3月16日(土)には解決編が放送される本作、管理人もようやく公式サイトから視聴出来ました。
というワケで早速、推理に挑戦です!!
ちなみに「この人が犯人だ」的なところまで推理を詰めてます。
正しいか否かは不明ですが、これを読むことで先入観が生じ、推理の楽しみを損なう恐れがあります。
先に推理を固め応募フォームから解答された後に、ご自身の推理と比較して頂くのが本記事の正しい楽しみ方と思われます。
此の点をご了承頂き、先にお進みください。
推理は「あらすじ」と「感想」の後です。
まずは「あらすじ」から。
<あらすじ>
私立探偵【バロン】は、美人ミステリー作家として人気の高い【南野玲果】の「井川賞受賞祝賀パーティー」に出席していた。
受賞した作品『夕闇のマルシェ』に登場する探偵が【バロン】をモデルに描かれたことで、このパーティーに招待されていたのだ。
パーティーを主催した『カクラ出版』は、彼女のお陰で何とか成り立っている弱小出版社。【玲果】に頭の上がらないカクラ出版会長の【加倉井茂】は、所有する「ガラスの宝石」と呼ばれる高価な骨董品を、受賞の記念に【玲果】に贈ることを約束させられていた。
パーティーが進む中、調子に乗って飲みすぎた【バロン】が、用意してもらったホテルの一室にふらふらと入る。そこには変わり果てた【玲果】の姿が!?
その直後、【バロン】は不覚にも飲みすぎから吐き気をもよおし、そのままトイレで気を失ってしまった。しばらくして玲果の夫【良夫】に起こされ目を覚ました【バロン】は、状況から玲果殺害の容疑をかけられてしまう。
しかし【バロン】は、自分が最初に見た現場の光景と目が覚めた後との、いくつもの不可思議な相違に気付く・・・・・・。
(公式HPより)
<感想>
推理の前に、少しだけ感想を。
本作は、割と素直にヒントを捉えても良さそうです。
どちらかと言えば「ミステリーイベント」未経験の方でも楽しめるような問題設定だった印象です。
こういった形でミステリの裾野を広げて行くことは重要だと思うので良かった。
本作を体験して「ミステリーナイト」に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。
そう言えば『Sの紋章』や『Rの刻印』で知られ、本作のトリックを担当されたふじしろやまと先生が「事件編」に登場しスピーチされていましたね。
こういった遊び心も本作の魅力ですね。
<推理>
では、此処から推理です。
上の感想でも述べましたが、本作は素直に情報を解釈すれば、解答に辿り着く筈。
まずは捜査編にて上げられたヒントを抽出し、後ほどそれぞれを解釈して行きます。
1.常温のシェリー酒と汗をかいたグラス。
2.犯行直後に919号室にあったグラスは合計4個。しかし、後に2個に減っている。
3.802号室のグラスは2個。ただし、1個は使用された形跡アリ。
4.携帯に残された遺書は19時38分のもの。
5.遺書の内容、ファンの証言などから玲果にはアルコール依存症の疑いアリ。
6.919号室のドアのラッチボルトから粘着性の物質を検出した。
7.919号室の電話は当初、繋がらなかった。
8.玲果の手には謎の傷が……。
9.その周辺には割れた「ガラスの宝石」が残されていた。
10.割れた「ガラスの宝石」のうち、青のステムからのみ複数の指紋が検出された。
11.バロンに用意された部屋は616号室で突発的なモノ、これに容疑者6人の意志が介在する余地はない。
では、此処からはそれぞれの解釈を。
まず11から「犯人にとってバロンの介入はあくまでイレギュラーな事項であり、これを予期していたものではない」ことは確定。
従って、バロンの見聞きしたことは事実であり、616号室のカードキーで919号室の扉が開いたとの不可解な現象が発生します。
これに6の事実を加えることで「扉が開いたのは、919号室の扉自体に仕掛けが施されていたこと」が明らかになります。
その内容は「粘着性の物質」とあることから「ラッチボルトをテープを貼ることで固定したもの」と考えられます。
これにより、「ラッチボルトがテープで固定された」後は「常に919号室は扉の鍵が開いたままだった」ことも分かります。
では、犯人はどうしてこんなことをしなければならなかったのか?
