2013年04月22日

「ガリレオ」第2話「指標す(しめす)死を呼ぶ水晶振り子!変人VS美少女」(4月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ガリレオ」第2話「指標す(しめす)死を呼ぶ水晶振り子!変人VS美少女」(4月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

湯川(福山雅治)は、どんなことでも祖母からもらった水晶の振り子に相談して決めているという女子高生・加奈子(川口春奈)と出会う。きっかけは、一人暮らしの老婦人が自宅で殺害された事件だった。被害者宅からは、隠し財産の金の延べ棒がなくなっており、強盗殺人事件と思われた。遺体発見当日、被害者宅から離れた場所で、彼女の飼い犬の死骸が発見されていた。その死骸を、水晶の振り子の力で見つけたのが加奈子だった。美砂(吉高由里子)から、この事件について相談を受けた湯川は、加奈子の行為は科学的には認められないダウジングだと推察。振り子のダウジングに興味を抱いた湯川は、加奈子が犬の死骸を見つけた時と同じ道をたどり、その正体に迫ろうとする。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

近隣の高校に通う学生に人気の「門松パン」。
店主である門松は学生たちから慕われていた。

そこに1人の少女の姿があった。
彼女の名は加奈子。
加奈子も門松を慕う1人である。
だが、今日の彼女は浮かない顔をしていた。
憧れの先輩から交際を申し込まれ、受けるべきかどうか悩んでいたからだ。
懐から水晶の振り子を取り出す加奈子。
「尋ねてもいいですか?」
振り子に向けてそう尋ねると、振り子は大きく円を描き始めた。
「OK」のサインである。
そして彼女は意識を集中した―――結果は「NO」であった。

数日後、湯川の研究室に美砂の姿があった。
またも難題を持ち込んで来たのだ。

野平ミツコという老女が殺害された。
犯人の目的はミツコが隠していた金の延べ棒を奪うことと思われた。
強盗殺人である。
ミツコが飼っていた「クリちゃん」という犬が消えており、数日後、こちらも死体で発見された。

この「クリちゃん」が発見された過程が難題であった。
なんと、振り子(ダウジング)により発見されていたのだ。

経緯はこうである。
野平ミツコ殺害事件の捜査に携わった美砂は現場付近で怪しい行動を示す女子高生・加奈子に出会った。
加奈子に興味を抱いた美砂は彼女を尾行。
加奈子は夜に自宅を抜け出すと、水晶の振り子を用い何かを捜し始めた。
T字路などで都度都度水晶にお伺いを立てていたらしい。
そして、「クリちゃん」に辿り着いたのだ。

「クリちゃん」は農薬入りの餌を食べさせられたらしい。
遺骸の歯からは何者かの血液が検出されており、おそらく犯人を噛んだものと思われたが……。

これを聞いた湯川は強く興味を惹かれ、調査に乗り出す。

数日後、友人に誘われ「門松パン」へ向かう加奈子。
だが、その表情は何処か暗い。
「門松パン」内には先輩が居た―――だが、加奈子以外の女子生徒とにこやかに笑っていたのである。
どうやら、加奈子にフラれた後で、別の生徒に告白し交際を始めたらしい。
「誰でも良かったんじゃん!!」
憤慨する友人の隣で加奈子は「断って良かった」と胸を撫で下ろす。
そんな加奈子に「門松パン」のオヤジは笑顔で話かける。
だが……途端に加奈子の表情が曇ってしまうのであった。

死亡推定時刻から、ミツコが日中に殺害されていたことが明らかになった。
犯人は昼のうちにミツコを殺害すると、クリちゃんに農薬入りの餌を与えた。
その後、夜に戻って来て金の延べ棒を捜したようだ。
問題は、犬の死骸を何故遺棄したかである……。

一方、加奈子は何故か「門松パン」を執拗に避けていた。
そんな加奈子を美砂は湯川のもとへ招待する。

湯川は加奈子のダウジングの真偽を確かめようとしていた。
「犬の死骸を捜すことが正しいかどうか振り子に尋ねたんだね?」
「はい」
湯川の問いに正直に答える加奈子。

次いで湯川は振り子を何に使ったかを問う。
加奈子は先輩から告白されたが振り子に尋ね断ったことを話す。
しかも、断った直後に先輩が別の女子と交際を始めたことも。
振り子は加奈子にとって常に正しいらしい。

