亜紀を抹殺した大門は夏彦にも義務遂行を迫った。
黒川殺害を命じたのだ。

脅された為に仕方なく実行に移すこととした夏彦。
しかし、夏彦は最初から黒川を殺害するつもりはなかった。
怪我で済まそうとしていたのだそうだ。

これを聞いた大門は「あいつがきちんと義務を果たしていれば!!」と激怒。
「自分本位なお前らの計画が成功するはずがないだろ!!」と俊介に諭されるのだった。

こうして事件は解決した。

傷心の千沙子は幼馴染の和菓子屋・沢口信夫が支えることとなった。
だが、千沙子は夏彦を想い、同時に信夫の優しさも感じているらしい。
「女心は複雑ねぇ……」呟く由美―――エンド。

<感想>

「山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美」シリーズ第12弾です。
前作は2011年12月21日に放送されているので、実に8ヶ月ぶりのシリーズ新作となります。
ネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方はこちらをどうぞ!!

【不倫調査員・片山由美シリーズ】
水曜ミステリー9「山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美 京都伏見・月下美人殺人慕情〜鬼姑ダメ嫁修羅場の真実!闇の花が誘う復讐殺人の罠(最新作!!京都伏見・月下美人のトリック!!愛猫が見た鬼姑殺し)」(12月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

そんなドラマ原作は山村美紗先生『黒の環状線』(徳間書店刊)。
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では早速、ドラマ版の感想を。

なかなか凝ってましたね。
全体的にスケールが小さい気はしましたが、楽しめたように思います。

本作内でのトリックは「密室トリック」、「3重交換殺人」、「アリバイトリック」と3つか。
このうち、メインが「3重交換殺人」、サブに「密室とアリバイトリック」と言ったところか。
ただ、先に述べた通り、どれも小手先っぽくて割とスケールが小さい印象なのは何故でしょうか。
決して悪くは無いんだけどなぁ……。

俊介と由美のキャラは良かったですね。
シリーズ物らしい味のある演技でした。
そして、小林健さん演じる沢口信夫も純朴そうで良かった。
久しぶりの志垣太郎さんもアリでした。
菊池麻衣子さんもなかなかでしたが、先々週の「近松刑事」での犯人役のイメージと近かったですね……。

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結論としては、楽しめたので十分にアリ。
次回にも期待できるシリーズと言えるでしょう、流石の風格です。

<キャスト>

片山由美:池上季実子
片山俊介:神田正輝
田中千沙子:菊池麻衣子
日野夏彦:金子昇
岡島乃梨子:山村紅葉
大門吾郎:志垣太郎
霧生亜紀:原久美子
藤堂宗治:森次晃嗣
亀田浩二:池田努
沢口信夫:小林健 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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【イベント】
「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展、ふたたび!!
(2010年11月28日まで開催)

娘・紅葉さんプロデュース!!「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展4月24日土曜より開催!!(すでに終了)

山村美紗原作「京都花灯路 恋の耀き」公演中!!

「黒の環状線 (徳間文庫)」です!!
黒の環状線 (徳間文庫)





「黒の環状線 葉煙草の罠 (山村美紗長編推理選集)」です!!
黒の環状線;葉煙草の罠 (山村美紗長編推理選集)





◆山村美紗先生の作品はこちら。
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この記事へのコメント
こんばんは。

うーん、内容はかなり練られていて文章で読んだら面白いだろうと思う作品!!!

月曜ゴールデンふうに制作したら、かなり面白かったと思いました♪

水ミス的では無かったと考えればいいのかな???
Posted by ピエロ at 2012年08月30日 00:24
Re:ピエロさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

やっぱり、本作は凝ってましたよね。
なかなか楽しめました(^O^)/!!

月曜ゴールデン風ということは、「コメディテイスト」を強調する感じかな。
確かに、それはそれでありそう。

原作ありの作品なので「月曜ゴールデン」版も「土曜ワイド劇場」版も視てみたい。
各番組ごとに比較出来たら面白そう。

一度、共同企画とかで同一原作作品を同一週にドラマ化してくれないかなぁ。
見応えありそう。
Posted by 俺 at 2012年08月30日 01:16
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