・シャーロッキアン必携!!グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険 全巻ブルーレイBOX」発売!!さらに『別冊映画秘宝シャーロック・ホームズ映像読本』も!!
これをご覧頂いても分かるように今は時ならぬ「ホームズ」ブームと言えそうですが、そんな流れを更に加速させるような出来事が!!
なんと、シャーロック・ホームズの若かりし日を映像化した映画「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」がリメイクされるそうです。
「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」はバリー・レビンソン監督による1985年の作品。
あらすじはこちら。
あらすじは完全にネタバレです。
結末に触れているので注意!!
<あらすじ>
1870年、クリスマスを控えたロンドン。町の名士ボブスター(パトリック・ニューエル)が奇怪な死をとげた。事件は自殺として片づけられた。
雪の降る中、1人の少年が名門校の寄宿舎に転校して来た。
田舎からやって来たその少年ジョージ・H・ワトソン(アラン・コックス)は、早速、隣のベッドの少年、シャーロツク・ホームズ(ニコラス・ロウ)と意気投合。
シャーロックは天才的な推理力を持っており、校内の人気者だ。
クラスメートで彼に敵意を示すダドリー(アール.ローデス)の挑戦を受けて推理ゲームに挑み、見事に勝利を収め、拍手喝采を受ける。
シャーロックには美しいガールフレンド、エリザベス(ソフィー・ワード)がいた。
男子校に彼女がいるのは現役引退したワックスフラッター教授(ナイジェル・ストック)の姪だからだ。
ワックスフラッター教授が引退後も校内で研究し続けられるのは、若いレイス教授(アンソニー・ヒギンズ)の後押しのおかげだった。
ダドリーの陰謀で学校を追われることになったシャーロックが、ワトソンの見送りを受けている矢先、ワックスフラッター教授が不審な死を遂げる。
これを目撃したシャーロックとワトソンが駆けつけると、教授は謎の言葉「ELL TAR」を残し息をひきとった。
ワトソンは、現場から立ち去ったマント姿の人物が落とした吹き矢を拾う。
警察はこの事件を自殺として片づけたが、シャーロックは、この数日間に同様の事件が起きていることをつきとめた。
やがて、この吹き矢を頼りに調査を進めたシャーロックとワトソン、エリザベスは、その矢が、エジプトの死神オシリスを信仰する「ラメ・タップ」という熱狂的な信仰グループが暗殺に使うもので、矢の先に幻覚剤が塗られていることがわかった。
さらに、信者の衣服にパラフィンが使われていることから下町のパラフィン工場に侵入した3人は、工場の地下に奇怪なピラミッドを発見する。
そこで「ラメ・タップ」の生賛の儀式を目撃、発見され、毒矢に襲われた。
幻覚に苦しめられながらもなんとか難をのがれた3人は、1枚の絵から、教授の友人クラグヴィッチ(フレディー・ジョーンズ)の存在を知り訪ねて事情を聞いた。
彼によれば、「ラメ・タップ」のリーダー、「エル・タール」なる人物が、かつてエジプトでホテルを経営しようとした教授、ボスター、クレイグヴィッチらに復讐を誓い実行しているというのだ。
そのホテル経営計画が村人虐殺のきっかけを作ったからだ。
そんな頃エリザベスの身に危険が迫っていた。
学校の家政婦ドリブ夫人(スーザン・フリートウッド)がエリザベスを誘拐する。
ドリブはレイス教授とは兄妹で、レイスこそ、エル・タールだったのだ。
ピラミッドでエリザベスを生賛にしようとするレイス。
寸前でピラミッドを破壊するシャーロックとワトソン。
レイスはエリザベスを連れて町へと去った。
ワックスフラッター教授が作った飛行機で追いかけるシャーロック。
やっとエリザベスを救出するがレイスの放った銃弾でエリザベスが死んでしまう。
怒ったシャーロックとレイスの激闘が続き遂にレイスは氷の割れ目に落ち水中へと沈んでいった。
数日後学校を去るシャーロックをワトソンが見送った。
その頃、ある宿で1人の男が宿帳に「モリアーティ」と署名する。
なんとレイスだった…。
(goo公式HPより)
つまり、すべてはシャーロック同様に若き日のモリアーティ教授の仕業だったワケですね。
ある意味、前哨戦的な物語でした。
このリメイクとなれば期待大。
ちなみに現代版「シャーロック・ホームズ」として高い評価を受けている「SHERLOCK」。
そのシーズン3ですが、本国英国では2013年暮れからの放送が予定とのこと。
つまり、日本での放送はそれより後となりますね。
ファンはやきもきしそうです。
・【海外ドラマ】『SHERLOCK(シャーロック)』シーズン3について、少しだけ情報が明かされる!!
一方、米国でも現代版シャーロック・ホームズを描いた「Elementary(エレメンタリー)」の存在が。
こちら、ワトソンが女性です。
こちらも注目です!!
・ワトソンが女性に!?米国版「シャーロック・ホームズ」こと「Elementary」が斬新な新設定を採用!!
◆関連過去記事
・「シャーロッキアン!」(池田邦彦著、双葉社刊「漫画アクション」連載)まとめ
・現代に甦るシャーロック・ホームズ譚!!ドラマ「Sherlock(シャーロック)」が流行する!?
・北原尚彦先生、『SHERLOCK(シャーロック)』のパスティーシュ小説を手掛けられる!!
・シャーロッキアン必携!!グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険 全巻ブルーレイBOX」発売!!さらに『別冊映画秘宝シャーロック・ホームズ映像読本』も!!
【関連する記事】
- 【2016年】映画「シャーロック・ホームズ3」が年内撮影開始予定!?
- 【噂】『氷菓(古典部シリーズ)』実写映画化が進行中!?撮影情報が次々と……!!
- 東野圭吾先生『疾風ロンド』(実業之日本社刊)が映画化とのこと!!
- 「ハルチカシリーズ」が実写映画化確定!!「古典部シリーズ」についても実写映画化が..
- 【噂】米澤穂信先生『氷菓(古典部シリーズ)』と初野晴先生『ハルチカシリーズ』に実..
- 湊かなえ先生『少女』(早川書房、双葉社刊)が実写映画化とのこと!!
- 歌野晶午先生『さらわれたい女』がフランスで映画化!?
- 東野圭吾先生『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が中国にて映画化とのこと!!
- 【2017年】黒川博行先生『破門』(角川書店刊)が映画化とのこと!!
- 前川裕先生『クリーピー』(光文社刊)が映画化とのこと!!
- サラ・ウォーターズ『荊の城』(東京創元社刊)が韓国にて映画化とのこと!!
- オースティン・ライト『ミステリ原稿(原題:Tony and Susan)』(早川..
- 映画にもなったチャック・パラニューク『ファイト・クラブ』が2015年復刊!!さら..
- 横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ド..
- 「ロング・グッドバイ」はマーロウだけの専売特許じゃないぜ!!「あぶない刑事」最終..
- 最強の女性刑事・雪平夏美、最後の挨拶!?映画「アンフェア the end」201..
- ギリアン・フリン『冥闇』(小学館刊)が映画化とのこと!!
- 映画「失恋殺人」の衝撃再び!!今度の映画は「D坂の殺人事件」だ!!
- 吉田修一先生『怒り』(中央公論新社刊)が映画化とのこと!!
- 井上尚登先生『ホペイロの憂鬱』(東京創元社刊)が映画化決定!!