2012年10月04日

「香港九龍財宝殺人事件」第10話・解答編2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第10話・解答編2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

新シリーズ第10回!!いよいよ解答編!!

【「香港九龍財宝殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

佐木(弟):2代目記録係。流石に犯人はないだろうが被害者になる恐れはある。
瀧川龍太:ファッションショー「ガーリーモード」の責任者。
佐久間猛:「ガーリーモード」の関係者。
楊蘭(ヤン・ラン):美雪のソックリさん、腹部に「龍の瞳」に関する刺青を入れている。
新力(シン・リー):金田一たちが香港で出会った人物。第二の被害者。
陳永福(チャン・ヨングー):香港のプロモーター。第一の被害者。蝶が苦手。
柳愛碧(リュウ・アイビー):香港のデザイナー。第三の被害者。
李白龍(リー・パイロン):台湾の刑事、毒龍を知っている。
金龍東(キム・ロンドン):ガーリーモード関係者が宿泊するホテルの従業員。

明智警視:4話にて登場、剣持と共に日本から情報を提供した。
剣持警部:4話にて登場、明智と共に日本から情報を提供した。

王龍(ワン・ロン):王皇帝と呼ばれた男。謎の3人に殺害された人物。
メイジン:ワンの妻。ワンとの間に4人の子供を設けた。
ワンの子供:4人兄妹。リー、瀧川、ロンドン、ヤンのこと。
謎の3人:王皇帝殺害に関与した3人組。9話にてシン、チャン、リュウと確定。

<10話あらすじ>

シン殺害。
ホテルから彼の自宅へと遺体が移動したそのトリックは、高さを利用した手動のロープウェーによるものであった。

だが、ホテルとシン宅を結ぶには長いワイヤーが必要となる。
金田一によればワイヤーは今も意外な形で衣装室に収納されているらしい。
その正体とは!?

金田一が示したのは、あるハンガーラックに吊るされた一繋ぎのハンガーであった。
そのハンガーは一見分からないものの、一筆書きの要領で繋がっていたのだ。
これを1本の線へと伸ばし、ワイヤー代わりにしたと断言する金田一だったが……。

だが、使用したとされるハンガーは元の形に戻っているではないか!!
どうやって戻すことが出来たのか?
この謎に金田一は、ハンガーが形状記憶合金であると指摘、実証して見せるのであった。

驚く一同を前に金田一はさらに犯人を告発する。
その名は「美雪!?」……いや、「美雪の振りをしたヤン・ラン」であった!!

ヤンは保護されたとの連絡以降、姿を消していた。
実は美雪に成り済ましていたのである。

チャンとシンを殺害したヤン。
その後、リュウに自身が美雪ではなくヤンであることをそれとなく知らせると、彼女が接触して来たに任せ、リュウを拘束。
手掛かりを与え金田一たちを誘き出すと、リュウを殺害した。
ところが、此処で予想外のことが。
リュウが思わぬ抵抗を見せたのだ。
返り血を浴びてしまったヤンは咄嗟に美雪に化けてやり過ごすことを思いつく。

だが、金田一は美雪を名乗る人物が「はじめちゃん」ではなく「はじめ」と自身を呼んだことで偽物だと気付いたのだ。

こうして、ヤンの正体は明かされた。
ヤンこそがチャン、シン、リュウを殺害した犯人だったのである。

そして、ヤンは自身が犯行に及んだ動機を語り始める。
それは、父・ワンではなく母・メイジンにまつわるものであった。
メイジンは毒龍を巡り自殺していたのだ―――11話(解決編第3話)に続く。

<感想&推理>

新シリーズ「香港九龍財宝殺人事件」第10話。
解決編第2話です。

シン遺体移動のトリックは形状記憶合金ハンガー。
3件の連続殺人の犯人は予想通りヤンと断定されました。

ただ、美雪への成り済ましはヤンの意図したことではない様子。
じゃぁ、今までの美雪のメールや電話、回りくどいリュウ殺害方法、わざわざ保護を求めたのは何だったんだ……とのツッコミの声が聞こえて来そう。
これらは成り済まし前に行われているから、咄嗟にしては辻褄が合わない……。
少なくとも、此処にその疑問を抱えている人間が1人は確実に居ます……なんだかなぁ。

これだったら、「ヤンは誘拐されっぱなしで誘拐犯のリュウが追い詰められて自殺。被害者・ヤンが保護された」の方が、ヤンにとってメリットがあったように思えます。
少なくとも、ヤンが美雪を騙ることにそれほどの必然性は見受けられない……。
「犯人は……美雪だ!!」がやりたかったのだろうとは思いますが、無理があり過ぎです。

いよいよ次回は動機が明かされそうです。
ドラマ版の公式HPによれば、メイジンは焼身自殺とのこと。
原作である漫画版もこれに倣うと思われます。
おそらく、毒龍の在処を探る者たちがメイジンを追い詰めた……との展開になりそうか。

他に気になるのは、リュウがヤンに伝えようとしていたこと。
瀧川に伝えた事以外にも何かありそう。

あとは、核爆弾である毒龍の解除がされたか……このあたりが気になりますね。
爆弾解除のキーコードとかなんとかで、ヤンたちの名前が用いられており、ワンの子供たちへの愛情が……みたいなエピソードに触れたりとかありそう?
そこも気になります。

それと、美雪の保護もあったか。
こちらも注目です。

何より、例のハンガートリックも実写化されるのかと思うと……気になる。

【10話まとめ】

「香港九龍財宝殺人事件」はミステリよりはサスペンス。
トリックはあまり重要視していない模様、インパクト勝負でした。

ちなみに8話で、佐久間が遂に活躍したので嬉しい。

それと、何度考えても美雪に化けたヤンは、特徴的な龍の刺青で一発でバレそうな気がします。

ちなみにドラマ化される「香港九龍財宝殺人事件」。
遂に美雪役が判明。
同時にヤン・ラン役ともなる女優さんの名は……川口春奈さんだそうです。
超期待!!
ドラマ版については9月2日に豪華キャストも判明しています。
詳しくはこちらをどうぞ!!

【速報】現在連載中!!「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」がドラマ化決定!!

【ドラマ】ドラマ版「香港九龍財宝殺人事件」豪華キャスト判明!!

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

◆「香港九龍財宝殺人事件」関連過去記事

2012年7月スタート「金田一少年の事件簿」新シリーズタイトルは「香港九龍財宝殺人事件」!!

「香港九龍財宝殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【容疑者はあの人!?】「香港九龍財宝殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第4話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【新たな疑惑浮上?】「香港九龍財宝殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第7話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

香港九龍財宝殺人事件」第8話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「香港九龍財宝殺人事件」第9話・解答編1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。


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