2013年01月12日

ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

今回のあらすじは端折ってます。
ドラマ版の内容は細部を除き、大筋は原作と同じでした。
と言うワケで、詳細なあらすじはこちらをどうぞ!!

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

【「香港九龍財宝殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。

佐木(弟):2代目記録係。
瀧川龍太:ファッションショー「ガーリーモード」の責任者。
佐久間猛:「ガーリーモード」の関係者。
楊蘭(ヤン・ラン):美雪のソックリさん、腹部に「龍の瞳」に関する刺青を入れている。
新力(シン・リー):金田一たちが香港で出会った人物。第二の被害者。
陳永福(チャン・ヨングー):香港のプロモーター。第一の被害者。蝶が苦手。
柳愛碧(リュウ・アイビー):香港のデザイナー。第三の被害者。
李白龍(リー・パイロン):台湾の刑事、毒龍を知っている。
金龍東(キム・ロンドン):ガーリーモード関係者が宿泊するホテルの従業員。

王龍(ワン・ロン):王皇帝と呼ばれた男。故人。
メイジン:ワンの妻。ワンとの間に4人の子供を設けた。
ワンの子供:4人兄妹。リー、瀧川、ロンドン、ヤンのこと。

<あらすじ>

香港で開催されるファッションショーに、失踪したモデルの代役として出演する高校生・美雪(川口春奈)は、幼なじみの金田一(山田涼介)と後輩の佐木(有岡大貴)と共に香港へ向かう。香港で3人が観光していると、突然、美雪が姿を消した。美雪を捜す金田一たちは、美雪が連れ去られた車を追うが、公園で見失ってしまう。その直後、金田一の携帯電話に美雪の映像と「毒龍」という謎のメッセージが届く。そして美雪の誘拐から間もなく、金田一たちは、美雪とそっくりな少女と出会う。彼女は、当初ファッションショーに出演する予定の失踪したヤン・ラン(川口=二役)だった。金田一たちは、ランに事情を説明すると、ランは「美雪は自分と間違えて連れ去られたのかもしれない」と言いだす。
(@nifty tv番組表より)


では、続きから(一部、重複アリ)……

美雪を取り戻す為に、ヤン・ランと共にファッションショーに参加した金田一。
矢先、チャンが謎の服毒死、次いでシンがホテルから少し離れた自室で謎の密室死を遂げる。
さらに、美雪に続きヤンが行方不明になる。
犯人はアイビーだと思われたが……当のアイビーも死体で発見される。
覚悟の自殺なのか?
そして、アイビーの死体の傍には監禁されていた美雪が。

矢先、核爆弾の存在も判明するが、金田一の活躍により辛くも解除することに成功する。

さらに金田一は、事件について推理を述べ、犯人を指摘する。
まず、チャン殺害はチャンの嗜好を利用し花のグラスを選ばせたことによる毒殺。
シン殺害はホテルで殺害後、ワイヤーによるロープウェイでホテルとシンの部屋を結び、死体を移動させたものであった。
当のワイヤーは形状記憶合金となっており、ハンガーとしてホテルに保管されていた。

これらを行った人物として、解放された美雪を指さす金田一。
そして、発した言葉は!!

「犯人はお前だラン!!」

そう、解放された美雪はランだったのだ。
アイビーを殺害したランは被害者を偽装したのである。

ランの動機は母の復讐であった。
だが、シンとチャンに対しては仇と言えたが、アイビーに関しては異なっていた。
これを教えられたランは深く後悔することに。

ランが逮捕され、本物の美雪も救出された。
金田一は美雪との距離を縮めようとするが、上手く行かないのであった。
もう暫くの間、微妙な関係が続きそうである―――エンド。

<感想>

上にもある通り、大筋は原作通りでしたね。
異なる点は原作の捕捉が加えられていた点、原作の矛盾が解消されていた点か。
例えば、シン殺害のテグスの貼り方がラジコンヘリを用いていたことや、アイビーの事情なども捕捉されていました。
かなり良かったように思います。

ドラマ版と原作を比較されたい方は下記過去記事をどうぞ!!

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

そんな中、危惧されていた「空飛ぶシン」と「変形するワイヤー」ですが、これもなかなか良かったです。
「香港九龍財宝殺人事件」は映像化した方が映える作品だったようですね。

原作を読んだ際に抱いた疑問の幾つかは残された形になりましたが、基本、原作よりも改善されていたように思います。

一方、本誌では20周年シリーズ最終作である「薔薇十字館殺人事件」が連載中。
管理人も推理に挑戦中です。

【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。
さらに「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」イベントも開催予定。
こちらも注目です!!

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

「金田一少年の事件簿」ファンは鳥取へ向かえ!!「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」が2012年11月3日、4日開催予定!!

◆「薔薇十字館殺人事件」関連過去記事
「薔薇十字館殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「薔薇十字館殺人事件」は2012年12月26日より「週刊少年マガジン」にて連載開始!!

「金田一少年の事件簿」20周年記念最終エピソードのタイトル判明、その名も「薔薇十字館殺人事件」!!遂に「あの人」も登場!?

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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