湯川は真犯人の名前を振り子に教えて貰おうと提案する。
50音表を取り出し、振り子を使用するよう告げる湯川。
加奈子は「犯人の名は教えられない」と一旦躊躇したものの、答えを示し始める。

「あ行」が終わり「か行」に差し掛かった時、異変が起こった。
振り子が揺れ始めたのだ。
犯人の名、その初めの1文字は「か」らしい。
これを見た湯川は真実に辿り着く。

数時間後、美砂は「門松パン」のオヤジを問い質していた。
門松は逃走を図ろうとするが、捕まることに。
その足には、犬の噛み傷があった。
後に、ミツコが所持していた金の延べ棒が門松の自宅から発見された。
ミツコ殺害の犯人は門松だったのだ。

門松が「クリちゃん」を捨てた理由は、死の直前に「クリちゃん」に噛まれたことであった。
「クリちゃん」は最後の力を振り絞り、番犬として一矢報いたのだ。
「クリちゃん」の歯から自身のDNAが検出されることを怖れた門松が遺棄したのだ。

こうして事件自体は解決した。
だが、1つ謎が残った。
加奈子のダウジングである。

湯川は実証実験を始める。
振り子を支え棒に吊るす湯川。
すると、吊るされた振り子は揺れ始めた。
実は支え棒に振動がかけられていた。
いわゆる“共振現象”である。

つまり、振り子を支えていた加奈子こそが揺らしていたのだ。
「これを不覚筋動と言う」と語る湯川。
どうやら、加奈子自身は無意識のうちに揺らしてしまうようだ。

湯川は次の2点から、真相に気付いていた。

まず、加奈子は「なぜ、歩いて行ける範囲に犬が居ると思ったのだろうか」。
「クリちゃん」は電車や車がないと届かない場所に捨てられたかもしれないのに、加奈子は初めから徒歩であった。

さらに、加奈子は「犬の死骸を捜すことが正しいかどうか」を振り子に尋ねていた。
つまり、初めから「クリちゃん」が死亡していることを知っていたのだ。

これに加奈子は真相を語り始める。
ミツコが殺害されたあの夜、空き地で何かを投げ捨てる門松の姿を目撃した。
翌朝、ミツコの死が明らかになり、「クリちゃん」が消えたことを知った。
加奈子は普段と様子が異なっていた門松の姿を思い出した。
「まさか……」と思った加奈子。

加奈子は自身が慕う「門松パン」のオヤジが犯人であるとは認めたくない。
だが、加奈子はミツコとも親しかった。

そこで、「門松パン」のオヤジを追い詰めることになるかもしれないと不安を抱きつつ、「あの晩、門松が捨てたものを確認しても良いか」を振り子に問いかけながら進んでいたのである。

先輩からの交際を断ったのも、その本質を無意識に見抜いていたのだろう。
振り子の結果には、加奈子の良心が反映されていたのだ。

「しっかりした子ですよね〜〜〜」
湯川の研究室、其処に美砂の姿があった。
美砂の報告を黙って聞いている湯川。
2人の距離は少し縮まったようである―――3話に続く。

<感想>

遂に放送された「ガリレオ」。
原作は『ガリレオの苦悩』(文藝春秋社刊)収録『指標す』。
過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『ガリレオの苦悩』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

その第2話『指標す』。

オリジナル要素が加えられていましたね。
内海が美砂に変更されていた上に、登場人物の名前が変更。
さらに、原作と犯人が異なっています。
興味のある方は上記の過去記事ネタバレ書評(レビュー)をどうぞ!!

管理人的にはドラマ版の方が好きですね。
エンタメ性が強調されつつ、分かりやすい。
それと原作通りだと、もっと悲しい結末になってしまうので。
ドラマ版、かなり良かったと思います。

ちなみに次回の3話は原作『心聴る』のドラマ化。
『虚像の道化師 ガリレオ7』収録の短編です。
『心聴る』には「注意書き」が加えられており、印象的な作品です。
ただ原作は淡泊に過ぎるところがあり、ドラマとして膨らませ易そうなので期待!!

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