2013年04月03日

東京創元社さんにて創立60周年を記念した読者アンケート「あなたが選ぶ東京創元社のBest 1」企画が実施中!!

2014年に創立60年を迎える東京創元社さんが、60周年を記念して読者アンケートを実施中です。

その名も「あなたが選ぶ東京創元社のBest 1」!!

ズバリ、テーマは「我々読者が選ぶ東京創元社既刊本ナンバー1」。
あなたが読んで面白かったと思った東京創元社さんの本を公式サイトにて回答すればオーケー。

具体的な回答項目としては「氏名、年齢、性別、住所、電話番号、文庫及び単行本など東京創元社の好きな本3冊(最低1冊は必須)とその理由(1冊につき100字以内)」(公式HPより)とのこと。

さらに、コメントを東京創元社さんの公式HPにて使用して貰える可能性もあるらしい。
採用されたコメントの主には粗品もプレゼントだそう。
これは回答するしか!!

ちなみに、回答期間は2013年4月1日〜5月31日。
結果については、2014年開催予定の「東京創元社創立60周年フェア(仮)」で発表されるとのことで、フェアが開催されることも分かりますね。
こちらも注目です!!

◆関連過去記事
クリスマスプレゼントには「東京創元社 文庫解説総目録」をどうぞ!!12月24日発売です

「東京創元社文庫解説総目録」です!!
東京創元社文庫解説総目録



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posted by 俺 at 07:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリイベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
創元社の本の中で一番印象に残っている本は、こちらでも紹介されていた『競作 五十円玉二十枚の謎』でしょうか。

日常の中で起こった非日常的な出来事を題材とした困難な課題でありながら、様々な発想による魅力的な物語が楽しめたのは衝撃でした。
ハードカバーの本を立ち読みで衝動買いすることなど滅多にないので探せばどこかに埋まってると思うのですが今はどこにあるのやら(苦笑)。


古典文学から選ぶなら『吸血鬼カーミラ』ですね。

表題作はドラキュラよりも前に発表された吸血鬼ものですし、女性吸血鬼の物語は現代でもあまり多くないので稀少な作品の1つとして知られています。
主人公の回顧録のような形で物語が進行するので主人公が知りうることしか描写がされておらず、根元的な謎が最後まで解明されないという欠点はあるものの、それが独特のリアリティーを醸し出して読者の想像力を刺激する要因となり評価を高めているようです。
カーミラを絶対的な悪として受け入れることができない主人公の心情は主観と真実の乖離を浮き彫りにしており、個人の価値観を理解しないまま忠告をしては効果を得られないのだというシビアな現実に通じるものがあります。
ほんのり百合風味というのもファンを増やす要因になったのかもしれませんね(笑)。
Posted by 和泉 at 2013年04月04日 02:19
Re:和泉さん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

『競作 五十円玉二十枚の謎』は衝撃的な作品ですよね。
「日常の謎」と著者の数だけ解がある「多重推理」の両方を兼ね備えた名作だと思ってます。
トップ3を狙える作品の1つと言えそう。

『吸血鬼カーミラ』は書名は知っていましたが恥ずかしながら未読の作品だったりします。
これを機に調べてみたのですが、短編集収録だったんですね。驚きました。
主人公視点であることで生じるリアリティと、主人公視点だからこそ生じる価値観の相違ということで、ある種の「哲学」を描いた作品のように感じました。
さらに「百合」も描いているとは……先進的。

興味が湧いて来ました。
捜して読んでみようと思います(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年04月05日 00:24
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