2012年10月23日

月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)ほか捜査一課の刑事たちは粘り強い張り込みを続け、ついに連続強盗犯、鬼頭辰巳(河西祐樹)を逮捕する。十津川たちの活躍をマスコミが大きく報じる。
事件解決に安堵する間もなく、十津川宛に怪電話がかかる。ボイスチェンジャーを使った男の声で十津川とゲームをしたいと告げる。男は殺人を予告し、十津川に阻止してみろと挑発する。それを裏づけるように、犯行予告の日にちと江ノ電沿線で女性を殺すと記した郵便物が届く。
その日までわずか二日。十津川たちは鎌倉へ急行する。十津川は神奈川県警の伊吹悟警部(片桐竜次)の紹介で鎌倉の人気DJ岡部ちづる(安達祐実)に意見を求める。
ちづるは鎌倉彫の職人でもあり、弟の服部彰一(渡辺大)の下絵を彫ったちづるの作品は評判が良い。ちづるは江ノ電沿線や鎌倉の事情に詳しかった。
ちづるの意見を参考にして鎌倉の各所に警察官を配備、予告された日は何事も無く過ぎようとしていたが、犯人から自分が勝利したと十津川をあざ笑うような電話が入る。
警備の盲点を突き、ある寺で美術館の学芸員、麻生真理恵(赤澤輝美)が刺殺死体となって発見された。
十津川に恨みを持っている人物の犯行なのだろうか。十津川がかつて関わった事件を洗い出し、十津川が逮捕した鬼頭の舎弟の名が容疑者として浮かぶ。
そして再び犯行予告の電話が入る。今度は同じ予告を報道各社にも郵送するという念の入れようだ。世間も注目する中、またも裏をかかれて鎌倉在住の人気作家、神部実篤(森下哲夫)が同じ手口で殺された。説明を求めマスコミが集まる記者会見の席で十津川は必ず犯人を逮捕すると強調して挑発する。
十津川の狙い通り犯人から三度目の犯行予告が届く。十津川は犯行を予告する郵便物やそれを投函したポストなどを丹念に調べ、犯人を絞り込むが・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

連続強盗犯である鬼頭を逮捕した十津川に向けて、何者かから挑戦状が届いた。
内容は殺人予告、江ノ電沿線の寺院で女性を殺害するとされていた。

悪戯を疑いつつ、警戒する十津川たち。
地元FMラジオの人気DJ・岡部ちづるに犯行予告に該当しそうな場所を確認し、人員を配備することに。
ところが、これを嘲笑うように「密蔵寺」にて、学芸員の麻生真理恵が殺害されてしまう。

次いで、2件目の予告が。
今度は和田義盛を名乗り、それに関連する史跡での犯行を仄めかしていた。
和田義盛は源頼朝の御家人で、頼朝死後に時の執権・北条義時に裏切られ殺害されていた。
和田義盛に関連する史跡を警戒する十津川たちだったが……。

今度は義時に関連した白旗神社で、『まごころ長屋剣法』など人情派の時代小説で知られる作家・神部実篤が殺害されてしまう。

学芸員と時代小説家と殺害されたワケだが、2人の共通点は浮かばない。
2度の敗北を喫した十津川は、記者会見を開き犯人を挑発する。
これにはある目的があった。

これまで届いた挑戦状はすべて千代田の消印、東京駅周辺から投函されたものと分かっている。
時間は8時から9時と、通勤時刻である。
さらに、2度の犯行ともに土日に行われていることから、犯人は勤め人と思われた。
挑戦状に指紋が残されていなかったことから、投函時になんらかの工作を行っている筈である。

十津川は、挑発することにより次なる挑戦状の発送時期をコントロールし、投函するところを撮影しようと考えたのだ。
東京駅周辺のポストを監視する十津川の部下たち。

矢先、3度目の挑戦が十津川に届いた。
今度は江ノ電沿線の神社を指し示していた。

3通目の挑戦状が9月6日午前9時から11時、江戸橋1丁目にて投函されたものと判明した。
撮影していた映像を確認したところ、そこには“怪しい男”の姿が……男の指先には絆創膏が貼られていた。
どうやら、指紋対策のようだ。

十津川はこの“怪しい男”を捜すよう指示を出す。
一方で、岡部ちづるが気にかかり、彼女の家族関係も調べることに。

結果、岡部ちづるに服部彰一という名の弟が居ることが判明する。
日本橋にある帝京不動産に勤務しているらしい。
しかも、5年前に服部の妻・幸子が2人組の不良に暴行され殺害されていた事実が分かる。
服部の妻は妊娠中であった。

