2012年12月04日

月曜ゴールデン「走れ!プラチナワゴン〜歌手・美波丈太郎の事件簿〜招かれた町で殺人ステージ!?その歌声は…18年前の母の死の謎…娘よ!許してほしい!父の涙」(12月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「走れ!プラチナワゴン〜歌手・美波丈太郎の事件簿〜招かれた町で殺人ステージ!?その歌声は…18年前の母の死の謎…娘よ!許してほしい!父の涙」(12月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

美波丈太朗(里見浩太朗)は、大手レコード会社、プラチナレコードの会長で、現役の歌手でもある。50年のキャリアのなかで、持ち歌はたった3曲だが、今もヒット曲を出したいという情熱は衰えていない。息子で会社の社長、総一朗(宅麻伸)に自分の新曲発売とコンサートを提案するが、あっさり否定され落胆する。
そこへ思わぬ人物が現われた。アメリカに嫁いでいた丈太朗の娘、神木七海(中越典子)と孫の亜弥(熊田胡々)である。七海はハーバード大学でMBAを取得し、相談もなく現地の男性と結婚していたが、離婚して帰国したのだ。勝手に居候を目論む七海に、総一朗は丈太朗のプロモーションを命じる。
七海は早速アイデアを出し、京都の仲間たちが営業用の車、プラチナワゴンを作ってくれた。
最初の仕事は、丈太朗のかつての付き人安藤幸子(水野久美)に頼まれたイベントへの出演だ。丈太朗、七海、亜弥はワゴンに乗って兵庫県の西脇市へ向かう。
現地で音楽プロモーター、土井源太(堀内正美)がイベントの演出を担当していることを知って丈太朗は驚く。土井には黒い噂があり、業界を干された過去があったからだ。横柄な態度で指示を出す土井に、助手の倉科悟(山口馬木也)が仕えている。
土井が幸子の孫、希美(高橋あゆみ)を歌手として売り出すと知り、丈太朗はさらに驚いた。幸子の娘、直子(永田沙紀)が歌手を志していた18年前、土井にもてあそばれた挙句、まだ赤ん坊の希美を残して自殺していたのである。幸子は不安そうな表情を見せる。
そうした不安のさなか、翌日、土井の妻、康江(芦川よしみ)の他殺死体が発見された。地元の警察署長、相馬一彦(近藤芳正)は、前日、土井夫婦とトラブルを起こしていた七海を犯人ではないかと疑う。
七海は丈太朗を巻き込んで真犯人探しに乗り出した。すると、康江の実家のある姫路で土井が多額の借金を抱えていることと、康江とは離婚間近だったことが判明。その事実を丈太朗と七海が土井に突きつけた直後、第二の殺人事件が起こるのだが・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

土井の妻・康江が殺害された。
康江が土井の携帯電話からの着信で呼び出されたことが明らかになり、容疑が土井にかかる。

矢先、当の土井も殺害されてしまうことに。
土井殺害時には、倉科を含むスタッフ全員にリハーサルを行っていたとのアリバイがあった。
結果、唯一アリバイの存在しない希美に容疑がかかることに。

だが、これを聞いた幸子は「それだけはあり得ない」と主張。
何故なら、土井を名乗る人物から月々5万円の養育費が支払われており、この事実を希美も知っていたのだ。
確かに、土井と直子は当時、交際していた。
希美は土井が父親ではないかと考えていた。
そんな希美が土井を殺害したとは考えにくい。

丈太郎は希美の無実を証明すべく、真犯人を捜そうと考え込む。
そして、驚くほどあっさりと想像だけで犯人を突き止めてしまう(放送時間にして2分)。

犯人は倉科であった。

倉科は土井と同型の携帯を所持しており、土井に気付かれないうちにすり替えた。
その後、土井の携帯で康江を呼び出しこれを殺害すると、隙を見て携帯を元に戻したのだ。

土井殺害のトリックはこうだ。
倉科はリハーサル中に袖に消えていた。
確認出来たのは倉科の声だけだ。
声だけなら別の場所からでも、装置を使って運ぶことが出来る。

リハーサル中に倉科が土井を殺害していたのだ。

直子は土井の娘ではなく、倉科の娘であった。
倉科も過去に歌手を目指しており、当時は佐久間信也を名乗っていた。
佐久間は土井のもとで歌手になろうと努力していた。
そのうちに、土井との関係に悩む直子と関係を持ち、希美が生まれた。

