2012年12月25日

月曜ゴールデン「警視庁機動捜査隊216V 命の値段 知らされなかった誘拐事件が生んだ最悪の偶然!?命か金か?選択を迫られた家族の運命と犯人を繋ぐ社会の暗闇!」(12月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「警視庁機動捜査隊216V 命の値段 知らされなかった誘拐事件が生んだ最悪の偶然!?命か金か?選択を迫られた家族の運命と犯人を繋ぐ社会の暗闇!」(12月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

機動捜査隊とは日頃覆面パトカーで受け持ち地区を巡行し、犯罪が起こった場合に真っ先に駆けつけ初動捜査にあたる執行部隊である。犯人との遭遇率が高いため、常に拳銃の携帯を義務付けられた危険な任務だ。沢村舞子(沢口靖子)はそんな危険な任務を担う機動捜査隊、通称=機捜の一部隊、警視庁第二機動捜査隊に所属する警部補で、部下の金子(赤井英和)、富田(松尾諭)、佐藤(斉藤祥太)らと班を組み日々任務に当たっている。
ある日いつものようにペアを組んでいる金子と管轄内のパトロールに出動した舞子は、管内のとある倉庫裏で中年男性の遺体が発見されたとの無線連絡を受け現場へと急行する。倉庫の管理人に発見されたという遺体は、何者かに扼殺されており財布などの金品、身元のわかる所持品などは所持していなかった。舞子たちは早速、近隣の捜索を実施。現場付近の路上で発見したバックチャームと被害者の死亡時刻帯に倉庫の方から若いカップルが歩いてきたとの目撃情報を所轄の専従捜査班に託し、現場を後にする。
再び管内のパトロールを始めた舞子と金子は、通りかかった路上でボストンバッグを抱えた男が背後から近付いてきたバイクの男にバッグをひったくられるのを偶然目撃。すぐにバイクの追跡を開始した舞子たちは追い詰めた男に警棒で一撃食らわせて男の手からバックを落とすのだが、肝心のひったくり男は捕まえ損ねて逃がしてしまう。と、そんな舞子たちの前に何故か捜査一課特殊犯捜査係の神保(小木茂光)らが姿を現す。舞子たちは神保から男が持っていたバックの中身は誘拐事件の身代金で、自分たちが取り逃がした男はただのひったくり犯ではなく誘拐犯の一味だと知らされる。舞子たちは神保から自分たちの行為が誘拐事件の捜査の邪魔をしたと激しく叱責されてしまう。誘拐されたのは城島重機という国内有数の建築機材メーカーの社長・城島剛三(寺田農)のたった一人の孫で、誘拐犯からは1億円の身代金を要求されていた。朝一に倉庫で発見された他殺体の捜査会議に顔を出した舞子は、殺された男の身元が城島重機に勤めていた元社員だと知り、誘拐事件との関連を疑うのだが・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

城島重機の社長である城島剛三の孫・翔太が何者かに誘拐された。
身代金受け渡しに偶然、関わり合ってしまった舞子たちは独自に捜査を開始する。

土居の情報により、城島重機の派遣切りが問題化しているらしいことが判明。

さらに、誘拐犯グループの1人と思われる木村貢が死体で発見。
死体の傍にはネクタイピンが落ちていた。

さらにさらに、同じく誘拐犯グループの1人と思われる長谷川も死体で発見される。
こちらは自殺と判明。

では、木村を殺害したのは誰なのか?
犯人グループの仲間割れなのか?

携帯電話の電話帳リストから木村がA、長谷川がBと呼ばれていたことが分かる。
他にもCとZの存在が確認された。
ここから、舞子は誘拐犯グループが4人組であり、Zがリーダーであると狙いを定める。

同じ頃、城島家に2度目の身代金受け渡しの命令が届く。
今度は城島剛三が直接、身代金を届けることに。

そんな中、舞子は死体発見現場に置かれた弁当の入手先から、弁当店従業員・吉崎道子を突き止める。
道子の息子・雅彦は吉崎金属の経営者だったが、城島重機に下請けとして酷使された挙句、自殺してしまったそうだ。
道子も犯人グループの1人に違いない。
雅彦の自殺場所へと向かう舞子たち。