だが、投函風景を撮影した映像には服部は写っていなかった……。

遂に3件目の犯行予告日がやって来た。
厳戒態勢が敷かれる中、十津川は何かを見落としている気がしてならずギリギリまで調べ物をしていた。
その背後に、鬼頭の弟・鮫島が近付く。
鮫島の手にはナイフが握りしめられていた。

十津川に襲い掛かる鮫島だったが、駆け付けた小西刑事たちに取り押さえられる。
どうやら、鬼頭の復讐を狙ったようだ。
しかし、鮫島と今回の連続殺人は何の関係もなかった。

調べ物を終えた十津川は、北鎌倉にある佐助稲荷神社に急行するよう小西刑事たちに指示を出す。
駆け付けた小西刑事たちは何者かに刺された被害者を発見するのだった。
実は、佐助稲荷神社沿いには計画されながら実際には敷設されなかった線路が存在していた。
犯人は江ノ電の幻のルートをも利用したのだ。

一方で、“怪しい男”の正体が明らかになった。
花山物流に勤務する堀越雄二とのことだったが……。

十津川はちづるに接触する。
あくまで何かを知っていると考えてのことだ。

3人目の被害者は一命を取り留めた。
身許は小学校教師の峰岸明美であった。

この名前を十津川より聞かされたちづるは、店の芳名帳に記された名前を思い出す。
麻生、神部、峰岸明美、その下には谷川亮子の名があったが……。

その頃、小西刑事は堀越雄二を訪ねていた。
そこで「溌剌生活」という健康食品を目にした小西刑事は、挙動不審な堀越を問い詰める。
投函した手紙は誰宛か?
何故、絆創膏を貼っていたのか?
ところが、堀越は逆上。
その翌朝、堀越は小西刑事を名誉棄損で訴えてしまう。

確かに堀越は怪しい。
だが、服部も怪しいのだ。

9月6日午前9時から11時の間、ポストに郵便物を投函した人数は28人。
この中に帝京不動産の人間が居たのではないかと十津川は考える。
つまり、服部彰一本人ではなくとも、会社の同僚に依頼すれば可能なのだ。
この推理に基づき、捜査が再開される。

一方、麻生家を訪ねた十津川。
真理恵と鎌倉に何か関連性がないか調べたのだ。
真理恵は5年前に一度、鎌倉に足を運んでいた。
しかも、真理恵が鎌倉土産として手に入れた鎌倉彫のハナミズキを目にする。

十津川は「悩める公務員」を名乗り「弟の罪を告発した方が良いかどうか」との内容でちづるのラジオに投稿する。
だが、ちづるはこれを意図的に無視する。

此処に十津川はちづるを問い詰める。
麻生、神部、峰岸宅から、ちづるの手によるものと思われる鎌倉彫が見つかったことを告げられたちづるはすべてを打ち明ける。

毎年一回、ちづるの店では展示即売会を行っていた。
5年前も展示即売会は行われた。
その際の客は麻生、神部、峰岸に谷川の4人だったと言う。
これに服部とその妻の幸子も加わった。
意気投合した面々は、ちづるを除き、江ノ電に乗り極楽寺へと観光することに。

途中、服部は幸子との馴れ初めとして由比ヶ浜で出会いを語る。
そこで由比ヶ浜で途中下車することに。

そこで2人の不良に絡まれたのだ。
服部は必死に抵抗したが、散々に殴りつけられ気絶してしまう。
幸子は連れ去られた。
服部は、その寸前まで麻生たちに助けを求めていたのだが、麻生たちは関わり合いになることを恐れ逃げ帰ってしまったのだ。

2日後、幸子は暴行され死体で発見された。
犯人2人はすぐに逮捕されたが、服部は自分たちを見捨てた4人に復讐心を募らせた。
5年の間、復讐の機会を窺っていたらしい。
谷川だけ残っているのは、芳名帳に住所が記載されておらず不明だった為だった……。

その夜、堀越の絆創膏の意味が判明する。
堀越はあちこちに脅迫状を送っていた。
「溌剌生活」にも送っていたことが確認されたことで所轄の仕事となった。

さらに、服部が帝京不動産のパート社員に手紙の送付依頼をしていたことが確認された。
だが、パート社員によれば、得意先の手紙の束を渡されただけらしい。
これを聞いた十津川は束の中に挑戦状を紛れ込ませたと考える。