それは、「もう1度、919号室に戻って来る必要があり、その際に施錠されていては困るから」と思われます。
ここから、「犯人は玲果が919号室に在室中に部屋を訪れ、扉に仕掛けを施して後に再度訪れた」ということが分かります。
そして、1からグラスが汗をかいたということは「氷の使用」が疑われます。
当然、氷の中に毒を封じ込めることで溶け出すまでの時間が稼ぐことができる。
つまり、これが犯人の仕掛けたアリバイトリックとなりますね。
でもって、2と3の事実から。
犯人は802号室のグラス2つ(玲果と犯人のもの)に毒入り氷を仕掛けて、919号室に運び込んだことが分かります。
そして、玲果が口にしたグラスを919号室のグラスとすり替え、自身が使用したグラスと共に802号室に持ち帰ったと推察されます(802号室のグラスが1つ使用済みなのはこの為)。
5より、玲果はアルコール依存症。
おそらく消えたメッセージカードには「シェリー酒」の存在を示唆する文言が記載されており、それに釣られて919号室に戻ったものと思われる。
犯人としては、先に802号室に向かい、後にシェリー酒持参で玲果が待つ919号室へ。
氷のトリックがあるので、玲果を1人残して部屋を出ることでアリバイを作ったと思われる。
この際、ラッチボルトに工作。
さらに7の事実から、玲果が助けを呼べないように電話に工作。
さらにさらに4の事実から、玲果の携帯を盗み出した。
もちろん、玲果が死亡したと思われる時刻に犯人の手で携帯に遺書を残す為である。
一方、部屋に残された玲果は氷の中の毒が溶け出し死亡。
本来ならば、この後に犯人が現場に戻り工作の痕跡を消すことで自殺に偽装する筈であった。
で、このトリックの為には「犯人は少なくとも2回は919号室を訪問する必要がある」ワケです。
ただ、管理人は「犯人は3度、919号室を訪れた」と考えています。
何故なら、犯人にとって思いもよらぬイレギュラーな事態が発生した為。
バロンの存在?
いえ、違います。
バロンが化粧室で気絶していた為に、犯人はバロンが919号室に居たことすら知りませんでした。
犯人のイレギュラーな事態とは「玲果がダイイングメッセージを遺していた」こと。
それが8。
玲果は死の直前に犯人を指し示す手掛かりを遺した。
9から犯人の名前と同じ「ガラスの宝石」を手にしていたと考えられます。
此処で10。
本物の「ガラスの宝石」には玲果以外の指紋が残る筈がない。
よって、青のステムにのみ他者の指紋が残っていたことから、これは柏原が用意した偽物である。
これは「事件編」で紅子やミドリたちが触ったもの。
つまり、「青のガラスの宝石」のステムだけが偽物にすり替わっている。
毒を盛られた玲果は犯人を指し示すべく、「青いガラスの宝石」を手にして死亡した。
アリバイを作り、919号室に戻った犯人はこれを見て驚愕。
慌てて、玲果が握っていたステムを奪い去った。
だが、この際に玲果の手に傷が残った。
一旦は会場へ戻った犯人だったが、コンタルンチャの演奏がずれることを知り、もっと良い方法を思いつく。
他の「ガラスの宝石」の破片に紛れ込ませるのだ。
そして、コンタルンチャが演奏中の為に控室が無人になった隙を突き侵入し、ニセモノ入りのアタッシュケースを盗み出す。
919号室に戻ると、赤と緑の本物のガラスの宝石を割り、ニセモノの青のガラスの宝石も割った。
こうして、ステム上は赤、緑、青と揃ったことで誤魔化せると考えた。
さて、ここまでくれば犯人は明らかです。
ダイイングメッセージが指し示すのは「葵」しか居ません。
よって、犯人は「葵」となります。
「葵」のアリバイもこれを裏付けています。
19時10分から19時30分までアリバイなし。
20時から20時10分までアリバイなし。
20時15分から20時30分までアリバイなし。
都合3回、推理と矛盾もありません。
解答フォームの設問からも「葵」が犯人だと思われます。
<ところがどっこい>
ただ〜〜〜し、実は「葵」犯人説にはネックが8つも存在してます。
解答上は「葵」犯人で決まりと思われますが、このネックを「解決編」で如何にクリアするのかが気になりますね。
ネックは次の通り。
1.ホテルの部屋を別名義で予約させたことから、偽物が露見する前から殺害計画が立案されていたこと。
最初から、偽物で騙すつもりは無かった?
