2013年01月17日

【第1回犯人予想】「薔薇十字館殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第1回犯人予想】「薔薇十字館殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

【「薔薇十字館殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

高遠遥一:ご存知「地獄の傀儡師」。当然、犯人じゃないよ!!

白樹紅音:不動高校の教師、呪われし高校伝説に一役買いそうな予感。
佐久羅京:写真家。
祭沢一心:社長。
冬野八重姫:フラワー・アーティスト。
月読ジゼル:歌人。
小金井睦:薔薇園経営者。第2の被害者に……。
禅田みるく:織物師。
皇翔:第一の被害者。バラバラ死体で発見される。
毛利御門:薔薇十字館の執事を名乗る男。おそらく雇われただけのキャスト。

ローゼンクロイツ:高遠に挑戦状を送りつけた怪人物。

<3話あらすじ>

・前回まではこちら。
【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

楽しい(?)夕食の雰囲気も一変、死体を発見した一同。
しかも、バラバラ死体である。
犯人の除く全員に戦慄が走る。
中には、狙われる心当たりのある者もいるようだが……。

そんな中、バラバラ死体の被害者が「皇翔」と判明。
どうやら、“あの事件”に関連しているらしい。

問題は誰が皇を殺害したか、だ。
死体には防腐処理が施されていた。
当然、特別な薬品が必要となる。

だが、関係者たちの中で特に不可能と言える人物は存在しなかった。
もちろん、防腐処理を施してある以上、以前に殺された物でありアリバイも判然としない。
そちらのアプローチも不可能だ。

そうなると、此処で疑われるべきは料理を用意した毛利である。
だが、毛利は覚えがないと主張する。
毛利が確認した際には確かにローストチキンだったらしい。

これを聞いた金田一は、運び込んだ際の配膳用エレベーターに仕掛けがあったと指摘。
上階で料理を乗せて、下へと送り出した毛利。
其処にトリックが仕組まれていたのだ。

上階と下の階では配膳用エレベーターが開く扉の向きが違う。
例えば、上階は手前、下の階は奥である。

この手前と奥の間に仕切りを作ることで、上階で乗せた料理が下では壁の奥で見えなくなる。
逆に、上階で壁の奥にあり見えなかった物が下の階では手前になるのだ。

つまり、上階で毛利がローストチキンを乗せた奥には、仕切り越しに皇のバラバラ死体が乗っていた。
下の階で毛利が下ろした物はそのバラバラ死体であり、仕切りの奥には見えないがローストチキンが乗っているとの寸法だ。

あまりに人を喰ったトリックだ。
平然としているのは、高遠ぐらいのものである。

これに恐慌状態をきたした小金井は館からの脱出を決意。
支持するメンバーと共に外へと向かう。

ところが、出入り口であるアーチは何時の間にか薔薇の棘で埋め尽くされていた。
これでは薔薇の棘が刺さり、脱出は難しいだろう。
刃物類も館内には置かれていないようである。

苛立った小金井は単身、椅子を手に薔薇を押しのけようとするが……。
途端に硬直し、血反吐と共に薔薇の中へと倒れ込んでしまう。

この様子を冷静に眺める高遠は「小金井が絶命した」と宣言。
薔薇の棘に毒が塗られていたと推理する。
当然、館を囲む薔薇すべてに毒が塗られている可能性がある。

こうして、薔薇十字館は陸の孤島となってしまった。

恐怖に怯える面々。
そんな中で1人、白樹は高遠に興味を抱いている様子。
白樹の手には十字の痣があった―――4話に続く。

<感想&推理>

新シリーズ「薔薇十字館殺人事件」第3話です。
20周年記念のラストを飾る作品ということで、今回も力が入りまくり、遂に陸の孤島となりました。
なんといっても雰囲気がいいですね、やっぱり「館モノ」は偉大です!!

