2013年03月21日

【結論の結論!?】「薔薇十字館殺人事件」第10話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【結論の結論!?】「薔薇十字館殺人事件」第10話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

薔薇十字館に集いし、招かれざる客らよ。
主人の勘気に触れた魂は、冥界へと追放された。
残りしは、少年少女に傀儡師が1人。
そして、薔薇の名を保持せし5名の黒影。
彼の中に主人が居りしは真の事か。
ああ、管理人に主人の正体を導かせ給え!!(詠み人知らず)


【「薔薇十字館殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

高遠遥一:ご存知「地獄の傀儡師」。今回に限っては犯人ではない。

白樹紅音:不動高校の教師、呪われし高校伝説に一役買いそうな予感。
佐久羅京:写真家。
祭沢一心:社長。第3の被害者に……。
冬野八重姫:フラワー・アーティスト。
月読ジゼル:歌人。
小金井睦:薔薇園経営者。第2の被害者に……。
禅田みるく:織物師。第4の被害者に……。
皇翔:第1の被害者。バラバラ死体で発見される。
毛利御門:薔薇十字館の執事を名乗る男。

ローゼンクロイツ:高遠に挑戦状を送りつけた怪人物。

<10話あらすじ>

・前回まではこちら。
【遂に結論!?】「薔薇十字館殺人事件」第9話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

遊戯室に拘束されていた筈の高遠が逃げ出した。
高遠の狙いは「自分を陥れたローゼンクロイツの殺害」に違いない。
そう考えた金田一は生き残った招待客たちを呼び集め、全員で行動するように提案する。

だが、実際は空腹など生理現象によりそれも叶わない。
困った金田一は、次善の策として最低でも複数人のグループで行動するよう求める。

一方、招待客の中に潜むローゼンクロイツは金田一の言葉を聞きつつ意外な事態に戸惑っていた。
まさか、高遠に命を狙われるとは思ってもみなかったのだ。
だが、そんなローゼンクロイツに好機が訪れる。

残る最後のターゲットと2人きりになる機会を手に入れたのだ。
これはチャンス!!
高遠の犯行に見せかけて殺害しちゃうぜ!!とばかりに犯行に及ぼうとするが……。

その現場を金田一少年に取り押さえられてしまう。
金田一の背後には高遠を含めた他の招待客たちの姿も!!

すべては金田一たちによる罠だったのだ!!

金田一は「ローズグランドホテル」の火災事故が動機となっていると語る。
ローゼンクロイツは「美咲 蓮花」の仇を討つべく行動しているらしい。
だが、復讐対象者が「あの場に居た」「薔薇の名前を持つ人物」ということしか知らなかったと主張。
その為に、怪しげな招待状をばら撒き、後ろめたい想いを抱いたメンバーを呼び集めたのだ。
その上で、「美咲」と「蓮花」の薔薇を使い仇を選別した。

金田一によれば、ローゼンクロイツだけが招待客の名前の法則から外れるそうだ。
そして、3つのおかしな発言によりその人物の正体を突き止めたのだと宣言する―――11話に続く。

<感想&推理>

新シリーズ「薔薇十字館殺人事件」第10話です。
20周年記念のラストを飾る作品ということで、今回も力が入りまくりでしたね。
なんといっても雰囲気がいいですね、やっぱり「館モノ」は偉大です!!

さて、ジゼルにならってそれっぽい詩(冒頭の赤文字)で始まったこの記事ですが。
あの詩の内容は「要は誰が犯人やね〜〜〜ん」と言うこと。
つまり、管理人的には未だ明確に判断できない状態にあります。

ちなみに先に言っておくと、ここからかなりメイソウスルヨ。

今のところ、怪しいのは「佐久羅」と「ジゼル」。
で、管理人は8話で「佐久羅」、9話で「ジゼル」説を展開したワケです。
もっとも、それ以前には1話時点で「白樹」、7話時点で「毛利」を指摘しており、ふらふらと容疑者を変更し続けて来てるのですが……。

えっ、「前回、犯人をジゼルとか断言してた」のはどうなった?
しーっ、駄目駄目、それを言っちゃダメ!!
取り敢えず、早まったなぁと後悔して無かったことにしようとしてるんだから。
えっ、過去記事が存在している限り無理?
流石にそれは……ハハハハハハハハハハハハハハハ(笑って誤魔化そう)。

もう正直に言うと、「佐久羅」と「ジゼル」の間でブレまくってます。
この時点でも全然分からない。
9話時点では「ジゼル」だと思った。
ところが、10話時点では「佐久羅」だと思う。
そんな感じ。

9話では禅田殺害の件でジゼルだと思った。
でも、10話のローゼンクロイツの口調は完全に男。
それと、10話にて佐久羅が発言した「薔薇の毒が雨で洗い流される」。
これは「薔薇の毒が毛細管現象を利用したものではなく、後から塗られたものと知っているから」と言えなくもない。
つまり、犯人しか知らない情報を知っている。
なので、佐久羅のような気がする……。