2.扉に工作、部屋の電話に工作、さらに携帯を盗み出せたのならば、カードキーを盗み出さなかったのは何故か?
これが出来ていれば、扉に工作する必要はない。バロンも介入できなかった。
3.動機と思われる肝心のガラスの宝石を保身の為に破壊してしまったこと。
4.ガラスの宝石の隠蔽作業についてはコンタルンチャの演奏時間がずれたことで思いついたと考えられる。
つまり、犯人にとって「ガラスの宝石を利用した工作」は明らかに後付だったワケだが、それが工作可能であると知る前の時点(2度目の退室時)でラッチボルトの工作を解除しなかったのは何故か?
解除していれば部屋には入れないワケで、3度目の919号室訪問はあくまで後から思いついた筈なのだが……。
5.バロンが919号室の化粧室で気絶していたが、グラスの中身を処分したと思われる犯人がこれに気付かなかったのは何故か?
6.部屋の外に助けを呼ぶだけの余力も残されていなかった玲果が、ダイイイングメッセージの為にアタッシュケースを開け「青いガラスの宝石」を取り出した後に、丁寧にまたアタッシュケースを閉め直すものだろうか?
7.同様に、電話を特に使用した形跡もないこと。玲果は携帯も部屋の電話も使わなかったのか?
8.そもそも、ステムの工作だが裏に本物と偽物の違いを示す署名がある為にすぐバレる。何故、そんな危険を?
1と3から考えれば、動機は別にあるのか?
2の謎は大きい。
これさえなければバロンに介入されることはなかった。
カードキーから部屋の入退室履歴が残ることを怖れたのか?
5はグラスの中身は802号室で処分したから?
だとすると、中身入りのグラスを抱えて802まで移動したことになるが……。
グラスが空だった行きはともかく、中身の入った状態ではかなり難しいと思われるが。
6については毒が溶け出すタイミングの前に、たまたま青いガラスの宝石だけを取り出していた?
そんなことってあるのか?
7は電話を使う余裕もなかった?
逆に考えれば、葵は自身との接触を他者に知られないように携帯も併せて玲果から奪っていたということ?
6つは理由らしいものを見つけました。
でも、4と8だけは理由が思いつかない。
これにどんな理由があるのか……解決編に期待!!
そんな解決編は2013年3月16日(土)18時より。
注目せよ!!
2013年3月15日追記:
コメントにて「森みどり。」さんより、上記ネックの解決法について教えて頂きました。
そして「STEP4」の「気付いたこと」に関わる重要なロジックもご指摘頂きました。
「森みどり。」さん、ありがとうございます(^O^)/!!