こうして、捜査は服部一本に絞られた。

翌日、ちづると服部は幸子の墓参りをしていた。
「服部の犯行ではないか」確認するちづるに、服部は笑って否定する。
これを聞いたちづるは「安心した」と、谷川亮子の住所のメモを服部に渡す。
だが、服部は一瞥するなり「必要ない」と握り潰すが……。

その夜、服部は次なる挑戦状を用意していた。
麻生、神部を殺害し、峰岸を刺したのは、やはり服部であったのだ。

服部は十津川へ挑戦を仕掛ける。
今度は日時指定も場所指定も無しだ。
その上で、ちづるから教えられた住所を訪れた。
其処から出て来た女性を尾行し、襲撃を仕掛ける服部。

ところが、それは十津川の罠であった。
本物の谷川亮子は既に交通事故で死亡しており、服部が襲撃した女性は刑事であった。
こうして、服部はその場で逮捕される。

服部は「ちづるが裏切った!!」と激怒する。
そんな服部に十津川は「ちづるは裏切ったのではなく自身の手で止めようとしたのだ」と告げ、その証拠に鎌倉彫を捨てたことを明かす。
これを聞いた服部は罪を認めるのであった。

江ノ電はさまざまな人の生活を乗せて走っている。
そんな江ノ電を眺めながら、麻生たち4人に少しの勇気と優しさがあれば……と悔やんでならない亀井。
亀井の隣には十津川の姿が。

「服部は何故、警部に挑戦したのでしょうか?」ふと、疑問を口にする亀井。
「それは誰かに止めて貰いたかったのかもしれないね」と十津川の言葉―――エンド。

<感想>

月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」の第48弾。
原作は西村京太郎先生『十津川警部 湘南アイデンティティ』(小学館刊)。
あらすじはこちら。

<あらすじ>

【文庫版】
小田原に住み、湘南ライナーで新橋の経済研究所に通勤する武藤の前に現れた美女・小早川恵。彼女は武藤に、週に1度、平塚にある自分のマンションで一夜をともにしてほしい、ただしセックスは抜きで、と持ちかける。恵はこうして、川上、大杉、岸川、仲という湘南に住む5人の30代エリートに声をかけ、それぞれ月曜日から金曜日まで「一夜同棲契約」を結ぶ。
岸川の美人秘書が殺され、捜査に乗り出した十津川警部の元に、恵と男たちの奇妙な関係を記した報告書が届く。
一方、恵の魅力に翻弄された岸川は、他の男たちに恵をレイプしようと持ちかける。

【ノベルス版】
湘南に住み“湘南ライナー”で通勤する30代、独身エリートの5人の男達のまえにあわられた、ふるいつきたくなるような美女。彼女の口から奇妙な申し出が……。週に一度、彼女のマンションでともに一夜を過ごして欲しい、という。ただし、セックス抜きの関係。5人の男達がそれぞれ月曜日から金曜日まで“一夜同棲契約”を結ぶ。男達は謎の女の意図をはかりかねながらも、その魅力の虜となってゆく。セックス抜きのやりとりに耐えかねた男達は共謀して彼女を襲う計画を立て始める。なんの不足もない社会生活を営んできたエリートたちの周辺に波風が立ち始める。男達の一人の周辺で殺人事件が起こり、男達の間に反目、諍いが起きる。  殺人捜査に乗り出した十津川警部も頭をひねった謎の女の真の狙いとは…。400冊の金字塔後の新境地。結末には、驚愕のどんでん返しが…。
(小学館公式HPより)


共にドラマ版とは大分異なる印象。
ドラマ版はかなりアレンジを加えているようですね。
原作よりは原案レベルか。

では、ドラマの感想をば。

確かに見捨てて逃げた麻生たちは酷いなぁ……。
止めるのが難しいとしても、大声で人を呼ぶ。
駄目ならば、通報することも出来るワケだし。
此処はラストの亀井の台詞通りですね。

ただ、服部が復讐すべきは実行犯の2人だっただろうに。
麻生たちを殺害しても、実行犯2人は痛くも痒くもないし、寧ろ遺族の復讐に怯える必要が無くなったので喜ぶだけだろうに。

どちらかと言えば、見捨てて逃げた麻生たちはそれなりに社会的地位があるから告発に留めれば良かった気も。
例えば、神部は人情派の時代小説家なのだから、見捨てて逃げたことはダメージになりそうだし。
他にも小学校教師の峰岸も同様に教育者として相応しくないとして、告発できそう。
学芸員の麻生にとっても、告発自体はそれなりのダメージにはなるのではないか。
法的に責任を問えるかは分からないが、倫理的には問えそうな気がする。
まぁ、これで服部の気が晴れるかは難しいと思うが、仇2人を野放しにするよりはマシではなかろうか。