皇に続き、小金井も死亡。被害者が2人に。
金田一、美雪も含め残るは10人となってしまいました。

では、今回の気になる点を。
白樹さんの手の痣は「どう考えてもローゼンクロイツではない」ことを証明しますね。
あれで「ローゼンクロイツ」を名乗れば、捕まえてくれと言わんばかりです。
それにしても、学校で金田一が気付いていないところをみると、普段はドーランなどで隠しているのかな。

そして、小金井の死亡。
予想通りアーチ付近での犯行が。

でも、あれ本当に死亡しているのですかね。
棘の毒の所為で誰も近づけないから、実際の生死は確認出来ていないような……。
死んだふりで、容疑圏外に逃げた可能性もありそう。
ただし、高遠さんが「死亡した」と判断しているので信憑性は高い筈。
高遠さんの見識だけが死亡を保障しているとの点をどう理解するかにもよるか。
もしも、死亡が事実だとしても、アーチの薔薇が原因ではない可能性もある。

それはそれとして、小金井の死に関連して館内に刃物がないことが判明。
ローストチキン食べられないじゃん……では無く、今後のバラバラ殺人や刺殺は起こらなさそうです。
毒殺がメインになりそうな予感。
だとすると、アリバイ工作が意味を為さなくなりかねないなぁ……。

そして一番気にかかるのは、ローゼンクロイツがどうやってアーチに薔薇を絡ませたか。
2話での全員が自身の部屋に入った隙を突いての行動と思われますが、結構時間かかりそうだけどなぁ。
それと、棘に毒があるワケだから動かすには細心の注意が必要。
当然、道具も必要となるだろう……。

おい、その道具があれば全員館の外へと脱出できるぞ!!
館の中を探せ、そして持ち物検査だ。

仮に、薔薇を動かした後に毒を塗ったとしても、塗った毒が道具と共に残されている筈。
やはり、持ち物検査だ。

それと、金田一的にはまだ外部犯の可能性を検討せねばならないが、読者的には犯人は館の内側から封鎖したことは分かっているので、事後にどうやって逃げ切る気なのか気になる。
逃げる気が無いのかな。

そもそも、本当にアーチの薔薇に毒が塗られているのかなぁ……。
どうにも疑問だ。

仮に小金井の死が毒によるものとしても、アーチの薔薇の毒とは限らないワケだし。
他の服毒経路も検討すべきでは?

いろいろ気になるなぁ……。
でも、これだけ考えられるのは「薔薇十字館殺人事件」が面白い証拠ですね。

では、此処で第1回犯人予想。
まず、生き残った10人のうち、金田一、美雪、高遠はない。
次いで、今回の痣の件で白樹も消えた。

残りは6人。
ここからが絞り込めない。

なので、今回は小金井犯人説を主張しておきます。
つまり、アーチの薔薇には毒が無く、小金井は見事な演技による死亡のふり。
高遠はそれを見抜きつつも、相手の意図を知りたくて放置していた。
この後、容疑圏外になった小金井が犯行を続けるとの説。

ちなみに、当たってたら褒めて欲しいけど、外れててもソッとしておいてね。

3話は此処まで。
以上を踏まえつつ、4話に期待!!

ちなみに「香港九龍財宝殺人事件」が2013年1月12日土曜日にドラマ放送されました。
ドラマ版について詳しくはこちらをどうぞ!!

ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。
さらに「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」イベントも開催予定。
こちらも注目です!!

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

「金田一少年の事件簿」ファンは鳥取へ向かえ!!「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」が2012年11月3日、4日開催予定!!

◆「薔薇十字館殺人事件」関連過去記事
「薔薇十字館殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「薔薇十字館殺人事件」は2012年12月26日より「週刊少年マガジン」にて連載開始!!

「金田一少年の事件簿」20周年記念最終エピソードのタイトル判明、その名も「薔薇十字館殺人事件」!!遂に「あの人」も登場!?

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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