では、最初に「ネック解決法」について。
内容はネック4と8についてです。
まず、ネック4「ガラスの宝石の隠蔽作業についてはコンタルンチャの演奏時間がずれたことで思いついたと考えられる。つまり、犯人にとってガラスの宝石を利用した工作は明らかに後付だったワケだが、それが工作可能であると知る前の時点(2度目の退室時)でラッチボルトの工作を解除しなかったのは何故か?」。
以上のように、管理人は当初の推理だと「ガラスの宝石」は「コンタルンチャの演奏時間がずれたことで思いついた後付の工作」であると考えていました。
これによりネックが発生したのですが……此処に誤りがありました。
犯人は「2度目の訪問時、ダイイングメッセージに気付いた時点」で「偽のガラスの宝石」による工作を視野に置いており、その偽装の為に3度目の訪問を予定していた。
つまり、コンタルンチャの演奏時間がずれたことは犯人にとって想定外であったが、そもそも「偽のガラスの宝石」を盗み出すこと自体は考えていたので、遅かれ早かれ盗難は行われていたワケですね。
当然、部屋に出入りできるようラッチボルトの仕掛けは解除しない。
次にネック8。
これについては、恥ずかしながら「ステム」と「プレート」を管理人が混同してました。
台座部分は「プレート」で持ち手部分である「ステム」。
署名があるのは「プレート」部だから「ステム」には関係がなかったんですね。
これにより、ネック4とネック8は解決。
続いて、「STEP4」の「気付いたこと」に関わる重要なロジック。
何故、葵が「ステム」をトリックに使おうと考えたのか。
それは「葵自身はステムに加倉井家の面々の指紋が付着していたことを知らなかった」から。
加倉井家の面々がステムに触れたとき、葵は来客応対に出て不在でした。
彼らがステムに触れたこと自体を知らなかったワケですね。
つまり「知らないからこそ、工作に用いた」と。
知っていれば工作には用いない。
少なくとも指紋は拭っていた筈。
これをそのまま使用したことが、まさに葵が犯人だと指し示す証拠の1つ。
「知らないからこそ」や「知っているからこそ」はミステリの犯人断定において重要ロジックの1つなのですが……迂闊でした。
でも、これによりさらに「葵犯人説」は確固たるものになりましたね。
追記終わり
<登場人物一覧>
番組ナビゲーター:ナビゲーター(温水洋一)
バロン:私立探偵(三浦俊輔)
南野玲果:被害者、ミステリー作家(東加奈子)
加倉井茂:カクラ出版会長(渡部雄作)
加倉井紅子:カクラ出版社長。茂の長女(原田麻由)
加倉井葵:カクラ出版・総務部。茂の次女(永井若葉)
加倉井ミドリ:ミステリー作家。茂の三女(白井珠希)
南野良夫:玲果の妻(古賀清)
柏原輝幸:骨董店の店主、葵の婚約者(猪野学)
コンタルンチャ・G・フェルナンデス:世界的サックス奏者(KONTA)
大川刑事:捜査一課の刑事(岩谷健司)
田中刑事:大川の部下の刑事(岡部たかし)
(公式HPより、順不同、敬称略)
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いや、管理人様の推理とほぼ同じ推理を展開した人がいらっしゃいましたので、もしかしたら同一かと思っただけでございます。
管理人の“俺”です(^O^)/!!
Re:homsさん
管理人はブログ記事以外では推理を述べていません。
なので、管理人とは違う方ですね。
公式の解答フォームから逆算してもこれ以外ないと思っていた推理ですが「もしかして別の可能性が……」と一抹の不安もありました。
ですが、こうして同じ推理に辿り着いた方が他に居ると聞くとかなり心強いですね。
安心しました(^O^)/!!
Re:名無しさん
現状、管理人的には「これで決まりだ!!」的な推理だと思ってます。
ただ、管理人は「これで決まりだ!!」と思いつつ、外すことも多々あるので不安も残ったり……。
同じところもありますが、私の推理とは若干違いました。
ネックすべて解決できます。
正解かどうかは不明ですが、読ませていただいたので、1個コメントします。
工作の順番、仕方が違いました。
あまり書くと面白くなくなりますので、ご質問がありましたら、返信コメントいただければと思います。
いずれにしても、土曜日が楽しみですね。
私も先日このAXNミステリーを見つけ、推理に参加、応募した者です。
私もそれなりに自分の推理に自信を持って応募を済ませています。
自分の投稿文章を載せる勇気はありませんが、まだ締切までありますので、少しツッコミを入れることをお許しいただけけたら幸いです。
●「4.ガラスの宝石の隠蔽作業についてはコンタルンチャの演奏時間がずれたことで思いついた」
まずこの点ですが、これは誤りであると私は考え指摘します。
ガラスの宝石を破壊して赤青緑全ての破片をぶちまけることによる隠蔽工作は
20:00〜20:10 2度目の訪問時(バロンが気絶した直後、現場に工作しようとした)に思いついていなくてはならないからです。
詳細は省きますが、この時に思いついていないのであれば、現場への工作はこの時点で終了し、あとはドアの細工を外してオートロックをかけているべきです。
あなたも疑問に思っている〜
●「つまり、犯人にとって「ガラスの宝石を利用した工作」は明らかに後付だったワケだが、それが工作可能であると知る前の時点(2度目の退室時)でラッチボルトの工作を解除しなかったのは何故か?」
●「解除していれば部屋には入れないワケで、3度目の919号室訪問はあくまで後から思いついた筈なのだが……。」
〜この部分ですね。
矛盾を感じるのは、前提が誤っているからです。
現場の状況から、もう一度隠蔽工作のためその場に戻ってくる必要性を感じたからこそ、ドアの細工をそのままにしておいた、と考えてみてはいかがでしょう?