もともと9話で述べていたように、ジゼル犯人説を支えるのは禅田殺害時の「テーブルと弓矢」の件のみ。
ただ、これは「そんな現場だっただけです〜〜〜」で済まされちゃう恐れがある。
かといって、佐久羅が犯人である確固たる描写があるかと言うと……。

・祭沢死体発見直後、青薔薇を餌に誘い出されたにも関わらずカメラを忘れていたカメラマン。
・状況証拠になるが、禅田殺害時にジゼルたちが気付いた騒ぎを知らなかった。
・本当に高遠がローゼンクロイツならば鍵を持っている筈だが、それを無視して部屋に拘束しようとしたこと。
・実はナイフを隠し持ってた。

どれも割と曖昧なんだよなぁ……。

肝心の名前については―――。

月読ジゼル:ジゼル
佐久羅京:サクラ、京(みやこ)

「ミヤコ」にも関わらず「キョウ」と名乗っているから、ニセモノだ!!
そう言えば、佐久羅は他のメンバーと面識がない。
だから、本物と入替ったんだ……的なモノで佐久羅の方がありえそう。

ちなみにトリックについては何度も述べていますが、どちらでも可能。
これについては7話ネタバレ批評(レビュー)を参照頂きたい。

【犯人を絞り込みました!!】「薔薇十字館殺人事件」第7話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

現状、10話の描写が加わったことにより、全体的に佐久羅優位と再判断致します。
なので、犯人は佐久羅で!!

ただ、テーブルの伏線が活きていればジゼル犯人だよ(当たり前)。

ええい、ついでだ。
屋敷の構造がはっきりするまでは毛利が犯人の可能性も追加で。
もういっそのこと、白樹も加えておこう。

これで万全の布陣だ、わっはっはっは。

ちなみに、高遠の異母妹は既に故人のような気がしますね。
父の発言「死ぬまで会えない」=「死ななければ会えない」ということか。
これがローズグランドホテルの火災に絡むのか、そもそも全く関係ないのか。

【10話感想】

冒頭でも述べたけど、今回も面白かったですね。
ただ、10話まで読んでの感想だけど、本作は「難易度が高い」のではなく「手掛かりとなるべき絶対的な情報量が少ない」ような気がするなぁ。

そもそも館内は十字で見通しがいい筈なので「1階ホール中央の白樹と南に居た佐久羅が互いにアリバイを証言」したり「地下ホール中央の毛利と南に居た高遠が互いにアリバイを証言」出来たりしても不思議ではない(一直線上に居る筈)のに、それをしないし。
「ローゼンクロイツ」に呼び出された以上、周囲を警戒しても不思議ではないと思うが。
全員が揃いも揃って、天井でも眺めていたのだろうか……。
この為に、現状だと結構恣意的に全員のアリバイを崩すことが可能なのが不安要因。

でもって、何より主張したいことが1つ。
持ち物検査をすべきでしょう。

10話は此処まで。
以上を踏まえつつ、11話に期待!!

ちなみに「香港九龍財宝殺人事件」が2013年1月12日土曜日にドラマ放送されました。
ドラマ版について詳しくはこちらをどうぞ!!
ドラマ版はブルーレイ、DVDも発売とのこと、興味のある方はアマゾンさんのリンクを下記に用意したのでどうぞ!!

ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さらに「リアル脱出ゲーム」さんとコラボすることも判明。
タイトルは「からくり館からの脱出」とのこと。
さらに「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」イベントも開催予定。
こちらも注目です!!

超イベント開催判明!!「金田一少年の事件簿×リアル脱出ゲーム『からくり館からの脱出』」とは!?

「金田一少年の事件簿」ファンは鳥取へ向かえ!!「若桜町ミステリーウォーキング 〜消えた金田一少年を追え!!〜」が2012年11月3日、4日開催予定!!

◆「薔薇十字館殺人事件」関連過去記事
「薔薇十字館殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【トリック予想開始】「薔薇十字館殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第1回犯人予想】「薔薇十字館殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第2回犯人予想】「薔薇十字館殺人事件」第4話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【薔薇密室のトリックに挑戦!!】「薔薇十字館殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【第4の殺人トリック予想】「薔薇十字館殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【犯人を絞り込みました!!】「薔薇十字館殺人事件」第7話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【いよいよ佳境】「薔薇十字館殺人事件」第8話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【遂に結論!?】「薔薇十字館殺人事件」第9話(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「薔薇十字館殺人事件」は2012年12月26日より「週刊少年マガジン」にて連載開始!!

「金田一少年の事件簿」20周年記念最終エピソードのタイトル判明、その名も「薔薇十字館殺人事件」!!遂に「あの人」も登場!?

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

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◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。


◆金田一少年の事件簿シリーズ映像作品はこちら。
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