その名も「あなたが選ぶ東京創元社のBest 1」!!
ズバリ、テーマは「我々読者が選ぶ東京創元社既刊本ナンバー1」。
あなたが読んで面白かったと思った東京創元社さんの本を公式サイトにて回答すればオーケー。
具体的な回答項目としては「氏名、年齢、性別、住所、電話番号、文庫及び単行本など東京創元社の好きな本3冊(最低1冊は必須)とその理由(1冊につき100字以内)」(公式HPより)とのこと。
さらに、コメントを東京創元社さんの公式HPにて使用して貰える可能性もあるらしい。
採用されたコメントの主には粗品もプレゼントだそう。
これは回答するしか!!
ちなみに、回答期間は2013年4月1日〜5月31日。
結果については、2014年開催予定の「東京創元社創立60周年フェア(仮)」で発表されるとのことで、フェアが開催されることも分かりますね。
こちらも注目です!!
◆関連過去記事
・クリスマスプレゼントには「東京創元社 文庫解説総目録」をどうぞ!!12月24日発売です
【関連する記事】
- 「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の歴史を追体験せよ!!企画展が開催中!!
- 海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」さんにて「ベスト・オブ・メンタリ..
- 【2016年4月、5月】「泡坂妻夫先生展示会」が豊島区立中央図書館さんにて開催中..
- 火村英生ファンは集うべし!!「探偵たちの夕べ」第7弾は『あるいは四風荘殺人事件』..
- 金田一耕助同士による熱い競演が始まる!?「横溝正史と謎解き映画の快楽2 本格推理..
- 宝島社刊『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』の著者・城山真一先生、サイン会開催と..
- 漂うは血の香り!?「金田一少年の事件簿R」リアル謎解きゲーム第4弾「死忌神村伝説..
- 【2015年度】今年も既に始まっていた!?「巡・金田一耕助の小径」に注目せよ!!..
- 気分はまさにリアル「かまいたちの夜」!?宮城県大崎市にて「鬼首の夜」が開催!!
- 【2015年9月13日】松本清張先生『砂の器』で有名なテーマ曲「宿命」の演奏会が..
- 【2015年】「クリスティ」が「ホームズ」に再び変身!?「パブ・シャーロック・ホ..
- 【2015年7月30日まで】東京創元社さんにて、カーリン・イェルハルドセン著『お..
- 【2015年】早川書房さんにて「ハヤカワ文庫 夏に読もうフェア」開催!!
- 東京創元社さんにて、リンジー・フェイ『ゴッサムの神々』を3名にプレゼントする企画..
- 2015年5月16日、公開セミナー「ミステリー×インターネット」が紀伊國屋書店札..
- 北村薫先生『太宰治の辞書』(新潮社刊)刊行記念が東京創元社さんにて開催中!!「や..
- 【2015年】「東京創元社 2015年新刊ラインナップ説明会」申込締切日迫る!!..
- 【賞金100万円】WEB連動型リアル宝探しイベント「虚空の城」は2015年3月3..
- 2015年はポアロがブームに!?先駆けとなる「カフェ・ポアロ」が期間限定でオープ..
- 怪盗キッドが「リアル脱出ゲーム」に予告状!?その正体は12月24日0時に明かされ..
日常の中で起こった非日常的な出来事を題材とした困難な課題でありながら、様々な発想による魅力的な物語が楽しめたのは衝撃でした。
ハードカバーの本を立ち読みで衝動買いすることなど滅多にないので探せばどこかに埋まってると思うのですが今はどこにあるのやら(苦笑)。
古典文学から選ぶなら『吸血鬼カーミラ』ですね。
表題作はドラキュラよりも前に発表された吸血鬼ものですし、女性吸血鬼の物語は現代でもあまり多くないので稀少な作品の1つとして知られています。
主人公の回顧録のような形で物語が進行するので主人公が知りうることしか描写がされておらず、根元的な謎が最後まで解明されないという欠点はあるものの、それが独特のリアリティーを醸し出して読者の想像力を刺激する要因となり評価を高めているようです。
カーミラを絶対的な悪として受け入れることができない主人公の心情は主観と真実の乖離を浮き彫りにしており、個人の価値観を理解しないまま忠告をしては効果を得られないのだというシビアな現実に通じるものがあります。
ほんのり百合風味というのもファンを増やす要因になったのかもしれませんね(笑)。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
『競作 五十円玉二十枚の謎』は衝撃的な作品ですよね。
「日常の謎」と著者の数だけ解がある「多重推理」の両方を兼ね備えた名作だと思ってます。
トップ3を狙える作品の1つと言えそう。
『吸血鬼カーミラ』は書名は知っていましたが恥ずかしながら未読の作品だったりします。
これを機に調べてみたのですが、短編集収録だったんですね。驚きました。
主人公視点であることで生じるリアリティと、主人公視点だからこそ生じる価値観の相違ということで、ある種の「哲学」を描いた作品のように感じました。
さらに「百合」も描いているとは……先進的。
興味が湧いて来ました。
捜して読んでみようと思います(^O^)/!!