その方が筋が通り、4番は矛盾ではなくなります。
コンタルンチャの演奏開始が遅れたから控え室からアタッシュケース(偽)を持ち出せたから、という反論が出てくるかもしれませんが、控え室から持ち出す時間には余裕があります。
演奏開始の遅れの影響で、すぐにアタッシュケース(偽)を持ち出すチャンスが訪れたことにはなります。
しかし、元々20:00開始20:05演奏終了(実際にも5分程度で演奏を終えている)の予定ですので、一度会場に行き関係者の状況を確認、その後控え室へ移動して持ち出そうと考えていたのだと考えます。
演奏を終えたコンタルンチャが何十分も控え室に留まり続けるのは不自然ですから、持ち出すことは可能です。
破壊したガラスの宝石が本物と偽者がごっちゃになった点はまた別の疑問ですが、これにも矛盾のない解答があれば問題ありません。
それはそれ、これはこれ、というやつですよ(?)
以上が、4に対する私の解答ですが、いかがでしょうか。
長文にて失礼いたしました。
●「8.そもそも、ステムの工作だが裏に本物と偽物の違いを示す署名がある為にすぐバレる。何故、そんな危険を?」
ワイングラスは、ワインが入る丸い口「ボウル」、ボウルと台座をつなぐ脚を「ステム」、テーブルに接する台座を「プレート」といいます。
署名があるのは「プレート」の裏部分です。
ステムだけでは、本物偽物の区別がつかないんですよ。
そして葵は家族が偽物のガラスの宝石に触れたことを知らないため、ステムだけなら偽物でも見分けられないと考えたのです。
うん、決め付けて(・∀・)オッケー!
これで疑問に思われていた4と8は大丈夫ですかね。
管理人の“俺”です(^O^)/!!
Re:バロン2世さん
「工作の順番、仕方が違う」とのこと、それと「ネックがすべて解決する」とのこと。
物凄く興味あります。
もし差支えなければ是非、教えて頂ければと思います!!
そして、解決編の放送日である土曜日が近付いています。
ドキドキワクワクしますね(^O^)/!!
Re:森みどり。さん
こちらこそ初めまして(^O^)/!!
ご指摘ありがとうございます。
管理人がネックと感じていたのは次なる推理ステップへの手掛かりだったワケですね。
・2度目の訪問時にダイイングメッセージに気付いた時点で、「偽のガラスの宝石」による工作を視野に置いており、その偽装の為に3度目の訪問を予定していた。
・コンタルンチャの演奏時間がずれたことは犯人にとって想定外であったが、そもそも「偽のガラスの宝石」を盗み出すこと自体は考えていたので、遅かれ早かれ盗難は行われていた。
確かに、この方が自然ですね。
納得です(^O^)/!!
そして、恥ずかしながら「ステム」と「プレート」混同してました。
なるほど、台座部分は「プレート」で持ち手部分である「ステム」とは別なんですね。
署名があるのは「プレート」部だから「ステム」には関係ない。
さらに、教えて頂いて気付きました。
確かに、加倉井家の面々がステムに触れたとき、葵は来客応対に出て不在ですね。
つまり「知らないからこそ、工作に用いた」と。
まさに、葵が犯人だと指し示す証拠の1つ。
その点はダイイングメッセージを隠す為の工作としてしか認識していなかったんですが、迂闊でした。
「知らないからこそ」や「知っているからこそ」はミステリの犯人断定において重要ロジックの1つなのに〜〜〜。
まさに目が覚めた思いです。
これで気にかかっていたネックの4と8は解決しました!!
ありがとうございます(^O^)/!!