それと、谷川への復讐時に「自分の顔を覚えていない」と怒っていた服部。
でも、肝心の服部自身が復讐対象である谷川の顔を覚えていないのはどうかなぁ。
顔を見ても刑事と入替っていたことに気付かなかったし。
つまり、復讐対象者について下調べもしてなかったということだろうか。
別の人を誤って殺しかねないし、服部の復讐は先述の点も含めて納得いかないなぁ……。

他は「十津川が都合よく岡部ちづると出会ったこと」以外は特に不満はなし。
ドラマ自体はなかなか良かったと思います。

ちなみに西村京太郎先生と言えば「十津川シリーズ」最終作について語られています。
さらに、「十津川警部シリーズ」といえば、土曜ワイド劇場版の亀井刑事が愛川さんから高田純次さんに引き継がれています。
こちらも11月に放送予定ですね。
興味のある方はどうぞ!!

十津川警部シリーズにて亀井刑事を演じ続けて31年……愛川欽也さん降板、後任は高田純次さんに!!

十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!

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【その他ニュース】
西村京太郎先生が選ぶ自身のベスト3作品とは?

「湯河原文学賞」作品募集!!(審査員をされてます)

「第二回麻雀トライアスロン 雀豪決定戦」に綾辻行人先生&西村京太郎先生が参加!!

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<キャスト>

十津川省三(とつがわしょうぞう):渡瀬恒彦

岡部ちづる(おかべちづる):安達祐実

服部彰一(はっとりしょういち):渡辺 大

三上刑事部長:鶴田 忍
安原刑事:山村紅葉

小西刑事:中西良太
村川刑事:古川りか
島田刑事:清野秀美
山下刑事:山田アキラ
小林刑事:内山翔人
伊吹 悟(いぶきさとる):片桐竜次

亀井定雄(かめいさだお):伊東四朗 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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【関連する記事】
この記事へのコメント
こんにちは。
今回、クレジットでは、原作が「湘南アイデンティティ」となっていましたが、ドラマの、内容からすると、正しくは「殺人列車への招待」だと思います。

以下は「殺人列車への招待」の引用です。


捜査1課の十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話が―。その後〈11月7日、16時40分東京発、寝台特急「さくら」の車内で「ア」で始まる女を殺す〉という挑戦状が届けられた。いたずらか、本気か。もし本気なら人が一人殺される。続いて第2の挑戦状が…。犯人は警察に怨みを持つ者か、あるいは殺人狂か?十津川と亀井は窮地に追いこまれるが…。ベストセラー快進撃の西村京太郎が贈る、長編トラベル・ミステリー。
Posted by MORI at 2012年10月23日 00:55
こんにちは。

確かに夫婦をほったらかして帰るシーンはマジか!!って突っ込みましたし、妊娠中の奥さんお持ち帰りって、はぁ??ってなりましたけど、これ、大津の事件を絡めてんのかなぁて感じがしましたね。

それは置いといて、安達祐実の高校生ショットは、スゴいですね、流石です♪

Posted by ピエロ at 2012年10月23日 14:25
僕は、見捨てて逃げた人が、服部より体格の良い男や武術の心得のある人や刑事なら、確かに酷い。
だけど、見捨てて逃げた人は、老人と女達。明らかに服部より力の無い人達。
(自分より弱い人達に何が出来る!!)
(自分より弱い人を殺すことは、あの不良二人と同類)
と思いました。

Posted by NT at 2012年10月23日 18:20
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

Re:MORIさん

『湘南アイデンティティ』とドラマ版違うなぁ……と疑問だったんですが、確かにあらすじを伺うと『殺人列車への招待』の方がドラマ版に合致してますよね。

Re:ピエロさん

なるほど、発端となった事件については実在の事件を基にしている可能性もあるのか。

安達祐美さん、江ノ電での回想シーンをご自身で出演されていましたね。

Re:NTさん

確かに、服部は復讐の対象を誤ってますよね。
2人の犯人が喜ぶだけの気がします。


視聴後、2日経過しました。
今、振り返ってみると幾つか疑問が。
もっとも、スピーディーな展開は良かったかな。
シリーズ次作も期待です!!
Posted by 俺 at 2012年10月25日 00:11
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