<ネタバレあらすじ>
・前回までのあらすじはこちら。
『ストロベリーナイト―見えない雨―』第2話『姫川玲子』(誉田哲也原作、桑村千宏作画、講談社刊『週刊ヤングマガジン』連載)ネタバレ批評(レビュー)
過去、牧田は人を殺していた。
そして数年前、牧田は川上と出会った。
当時の川上は牧田行きつけのタコライスチェーン店のオーナーであった。
ところが、川上の恋人・留美がとある組の構成員に目を着けられたことで営業妨害を受け行き詰ってしまう。
次第に相手へと殺意を募らせて行く川上。
そんな川上の目を見た牧田は自身と同じく「人殺しの目」であると気付く。
川上を救おうと決めた牧田は、上部組織の若頭である藤元に取成しを依頼し事を収める。
これに感激した川上は牧田の弟分となり、今や右腕とも頼まれる存在になったのだ。
牧田は思う。
消えた柳井もまた、あの日の川上のように救いたい―――と。
一方、玲子の姿は小林充殺害の捜査本部にあった―――4話に続く。
<感想>
2013年1月26日より公開された映画『ストロベリーナイト インビジブルレイン』。
そのコミカライズが本作『ストロベリーナイト―見えない雨―』。
講談社『ヤングマガジン』にて2013年1月28日より連載が開始されました。
・映画版『インビジブルレイン』がコミカライズ決定!!『ストロベリーナイト―見えない雨―』のタイトルにて講談社『ヤングマガジン』1月28日発売号より連載開始!!
此処で注目して頂きたいのは本作が原作『インビジブルレイン』ではなく、映画『ストロベリーナイト』のコミカライズであること。
つまり、オリジナル要素も含めてコミカライズされることになります。
注目です!!
・「インビジブルレイン」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
さて、3話ですがまたも牧田が主人公。
3話までをみるに玲子と牧田交互に主人公が交代しながらストーリーを続けて行く模様。
些か停滞感のある展開ではありますが、キャラクターを深く描くには必要な事です。
ちなみに、今回は後の大きな伏線となる出来事が描かれました。
『インビジブルレイン』をご存知の方ならば、この牧田と川上のエピソードが後にどういった形に繋がるかを知っているだけに……切ない。
4話以降にも期待です!!
一方、原作でも新たな物語『インデックス』が、先日発売された光文社刊『宝石 ザ ミステリー2』に掲載されました。
玲子と井岡が登場し、『ブルーマーダー』の後日談となっています。
・『インデックス』(誉田哲也著、光文社刊『宝石 ザ ミステリー2』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
【『ストロベリーナイト―見えない雨―』関連】
・『ストロベリーナイト―見えない雨―』第1話『牧田勲』(誉田哲也原作、桑村千宏作画、講談社刊『週刊ヤングマガジン』連載)ネタバレ批評(レビュー)
・『ストロベリーナイト―見えない雨―』第2話『姫川玲子』(誉田哲也原作、桑村千宏作画、講談社刊『週刊ヤングマガジン』連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆「誉田哲也」先生関連過去記事
【姫川玲子シリーズ】
・シリーズ1作目「ストロベリーナイト」はこちら。
「ストロベリーナイト」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・シリーズ2作目「ソウルケイジ」はこちら。
「ソウルケイジ」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・シリーズ3作目、短編集「シンメトリー」はこちら。
「シンメトリー」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・シリーズ4作目「インビジブルレイン」はこちら。
「インビジブルレイン」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・シリーズスピンオフ作品「感染遊戯」です。
「感染遊戯」(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『アンダーカヴァー(「宝石 ザ ミステリー」掲載)』(誉田哲也著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『女の敵』(誉田哲也著、宝島社刊『誉田哲也 All Works』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『ブルーマーダー』(誉田哲也著、光文社刊『小説宝石』連載)まとめ
・『インデックス』(誉田哲也著、光文社刊『宝石 ザ ミステリー2』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
【ジウシリーズ】
・『ジウ 1〜3』(誉田哲也著、中央公論新社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【その他】
・『ヒトリシズカ』(誉田哲也著、双葉社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『三十九番』(誉田哲也著、双葉社刊『痛み』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『帰省』(誉田哲也著、小学館刊『東と西 2』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『ドルチェ』(誉田哲也著、新潮社刊)ネタバレ書評
【ドラマ版】
・土曜プレミアム ストロベリーナイト「大ベストセラー小説初ドラマ化!!連続猟奇殺人事件のカギを握る感染死体…真相に迫る孤高の女刑事悲しみの過去と驚愕の結末!!」(11月13日)ネタバレ批評(レビュー)
・連続ドラマ「ストロベリーナイト」(フジテレビ系、2012年)まとめ
・土曜プレミアム「ストロベリーナイト〜アフター・ザ・インビジブルレイン〜女子高生転落死から始まる官僚連続殺人!!携帯に残された暗号、顔無き真犯人?絡まる5つの謎と共に解ける真実とは!?本日公開の映画と連動する衝撃のミステリー(アンダーカヴァー、東京、サイレントマーダー/沈黙怨嗟、左だけ見た場合、プロバブリィギルティ/推定有罪)」(2013年1月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「特別企画 ドルチェ ストロベリーナイトの誉田哲也傑作原作を初映像化!重体の幼児消えた母親…白骨死体その女は聖母?魔女?嘘つく女VS心を読む女、女の壮絶取調室開幕」(10月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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