2013年01月08日

「SHERLOCK(シャーロック)」シーズン2 2話「バスカヴィルの犬(ハウンド) The Hounds of Baskerville」ネタバレ批評(レビュー)

「SHERLOCK(シャーロック)」シーズン2 2話「バスカヴィルの犬(ハウンド) The Hounds of Baskerville」ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<ネタバレあらすじ>

事件を求め、イライラも最高潮のシャーロック。
八つ当たりされるジョンは堪ったものではない。

そんな中、ダートムアからヘンリーという依頼人がやってくる。
彼は「赤い眼をし発光する怪物」に悩まされていた。
その正体を突き止めて欲しいらしい。

当初は気のない素振りを見せるシャーロックだが、ヘンリーがふと洩らした「ハウンド」という言葉に過剰に反応。
この依頼を引き受けることに。

ヘンリーは遡ること20年前、7歳のときに父親を亡くしていた。
ヘンリーの父は、ある科学実験の危険性を提唱していたが、周囲からは妄想として全く相手にされていなかった。
その矢先、ヘンリーが現在も悩まされ続けている怪物「ハウンド」に襲われ殺されたらしい。
幼いヘンリー自身が父の死の目撃者であった。

ヘンリーの住むダートムアには政府の科学生物兵器研究施設「バスカヴィル」があり、極秘の実験が行われているという噂が存在していた。
兄・マイクロフトの名前を騙ったシャーロックは施設に潜入する。

だが、早々上手く行く筈がない。
身分が露見しそうになるシャーロックだが、「バスカヴィル」に勤務する研究者の1人であるボブ・フランクランドに救われる。
ボブはシャーロックの高名を知っていた。
さらに、ヘンリーやその父とも知り合いらしく、シャーロックの出馬に驚く様子を見せる。

潜入の結果、「バスカヴィル」にて何らかの実験が行われていることを確信したシャーロック。

矢先、シャーロックとヘンリーは夜の霧の中で、発光する犬の怪物を目撃する。
やはり、怪物は存在したのか?

再度、「バスカヴィル」に赴いたシャーロックとジョン。
施設のPCから「HOUND計画」の存在を知ることに。
それは「幻覚物質により相手の精神を追い詰め、遂には死に至らしめる」驚異的なプログラムであった。

シャーロックは自身とヘンリーが目にした怪物の正体が「HOUND計画」の幻覚であったと推理。
この主謀者がボブ・フランクランドであると結論付ける。

一方、そうとは知らないヘンリーは自身の幻覚に苦しみ、遂に自分が父を殺したと思い込むように。
そこから、自殺しようとしてしまう。

間一髪、現場に駆け付け、ヘンリーを止めたシャーロック。
其処へまたも霧が覆い始める。

幻覚を見た際に、必ず霧があったことに気付いたシャーロックは、霧こそが幻覚物質であると断定する。
そして、遂にヘンリーの父を殺した怪物の正体を明かすのであった。

ヘンリーの父は、ある科学実験の危険性を訴えていた。
その科学実験とは「HOUND計画」だったのだ。
ヘンリーの父は正しかったのである。

だが、だからこそ、計画の障害として殺害されたのである。
つまり、殺害したのは計画の主謀者であるボブだ!!

幼いヘンリーが目にした怪物とは、実験の為に霧を散布し、父を殺害するボブであった。
ボブは散布の為にガスマスクを使用しており、それゆえに赤い眼に見えたのだ。

真相に辿り着いたシャーロック。
其処へ当のボブが現れ、彼らを殺害しようとする。
この霧も、シャーロックたちを惑わせる為に撒かれた物であった。

だが、ジョンの活躍で撃退。
逃げるボブは誤って基地内に敷設された地雷を踏み、爆死するのであった……。

こうして事件は解決し、シャーロックとジョンは帰路につく。

同じ頃、1人の人物がシャーロックへ復讐しようとしていた。
彼こそは、あの“モリアーティ”である!!―――3話「ライヘンバッハ・ヒーロー The Reichenbach Fall」に続く。

<感想>

「現代版シャーロック・ホームズ」こと「SHERLOCK(シャーロック)」。
その「シーズン2」2話のネタバレ批評(レビュー)になります。

上述のネタバレあらすじですが、かなり端折っています。
特にシャーロックがジョンを利用した実験部分などは割愛してます。
あれこそが、ある意味「SHERLOCK(シャーロック)」を象徴するシーンだけに、気になる人は是非、本編をご覧頂きたい。

でもって、3話では遂にモリアーティとの因縁に決着が。
シーズン3制作が決定した本作ですが、それにはモリアーティは登場しないとのことです。
まさに最後の決戦となる3話については、この後0時更新にてネタバレ批評(レビュー)記事をアップしますので、興味のある方はお楽しみに。

「SHERLOCK(シャーロック)」シーズン2 3話(シーズン2最終話)「ライヘンバッハ・ヒーロー The Reichenbach Fall」ネタバレ批評(レビュー)

その他のシーズン3情報はこちら。

【海外ドラマ】『SHERLOCK(シャーロック)』シーズン3について、少しだけ情報が明かされる!!

ちなみに、シーズン1ですがNHKさんにて地上波初放送されることが明らかになっています。

【遂に来た】「SHERLOCK(シャーロック)」NHKにて2013年地上波初放送決定!!

放送されるのは2013年1月16、23、30日の3日間全3話。
放送時間は0時25分から1時55分までの1時間30分。
これは間違いなく朗報と言えるでしょう。

視るべし!!

一方、米国でも現代版シャーロック・ホームズを描いた「Elementary(エレメンタリー)」の存在が。
こちら、ワトスンが女性です。
こちらも注目です!!

ワトスンが女性に!?米国版「シャーロック・ホームズ」こと「Elementary」が斬新な新設定を採用!!

さらに、さらに、NHKさんでシャーロック・ホームズと言えば思い浮かぶのはグラナダ版。
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さらに、さらに、さらに、映画「ヤング・シャーロック」のリメイクも判明しております。

【映画情報】「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」がリメイク決定&「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」ネタバレ批評(レビュー)!!

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加えて、最終回を迎えた「シャーロッキアン!」も連載再開。

「シャーロッキアン!」第28話「カレーの問題」(池田邦彦著、双葉社刊「漫画アクション」連載)ネタバレ批評(レビュー)

2013年は「シャーロック・ホームズ」の年になりそうです!!

◆関連過去記事
「シャーロッキアン!」(池田邦彦著、双葉社刊「漫画アクション」連載)まとめ

現代に甦るシャーロック・ホームズ譚!!ドラマ「Sherlock(シャーロック)」が流行する!?

北原尚彦先生、『SHERLOCK(シャーロック)』のパスティーシュ小説を手掛けられる!!

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posted by 俺 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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