2012年12月27日

「薔薇十字館殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「薔薇十字館殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

【「薔薇十字館殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

高遠遥一:ご存知「地獄の傀儡師」。当然、犯人じゃないよ!!

白樹紅音:不動高校の教師、呪われし高校伝説に一役買いそうな予感。
毛利御門:薔薇十字館の執事を名乗る男。おそらく雇われただけのキャスト。
ローゼンクロイツ:高遠に挑戦状を送りつけた怪人物。

<1話あらすじ>

某日某所、其処では長閑な光景が繰り広げられていた。
ピエロを囲む子供たち、その手には風船が握られている。
風船はピエロが配ったものだ。

ピエロの掛け声と共に一斉に風船が割れる……と、其処にあったのは色とりどりの薔薇である。
「わぁ〜〜〜っ!!」
子供たちから歓声が上がる……。

場がお開きとなり、子供たちは1人、2人と消えて行く。
残されたのはピエロ自身と少年が1人きり。
ピエロは少年に花弁を渡し、それを菓子に変える。
大喜びした少年は長い箱をピエロに差し出す。

何かを確認するように箱を開けるピエロ。
中には一本の薔薇―――ただし、青い。
人為的ではあるが染料ではなく、自然な色のようだ。

「ほぅ」
感嘆するピエロ、その視線の先には同封された手紙がある。

内容はローゼンクロイツを名乗る人物によるもの。
ピエロを薔薇十字館に招待したいらしい。
もしも、これに応じない場合は異母妹の命を奪うとされていた。

宛名を眺めたピエロの目に怪しい光が宿る。
「地獄の傀儡子」―――ピエロの正体は逃走中の高遠。
その頃には、箱を手渡した少年は既に遠くへと駆けていた……。

数日後、不動高校。
数々の死体と殺人者を生み出したこの高校も、本日に限れば平和と言えた。
多くの犯人をその手で捕えて来た金田一少年とその幼馴染・美雪も今日は実験に勤しんでいる。

実験を監督するのは担当教諭・白樹紅音。
眼鏡をかけた理知的印象を与える何処か影のある美女であった。
内容は薔薇に毛細管現象で染料を吸わせ、2色の薔薇を作る実験である。

実験を終えた金田一。
其処へシューベルト「魔王」の着信メロディが!!
バッグを探れば、見知らぬ携帯電話が見つかる。
慌てて、電話に出た金田一の耳に届いたのは仇敵の声であった。

そして今、金田一と美雪は「薔薇十字館」へと足を運んでいる。
出迎えたのは執事を名乗る毛利御門。
そして―――先に到着していた高遠本人である。

あの日、携帯に出た金田一は高遠の呼び出しに応じ映画館へと向かった。
暗闇の中に居た高遠、彼は自身に送り付けられた挑戦状について金田一に教えると助力を求めて来た。
高遠自身も知らなかった異母妹を守って欲しいと言うのだ。
その代わり、異母妹が無事であったなら、事が終わった後に自首するとの条件付きである。

そんな取引をするまでもない。
金田一は事前に連絡していた剣持と連携し、高遠と思われる男を取り囲む。
ところが、その男は高遠とは似ても似つかぬ老人であった。
手にはスピーカーを抱えさせられている。
老人は「バーガーショップで雇われた」と主張。
さては、高遠のトリックか……剣持はバーガーショップへ急ぐ。

一方、残された金田一に先程の老人が笑いかける。
老人こそ本物の高遠の変装だったのだ。
こうして、悠々と脱出した高遠。
金田一は彼を捕まえるべく条件を呑むこととなった。

再び現在、呉越同舟となっている金田一と高遠。
毛利に案内されながら薔薇のアーチを潜ると、其処に居たのは白樹であった―――2話に続く。

<感想&推理>

新シリーズ「薔薇十字館殺人事件」第1話です。
20周年記念のラストを飾る作品ということで、オープニングは力が入りまくりでしたね。
今回の流れだと白樹紅音が高遠の異母妹になるのかな?
それと、意外だったのは高遠自身は異母妹の存在を知らなかったらしいこと。
ひょっとすると、異母妹ではない可能性もありそうだなぁ……。

でもって、薔薇の色と毛細管現象はトリックに関わって来そうですね。
他にも薔薇の棘に毒が塗られていて触れて殺害とかありそうだなぁ。
少なくとも薔薇のアーチ付近で誰かが物言わぬ死体となって転がりそうな気はする。

それと、高遠が「異母妹が無事ならば自首する」と主張しているので、異母妹は無事では済まなさそうです。
殺されることはなくても、「異母妹が犯人だったので無事とはいえない」パターンや、「そもそも異母妹ではないので約束を守る義理もない」パターンもありそうだ。

もっとも、これ自体がミスリードで「自首はしたけどまた脱獄」パターンもある。
高遠にとっては逮捕が意味を為さないからなぁ……。

さて、前回の時点で幾つか推理を並べてました。

「薔薇十字館殺人事件」は2012年12月26日より「週刊少年マガジン」にて連載開始!!

今回を見る限り、「ローゼンクロイツ」対「高遠」対「金田一」の3竦みっぽいですね。
それと、高遠による「本人」と「異母妹」を演ずる1人2役は消えた。
同様に異母妹による「高遠」と「本人」の1人2役も無さそう。
だいぶ、ホッとしました。
かなり、正攻法のようですね。

でもって、「魔王」はシューベルトの「魔王」で着信メロディでした。
シューベルトといえば「野バラ」も有名。
こちらも「薔薇」ですね……何か関係がありそう?

1話は此処まで。
以上を踏まえつつ、2話に期待!!

【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

ちなみに「香港九龍財宝殺人事件」のドラマ放送も近づいているとのこと。
ドラマ版について詳しくはこちらをどうぞ!!

【速報】現在連載中!!「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」がドラマ化決定!!

【ドラマ】ドラマ版「香港九龍財宝殺人事件」豪華キャスト判明!!

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。
さらに「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」イベントも開催予定。
こちらも注目です!!

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

「金田一少年の事件簿」ファンは鳥取へ向かえ!!「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」が2012年11月3日、4日開催予定!!

◆「薔薇十字館殺人事件」関連過去記事

「薔薇十字館殺人事件」は2012年12月26日より「週刊少年マガジン」にて連載開始!!

「金田一少年の事件簿」20周年記念最終エピソードのタイトル判明、その名も「薔薇十字館殺人事件」!!遂に「あの人」も登場!?

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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