犯人は、玲果から正当な理由でカードと携帯を事前に預かり、扉への細工も事前に行っていたと考えています。
玲果が部屋にいるときに細工するほうがリスクもありますし不自然です。
私なりのポイントです。
・動機
・殺害までの手順
・メッセージの中身
・2つのグラス
・繋がらなかった電話
・バロンが最初に見た整然としたシーン
それと、管理人様指摘のネック5は919号室で処分していないので、バロンに気がつかなかったのだと思います。
919号室で処分すれば、自殺と見られなくなるため、802号室で持ち帰ったのだと思います。802号室から微量の毒が検出されたことからも、そのように考えています。
文章を推敲して、土曜日のAMに応募する予定です。
「シェリー酒は死の香り」の感想を探していて、こちらにたどり着きました。
「関係者アリバイ表」から、葵が犯人では?と思いました。
…が、きちんと証拠を推理すると、こういう流れで犯人にたどり着くのですね!
証拠の方は、私にはさっぱりでした。
玲果がガラスの宝石に執着する点、ホテルの部屋のチェックインを代わりにする(作中、親切な人とは描写されていない)点などから、良夫との不倫を考えているのでは…などと、あらぬ方に想像が向かっておりました。
視聴していて気になったのは、エレベーター(エレベーター周辺)には監視カメラがあると思われるので、そのことに触れていて欲しかったです。
知的ゲームに対して無粋かしら。
でも、他がきちんと作ってあったので、ちょっと残念でした。
いよいよ解決篇の放送ですね。
楽しみです。
「シェリー酒は死の香り」で検索し、こちらにたどり着きました。
疑問1は、偽物を玲果が見抜いたときの、万が一のための保険だった、と考えました。
毒入りの氷もそうで、あの時間内に急に用意できるはずがないので。
つまり、玲果があそこで騒がなければ、殺すことはなかった。
パーティのあとで偽物だ!と言ってきたら、また別の手段を考えればいい。
偽物がばれなくても殺す動機があるのはミドリと良夫ですが、この二人はアリバイ表から実行は無理。
また、ガラスの宝石が動機じゃないなら、別にパーティの日に危ない橋を渡ることはない。
何故犯人がカードキーを持ち出さずにテープで細工したのかは、私も疑問です。
2chにも書きましたが、これ、葵と柏原が共犯だとカードキーは説明つくんですよね。
8:00に919号室で二人で待ち合わせ自殺工作する計画、その際、どっちが先に部屋についても、中に入れるように細工が必要だった、ってことです。
なんでバロンが共犯説を否定して単独犯説と断定したのか、が私の最大の疑問です。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
解決編の動画はまだですが、模範解答を早速見て来ました。
どうもネック部分がネックに留まらず次の推理に繋がっていた感じ。
ネックに留めず、もっと突き詰めるべきでした。
やっぱり、管理人は詰めが甘いようです……。
Re:バロン2世さん
コメントありがとうございます(^O^)/!!
ご指摘の通り、ネック5については802号室で処理したと考えた方がしっくりしますね。
納得です。
まだまだ精進が足りないようです。
次回があればリベンジしたい……。
Re:みん258さん
こちらこそ、初めまして(^O^)/!!
>玲果がガラスの宝石に〜〜〜
玲果の不倫ありましたね!!
管理人は見抜けませんでした。
やっぱり、詰めが甘いようです。
これについては研鑽するのみ!!
>視聴していて気になったのは〜〜〜
確かに、エレベーターと言えば監視カメラありますよね。
ホテルの廊下にも監視カメラあるし。
これも考慮に入れていたら、さらに面白い作品になっていたような気がします。
>いよいよ解決篇の放送〜〜〜
結果は如何でしたか!?
Re:五月明衣さん
こちらこそ、初めまして(^O^)/!!
ネック部分がそのまま次の推理のステップになっていた感じですね。
次回があればリベンジしたいです!!
>何故犯人がカードキーを〜〜〜
カードキーについては公式で解答が示されましたね。
携帯に比べ、持ち出すのに難易度が高かったことが理由のようです。
>なんでバロンが共犯説を否定して単独犯説と断定〜〜〜
確かにそうです(^O^)/。
問題設定以外に理由があれば、面白かったように思いますね。