2012年10月27日

第5回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作決まる!!受賞作は高林さわ先生『バイリンガル』に!!

第5回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」が決定しました!!

応募総数89作品の頂点に立った受賞作は次の作品でした。

高林さわ先生『バイリンガル』

受賞おめでとうございます!!

新人賞を受賞した高林先生は1945年生まれの67歳とのこと。
1981年には高林左和名義で『ワバッシュ河の朝』で「小説現代新人賞」を受賞されています。

受賞した作品の内容(あらすじ)は―――

・『バイリンガル』

アメリカ人の夫と離婚した永島聡子は、日本に帰国し、予備校の講師をしながら一人息子を育てた。
ある日、沢田仁奈という女性が聡子のもとを訪ね、自分の両親が亡くなるきっかけとなった、30年前にインディアナ州ラフィエットで起きた誘拐殺人事件の内容を話して欲しいと頼む。
仁奈には親切にしなければと思いつつも、乗り気になれずにいた聡子だが、仁奈の日本での生い立ちや生活を聞き、事件の全貌を語り出す。
(公式HPより)


『バイリンガル』は原稿用紙614枚の大作。
高林先生の2年間における米国留学の体験を交え、その研究テーマでもあった言語障害「構音障害」を謎解きの鍵に盛り込んであるとのことです。

受賞作は2013年5月に光文社より出版予定とのこと。
要注目です!!

◆関連過去記事

【これまでの受賞作関連ネタバレ書評(レビュー)記事】
・第1回優秀賞
「少女たちの羅針盤」(水生大海著、原書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

・第3回受賞作
「檻の中の少女」(一田和樹著、原書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

・第4回受賞作
『誰がための刃 レゾンデートル』(知念実希人著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【選考経過等】
第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作決まる!!

第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受付開始!!

第3回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」受賞作決まる!!

第3回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」2次選考通過作品発表!!

「福山ミステリー文学新人賞」一般選考委員を募集中!!

「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」第1回優秀作「少女たちの羅針盤」映画化決定!!

その他の詳細は「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」公式HPからどうぞ(外部サイトに繋がります)。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/fukumys/aip.html

2011年10月17日発売「変若水」です!!
変若水





「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」第1回受賞作品「玻璃の家」です!!
玻璃の家





「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」第1回優秀作品「少女たちの羅針盤」です!!
少女たちの羅針盤





「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」第2回受賞作品「伽羅の橋」です!!
伽羅の橋



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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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