その頃、城島剛三が身代金受け渡しの現場に到着。
其処は雅彦の自殺現場であった。
道子は剛三に翔太を助けたければ、飛び降り自殺するよう要求する。

舞子たちが駆け付けるが、道子は要求を翻さない。

しかし、剛三は恐怖から飛び降りることが出来ない。
遂には「翔太ぁ〜〜〜許してくれぇ」と涙ながらに諦めてしまう。

舞子は雅彦が道子に宛てた手紙を渡す。
これを目にした道子は改心、翔太は無事に保護される。

道子はCであった。
つまり、リーダーであるZは別に居るのだ。

Zが健在であるとの報を受けた神保は、剛三の秘書である根本公彦を疑うが……。
根本は「新世紀重工」にヘッドハンティングされただけで、誘拐事件とは関係なかった。

ここで舞子は城島篤志のカフスボタンに注目。
そのカフスボタンは、木村の死体傍で発見されたネクタイピンとセットであった。

篤志こそがZだったのだ。

篤志は先物取引で損失を出していた。
娘婿である篤志にとって、この失敗は破滅を意味していた。
そこで、穴埋めの為に息子の誘拐を計画したのだ。

篤志は木村を共犯にし、木村が長谷川と道子を仲間に加えた。

当初の予定では、警察へは通報しない筈であった。
ところが、想定よりも早く通報されてしまった。

これを知った木村が自首すると主張。
篤志は木村を殺害する。

今度は長谷川相手に受け渡しの計画を練るが、これも失敗。
長谷川は自殺してしまう。

さらに、道子が恨みから暴走してしまった。

これが事件の真相であった。

事件は解決、今日も舞子は街を駆け巡る―――エンド。

<感想>

「警視庁機動捜査隊216」シリーズ第3弾です。
前作は2011年10月31日に放送されているので、実に1年2ヶ月ぶりのシリーズ続編となります。
シリーズ前作については過去記事でネタバレ批評(レビュー)ありますね。

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月曜ゴールデン 警視庁機動捜査隊216〜長い夜「眠らない街で交差する二つの殺人…エリート女性がなぜ売春を?大都会に潜む心の闇に機捜が迫る!リミットは24時間!?」(7月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ版感想を。

う〜〜〜ん、前回に引き続き微妙。
タイムリミットがあるにも関わらず緊迫感があまり感じられなかったなぁ……。
それと、展開が急過ぎて……。
内容もあまり無いし……ネタバレあらすじがすべてを表現しているなぁ。

ある意味、透明感のあるドラマと言えなくもない。
それくらい淡泊。

キャストについては熱演されていただけにもったいない気がする。
下記のキャスト一覧からも分かるように、キャラクターについて細かく設定していると思われるだけに、もっとそれが窺えるシーンがあっても良かったかも。

<キャスト>

沢村舞子(39歳/警視庁第二機動捜査隊警部補):沢口靖子

金子洋平(50歳/警視庁第二機動捜査隊巡査部長):赤井英和

吉崎道子(55歳/弁当店店員):岡本 麗

富田康介(35歳/警視庁第二機動捜査隊巡査長):松尾 諭
佐藤 守(27歳/警視庁第二機動捜査隊巡査):斉藤祥太

城島篤志(42歳/城島重機専務):萬 雅之
根本公彦(31歳/城島重機社長秘書):本宮泰風
長谷川 徹(38歳/元派遣工):志村東吾
笹原晃一(22歳/無職の青年):小柳 心
吉村留美(20歳/笹原の恋人):紗綾
田丸光男(施盤工):おかやはじめ
木村 貢(50歳/元城島重機資材課):市川 勇

島崎 昇(54歳/警視庁第二機動捜査隊警部):梅沢富美男

神保直人(45歳/捜査一課特殊犯係長・警部):小木茂光

城島剛三(65歳/城島重機社長):寺田 農

土居健作(44歳/東亜新聞社会部記者):西村雅彦 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


機動捜査隊と言えばこちらも。
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