ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
ロウィーナ・プライス(ハル・ベリー)は有能な新聞記者。しかし苦労して手に入れた上院議員のスキャンダルを上層部に握り潰され、それに反発し会社を辞めてしまった。
その帰り道、ロウィーナは幼なじみのグレース(ニッキー・エイコックス)と偶然出くわす。グレースは、広告界の大物ハリソン・ヒル(ブルース・ウィリス)の不倫スキャンダルを掴んでいると明かす。というのも、不倫相手はグレース自身だった。出会い系サイトでハリソンと知り合い、深い仲になった末に捨てられたのだという。グレースは、ハリソンとの関係を記事にして発表することで、彼への復讐を果たそうと考えていた。
しかし数日後、なんとグレースは変死体となって発見された! 警察はグレースの元恋人を怪しいと睨んでいるようだが、ロウィーナの脳裏に浮かぶのはハリソン・ヒル。彼が口封じのために殺したのだとしたら…NY最大手広告代理店CEOの大スクープだ。ロウィーナは天才ハッカーである元同僚・マイルズ(ジョヴァンニ・リビシ)の力を借り、グレースのメールアカウントに進入する。そこには「アデックス」というハンドルネームからのたくさんのメッセージが残されていた。
(水曜プレミアシネマ公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……
グレースを殺害した犯人は誰か?
ヒルに注目したロウィーナは元同僚であるマイルズの協力を得ると、目的を持ってヒルの懐に飛び込む。
最終的に、ロウィーナの活躍によりヒルはグレース殺害について有罪判決を受ける。
しかし、真実は別に存在した。
複数の名前を用いていたことで攪乱していたが、実は犯人はロウィーナ自身であったのだ。
動機は過去に父を殺していたことをグレースに知られていたからであった。
ヒルに(こいつを犯人に仕立てようと)注目したロウィーナは、(彼女の本当の狙いを知らない)元同僚・マイルズの協力を得ると、(ヒルを犯人に仕立てる工作を行うとの)目的を持ってヒルの懐に飛び込んだのだ。
最終的に(偽装工作を成功させた)ロウィーナの活躍により、ヒルはグレース殺害について(身に覚えの無い)有罪判決を受けてしまったのである。
ところが、実はロウィーナに想いを寄せており、ストーカー行為を続けていたマイルズはこの事実に気付いた。
だが、彼もまたロウィーナに真犯人の濡れ衣を着せられた上で、正当防衛に偽装され殺害されてしまうのだった。
ホッと一息つくロウィーナ。
しかし、彼女は知らない。
この様子を隣人に目撃されていたことを―――エンド。
<感想>
何と言っても真犯人の正体がインパクトを持つ作品です。
すべて(キャラや構成)がアレの為にあると述べても過言ではないでしょう。
複数の名前が登場するのもアレの為だし。
そのアレですが、確かにサプライズはあるし凄いんだけど、あまり感動はないなぁ……。
たぶん、ラストで急に犯人が明かされた上に、説明調で展開するからかなぁ。
ストンと腑に落ちる感じではなかったように思えた。
とはいえ、ラストの目撃者の存在は今後もロウィーナが安泰で居られるワケでは決してないことを示しており、この点は因果応報的で良かったと思う。
肩の力を抜いて気楽に視るべき作品かな。
そうすれば、かなり楽しめる。
ラベル:パーフェクト・ストレンジャー
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