ところが、直子は謎の死を遂げてしまった。
それから18年間、倉科は直子の死について悩み続けた。
自分との間の子供・希美を遺して直子が死ぬだろうか……。

ところが、最近になってある事実に気付く。
康江の指に嵌められた指輪、それは倉科が直子に贈った物だったのだ。
直子の死に土井と康江が関与していると考えた倉科は、康江を呼び出し真相を聞き出した。

土井に捨てられた直子。
さらに、土井から自身を否定されたことで、その目の前で自殺してしまったのだ。

真相を知った倉科は康江と土井に復讐したのであった。

希美に真相を伝えるワケにはいかない。
丈太郎は「希美の実父は若い頃に既に亡くなっている」と嘘を吐く。
これを受けて希美は父母の夢を継ぎ、歌手の道を進むのであった。

事件を解決した丈太郎は次なる土地を求め、旅を続けるのであった―――エンド。

<感想>

新シリーズ「歌手・美波丈太郎の事件簿」第1弾です。
里見浩太朗さん主演で月曜ゴールデンと言えば「萬屋長兵衛の隅田川事件ファイル」シリーズを思い出します。
続編は無いのでしょうか?

月曜ゴールデン「萬屋長兵衛の隅田川事件ファイル2〜浅草で振袖さんが殺された事件の裏に交錯された欲望と絆を萬屋長兵衛が事件の真相に迫る」(2月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマの感想から。

古き良き2時間サスペンスっぽいテイストでしたね。
いや、むしろ現代版「水戸黄門」か。
印籠の代わりに若手アイドルのサイン色紙が用いられたのは秀逸でした。
これはこれでアリでしょう。

でも、大きな疑問が2つ。

まず、土井の携帯すり替えは無理がある。
業界関係者である土井や倉科に他者から着信が一切ないとは考えにくい。
それと、業務上発信する必要も多々出て来ると思うんだよなぁ。
実際、倉科は土井を呼び出しに自宅まで訪れたりしているし、電話をかける場面もある筈。
にも関わらず、すり替えの間は一切、着信も発信も出来ないワケでしょ。
特に倉科はともかく、土井が持っている倉科の携帯に一度でも着信があり土井が出るとアウト。
これなら、同機種の別携帯を用意していたの方がアリでしょう。

次に、何故、直子が自殺したのかが分からない……。
いや、分からないと言うか納得できない。

倉科が悩んでいたように、希美を遺して直子が死ななければならない理由が腑に落ちない。
倉科との間に子供を設けていたんだから、土井と別れたら倉科を選んでは駄目だったのか?
そもそも、死を決意するほど土井に一途なら、なんで倉科との間に子供を作ったの?
なんで?

土井にも倉科にも、もちろん希美にも酷い話だと思うけどなぁ……。
土井が酷いのは事実だが、直子もそれなりの原因のような気がしないでもない。
あれだったら、通常通り「土井たちに殺された」展開の方が良かったような……。

う〜〜〜ん、全体的には気軽に視られる作品だと思うので、続編はあっても良いかなとは思う。
ただ、どうしても視たいほどの作品でも無いかなぁ。

<キャスト>

美波丈太朗(みなみじょうたろう):里見浩太朗

神木七海(かみきななみ):中越典子

相馬一彦(そうまかずひこ):近藤芳正

倉科 悟(くらしなさとる):山口馬木也
土井源太(どいげんた):堀内正美

西脇市長(にしわきしちょう):中西良太
土井康江(どいやすえ):芦川よしみ
佐々木まる(ささきまる):木村有里
篠田春雄(しのだはるお):小沢 象

神木亜弥(かみきあや):熊田胡々
安藤希美(あんどうのぞみ):高橋あゆみ
川田仁史(かわだひとし):金山一彦
藤原辰造(ふじわらたつぞう):片岡弘鳳

安藤幸子(あんどうさちこ):水野久美

南 総一朗(みなみそういちろう):宅麻 伸 ほか
(公式HPより、敬称略)


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